【目 次】

  1. 挿入式超音波流量計 ULSONA LTの主要特徴
  2. ULSONA流量計の設置例
  3. ULSONA LT流量計の計測条件
  4. 選べる設置スタイルの具体例(①~③パターン)
  5. ULSONA LTとULSONA(DT)の違い
  6. ULSONA LT流量計の仕様
  7. クラウド対応 残留塩素濃度計付流量計ULSONA計
  8. ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型自動排水装置(New)
  9. MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)
  10. 空気弁の適切な設置基準|安全で安定した管路網の構築
  11. MC 異径相フランジ Φ200~Φ75 7.5K~20K フランジ厚み:全口径35mm
  12. ULSONA LT の設置要領
  13. ULSONA LT カタログ・図面のダウンロード
  14. ULSONA流量計 よくある質問(FAQ)

 

高耐久・オールステンレス仕様|ULSONA LT

湿潤なマンホール内や屋外配管など、腐食リスクの高い環境下での長期運用を想定した「ULSONA LT」モデルです。
接液部およびセンサー筐体に「オールステンレス」を採用することで、優れた耐食性と堅牢性を確保しました。経年劣化による錆や腐食トラブルを未然に防ぎ、機器の交換サイクルを延伸。メンテナンス頻度の低減とともに、インフラ管理におけるトータルコストの圧縮に貢献します。

挿入式超音波流量計ULSONA LTのライジングPR用画像です。

ULSONA LT

ULSONA DT

ULSONAクラウド

ULSONA流量計のご紹介

不断水設置

漏水調査

残留塩素濃度計付ULSONA流量計

ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型自動排水装置(New)

流量計の更新

過酷な現場環境でも断水不要。強靭なステンレス筐体が支える、持続可能な遠隔監視網

マンホール内や多湿な地下ピットなど、維持管理が困難な現場の課題を解決する「ULSONA LT」。断水を伴う大規模な付帯工事を回避しつつ、既設管へのスムーズな後付け設置が可能です。IP68準拠の完全防水仕様とクラウド連携により、職員の巡回負担を大幅に軽減し、安全で確実な水運用体制を構築します。

悪環境でも断水なしで設置可能なULSONA LT流量計と、行政の維持管理業務を効率化する遠隔監視システムのイメージ

次世代へ繋ぐ、持続可能な水インフラの構築

不断水設置のULSONA流量計による水道インフラDXのイメージ

水道は、日々の暮らしと生命を支える最も重要なライフラインです。しかし、施設の老朽化や人口減少に伴う維持管理の課題は、全国の自治体にとって喫緊のテーマとなっています。
私たちは「守る、繋ぐ、未来の水」という理念のもと、高耐久性を追求した「ULSONA LT流量計」をはじめとする先進技術でこれらの課題に向き合います。過酷な環境下でも長期安定稼働する堅牢なセンシング技術により、限られたリソースでの効率的なインフラ保全を実現し、子供たちが暮らす未来の街へ、安全で安心な水を安定供給し続ける体制づくりに貢献します。

超高精度計測はそのままに、ポータブルタイプで埋設深度フリーを実現

管路の埋設深度にその場でジャストフィット。 挿入型超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)ロッド交換型」。

埋設深度を問わず設置可能なロッド交換型超音波流量計ULSONAの特徴と導入メリットの解説画像。

現場が変われば、配管口径も、埋設深度も変わる。 これまでのULSONAセンサーは「その現場専用」に作られるため、次の現場では流用できない。 そんな水道現場の“非効率なコスト”を、解消しました。

継足しロッドと交換ロッドを組み合わせることで、対応口径Φ75~Φ1000、ロッド長500mm~3000mmの範囲内であれば、どんなに深い、あるいは浅い埋設環境でも、理想的な計測ポイントへセンサーを確実に配置できます。現場での「合わない」といった施工トラブルを未然に防ぎます。

現場のDX化を強力推進!高精度・クラウド連携を備えたULSONA流量計ロッド交換型の紹介画像。
項目適用・対応範囲導入効果
対応口径Φ75 ~Φ1000継ぎロッドと交換ロッドの組み合わせにより、浅層から深層まで理想的な計測ポイントへセンサーを確実に配置。現場での施工トラブル(「合わない」など)を未然に防止します。
ロッド長500mm~3000mm
未来の水インフラを守り繋ぐという企業メッセージ。街中で佇む2名の女性のイメージとともに、持続可能な水道事業への貢献と「ULSONA LT流量計」の役割を表現。

過酷な地下ピットから広がる強靭な監視網。
完全防水モデルが支える漏水対策

管路網の有収率向上には、環境の厳しい地下施設を含めた網羅的な監視網の構築が急務です。オールステンレス製でIP68の防水性能を持つ「ULSONA LT」は、水没リスクのあるマンホール内や既存の補修弁・サドル付分水栓へ安全に設置できます。地下の悪環境下でも高精度データを「ULSONA CLOUD」へ確実かつリアルタイムに送信し、大規模工事不要で費用対効果の高い漏水監視体制の早期確立に貢献します。

完全防水のULSONA LT流量計を活用した、地下マンホール等における漏水対策とクラウド監視網の構築イメージ

ULSONA LTの計測業務等について

当社では、お客様のニーズに応じて、計測業務(計測期間:24時間~3週間程度)を承っております。製品の設置費用や計測費用に関して、WEB上では十分に説明しきれない情報もあるかと思いますので、まずはお気軽にご相談ください。お客様のご要望に応じて、可能な限りのご提案をさせていただきます。

【製品紹介】ULSONA流量計シリーズ(DT/LTタイプ)

挿入式超音波流量計「ULSONA」シリーズのラインナップをご紹介します。
標準モデルでありながら多機能な「DTタイプ」と、オールステンレスセンサーを採用し耐食性を極めた「LTタイプ」の2機種を展開。それぞれのセンサーユニットに最適化された高性能変換器(コントローラ)と組み合わせることで、上水・下水・農業用水など、あらゆる水処理現場の計測ニーズに柔軟に対応します。

ULSONA流量計シリーズ(DTタイプ・LTタイプ)の製品紹介。標準モデルのDTタイプ、高耐久モデルのLTタイプのセンサー部および変換器の写真を掲載した総合案内。

「守る、繋ぐ、未来の水。」
千代田工業株式会社が提供する「挿入式超音波流量計 ULSONA LT」は、既存インフラへの負担を最小限に抑えつつ、高度な水管理を実現します。
配管への穿孔のみで設置可能な「簡単設置」、流速分解能0.003m/secを誇る「高精度」、タッチパネルによる「簡単操作」、そしてクラウドを通じた「遠隔監視」。これら4つの特長が、維持管理業務の効率化と持続可能な水道事業の運営を強力にサポートします。

挿入式超音波ULSONA LT流量計の御説明カタログの表紙画像です。
ULSONA LT のご紹介<10ページ> PDFファイル
ULSONA(DT・LT)のご紹介<22ページ> PDFファイル

悪条件の現場も断水回避と工期短縮。
3つの既設設備を活用する「強靭な不断水設置」

【断水・給水停止が不要】
生活インフラを維持したまま設置可能な「不断水工法」に対応。水没リスクのあるマンホール内など、作業環境が厳しい現場でも地域への影響をゼロに抑えます。

【付帯工事コストの圧縮】
「サドル付分水栓(50A)」「フランジ補修弁(Φ75)」「ボール式消火栓(65A口金)」の既存設備へ直接マウント可能。大がかりな土木工事やバイパス管の敷設費用を大幅に削減します。

【迅速・安全な現場施工】
高耐久なLTモデルは、狭小空間や多湿環境でもスピーディーに組み込み可能。限られた工期内で、作業員様の負担と安全リスクを最小限にとどめます。

挿入式超音波ULSONA流量計の酢断水設置カタログの表面画像です。

IP68準拠の防水性能|冠水リスクに備える堅牢設計

地下ピットやマンホール内への設置において、予期せぬ冠水や浸水は避けられないリスクです。
ULSONA流量計は、防塵・防水の保護等級において最高クラスとなる「IP68相当」の性能を備えています。水中での常時使用を目的としたものではありませんが、万が一の水没時にも機器内部への浸水を防ぎ、計測機能の維持と故障リスクの低減を図ります。激甚化する気象災害(ゲリラ豪雨等)へのBCP対策としても有効な、高信頼性のインフラ監視デバイスです。

IP68防水性能を備えたULSONA流量計の水中イメージ。水没環境下でも稼働する堅牢な設計と、不断水設置・頑強設計・超高精度測定・クラウド遠隔監視の4つの特長を紹介。

過酷な高水圧にも耐え抜く。1MPa(10K)対応のオールステンレス強靭設計

ポンプ室や基幹管路など、常時高い水圧が負荷される環境でも確実な計測を維持する「ULSONA LT」。耐水圧1MPa(約10K/3種)を標準クリアした接液部オールステンレス構造が、長期にわたる安全な運用を可能にします。

ポンプ設備などの高水圧環境にも耐えうる、1MPa対応オールステンレス製ULSONA LTの設置イメージ

ULSONA流量計:耐水圧に関するご注意
ULSONA流量計の標準仕様における耐水圧は1MPa(約10K)までとなっています。
耐水圧1MPa以上でのご使用をご検討の場合は、別途ご相談ください。

※複雑な水流が発生するポンプ場等の地下ピット設置におきましても、豊富な実績に基づく事前確認が可能です。計画段階から千代田工業が手厚くサポートいたします。

埋設管路などの漏水を逃さない。超音波計測が支える持続可能な水資源管理(ULSONAの計測原理)

センサー部が水没するようなマンホール内でも、ULSONA LTの超音波センシング技術は微小な漏水を正確に捉えます。管路内に発射された超音波の伝播時間差を計測する「トランジットタイム方式」を採用。高い耐環境性能と高精度計測(流速分解能0.003m/sec)を両立し、見えない管内の異常を検知して有収率向上に貢献します。

悪環境の地下管路でも微小な漏水を正確に捉える、ULSONA LTの超音波計測原理(トランジットタイム方式)の図解

ULSONA流量計の計測原理
上記の画像は、ULSONA流量計の計測原理を図解したものです。 画像内では「ULSONA DT」を使用していますが、「ULSONA LT」につきましても全く同じ計測原理を採用しております。

経年劣化管におけるノイズ耐性。タフネス環境を切り拓く独自のセンシング構造

稼働から年月が経過した鋳鉄管などでは、管内のサビやスケール(付着物)が計測の障害となります。「ULSONA LT」は、接液部材に高耐久なステンレスを全面採用した独自形状のセンサーを搭載。老朽化した過酷な配管環境でも、汚れの付着による超音波の減衰を最小限に抑え、長期にわたり安定した高精度計測を維持します。管路更新までの延命措置や継続的なモニタリングに最適です。

既存インフラの老朽化による管内壁のスケール(サビ・汚れ)は、超音波の乱反射を招く致命的な要因です。ULSONA LTモデルは、過酷な管内環境を前提とした独自のセンサーヘッド構造とフルステンレス・マテリアルを採用。物理的な付着物を抑制しつつ、超音波パルスの直進性を保つことでノイズ成分をクリアにします。経年劣化した配管からでも、ピュアで正確な流速データを抽出し続けます。

マンホールや地下ピットなど狭小環境にも。
既設の制約を克服する「ULSONA流量計」設置事例

施工空間の確保が極めて困難なマンホール内や、複雑に配管が入り組んだ地下施設においても、「ULSONA LT」は柔軟な後付けが可能です。サドル付分水栓や消火栓などの既存インフラに直接アクセスし、最小限の作業スペースで施工を完了させます。完全防水(IP68)のセンサーが、冠水リスクの高い設置条件にも長期的な安心をもたらします。
【※以下は、全国の過酷な現場におけるLTモデルの導入実績の一部です。】

挿入式超音波流量計 ULSONA LT の設置例を示す実際の現場写真2です。
ULSONA LT 流量計を埋設設置する際には、一般的な水道用空気弁や地下式単口消火栓で使用される埋設ボックスに設置可能です。具体的に、丸形のボックスでは内径Φ600、角形のボックスでは寸法 450mm x 350mm のボックスに対応しています

