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クランプオン式超音波流量計 Caloriena

クランプオン式超音波流量計 Caloriena(カロリーナ)は、従来測定不能だった微小流量(流速)をも測定可能になった温度計測できる流量計です。パイプの外側から非接触で流体温度計測できます。

Caloriena

クランプオン式超音波流量計 Caloriena

  • 超高分可能 低流速感知:0.003m/s!
  • 高精度 流量精度±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)!
  • 通水したまま「ゼロ点校正」が可能!
  • 流速計測範囲:0.003m/sec~20m/secで夜間最小流量の継続監視等、配水小ブロック管理など漏水防止対策の推進をサポート致します。
  • オールステンレス製(センサー部)で、可搬式でも御好評いただいています。
  • 対応パイプ口径 6A~1000A
  • コントローラー1台でセンサー3台まで計測可能!
  • 3点(2点)計測の場合、独立又は平均計測を行います。

設置イメージ図

仕様

流量計:SUS304(接水部SUS316製)
対応パイプ口径6A~1000A
アナログ出力:流量DC4-20mA
温度DC0-5V
防水性能:センサー部 IP68

資料

パンフレット/PDF A4(2.04MB)

かろりーな

製品パンフレット PDF(397KB)

 

設置前

設置

  1. センサーを設置する位置を中心に配管の清掃を丹念に行う。
    配管清掃
  2. 配管清掃後、センサーに接触媒質を塗布して、所定配管箇所に仮設置する。仮設置用固定バンドにてセンサーの設置を行う。(鋳鉄管又は鋼管にはセンサー磁石で対応)にて行う。
    ※センサー設置位置は配管の真上は避けること(エアー溜まりを避ける)。
    ※センサーの固定を仮バンドを使用することにより、効率よく作業を行える。
    センサー仮設置
  3. 配管にセンサーが仮設置できたらコントローラとセンサーを接続。エコー状態をチェックし、必要ならセンサーを別箇所へ仮設置し、エコー状態の最も優れている箇所をさがす。
    センサー取付位置選定
  4. センサー設置箇所が確定したら、接触媒質を適正量塗布し、仮設置用バンドでセンサーを仮固定し、本設置用SUSバンドを取付けてセンサーをしっかり固定する。センサーを本設置できたらエコー状態を確認し、問題なければ、約30分エイジングを行う(事前にエイジングを行っている場合、30分のエイジングは必要ないが、15分程度のエイジングは必要)。
    ※SUSバンドの締め込み状態として、締め過ぎに注意(バンドを締めすぎるとセンサーと接触媒質の適正計測状態から逸脱する恐れがあるため)
    センサー本設置
  5. エイジングが終わるとコントローラに必要情報を入力し、ゼロ調整を行う。この時、配管内に、水流が有るか無きかにより、ゼロ調整の方法に違いがある。
    [水流が無い場合]静的チューニングを行う。
    [水流が有る場合]コントローラのオフセット値にゼロを入力した上で、BNCの「正負」接続を「負正」に接続(いわゆるテレコにし)し、正⊿t値と負⊿t値の差値÷2=0.5の場合、誤差が「0.5」の為、オフセットに「-0.5」を入力しゼロセット完了となる。
    ゼロ調整
  6. ゼロ調整が終わり、正常に計測できれば、接触媒質の乾き等を防止する為、センサーに密封コーティングを行い、センサー専用ゴムカバーを被せて設置完了。
    ※屋外の場合、センサーに密封コーティングを行った上で、センサーを風雨等から防護する防護カバーを設置し防護カバーにも、コーティングを行うが、防護カバーのコーティングの際、雨水を排水する穴を数箇所設ける。
    センサーコーティング

※試運転の際、専用ケーブルを通線する電線管の口径を出来るだけ余裕のある物に選定頂くことを要指示。(通線管が90度曲がり等あれば、管口径がタイトの場合、通線できない恐れがあります)

 

 

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