物理的なスペース制約が伴う地下管路ネットワークにおいて、既存の補修弁や消火栓といったアセット(資産)を高度なセンシング拠点へと転換。

「挿入式超音波流量計 ULSONA LT の設置例を示す実際の現場写真1です。この流量計は、水道用空気弁や地下式単口消火栓用の埋設ボックスに対応しています。丸形ボックスであれば内径Φ600のもの、角形ボックスであれば従来型の450mm x 350mmの寸法に設置することが可能です。」

ULSONA LT流量計の計測条件

ULSONA LT流量計の計測条件は、ULSONA(DT)流量計と同様です。

  • 直管長の確保
    上流側: 配管外径の10倍(10D)以上の直管長が必要です。
    下流側: 配管外径の5倍(5D)以上の直管長が必要です。
  • 特殊な配管状況
    通常と異なる特殊な配管状況下、例えば上流側にポンプ、各種弁類(流量調整弁、減圧弁、バタフライ弁、仕切弁)、レデューサ、曲り配管などがある場合には、事前の現場調査が必要になることもあります。このような状況では、上流側や下流側に十分な直管長を確保することが重要であり、場合によっては通常より長い直管長が必要となることもあります。
  • 計測精度への影響について 設置条件を満たさない場合、流量計の性能や精度が低下する可能性があります。そのため、適切な直管長を確保することが計測の正確性を維持するために重要です。

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

挿入式超音波流量計 ULSONA LT の御問合せの案内画像その1です。千代田工業(株)大阪営業所の電話番号とメールアドレスなどを記載しています。

お問い合わせについて
御見積のご依頼、その他当WEBサイト上でご不明な点や、些細な疑問などございましたら、ご遠慮なく上記の電話番号またはメールアドレスまでお問合せください。当WEBサイトだけではお伝えきれない詳細についても、お気軽にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせ: 平日 月曜AM9時~金曜17時まで
メールでのお問い合わせ: 365日いつでも受付
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
【御見積について】
午前中にいただいた御見積のご依頼につきましては、原則として当日中に回答させていただきます。
午後以降のご依頼につきましては、翌営業日中に回答いたします。
ただし、繁忙期等につきましては、できる限り迅速な回答を心がけておりますが、通常よりお時間をいただく場合がございます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

挿入式超音波流量計 ULSONA LTの主要特徴

  • 設置の容易さ: 既存の配管に取り付け可能で、断水や工事不要。電動ウィンチで高圧下でも簡単設置。配管サイズΦ75~Φ350対応。
  • 操作性: タッチパネルで簡単に調整・校正。自己診断機能で常時モニタリング可能。
  • 高精度測定: 流速分解能0.003 m/sec、精度±0.8%(流速0.3 m/sec以上)。広範囲の測定範囲(0.003~±20.000 m/sec)。
  • 多機能性: 流量と温度(±1℃)を測定。双方向測定機能、瞬時流量・流速、正・負積算流量のリアルタイム測定。
  • 出力オプション: パルス出力、アナログ出力(4-20 mA)、SDカードによるデータ保存。MODBUS通信。
  • 耐久性: オールステンレス製、IP68防水性能。高精度と安定性を維持。
  • メンテナンスの容易さ: センサー部の交換が簡単で、メンテナンスコストを削減。
  • クラウド監視: 遠隔監視システムと連携し、リアルタイムデータ確認可能。GPS機能で位置情報も把握。

過酷な現場のインフラを支える「完全国産」。長期安定稼働を確約する迅速サポート体制

ULSONA LT流量計は、ULSONA(DT)流量計と同様に、センサーがオールステンレス製で頑丈に設計されています。また、大阪府和泉市にて、国内での生産を行っているため、故障や雷などの突発的なトラブルが発生した場合でも、迅速に対応することが可能です。これにより、ユーザー様の負担を軽減し、バックアップの面でもメリットを提供します。国産であることは、品質の安定性だけでなく、保守点検や故障修理の際にも迅速かつ丁寧に対応できるという利点があります。お客様のニーズに応えるべく、ULSONA流量計は国産にこだわりをもって製造しています。

挿入式超音波ULSONA流量計は国内の和泉市で製造しているPR画像です。

細部まで妥協なき「オールステンレス」
|ULSONA LTの品質

ULSONA LT流量計が過酷な環境下で選ばれる理由は、徹底した素材へのこだわりにあります。
センサー本体はもちろん、微細な加工が施された接液部や接続フランジに至るまで、耐食性に優れたステンレス鋼(SUS)を採用。赤丸で示す精密なセンサーフェイス面は、汚れの付着を防ぎ、長期間にわたり超音波信号の減衰を抑制します。見えない部分の作り込みが、インフラ設備の長寿命化と信頼性を支えています。

挿入式超音波流量計ULSONA LTのPR用画像で、特にオールステンレス製で丈夫で頑丈なイメージしたものです。
ULSONA LTの製品構成(常設の場合)
■標準構成
  • センサー ・流量計測用の検出装置 ・測定対象流体の特性を正確に検出
  • コントローラ ・計測データの解析・表示 ・システム全体の制御管理
  • 専用ケーブル ・センサーとコントローラ間の通信用

ULSONA LT カタログ・図面のダウンロード

ULSONA LT カタログ (PDF)

補修弁 図面(PDF)

製品仕様&ソリューション
|ULSONA LTが描く次世代の管路センシング

挿入型超高精度超音波流量計「ULSONA LT」の製品カタログです。一段と低消費電力化を実現した本モデルの基本構成をはじめ、見やすい計測画面や、可搬性に優れたポータブルセットなど、導入検討に不可欠な情報を分かりやすく図解しています。庁内でのご検討や設計の参考資料としてご活用ください。

挿入型超高精度超音波流量計ULSONA LTの製品カタログ。操作画面やポータブルセットを掲載
ULSONA LT PDFカタログ A3両面 

フルパッケージのIoTソリューション。
現場とクラウドを直結する「ULSONA遠隔監視システム」

挿入式超音波流量計「ULSONA」で取得したデータを、場所や配線の制約なくリアルタイムに管理できるソリューションです。通信回線からクラウド環境、閲覧用ダッシュボードまでをパッケージ化してご提供します。最短1分間隔のサンプリングデータをパソコンやスマートフォンから常時確認でき、過去データのCSV出力にも対応しているため、行政の報告業務や維持管理の手間を大幅に削減します。

挿入式超音波流量計ULSONAの遠隔監視システムカタログ。パソコンやスマートフォンでのリアルタイム監視やクラウドダッシュボードの機能を図解

流量から水質まで一元管理。
低コストで構築する「最適」なクラウド水管理

通信回線のランニングコストや専用線の敷設費用にお悩みではありませんか?「ULSONAクラウド」は、安価な携帯電話回線(LTE-M)を活用することでインフラのライフサイクルコストを大幅に抑制します。さらに特筆すべきは、流量・流速のみならず、水圧や残留塩素濃度といった複数項目の同時計測・一元管理に対応している点です。異常時の即時アラート通知など、24時間365日の監視体制で安全な水運用をサポートします。

流量・水圧・残留塩素濃度の一元管理と、LTE-Mによる低コスト通信を実現するULSONAクラウド流量計のカタログ

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

挿入式超音波流量計ULSONA LTについての千代田工業株式会社 大阪営業所へのお客様問合せ画像その2です。ここには電話番号、メールアドレスなどを記載しています。

世界の過酷なインフラ環境が証明。JICA・JETRO事業で評価された「ULSONA流量計」の圧倒的な耐久性

トルコ(イスタンブール)やシンガポールの浄水場など、世界の重要インフラを支える技術が「ULSONA LT」には息づいています。JICA(国際協力機構)やJETRO(日本貿易振興機構)の支援事業においても、海外特有の厳しい現場環境で安定稼働する「強靭なステンレス筐体」と、維持管理を省力化する「メンテナンス性の高さ」が高く評価されました。世界基準の審査をクリアした確かな信頼性が、国内自治体様の過酷な管路管理にも安心をもたらします。

JICAやJETROの支援事業に採択され、世界の過酷な浄水場インフラ等で圧倒的な耐久性を証明するULSONA LTの実績

JICAおよびJETROの厳格な技術評価を経て、トルコやシンガポールといった海外の浄水プラントへ導入された実績が、本モデルのポテンシャルを証明しています。過酷なオペレーション環境下でも精度を落とさない「圧倒的な環境耐性(IP68・フルステンレス)」と、プラグ&プレイに近い「容易な実装プロセス」が海外市場で高く支持されました。グローバルインフラで培われた強靭なセンシング技術を、国内のスマートウォーターグリッド構築へダイレクトに還元します。

トルコやシンガポールの浄水プラント等でグローバルスタンダードの堅牢性を証明したULSONA LTのタフネス・センシング実績

「ULSONA LT」のサビに強く壊れにくいタフな設計は、日本国内にとどまりません。JICAやJETROの支援を受け、トルコやシンガポールといった海外の浄水場にも導入されました。選ばれた一番の理由は、どんなに環境が悪い場所でも「安定して正確に測れる強さ」と「お手入れの簡単さ」です。世界中のプロが認めたこの高い品質で、日本の水道の安全を守り、未来へ繋ぎます。

限られた修繕予算内で実現。過酷な現場の既設配線を活かす「ULSONA流量計」の不断水更新

水道法改正への対応や有収率向上が求められる中、老朽化した地下ピットやマンホール内での機器更新は大きな負担となります。高耐久仕様の「ULSONA流量計」は、不断水での設置に加え、既設の電源・信号配線(DC4-20mAなど)をそのまま流用できる高い互換性を確保。計量法非承認品(プロセス管理用途)としての特性を活かし、水没リスクのある現場でも大がかりな電気工事や断水を回避することで、更新予算と工期を大幅に圧縮する合理的な解決策を提案します。

水没リスクのある現場で既設の電源・信号配線を流用し、低コスト・短工期で更新されるULSONA LTのイメージ

流量計の更新(PDFチラシ)

管路網の持続的なモニタリングにおいて、既存アセットの有効活用はインフラDXの要です。耐環境性に優れた「ULSONA LT」は、既設配管への不断水インストールはもちろん、レガシーな電源・信号インターフェース(DC4-20mA、DC1-5V等)との完全な互換性を確保。挿入式流量計(計量法非承認品)の優位性を最大限に引き出し、過酷な現場における大がかりな付帯工事やダウンタイムをゼロに。スマートかつ合理的なシステム・リプレースを強力に支援します。

現場から始まる水道事業DX。過酷な管路網をクラウドで繋ぐ「ULSONA流量計」の不断水設置

地域の水インフラをDX(デジタルトランスフォーメーション)化する上で、最大の障壁となるのが「現場での継続的なデータ取得」です。「ULSONA LT」は、マンホール内などの過酷な環境下にある既存配管へ、断水を伴わずに設置が可能。防水・防錆に優れた強靭なセンサーが取得した正確な流量データを直接クラウドへアップロードし、人員不足に悩む自治体様のスマートな水運用体制構築を力強く後押しします。

流量計更新について、バイパス管未設置での更新時の不便な画像。
流量計更新の際の、バイパス管がない場合でも問題なくULSONA流量計は設置可能なイメージ図。

次世代の水運用(DX)は、末端管路からの精緻なデータ収集から始まります。耐環境性能を極めた「ULSONA LT」は、給水ネットワークを停止させることなく、あらゆる既存インフラへシームレスに後付け(不断水設置)が可能。エッジデバイスとしての高い信頼性と、IoTクラウド監視基盤へのダイレクトな接続により、アナログな巡回点検を完全にデジタル化し、データドリブンな管路マネジメントを実現します。

過酷な現場への導入ステップ|既存インフラと配線を活かす「ULSONA流量計」の機器構成

マンホール内などの厳しい環境でも、「ULSONA流量計」なら挿入式の特長を活かし、既存の配管をそのまま流用したスムーズな設備更新が可能です。導入は、現場の環境に合わせた機器選定から専用アタッチメントでの確実な設置まで、わずか3ステップで完了。既設の制御盤を活かせる信号出力(DC4-20mA等)とマルチ電源への対応により、多額の盤改修コストを抑制しつつ、法改正で求められる継続的な水管理体制を低予算で構築します。

過酷な現場の既存配管と制御盤を活かし、低コストかつ3ステップで導入できるULSONA LTの構成図
流量計の更新(PDFチラシ)

4ステップで設置完了。
ULSONA流量計の確実な取付プロセス

水没リスクのあるマンホール内など、作業環境が厳しい現場でも「ULSONA LT」なら大掛かりな土木・断水工事は不要です。以下の4ステップ(①現場の状況確認、②専用アタッチメント設置、③オールステンレスセンサーの挿入・調整、④即時計測開始)により、安全かつ迅速に計測をスタート。限られた工期内での確実な設備更新を実現します。

  1. 現場の状況確認
  2. アタッチメント設置
  3. センサー挿入・調整
  4. 即時計測開始
悪環境でも大掛かりな土木工事なしで、4ステップで迅速に設置されるULSONA LTの取付プロセス

現場のインフラに適合する柔軟な設置スタイル|代表的な3パターンの具体例

設置方法は現場のインフラ状況に依存しますが、「ULSONA LT」は以下の代表的な3パターンに柔軟に対応し、過酷な現場の既存設備を最大限に活用します。

  • サドル付分水栓:Φ50の分水栓へ直接設置。
  • フランジ補修弁:既設空気弁等を撤去後、補修弁Φ75(キャップ式、レバー式等)を介して設置。
  • ボール式消火栓:Φ75や65A町野口金等を利用して設置。
    既存設備をそのまま活かすことで、限られた修繕予算を最小限に抑え、合理的かつ確実な設備更新を実現します。
予算不足や現場の安全確保など、行政・維持管理の課題を解決するULSONA LTが選ばれる3つの理由

なぜ今、過酷な現場で「ULSONA流量計」が選ばれるのか?

「毎日計測しなきゃいけないけれど、断水もできないし、予算もない…」 そんな現場の悩みを、ULSO「老朽管の監視が必要だが、マンホール内での工事は困難で予算もない…」そんな行政・維持管理の現場の悩みを、高耐久なLTモデルが解決します。選ばれる理由は以下の3点です。

断水回避:地下の悪環境でも、既設管へ不断水で安全に設置可能。

既存設備の流用:新たな配線工事が不要で、盤改修コストを大幅に削減。

安全な遠隔監視:危険な現場への巡回をゼロにし、クラウドで24時間データを一元管理。

現場の作業負担と安全リスクを軽減し、限られた予算内で持続可能な水運用体制を構築します。

現場を支える柔軟な拡張性|既設インフラに適合する「ULSONA流量計」の連携システム

既設の計装盤(DC4-20mA等)や電源設備を流用し、不断水アタッチメントで地下管路に設置されるULSONA LTの拡張性

既設盤を活かす高い互換性:アナログ出力(DC4-20mA、DC1-5V)やパルス出力に標準対応。水没リスクのある現場でも、今ある計装盤を流用して安全にクラウド監視へ移行できます。

多様な電源供給オプション:現場の事情に合わせ、AC/DCマルチ電源(AC100V、DC100V等)に対応。電源確保が困難な地下ピット等には、バッテリー駆動のポータブル運用も可能です。

インフラに合わせた不断水アタッチメント:補修弁やサドル付分水栓、消火栓(ボール式)など、現場の配管設備に適合する専用アタッチメントをご用意。断水が許されない基幹管路の監視体制をスムーズに構築します。

選べる設置スタイルの具体例(①~③パターン)

  • 埋設ボックスへのULSONA LT(ULSONA DTを含む)の設置深さは、浅埋用地下式単口消火栓や急速空気弁と同程度を目安としていただければ設置イメージがつかみやすいです。ご不明な点がございましたら、当サイト記載の電話番号またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
ULSONA流量計の既設インフラを活用した設置方法3パターンのご紹介図。

*ULSONA流量計の設置プロセス①

  • 過酷な現場での確実な不断水施工|Φ50サドル付分水栓への設置

水没リスクのあるマンホール内など、維持管理が困難な現場で広域な遠隔監視網を構築する鍵は、「既存インフラへの迅速かつ安全な後付け」にあります。IP68準拠の高耐久モデル「ULSONA LT」は、現場に点在する既存のΦ50サドル付分水栓を、断水を伴わずに最新の計測拠点へとアップデートします。専用アタッチメントを介して堅牢なステンレスセンサーを挿入するだけで、地下の悪環境からでも即座にクラウドデータ収集網へ連携。大がかりな土木工事を回避し、持続可能な水道管理体制をスピーディに拡張できます。

マンホールなどの過酷な現場で、既存のΦ50サドル付分水栓へ不断水で安全に設置される高耐久ULSONA LTのプロセス

内径Φ600mmの狭小マンホールにも対応。サドル付分水栓(Φ50)へのコンパクトな設置設計

管路の維持管理において、限られた地下スペースへの機器設置は大きな課題です。「ULSONA LT」は、内径Φ600mm程度の標準的な狭小マンホール空間にも余裕を持って収まる省スペース設計を実現しています。図のように、既設のサドル付分水栓(Φ50)を活用することで、管天(配管上部)から約380mmのクリアランスでセンサー本体を格納可能。作業スペースが限られ、水没リスクもある過酷なピット内でも、安全かつ確実な不断水施工を可能にします。

サドル付分水栓タイプのULSONA流量計。管天から約380mmに収まる省スペース設計で土木工事費の削減に貢献。

水道管網への流量計設置において、大規模な掘削や新たな弁室の築造は大きなコストと工期の増大を招きます。

サドル付分水栓タイプの「ULSONA流量計」は、管天(管の上端)からの突出高さをわずか約380mmに抑えた極めてコンパクトな設計です。これにより、浅層埋設管や既存の狭小な空間・筐体にもそのまま設置が可能となり、導入にかかるトータルコストと工期を大幅に縮減。予算を抑えつつ、効率的な管網監視網の構築を支援します。

導入による行政・管理メリット具体的なコスト削減・施工効果
1.大規模掘削の回避浅い掘削で済むため、土木工事費や残土処理費を大幅に抑制します。
2.既存インフラの活用新たな大型弁室を築造せず、既存の限られたスペースを有効活用できます。
3.周辺環境への配慮工事規模が縮小されるため、交通規制や近隣住民への影響を最小限に留めます。
内径Φ600mmのマンホール内にあるΦ50サドル付分水栓へ、省スペース(管天から約380mm)で設置されたULSONA LT流量計の構造図

*ULSONA流量計の設置プロセス②

  • 限られた埋設ボックス内にも適合|Φ75補修弁への省スペース設置

既設の空気弁などを撤去し、Φ75フランジ補修弁を介して設置するプロセスです。「ULSONA LT」は極めてコンパクトな設計のため、丸形マンホール(内径Φ600mm)はもちろん、さらに狭小な角型ボックス(450mm × 350mm)の内部空間にも格納可能です。水没リスクが伴う地下の埋設環境においても、IP68の完全防水性能と堅牢なステンレス筐体が長期間の安定稼働を約束し、大がかりな土木工事によるボックス拡張費用を大幅に削減します。

内径Φ600mmの丸形マンホールや450×350mmの角型埋設ボックス内に、Φ75補修弁を介して省スペース設置された高耐久ULSONA LTの図解

狭小マンホール内での確実な施工|Φ75補修弁への省スペース設置図

既設の空気弁などを撤去し、Φ75フランジ補修弁を介して設置する場合の寸法図です。図が示す通り、補修弁の上部から約260mmという極めてコンパクトな突出幅に収まるため、内径Φ600mmの標準的な丸形マンホール内でも周辺設備と干渉することなく安全に格納できます。限られた地下空間でも、大がかりな土木工事による拡張を伴わずに確実な機器更新が可能です。

既存の補修弁から上へ約260mmに収まる「ULSONA流量計 フランジタイプ」。省スペースで土木工事費削減に貢献する図解。

水道管網への流量計導入において、新たなピット(弁室)の構築は多大な工期と費用を要します。
ULSONA流量計の「フランジタイプ」は、既存の補修弁の上部に直接設置可能であり、かつ上部への突出を約260mmという極めてコンパクトなサイズに抑えました。これにより、現在稼働している浅層の埋設ボックスや限られたスペースの弁室をそのまま活用でき、大掛かりな土木工事を回避。限られた予算内での効率的な管網監視ネットワークの構築を確実なものにします。

導入による行政・管理メリット具体的なコスト削減・施工効果
1.土木工事費の大幅削減新たな弁室の築造や大規模な掘削が不要となり、トータルコストを抑えます。
2.工期の大幅な短縮既存の補修弁インフラへ直接マウントできるため、スピーディーに施工が完了します。
3.周辺環境への配慮大規模な工事を伴わないため、交通規制などの社会的影響を最小限に留めます。
内径Φ600mmのマンホール内にあるΦ75補修弁へ、補修弁上部から約260mmの省スペースで設置されたULSONA LT流量計の図解

*ULSONA流量計の設置プロセス③

  • 消火栓等の既存設備を有効活用|口金町野65Aへの設置

既設のボール式消火栓や空気弁の口金(町野65Aなど)を利用した設置プロセスです。「ULSONA LT」は極めて省スペースな設計となっており、内径Φ600mmの丸形マンホールだけでなく、より狭小な450mm×350mmの角型埋設ボックスにも格納可能です。水没リスクの高い地下ピット内でも、IP68の完全防水仕様により安全な稼働を維持。大がかりな土木・拡張工事を伴わず、既存の管路インフラを最大限に活かしたスマートな流量監視を実現します。

狭小な丸形マンホール(Φ600mm)や角型ボックス(450×350mm)に適合する、口金町野65A(ボール式補修弁)を活用したULSONA LTの設置イメージ

狭小マンホール内での確実な施工|ボール式消火栓への省スペース設置図

既設のボール式消火栓(Φ75)および補修弁を活用して設置する場合の寸法図です。図が示す通り、消火栓上部から約300mmのコンパクトな突出幅に収まるよう設計されています。内径Φ600mmの標準的な丸形マンホール内でも、周辺設備と干渉することなく安全に格納可能です。限られた地下空間において、大がかりな土木工事による拡張を伴わずに、既存の消火栓設備を活かした確実な機器更新を実現します。

既存の口金接続部から約300mmに収まる「ULSONA流量計 口金町野タイプ」。ワンタッチ接続と省スペース設計を図解。

水道管網における一時的・継続的な流量監視において、既存の給水栓などのインフラを有効活用することは、施工コスト抑制の観点から非常に重要です。
ULSONA流量計「口金町野タイプ」は、既存の町野式口金(ワンタッチ継手)へ直接接続できる設計となっており、接続部からの上部突出を約300mmに抑えました。これにより、スペースが限られた埋設ボックス内でも大掛かりな土木工事を伴わずに設置でき、スピーディーかつ低コストな流量監視体制の構築を実現します。

導入による行政・管理メリット具体的なコスト削減・施工効果
1.既存設備の有効活用既存の町野式口金や限られた空間の埋設ボックスをそのまま利用できます。
2.迅速な接続・設置町野式継手によるワンタッチ接続で、作業にかかる時間と工期を短縮します。
3.土木工事の回避コンパクト設計により、新たな掘削やピット築造費用を大幅に削減します。
内径Φ600mmのマンホール内にあるボール式消火栓(Φ75)へ、上部から約300mmの省スペースで設置されたULSONA LT流量計の図解
ULSONA LT流量計の特徴(詳細)
  • 挿入式超音波流量計 ULSONA LTの特徴
    ULSONA LTは、既存のボール弁や補修弁、分水栓などに取り付けることができ、断水や工事を必要としない設置の容易さも特徴の1つです。専用電動ウィンチを使用することで、圧力が高い場合でも簡単に設置が可能です。配管サイズΦ75~Φ350まで対応しています。

    設置後の調整や校正はコントローラのタッチパネルを通じて、ユーザーはボタン一つで簡単に操作できます。配管設定などパラメータ設定も直感的に行えます。自己診断機能を搭載しており、測定状態を常時モニタリングします。手間をかけずに正確な測定が可能です。

    最新の超音波技術を採用しており、流速分解能は0.003 m/secと非常に高く、微小流量の測定にも対応します。精度は±0.8%で、流速が0.3 m/sec以上の場合に保証されています。電磁式のようなデッドゾーンはなく、低流速域でも正確に測定できます。測定範囲は0.003~±20.000 m/secで広範囲をカバーしています。

    流量だけでなく、流体の温度も測定可能です。温度測定の精度は±1℃で、常時温度監視が行えます。さらに、双方向(正・負)測定機能を搭載しており、順方向・逆方向の流れを区別して計測できます。瞬時流量、瞬時流速、正積算流量、負積算流量などもリアルタイムで測定可能な多機能性があります。

    豊富な出力オプションとして、流量のパルス出力やアナログ出力(4-20 mA)、データ保存機能(SDカード)など、多様な出力形式を提供しています。MODBUS通信に対応しており、監視システムとの接続も容易です。警報出力機能も備え、異常検知時に即座に通知することが可能です。データはCSVファイルとしてダウンロードすることもできます。

    センサーはオールステンレス製で、シンプルかつ頑丈な設計が施されています。IP68相当の防水性能を備え、過酷な環境下でも安定した運用が可能です。外部環境の影響を受けにくく、高い精度と安定性をを維持します。

    センサー部の交換が容易で、定期的なメンテナンスにかかる時間とコストを最小限に抑えることができます。消耗部品が少ないため、ランニングコストも抑制に寄与します。

    ULSONA LTとクラウド遠隔監視システムを併用することで、流量、水温、水圧、残留塩素濃度(水圧、残留塩素濃度はオプション)などのデータをリアルタイムに遠隔監視することができます。データはクラウドに保存され、スマートフォンやパソコンからいつでも確認できます。GPS機能も搭載しており、地図上で位置情報も把握できます。

ULSONA流量計 消火栓取付時のご注意

ULSONA流量計の選べる取付方法が3パターンありますが、その内の1つに、消火栓町野口金65Aへの取付方法がありますが、この消火栓への取付の注意喚起の画像です。取付け可能な消火栓はボール式消火栓JWWA B 135タイプの消火栓で、取付不可能な消火栓がケレップタイプの消火栓で、JWWA B 103やJWWA B 103準拠タイプの消火栓です。

【設置時の重要確認】センサーロッドの剛性構造と非適合となる消火栓について

ULSONA流量計のセンサーロッドは、高水圧や過酷な環境に耐えうる剛性の高いストレート構造(非屈曲)を採用しています。そのため、上図(左)のような「ケレップ式消火栓」の口金部など、内部構造を避けてロッドを曲げながら挿入する必要がある箇所には設置・計測ができません。導入をご検討の際は、対象となる消火栓の内部構造(直進性の有無)を必ず事前にご確認いただきますようお願いいたします

センサーロッドが曲がらない構造のため、設置不可(非適合)となるケレップ式消火栓の内部構造例

【重要】消火栓を利用した設置における適合規格と安全上のご注意

ULSONA流量計は、現場のインフラに応じた3つの取付工法をご用意しております。そのうち「消火栓」を利用した設置において、安全かつ確実な計測を実現するため、適合する消火栓の規格が指定されています。

機器の破損等のトラブルを未然に防ぎ、長期にわたる安全な流量監視体制を構築するためには、事前の環境調査が不可欠です。消火栓を利用した設置工法をご計画の際は、対象となる消火栓の仕様(JWWA規格等)が本機に適合しているかを、施工前に必ずご確認いただきますようお願い申し上げます。

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

挿入式超音波流量計ULSONA LTについての千代田工業株式会社 大阪営業所へのお客様問合せ画像その3です。ここには電話番号、メールアドレスなどを記載しています。

※ ULSONA LTとULSONA(DT)の違い

ULSONA LTは、既存の配管に対して不断水で設置できる点や、既設の補修弁などから設置可能なことから、ULSONA DTと同じ取り扱い方法で設置いただけます。しかし、以下の点でULSONA DTとULSONA LTには違いがあります。

  • 対応配管口径
    ULSONA DT: Φ75~2200
    ULSONA LT: Φ75~Φ350
  • センサー材質
    両モデルともセンサーの形状は同じですが、材質が異なります。ULSONA DTは、より腐食に強いSUS 316を使用しているのに対し、ULSONA LTはSUS 304を採用しています。
  • コントローラの防水性能と形状寸法
    ULSONA DT 防水性能: IP65相当、寸法:W270 x H170 x D60
    ULSONA LT 防水性能: IP55相当、寸法:W160 x H151 x D60
  • 計測精度
    ULSONA DT: 0.5%
    ULSONA LT: 0.8%
    お客様のご使用目的に合った「ULSONA LT」または「ULSONA DT」をお選びください。
ULSONA LTのご紹介に比較(6ページ)を掲載しています。

【直感的な操作性】現場のミスを防ぐ、専門知識不要の多機能コントローラ

現場での迅速なデータ確認や設定変更において、機器の操作性は作業効率と安全性に直結します。「ULSONA LT」のコントローラは、専門的な計装知識を持たない担当者でも直感的に扱えるユーザーインターフェースを採用。視認性の高いディスプレイと分かりやすいメニュー構成により、現場での誤操作リスクを低減します。マニュアルによる教育コストを抑えつつ、誰もが確実な計測管理を行える環境を提供します。。

専門知識がなくても直感的に操作でき、現場のミスを防ぐULSONA LTの多機能コントローラ画面

コントローラ仕様


電源仕様
供給電圧はDC24V(DC6-26V)で、電池稼働も可能です。消費電力は約6W以下です。
表示部
コントローラは4.3インチのカラー液晶タッチパネルを備えており、操作が簡単で直感的です。
表示内容
コントローラ画面では以下の内容が表示されます:
瞬間流量(㎥/sec, L/sec, L/min, L/hour, ㎥/min, ㎥/hour)
瞬間流速(m/sec)
正方向流量パルス
負方向流量パルス
出力仕様
アナログ出力:
CH1: 流量(DC 4-20mA、負荷抵抗≦500Ω)
CH2: 温度: DC 0-5V
デジタル出力:
CH1: CH1 正方向流量パルス・負方向流量パルス
CH2: 測定エラー 
記録媒体
SDカード(最大2GB)を使用し、データをCSV形式で保存可能です。
カレンダークロック
基盤内にカレンダークロックが組み込まれており、時間管理が可能です。
通信ポート
RS485(MODBUS RTU)ポートを備えています。
操作方法
計測に必要なパラメータの設定は、指示部のLCD画面を通して対話式で簡単に行えます。配管設定、動作設定などが自動化されており、ユーザーはボタンひとつで操作が可能です。
温度測定機能
コントローラは水温測定機能も備えており、±1℃の精度で常時温度監視が可能です。
設置と調整
設置されたULSONA DTの調整・校正は全て自動化されており、ユーザーがボタンひとつで調整・校正が行えます。エコーグラフを使用して計測状況をリアルタイムで確認し、最適な設置位置を決定できます

高精度と圧倒的な耐久性を両立|「ULSONA LT」のセンサー仕様

地下ピットなどの過酷な環境下における流量監視において、機器の耐久性と計測精度は極めて重要です。「ULSONA LT」は、超音波の伝搬時間差を用いたトランジットタイム方式により、±0.8% RDという高い測定精度を実現。接液部には耐食性に優れたステンレス鋼(SUS316)を採用し、センサー部はIP68の完全防水性能を備えているため、水没リスクのある埋設環境でも長期間安定して稼働します。適応口径も80Aから350Aまでと幅広く、法改正に伴う自治体様の適正なインフラ管理を強力にサポートします。

水没リスクのある環境でもIP68とSUS304で高精度計測(±0.5% RD)を維持するULSONA LTのセンサー仕様

センサー仕様


材質
センサーはオールステンレス製で、SUS304を使用しています。
設置方法
センサーは配管に挿入して設置されます。設置方法には、サドル付き分水栓、フランジ(Φ75、Φ100)、口金町野(ボール式消火栓など)が含まれます。
測定原理
センサーはトランジットタイム方式を使用し、管路内の2点間(A、B)での超音波の伝搬時間の差(Δt)を測定します。この時間差と管内口径を使用して流量を計算します。
測定範囲と精度
流速範囲は0.000~±20.000 m/secで、流速分解能は0.003 m/secです。精度は±0.5% RD(流速0.5 m/sec以上)です。
温度測定機能
センサーは水温測定機能も備えており、±1℃の精度で常時温度監視が可能です。
防水性能
センサー部の防水性能はIP68です。
動作温度
センサーの動作温度範囲は0~55℃です。

水道業務のDX化を実現。過酷な現場を24時間見守る「LT」のクラウド遠隔監視と異常検知

慢性的な人員不足や維持管理費の増大に直面する水道事業において、現場巡回からの脱却は急務です。高耐久な「ULSONA LT」とクラウドシステムを連携させることで、危険を伴う地下ピット等の流量データを24時間365日、安全な庁舎から連続監視できます。漏水や異常な流量変化を即座に検知してアラート通知を行うため、被害の拡大を未然に防ぎ、持続可能で安全な水道インフラのDX化を実現します。

危険な現場への巡回を削減し、24時間体制の連続監視と漏水等の異常検知で水道業務のDX化を実現するULSONA LTのクラウドシステム

クラウド遠隔監視システム仕様


通信とデータ収集
クラウド遠隔監視システムは、携帯キャリア回線を利用してデータを送信します。どこからでも繋がるため、場所や配線の制約がなく、簡単に設置および運用が可能です。
リアルタイム監視
瞬時流量、瞬時流速、正積算流量、負積算流量、水温をリアルタイムで監視できるシステムです。スマートフォン、タブレット、パソコンからいつでもデータを確認できます。
データ保存とダウンロード
収集したデータはクラウドに保存され、期間を指定して過去のデータを確認することができます。データはCSVファイルとしてダウンロードも可能です。
GPS機能
発信機にGPSが内蔵されており、地図上で位置情報を確認できます。
通信周期
データ収集周期は最短で1分間隔で設定可能です。
デバイス対応
スマートフォン、タブレット、パソコンから遠隔監視が可能で、リアルタイムにデータを確認することができます。
発信機のアンテナ表示
発信機のアンテナ表示は3段階(3本、アンテナ2本)で、安定したデータ交信にはアンテナ2本表示する場所での設置を推奨します。
オプション機能
オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)も遠隔監視可能です。
このクラウド遠隔監視システムは、ULSONA流量計と組み合わせて使用することで、効率的なデータ管理とリアルタイムの遠隔監視を実現します。
遠隔監視の利点
配管管理や漏水防止対策に役立つように、夜間最小流量の継続監視などが可能です。センサーの取り外しや移設も容易で、メンテナンスや点検も簡単に行えます。
初期投資の削減
既設の配管に取り付けるだけで測定が可能なため、工事費や時間がかかりません。専用の通信回線やサーバーも不要です。

※ULSONA LT流量計の埋設設置に関する注意事項

クラウド通信の課題: 埋設ボックスが鉄製の蓋で覆われている場合、クラウド通信が円滑に行えない可能性があります。鉄製の蓋に約10mmの穴を2カ所程度開けることで改善される可能性がありますが、この方法では雨水などが侵入するリスクが高まり、通信障害の原因となる可能性があります。従いまして、埋設ボックスにセンサーを設置する際には、コントローラとクラウド受発信器を別途、地面より高い位置にある変換器用収納盤などの計装盤に収めることを推奨します。

ULSONA LT流量計を活用した漏水対策

高精度な測定データに基づき、水道管路の漏水早期発見と対策に貢献するULSONA流量計

限りある水資源と維持管理予算を守るため、水道管路における漏水対策は喫緊の課題です。ULSONA流量計は、その極めて高精度な流量測定能力により、この課題解決に有効な手段を提供します。本機が備える以下の特徴的な機能を通じて、見えない地下の漏水を早期に発見・把握し、迅速な修繕対策へと繋げる強固な監視体制の構築に貢献します。

*漏水特有の微細な兆候を見逃さない|「超低流速検知能力」を備えたULSONA流量計

深夜帯など、通常は水が流れないはずの時間帯に発生する微小な流量変化。ULSONA流量計は、こうした漏水特有のサインを正確に捉える「超低流速検知能力」を備えています。初期段階のわずかな漏水も見逃さず、被害の拡大と無収水量の増加を未然に防ぐための確実な監視体制をサポートします。

深夜帯などの微小な流量変化(漏水特有のサイン)を正確に捉えるULSONA流量計の超低流速検知能力

*超微小な漏水シグナルを捕捉|高解像度「超低流速センシング」の実装

クラウド監視の基盤を支える「高品質データ」|ULSONAが実現する高度な予防保全

クラウド遠隔監視(DX)による高度な予防保全を成功させる鍵は、末端のセンサーが取得する「データの品質」にあります。ULSONA流量計は、超低流速検知能力(0.003m/sec)と業界最高レベルの精度(±0.8% RD)を備え、これまで見過ごされてきた漏水特有の微細な兆候を正確なデジタルデータとして可視化します。

0.003m/secの超低流速検知と±0.5%RDの高精度データで、スマート水道インフラの盤石な基盤を構築するULSONA

漏水対策を強力に推進する、ULSONAの「5つの主要な特長」

1. 微細な流量変化の高精度検知:
ULSONA流量計は超低流速を高精度に測定する能力を持っています。これにより、漏水によって生じるごくわずかな流量の変化も捉えることが可能です。これは、初期段階の漏水や小規模な漏水であっても見逃さずに検知するために非常に重要です。

2. リアルタイム監視:
24時間365日のリアルタイムでのデータ監視が可能です。これにより、突発的な流量増加や継続的な微小流量を即座に把握できます。漏水は時間経過とともに被害が拡大するがあるため、リアルタイムでの監視は迅速な初動対応を可能にします。

3. データ分析による漏水箇所の特定支援:
蓄積された流量データを分析することで、通常と異なる流量パターンを示すエリアを特定し、漏水リスクの高い箇所を絞り込むことができます。複数の箇所にULSONA流量計を設置することで、エリアごとの使用水量と供給水量を比較し、差分から漏水の有無やおおよその漏水箇所を推測するなどが考えられます。

4. 不断水での設置:
挿入式であるULSONA流量計は、配管の断水を伴わずに設置可能です。これにより、漏水監視システムの導入や 漏水監視を行う範囲や地点を増やすことが比較的容易に行うことができ、水の供給を止めずに漏水対策を進めることが可能です。

5. コスト削減と環境保全:
漏水を早期に発見し対策を講じることで、無駄な水道料金の発生を抑制できます。また、貴重な水資源の有効な利用は環境保全にも繋がります。ULSONA流量計による漏水対策は、経済的なメリットと環境的なメリットの両面を持ち合わせます。

これらの特徴を組み合わせることで、ULSONA流量計は水道事業体や工場、大規模施設などにおける効果的な漏水対策ツールとして活用が期待されます。微小な漏水サインの検知からリアルタイム監視、データに基づいたリスク分析まで、漏水による損害を最小限に抑えるための包括的なアプローチを支援します。

漏水被害を最小化する包括的アプローチ|多様な施設における導入効果

*高精度測定:微細な流量変化を捉え、漏水を初期段階で正確に検知します。

*リアルタイム監視:24時間365日の連続モニタリングにより、異常発生を即座に把握します。

*データ分析:蓄積された計測データに基づき、漏水リスクの高い管路エリアを特定・予測します。

*コスト低減:無収水量の減少により、修繕費や維持管理コストの大幅な削減を実現します。

*環境保全:貴重な水資源の浪費を防ぐことで、持続可能な水道インフラの構築に貢献します。

超低流速検知能力|「0.003m/sec」の微小漏水を見逃さない監視体制

ULSONA流量計は、漏水初期特有の「ポタポタ」「ジワジワ」といった極めて遅い流速(0.003m/sec)の検知を実現しました。従来の流量計では数値化が困難であった微小漏水も確実にとらえ、インフラの被害拡大を未然に防ぐ早期発見の仕組みを提供します。

従来の流量計では困難だった0.003m/secの微小漏水(ポタポタ・ジワジワ)を検知するULSONAの超低流速検知能力
*従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も確実に検知します。
  • 流量と⽔圧のダブルチェックで、漏⽔の発⽣をより正確に捉えます。

流量と水圧のダブルチェック機能|複合的なデータ監視による高い検知精度

漏水の正確な特定には、単一のデータではなく複合的な監視が求められます。ULSONA流量計は、微細な「流量変化」の検知に加え、管内の「水圧低下」を同時に監視するダブルチェック機能を搭載。二つの重要な指標をリアルタイムで照合することで、誤報(ただ水が使われているだけの状態)のリスクを減らし、より確実で精度の高い漏水検知を実現します。

微細な流量変化の検知と水圧低下の監視を同時に行い、検知精度を高める流量と水圧のダブルチェック機能

確実な状況把握と業務効率化|ダブルチェック体制がもたらす3つのメリット

流量と水圧の2つの指標を用いた監視体制は、現場の維持管理業務を大幅に効率化するための重要な仕組みです。単一センサーによる監視では、一時的な使用水量の増加などを漏水と誤認するリスクが伴います。

誤警報を大幅に削減し、不要な現場確認(空振り)を防ぐULSONAのダブルチェック体制

漏水検知のメカニズム|流量と水圧のダブルチェック

*夜間における漏水有無での水量変化の対比

【※漏水がない正常な管路の場合】

深夜から早朝にかけて水の使用量が減少すると、管内の流量はほぼゼロに近づき、反対に水圧は一定の高い数値を保った状態で安定します。この「流量が落ち、水圧が安定する」状態が正常なベースラインであり、異常検知の基準となります。

※漏水がない場合

漏水がない正常な状態:夜間は流量がゼロに近づき、水圧が一定に高く保たれることを示すグラフ。

※漏水が発生した場合

漏水時の流量・水圧パターン|夜間における異常検知メカニズム

【⚠️ 漏水が発生した場合(夜間)】

漏水が発生した場合(夜間)の特異なデータパターンをご説明します。

通常、深夜帯は水が使用されないため流量はゼロになりますが、漏水が発生している配管では、使用されていないはずなのに**「微小な流量」が発生します(ULSONAが検知)。それと同時に、配管から水が外へ漏れ出すことで管内の「水圧が低下」**します(水圧センサーが検知)。

この「使用していないのに流量が増え、水圧が下がる」という2つの異常パターンを同時に捉えることで、確実な漏水検知を実現します。

漏水発生時(夜間)の流量・水圧パターン。水不使用時の微小流量発生と水圧低下を示す図解

夜間の水量変化が証明する、ULSONAの高い漏水検知能力

上記2つのグラフは、深夜帯における「漏水がない正常な状態」と「漏水が発生した場合」の水量変化を比較したものです。

【漏水がない場合】水の使用量がほぼゼロに近く、水圧も高く安定した状態が保たれます。

【漏水が発生した場合】水を使用していない時間帯にも関わらず、わずかに「流量が増加」し、それに伴い「水圧が低下」していることが明確に分かります。

この2つのグラフの決定的な違いは、ULSONA流量計の卓越した検知能力を証明するものです。本機は「超高感度な低流速検知(0.003m/sec)」という特性と「水圧同時計測」機能が連携することで、一時的な変動と実際の微細な漏水を極めて高い精度で判別。検知の信頼性を飛躍的に向上させて誤報を削減し、インフラの早期発見・早期対応を強力にサポートします。

低コストな漏水監視を実現する、2つの選べる通信方式

【通信方式①:クラウド(携帯回線)】

ULSONA流量計による広域クラウド監視網の構築イメージ。既存のボール式消火栓、サドル付分水栓、補修弁に設置した高精度センサーからデータを送信し、有収率の向上を実現。

最短1分間隔の高頻度データ送信|広域管網を常時可視化するリアルタイム監視

「クラウド通信」をご利用の場合」、現場の流量データを最短「1分間隔」の高頻度でクラウドへダイレクトに送信します。さらに、GPSによる正確な位置情報とリアルタイム監視システムが連動することで、広域にわたる管路網の動態を常時可視化。異常発生時の迅速な特定と対応を可能にする、次世代型の漏水調査インフラをご提供します。

クラウド通信方式と5つの特長

ソフトバンク・KDDIの携帯キャリア回線を利用し、リアルタイム監視や長期間保存が可能なULSONAクラウドの特長

導入しやすい「クラウド(携帯回線)」方式|通信・システムの一体型パッケージ

現場環境やご予算に応じて選べる2つの通信方式のうち、「クラウド(携帯回線)」方式は、国内主要キャリア(ソフトバンク・KDDI)の既存通信網を活用します。そのため有線配線の制約を受けず、全国どこからでも安定したデータ通信が可能です。

通信回線のご用意から、クラウドシステムの構築、直感的な管理用ダッシュボードまでを全てパッケージ化。導入しやすいソリューションとして、以下の充実した5つの機能で維持管理業務の効率化に直結します。

・リアルタイムデータ監視

・クラウドに長期間データ保存

・CSVファイルダウンロード

・GPSによる地図上位置表示

・最短1分間隔のデータ収集

高い通信安定性と導入コストの削減|既存の携帯キャリア回線を活用

広域なクラウド監視システムを構築する際、新たな通信インフラの整備はコストと工期の大きな壁となります。ULSONAのシステムは、データの伝送に実績ある「ソフトバンク・KDDIの携帯キャリア通信網」を標準利用しています。

独自のアンテナ設置や専用回線を引く土木工事が一切不要なため、導入にかかる初期費用と期間を大幅に縮減可能。日本の広範なエリアをカバーする大手商用キャリアの強靭な通信インフラを活用することで、途切れることのない確実で安定したインフラ監視体制を構築します。

ソフトバンク・KDDIの携帯キャリア通信網を活用し、高い通信安定性と導入コストの削減を実現するULSONAのシステム

場所を選ばない監視体制の構築|マルチデバイス対応で迅速な初動対応を

管路の異常に対する迅速な初動対応には、監視データへの高いアクセシビリティが不可欠です。「ULSONAクラウド」はマルチデバイス環境に対応し、庁舎内のパソコンはもちろん、現場に出向いている担当者のスマートフォンやタブレットからも同一のリアルタイム監視画面を確認できます。

これにより、「現場にいながら過去のデータ推移を確認する」「アラーム受信時に外出先から即座に状況を把握する」といった機動的な運用が可能に。特定の端末や場所に縛られない柔軟な監視体制が、業務効率の大幅な向上と、より確実なインフラ管理を支援します。

庁舎内のパソコンや現場のスマートフォンなど、マルチデバイスに対応し場所を選ばない監視体制を構築するULSONAクラウド

確実なデータ連携を実現するシステム構成|取得から監視までのフロー

強靭なインフラ管理には、現場の計測機器から管理者の端末に至るまで、遅滞のない確実なデータ連携が求められます。本図は、ULSONAシステムの全体的な構成フローを示しています。

水源や管路に設置された「ULSONAセンサー」が取得した高精度なデータは、まず「ULSONAクラウド」へと安全に集約・蓄積されます。その後、安定した携帯回線およびインターネット接続を経由し、遠隔地にいる管理者様のデバイス(PC、スマートフォン、タブレット)へとリアルタイムに配信されます。この一貫したシステム構成により情報伝達のタイムラグを防ぎ、迅速な初動対応を可能にします。

ULSONAセンサーからクラウドを経由し、PCやスマホへ遅滞なくデータが連携されるシステム構成図

ローカルDXを推進する次世代IoT通信「LPWA」|圧倒的な省電力とランニングコスト削減

広域な携帯キャリア回線に対し、特定の地域や施設周辺のスマート化に特化して力を発揮するのが「LPWA(LoRa無線システム)」です。

最大の特長は、月額通信料が不要であり、維持管理のランニングコストを大幅に削減(ゼロ抑制)できる点にあります。極めて少ない電力(省電力)でのデータ送信が可能なため、外部電源の確保が難しい地下環境等でも継続的なDX推進を実現。通信エリアは見通しの良い直線距離で「約10km程度」をカバーし、管轄エリア内に密着した無駄のないローカルIoTネットワークを構築します。

月額通信料ゼロで長距離通信(約10km)を実現し、特定の管轄エリアに密着したIoTネットワークを構築するLPWA(LoRa)技術

独自のローカルIoT網を構築する「LoRa」|高頻度データ収集と省電力の両立

特定の浄水場やポンプ場周辺など、限られたエリア(約10km圏内)の集中監視において、最も高い費用対効果を発揮する通信規格が「LoRa(ローラ)」です。

最大の特長は、携帯キャリア回線のような「月額通信費用」が一切発生しない(通信費ゼロ)点にあります。さらに、省電力設計によるバッテリーでの長期運用が可能であり、電源や通信ケーブルを引くインフラ工事も不要です。設置が容易でありながら、最短1分間隔での高密度なデータ収集を実現し、限られた予算内で持続可能かつ確実な監視ネットワークの構築を強力に支援します。

月額通信費ゼロとバッテリー長期運用で、限られた予算内で高頻度データ収集を実現するLoRa通信規格

無線通信LoRaのコストメリット|免許不要・通信費ゼロの独自ネットワーク

LoRa(ローラ)方式は「特定小電力無線帯域」を利用するため、無線の免許申請等を行うことなく、各自治体様・事業体様ごとの独自ネットワークを容易に構築できます。

最大の特徴である「月額通信費用なし」に加え、「低消費電力」によるバッテリーの長寿命化を実現。これにより維持管理におけるランニングコストを大幅に抑制し、経済的かつ持続可能なインフラ監視体制に大きく寄与します。

持続可能な水道事業運営を支援|ULSONA導入で期待される6つの効果

管路の老朽化対策と財政の健全化は、現代のインフラ管理における最重要課題です。ULSONA流量計の漏水検知システムは、単なる異常発見にとどまらず、事業運営全体に多角的な効果をもたらします。

ダブルチェックによる「早期・確実な特定」を起点とし、通信費や作業コストを削減する「経済的メリット」、遠隔一元管理による「維持管理の効率化」を実現。さらに蓄積された「データ活用」による予測管理への移行や、24時間監視体制による「安心感の向上」を提供します。これらの取り組みは水資源の浪費防止やSDGsへの貢献といった「資源保全と環境貢献」にも繋がり、次世代へ向けた強靭なインフラ基盤の構築を強力に支援します。

効果の柱具体的なメリット
1. 早期・確実な特定微小流速検知により、潜在的な漏水を拡大前に発見。
2. 経済的メリット通信費・作業コストの削減により、管理予算を最適化。
3. 維持管理の効率化遠隔一元管理で、現場巡回の負担と人的ミスを軽減。
4. データ活用蓄積データに基づいた、精緻な維持管理計画の策定。
5. 安心感の向上24時間監視体制による、地域住民への信頼性向上。
6. 資源保全・環境貢献水資源の浪費防止を通じたSDGs(目標6・11)への貢献。
早期特定・コスト削減・効率化など、持続可能な水道事業運営を支援し次世代のインフラ基盤構築に繋がるULSONAの6つの効果

クラウド対応 残留塩素濃度計付流量計ULSONA

1拠点で管路を包括監視|多項目統合センシングの実現

限られた予算と人員で広範な管路網を適切に維持管理するためには、データの集約と設備投資の合理化が不可欠です。本図は、クラウド対応「残留塩素濃度計付流量計ULSONA」による多項目統合センシングの全体イメージを示しています。

1つのアクセスポイント(サドル付分水栓等)にセンサーを設置するだけで、「流量」「流速」「水圧」といった管路の物理的な保全データに加え、「水温」「残留塩素濃度」といった水質管理データまでを同時に取得可能です。目的の異なる複数の専用計器を個別に設置するコストと手間を削減し、効率的かつ高度なインフラ一元管理体制の構築を支援します。

監視項目測定方式 / 機能
残留塩素濃度ポーラログラフ法(高精度・高安定)
流量・流速超音波挿入式(ULSONAテクノロジー)
水圧・水温リアルタイム・マルチセンシング
データ管理GPS位置情報付与・クラウド自動送信
1拠点で流量・水圧などの保全データと残留塩素などの水質データを同時に取得するULSONAの統合センシング

コストを抑えて安心アップ!「ULSONA UTY」3つの大きな強み

選ばれる3つの理由現場でどう役立つ?
1.工事費も通信費もお得に大掛かりな機械や配線がいらないため、予算を抑えてスムーズに導入できます。
2.いつでもどこでも安全確認ネットを通じて今の状況がすぐに見られ、大切なデータの保存もバッチリです。
3.まとめて測れてすぐ分かる塩素や水圧、水温などを1台でチェックでき、毎日の確認作業がとてもラクになります。

これからの水道管理を「もっと安く、もっとカンタンに、もっと安全に」するための、ULSONA UTYの特長です。

大掛かりな通信専用の箱(盤)がいらないため、最初の工事費や毎月の通信費をグッと節約できます。さらに、塩素の濃さや水圧などを24時間いつでもスマホやパソコンからチェックでき、異常があればすぐにお知らせが届くので安心。設定した数値で自動的に水を抜く機能など、現場の「あったらいいな」をしっかり詰め込んだ、これからの時代にピッタリのシステムです。

適切なインフラ維持管理には、データの集約と合理化が欠かせません。ULSONAシステムは、1つのアクセスポイントから「流量・流速・水圧」の物理データに加え、「残留塩素濃度・水温」の水質データまでをリアルタイムで取得。巡回採水業務の自動化と、エビデンスに基づいた確実な品質管理を同時に実現します。

残留塩素濃度計と流量計を組み合わせたULSONA UTYの構成図。配水管からの取水と計装盤内の機器連携プロセスを立体模型で解説。

残留塩素濃度計の仕様と特長|コンパクト設計と高精度監視の両立

5パラメータ(残留塩素・流量・水圧等)を同時計測するULSONA UTY。水質管理の効率化とコスト削減に貢献。
監視カテゴリー取得可能なデータ項目従来との比較
管路保全流量・流速・水圧個別の水圧計設置が不要に
水質管理残留塩素濃度・水温巡回採水業務の自動化
資産管理GPS位置情報・稼働ログ1拠点に全情報を集約

浄水場品質の水質検査と、流量・水圧の相関監視を一台で実現

水道施設の維持管理において、高精度なデータ収集と現場対応の迅速化は欠かせないテーマです。

本製品は、浄水場で最も実績のある東亜DKK製の「偏心回転微小電極ポーラログラフ法」残留塩素計を搭載し、管末においても極めて信頼性の高い水質検査を実現します。さらに、流量計測と同時に内蔵の水圧計でダブルチェックを行うことで、漏水などの異常を早期に検知。クラウド遠隔監視システムとの連携により、現場への移動時間を大幅に削減し、データに基づいた効率的かつ確実な運用管理体制を構築します。

搭載機能行政・維持管理における導入効果
1.東亜DKK製・残留塩素計浄水場水準の高精度な水質管理(0〜2.0mg/L)を現場の管網でも確実に担保します。
2.水圧計内蔵・流量計測流量と水圧の相関監視により、漏水等の管網異常に対する迅速な対応を可能にします。
3.クラウド遠隔監視連携現場巡回にかかる時間と人的コストを削減し、効率的なデータ運用を実現します。
ポーラログラフ式残塩計と水圧計を内蔵したULSONA流量計の機能図。クラウド遠隔監視による効率的な運用管理を解説。

水量と水質の統合監視を実現|拡張ユーティリティー「ULSONA UTY」

既存の消火栓などを活用し、大がかりな工事不要で流量・水圧・水温・残留塩素の4項目を統合監視するULSONA UTY

実証データ|既存設備を活用した多項目同時計測グラフ

本測定グラフは、既存の空気弁を一時的に撤去した箇所へ「ULSONAクラウド流量計付残留塩素計」を設置し、1拠点で同時に計測した実証データを示しています。

取得したデータは、視認性と分析のしやすさを高めるため、以下の3つのグラフに分割して表示しております。

・グラフ①:残留塩素濃度 と 水圧

・グラフ②:瞬時流量 と 流速

・グラフ③:積算流量 と 水温

このように、既存インフラ(空気弁等)をそのまま活用しながら、大がかりな工事を伴わずに水質と水量の多角的な動態把握が可能であることを実証しています。

Φ400 鋳鉄管GX  送水管
グラフ①
 (残留塩素濃度 と 水圧)

Φ400配水管における24時間の残留塩素濃度プロファイリングと、データ駆動型リスクマネジメントの概念図

24時間計測データから読み解く水質管理の実態と導入メリット

上図は、Φ400配水管における5月29日14時から24時間の計測例です。

残留塩素濃度が0.3mg/Lを下回ると追塩(次亜塩素酸ナトリウム注入)が行われる運用設定であり、グラフからもそのタイミングで濃度が上昇している様子が確認できます。一部で1.0mg/Lを超えるピークが見られますが、これは注入ポンプによる一時的な過注入と考えられ、本データをもとに注入制御の最適化が可能です。

※地域特性や季節変動により1.0mg/L程度の濃度が必要な場合もあるため、一概に「高すぎる」とは判断できません。また、グラフ後半の水圧低下は機器取り外し時の圧力変化であり、異常ではありません。

万が一、残留塩素が基準値(0.1 mg/L以上)を下回った場合、水質基準の不適合、微生物の再増殖、消費者の健康被害といった重大なリスクが生じます。

ULSONAによる継続的なモニタリングは、これらのリスクを未然に防ぎ、以下のメリットを提供します。

①リスクマネジメントの強化(早期特定と迅速な対応)

②効率的な予算確保の根拠(対策費用や設備投資の客観的データ提示)

③安定した安全な水供給への貢献

グラフ② (瞬時流量 と 流速)

リスクマネジメント強化、予算確保の根拠提示、安全な水供給への貢献という3つの導入メリットと将来展望

グラフ③ (積算流量 と 水温)

危険の早期発見、予算申請の証拠提示、安全な水のお届けというULSONAがもたらす3つのいいこと

異なる管路環境での計測結果|既設流量計の精度検証と漏水対策

【Φ400 鋳鉄管K形 配水管での24時間連続計測】

本グラフは、既設流量計(短管型)の更新要否を判定するため、ULSONAを用いて比較検証を行った事例です。

当該現場では「経年劣化」と「深夜帯の流量増加」からメーター故障が疑われていました。しかし、既設流量計の直近にULSONAを設置し24時間の比較計測を実施した結果、両者の計測値がほぼ完全に一致。既設メーターの正常稼働が証明され、深夜の流量増加は「夜間工事での水利用」が原因と特定されました。これにより不要な更新工事を見送り、大幅なコスト削減に貢献しています。

【深刻化する漏水問題への対策】

水道管の漏水は水資源の浪費のみならず、道路陥没などの深刻な二次被害や、自治体財政の圧迫を招きます。ULSONA流量計は、高精度な測定で微細な漏水も検知し、リアルタイム監視による早期発見・早期対応を強力にサポートいたします。

Φ400 鋳鉄管K形 配水管

既設メーターとULSONAの計測値が一致し、不要な更新工事を防いだ24時間比較計測グラフ。

※検証時の設置環境に関する補足

※本検証における空気弁の撤去は、24時間の比較計測期間中のみの仮設的な措置として、安全に十分配慮の上で実施されております。

水道事業の未来を支える次世代ソリューション。人員不足を補い、確実な残留塩素管理を実現する「ULSONA UTY自動排水装置」

「ULSONAUTY」PR画像。ソーラー駆動で残留塩素の測定・排水・クラウド管理を完全自動化。製品仕様やモニターも掲載。

安全な水質管理と業務効率化を両立。自動連動排水で基準値を徹底維持

水道事業においては、深刻な人員不足や技術・リソースの不足をどのように補い、さらに効率よく水道事業を運用していくかが大きな課題となっています。「ULSONA UTY」は、これらの課題を解決し、水道事業者様の作業等を強力にサポートできるツールです。

最大の特徴は、水道法に基づく残留塩素濃度と自動排水を完全に連動させたシステムである点です。法律で定められた基準値(0.1mg/L以上)を下回ることなく、安全に設定値によって残留塩素濃度を管理することができます。

  • 自動管理の具体例:
    • 残留塩素濃度が 0.15mg/L になったら、自動弁が開いて排水を開始。
    • 残留塩素濃度が 0.20mg/L に回復すれば、自動弁が閉じて排水を停止。

このように、人手を介さず24時間体制で確実な水質維持管理が可能となります。

「ULSONA UTY」図解。残留塩素(0.15〜0.20mg/L)に連動する自動排水の仕組みを視覚化。人手不足の解消と、3種のモデルやオプション構成が一目でわかるデザイン。

ULSONAUTY 自動排水システム

独自のセンサー技術『Caloriena』搭載。流体制御を最適化するスマート排水モジュール

安定したインフラ運用が求められる現場の課題を解決します。本図は「ULSONAUTY自動排水システム」の内部構造です。左側の「流入」から右側の「排水」に至る経路に、高精度の流量計センサーと20A電磁弁を統合。さらに、緊急時やメンテナンス時に備え、手動で操作できるオーバーライドゲートバルブ(赤色ハンドル)を標準装備しています。地表から100mm以上の深さを確保するクリアランス設計により、配管の凍結や外部からの衝撃リスクを低減。人員不足の現場でも、24時間安全かつ確実な排水管理を自動化します。

ULSONAUTY内部図。流量計と20A電磁弁による排水経路、見やすい手動バルブ、機器を守る深さ100mm以上の保護設計を分かりやすく図解。

現場巡回を劇的に削減。法令順守とコスト最適化を両立する自動排水・塩素管理システム

「ULSONAUTY」は、管末の水質最適化を自律的に行う先進の排水ソリューションです。クランプオン式(外装式)超音波Caloriena流量計と20A電磁弁を統合した堅牢な地下埋設ボックスを軸に、サドル付分水栓からの流入水を的確に側溝へ排出します。特筆すべきは給電方式のスケーラビリティです。AC電源(100V/200V・DC電源対応)による安定稼働はもちろん、内蔵蓄電池とソーラーパネルを組み合わせた「モデルA」により、インフラの未整備エリアでも完全自立駆動によるデータドリブンな水質制御が可能になります。

ULSONAUTY自動排水システムカタログ。2種の電源設置図、管末排水機構と法令順守等の利点を掲載。
項目詳細・メリット
【モデルA】
ソーラーバッテリーモデル
太陽光パネル&内蔵蓄電池を使用。商用電源不要の「完全オフグリッド運用」に対応。
【モデルB】
標準非ソーラーモデル
制御盤にAC100V/200V、DC電源を接続。安定した「常時運用」を実現する標準仕様。
地下埋設ボックス構成20A電磁弁、20A用Caloriena流量計、手動オーバーライドゲートバルブを内蔵。
メリット①【完全自動】現場巡回による日々の塩素管理・手動排水作業の手間が不要になる。
メリット②【法令順守】自律的な自動制御により、水質基準値を外れるリスクを確実に防ぐ。
メリット③【コスト削減】人件費の削減に加え、排水量と薬剤の使用量を最適化できる。

運用のカスタマイズで現場を最適化する

現場の状況や目的に合わせて、機能を拡張できる2つのオプションをご用意しています。

  • オプション1:流量計の追加
    • 自動排水(電磁弁20A)により排水した水量を正確に記録・管理できます。これにより無駄な排水を削減し、有収率の向上・改善に大きく寄与します。
  • オプション2:ソーラー蓄電池システム
    • 商用電源を一切使用することなく、オフグリッドでの完全自然エネルギー運用が可能になります。電源の確保が難しい場所への設置に最適です。
「ULSONA UTY」仕組み図。電源はソーラーと商用の2タイプ。残留塩素が基準を下回ると自動で排水し、水質を保ちます。

配水管の管末における水質管理の課題に対し、ULSONA UTYは残留塩素濃度を24時間自動で監視し、基準値を下回る前に自動排水を行います。
設置環境に合わせて選べる2つのラインナップをご用意。電源確保が困難な場所には、太陽光発電と内蔵蓄電池で稼働する「ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ」、既存の電気設備を活用できる場所には「商用電源利用タイプ」が最適です。
計測データ(残留塩素濃度・水温・水圧・瞬時流量・正逆積算流量)はクラウドを介して遠隔からリアルタイムで管理・監視できるため、見回りコストの削減と、安心・安全な水環境の維持を両立します。

項目ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ商用電源利用タイプ
主電源太陽光発電(クリーンエネルギー)商用電源(AC/DC)
バックアップ電源内蔵蓄電池なし
主な設置対象エリア電源確保が困難な場所、山間部、管末等既存の電気設備がある場所
基本機能残留塩素濃度の24時間自動監視、自動排水運転残留塩素濃度の24時間自動監視、自動排水運転
自動排水トリガー残留塩素濃度が基準値を下回った場合残留塩素濃度が基準値を下回った場合
配管接続構成配水管 > サドル付分水栓 > 管末等> 残留塩素濃度計 > 側溝(排水)配水管 > サドル付分水栓 > 管末 等> 残留塩素濃度計 > 側溝(排水)
データ管理方法コントローラ内蔵SDカード、クラウドによる遠隔リアルタイム監視・管理コントローラ内蔵SDカード、クラウドによる遠隔リアルタイム監視・管理
主な計測項目残留塩素濃度、水温、水圧、瞬時流量、正逆積算流量残留塩素濃度、水温、水圧、瞬時流量、正逆積算流量

電源確保の難題をクリア。完全「オフグリッド」が実現する、持続可能な水道管末管理。

【ソーラー搭載オフグリッドモデル】

千代田工業「ULSONA自動排水装置」のオフグリッド排水の仕組みと3つのメリット

水道事業における日々の残塩管理業務を自動化し、現場巡回の負担を劇的に軽減します。太陽光パネルと内蔵蓄電池によるオフグリッド運用に対応しているため、電源確保が困難な管末エリアでも確実な設置が可能です。電磁弁(Φ20〜)による的確な自動排水で基準値オーバーを未然に防ぎ、適切な塩素管理を維持。さらに、薬剤使用量を最適化することで、ランニングコストの大幅な削減にも貢献します。

項目詳細仕様・特徴導入効果・メリット
製品名ULSONA 自動排水装置(ソーラー&蓄電池搭載型)水質管理業務のDX化・自動化の推進
電源仕様太陽光パネル + 内蔵蓄電池(オフグリッド運用)電源のない場所でも設置可能、災害時のBCP対策
排水制御排水ユニット(電磁弁 Φ20〜)による自動制御配水管末端(管末)における残留塩素濃度の適正管理
法令順守残留塩素基準値オーバーの確実な防止水道法に準拠した安全な水質維持の徹底
業務効率化定期的な現場巡回・手動排水作業の自動化管理職員の現場巡回コストおよび労力を劇的に削減
コスト削減自動排水による薬剤使用量・排水量の最適化水道事業におけるランニングコストの大幅な圧縮

現場の声から生まれた水道DX。「有収率向上」に寄与する残留塩素濃度計連動型自動排水装置

【標準モデル】

千代田工業の残留塩素濃度計連動型自動排水装置「ULSONA」。配水管末端の自動排水による水道DXとコスト削減を図解。

水管末端における日々の残留塩素管理や現場巡回は、人員不足に悩む水道事業において大きな負担となっています。千代田工業が提案する「ULSONA 残留塩素濃度計連動型自動排水装置」は、この課題を水道DXによって根本から解決します。
サドル付分水栓を用いて既存の配水管へ容易に設置可能で、測定値が設定を下回った場合のみ自動で排水ユニット(電磁弁)が稼働し、側溝へ安全に排水します。「完全自動」による現場巡回の劇的な削減と、「法令順守(基準値の確実な維持)」を両立。さらに、管末の水質低下を防ぐことで浄水場での過剰な薬剤注入を抑え、「コスト削減」にも直結します。
現在、実際の自治体フィールドにおける長期実証試験も進行しており、実運用データに基づいた確実なインフラ管理を低コストで実現します。

導入メリット解決できる現場の課題・ソリューション内容
【完全自動】現場巡回の劇的改善手動での管末排水作業や日々の塩素確認が不要になり、人手不足を解消
【法令順守】安全な水質の担保リアルタイム監視と自動排水の連動により、残留塩素の基準値逸脱を確実に防ぐ
【コスト削減】薬剤使用量の最適化管末での確実な水質維持により、浄水場などでの過剰な塩素剤投入コストを削減
システム構成・設置の容易さサドル付分水栓と排水ユニット(電磁弁Φ20~)を用い、側溝等へ安全に排水

商用電源ゼロで、どこでもクリーン&スマートな水質管理を実現!

管末付近のサドル付分水栓や水栓柱(カラン)から計測可能なオールインワン据置モデル「ULSONA UTY」自動排水装置の製品説明。

電源不要、工事不要、設置場所を選ばず、即日稼働可能!

電源ゼロで水質を自動キープ!スマート自動排水装置「ULSONA UTY」

電気工事不要のソーラー蓄電システムにより、管末における残留塩素濃度の自動管理と排水を完全オフグリッドで実現します。浄水場同等の高精度センサーが設定閾値(例:0.20mg/L未満)に応じて電磁弁を自動制御。維持管理工数の削減と、安全かつ安定した給水体制の構築に貢献する次世代デバイスです。

項目詳細内容備考
製品名残留塩素濃度連動 自動排水装置 ULSONA UTY次世代型スマートウォーターグリッドデバイス
動作電源ソーラー蓄電システム(太陽光パネル+蓄電池)完全オフグリッド運用・電気工事不要
本体ユニット構成・コンパクトな自立型ユニット
・自動排水ユニット
・計器・バッテリー収納部
・制御部・残留塩素計
省スペース設計で各機能を1台に内蔵
自動排水の仕組み管末の残留塩素濃度を連続計測し、設置閾値(例:0.20mg/L未満)に基づき電磁弁を自動開閉浄水場レベルのセンサーによる完全自動化
導入のメリット1. クリーンエネルギー(環境にやさしいソーラー運用)
2. 省人化・効率化(自動制御で管理工数を削減)
3. 安心・安全(安定した水質管理で安心の水供給)
千代田工業の残留塩素濃度連動自動排水装置「ULSONA UTY」の製品解説ポスター。ソーラーパネルと蓄電池を用いた電源構成、管末での残留塩素管理と自動排水の仕組み、コンパクトなユニット構造を説明。

管末の残留塩素濃度管理に、新たな選択肢を。

配水管の末端における水質維持は、安全な給水において極めて重要です。「ULSONA UTY 残留塩素濃度連動型 自動排水装置」は、管末付近のサドル付分水栓、または一般的な水栓柱(カラン)から直接接続し、効率的な水質計測と自動排水を行うことができるシステムです。

■ 優れた設置性と柔軟な接続 専用の特殊な工事を必要とせず、既存のサドル付分水栓や水栓柱(蛇口)から直接、残留塩素濃度の計測・接続が可能です。設置の手間を大幅に削減し、必要な場所に速やかに導入できます。

■ ソーラー蓄電池による完全自立運用 電源の確保が困難な管末エリアでも、付属の太陽光発電パネルと蓄電池によって完全自立(オフグリッド)運用が可能です。商用電源は一切不要であり、災害時や停電時でも途切れることなく水質監視を継続します。

■ 遠隔監視による管理業務の効率化 計測されたデータ(残留塩素濃度、水温、水圧、流量等)は、クラウドを介してリアルタイムに監視可能です。現地への巡回負担を軽減し、データに基づく確実な水質管理をサポートします。

太陽光パネル搭載 自動排水装置 寸法およびシステム構成図

本図は、完全自立運用を可能にするソーラー発電ユニットおよび制御ボックスの寸法・配置構成を示しています。幅1200mm×奥行800mm×高さ1000mmの筐体内に、自立電源用バッテリーと集中管理を担う「ULSONA DT制御盤」を格納。取水からの残留塩素濃度計測、判定による電磁弁の開閉連動、そして自動排水に至るまでの一連のプロセスを確実に行い、安定した水質管理を実現します。

項目仕様・詳細備考
筐体全体サイズW: 1200mm × D: 800mm × H: 1000mm太陽光パネル・フレーム含む外寸
制御ボックス設置部高さ(H): 600mm / 奥行内寸: 800mmフレーム内部の有効スペース
主要搭載機器・太陽光パネル
・制御ボックス
・手動バルブ、電磁弁、残留濃度計
制御ボックス内構成・バッテリー(自立電源)
・ULSONA DT制御盤(集中管理)
パネル設置サイズ目安:800 × 428
自動排水フロー1. 塩素濃度計測
2. 判定・連動
3. 自動排水
取水から排水までを自動制御
自動排水装置の寸法図および構造解説。幅1200mm×奥行800mm×高さ1000mmの本体に太陽光パネル、制御ボックス、バッテリー、ULSONA DT制御盤を搭載。塩素濃度計測から自動排水までの流体経路フローを含む。

商用電源不要!ソーラー蓄電池で完全自立運用

計測項目計測・対応範囲備考
残留塩素濃度0.00 〜 2.00 mg/Lリアルタイム計測・排水連動
水温0 〜 50 ℃クラウドリアルタイム監視対象
水圧0 〜 1.0 MPaクラウドリアルタイム監視対象
流量(瞬時正負流量)±0.003 〜 ±20 m/secクラウドリアルタイム監視対象
流量(積算流量)正負独立積算対応クラウドリアルタイム監視対象
電源仕様ソーラーパネル + 蓄電池商用電源不要(完全クリーンエネルギー)
接続対応箇所サドル付分水栓、水栓柱(カラン/蛇口)、Φ75フランジ、町野口金等管末付近からの計測・接続が可能

現場のニーズに応える「ULSONA UTY」製品ラインナップ

設置環境や運用目的に合わせて選べる3つのシステムラインナップ

残留塩素濃度連動自動排水装置ULSONA UTYの3つのタイプ(ソーラーオフグリッド・商用電源・可搬式ポータブル)の仕組みと特徴の解説イラスト

地域の水質安全を24時間体制で維持するため、残留塩素濃度と連動して自動で排水を行う「ULSONA UTY」を活用した自動排水装置です。給電環境や設置期間のニーズに応じ、最適な3つの運用パターンを展開しています。

  1. ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ: 太陽光発電と内蔵蓄電池のみで駆動。電源のない山間部や管末でもクリーンに稼働します。
  2. 商用電源利用タイプ: 安定した100V等のコンセント電源を利用し、残留塩素濃度計と連動して確実な排水管理を行います。
  3. 可搬式タイプ(ポータブル): キャスター付きで容易に移動可能。仮設・臨時配管の水質管理や、災害・緊急時の水質モニタリングに最適です。

全タイプ共通して、残留塩素濃度・水温・水圧・流量(正負計測)のリアルタイム計測に対応し、クラウド遠隔監視による確実な水質維持を実現します。

製品名(ラインナップ)設置方式電源仕様計測項目特徴・用途
常設型 ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置常設タイプ常設型 ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置商用電源残留塩素濃度、水温、水圧
(※オプションで流量)
管末付近等の固定ポイントで、安定して継続的な水質監視・自動排水を行う標準モデル。
ソーラー蓄電池常設型
ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置
常設タイプ
ソーラー蓄電池ソーラー蓄電池常設型
ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置
ソーラー蓄電池システム
(オフグリッド)
残留塩素濃度、水温、水圧
(※オプションで流量)
常設でありながら商用電源を必要とせず、完全自然エネルギーのみで自立駆動するモデル。
可搬型 ULSONA UTY
残留塩素濃度連動自動排水装置
 可搬式可搬型 ULSONA UTY
残留塩素濃度連動自動排水装置のロゴソーラー蓄電池システム
(オフグリッド)
残留塩素濃度、水温、水圧
(※オプションで流量)
常設型と同じ計測項目・同じ計器類を使用した移動式モデル。必要な場所へ持ち運んで運用可能。
コンパクト残留塩素濃度計
ULSONA UTY(自動排水装置なし)
常設タイプコンパクト残留塩素濃度計
ULSONA UTY(自動排水装置なし)のロゴ  常設タイプ       ソーラー蓄電池コンパクト残留塩素濃度計
ULSONA UTY(自動排水装置なし)ソーラー蓄電池運用のロゴ商用電源/ソーラー蓄電池システム
(オフグリッド)
残留塩素濃度、水温、水圧配水管途中への設置に適合するモデル。省スペースでの正確な水質監視に最適。

ULSONA UTY自動排水装置のラインナップは、大きく分けて「可搬式」「常設タイプ」があり、常設タイプにはソーラー蓄電池システム付きかそうでないタイプの2種類をご用意しています。お客様の設置環境に合わせて最適な仕様をお選びいただけます。

ULSONA UTY自動排水装置の主な設置場所としては「管末付近」が一般的に想定されますが、上記ラインナップの通り、配水管途中の設置に適合する「コンパクト残留塩素濃度計 ULSONA UTY(自動排水装置なし)」もご用意しております。

こちらは、弊社WEBサイト内の【左メニュー】に詳細を掲載しておりますので、ご興味がございましたら、ぜひ一度チェックしていただければ幸いです。水道事業の効率化と安全な水質管理に向けて、お気軽にお問い合わせください。

不断水で設置可能なULSONAクラウド流量計残留塩素濃度計付についてのお客様、お問い合わせ先の画像です。

水道DXで維持管理コストを大幅削減。完全自動の「残留塩素濃度計連動型自動排水装置」

滞留水対策や有収率向上、相関関係による漏水検知など、ULSONAシリーズが解決する水道インフラの課題と製品ラインナップ一覧。

過疎化が進む地域の配水管網において、管末で遊離残留塩素が0.1mg/Lを下回る「滞留水」の発生を防ぐため、水道職員の皆様が手作業でドレン弁を開閉されているという過酷な現場の声を耳にしました。この維持管理の負担を根本から解決するため、従来の「ULSONA UTY残留塩素濃度計」に電磁弁を追加し、開発されたのが本システムです。

標準で「残留塩素濃度・水温・水圧」の3項目を同時計測し、異常低下時にのみ必要最小限の自動排水を実行。無駄なロス水を防ぐことで、水道事業の重要課題である**「水道有収率の向上」**にも大きく寄与します。さらに2026年6月中旬より、某市にて「太陽光パネルと蓄電池」を用いた約1年間の実証試験を開始します。商用電源を必要としない完全自律型の自然エネルギー運用が実現すれば、設置シーンは飛躍的に拡大します。

【漏水検知における高いコストパフォーマンス】 本システムの標準仕様である「水圧計」の数値は、残留塩素濃度と強い相関関係にあります。水圧が低下すれば、タイムラグを伴って塩素濃度も低下するため、この2つのデータ変動を捉えることで効果的な漏水チェックが可能です。より高度な管理が必要な重要拠点にはオプションの「ULSONA流量計(超低速流速対応)」を追加し、水圧・流速・塩素のトリプルチェックによるフルスペック運用を。コストを抑えて広範囲の漏水監視を行いたい場合は、標準の「残留塩素濃度計(水圧計付)」を。現場の予算と用途に応じた最適な「ULSONAシリーズ」をご活用ください。

全国の水道事業体が直面している維持管理の問題

【課題】管末の「滞留水」による維持管理の負担。人手不足の水道事業が抱える現状

過疎化が進む地域の配水管網において、管末(配水管の末端)における水質維持は極めて深刻な課題となっています。水の流れが長期間滞ることで、遊離残留塩素濃度が基準である0.1mg/Lを下回る「滞留水」が発生するリスクが高まるためです。
現状では、安全な水質を保つために水道職員の皆様が定期的に現地へ赴き、手作業でドレン弁を開閉して水を抜くという、多大な労力を要する維持管理が行われています。わたしたちは、この属人的で負担の大きい現場の課題に直面し、持続可能なインフラ管理を実現するための根本的な解決策の必要性を強く認識しました。

過疎化地域の配水管網における管末の滞留水問題。残留塩素低下を防ぐ職員の手作業による多大な維持管理の負担を図解。
現状の課題現場で起きている具体的な問題・リスク
管末の滞留水・水質低下リスク水の流れが滞ることで、遊離残留塩素が0.1mg/Lを下回る恐れがある
維持管理の負担・人手不足職員が定期的に現場へ赴き、手作業でドレン弁を開閉する多大な労力を要する環境
過疎化地域の配水管網人口減少に伴い水の利用が減り、さらに水が滞留しやすい状況が加速している

【解決】ULSONAによる「自動監視×自動排水」。無駄なロス水を抑え、確実な水質管理を実現

残留塩素・水温・水圧を自動監視し、異常低下時のみ自動排水を実行して無駄なロス水を防ぐULSONA UTY。

管末の滞留水問題による過酷な維持管理に対し、「ULSONA UTY残留塩素濃度計」による根本的な解決策をご提案します。
本機は「残留塩素・水温・水圧」の3項目を24時間体制で同時計測。水質の異常低下を検知した際にのみ電磁弁を連動させ、必要最小限の自動排水を実行します。これにより、職員の皆様が手作業で行っていたドレン弁開閉業務を大幅に削減。同時に、排水のしすぎによる「無駄なロス水」を最小限に抑止します。現場の負担軽減と水道事業の有収率向上を同時に達成する、実用性の高い水道DXソリューションです。

搭載機能・アプローチ内容(センシング・制御)現場にもたらすメリット(課題解決)
自動監視(3項目同時計測)残留塩素・水温・水圧の3パラメータを24時間連続で高精度に計測します。職員による現場での定期的な水質確認・巡回業務を削減します。
自動排水(電磁弁連動)計測値の異常低下を検知した時のみ、連動する電磁弁を開き排水を実行します。手作業でのドレン弁開閉の負担をゼロにし、業務効率を改善します。
必要最小限の排水制御基準値まで回復した時点で排水を自動停止するループ制御です。無駄なロス水を最小限に抑え、水道事業の有収率向上に寄与します。

管末の水質を自動最適化。水道DXを推進する「残留塩素濃度計連動型自動排水装置」

管末制御とクラウド連携で残留塩素を自動最適化するULSONA UTYのシステム構成図。

■ 管末の残留塩素濃度管理に苦慮されている自治体・水道事業者様へ|水道法基準を24時間自動で守る、現場の手間いらずな自動排水対策

「管末の水質測定が大変で人手が足りない」「電源がない場所の塩素濃度をどうやって維持すればいいか分からない」といった水道管理・インフラ設備の現場の困りごとを、千代田工業のULSONA UTYが解決します。

「ULSONA UTY」仕組み図。断水なしで設置可能。塩素濃度が下がると自動排水し、LTE-M通信のクラウド連携で漏水の兆候もリアルタイムに検知します。

■ 配管を止めずに設置できる水質監視システム|LTE-M通信での遠隔監視と自動排水による漏水・水質異常の予兆検知

本システムは配線工事不要で低コストで簡単設置。0~2.0mg/Lの広範囲・高精度残留塩素計測に対応し、クラウド連携とSDカードの二重保全でデータを守ります。災害時や仮設・臨時配管の水質モニタリングにも最適です。

■ 現場環境に合わせて選べる3つの駆動タイプとオプション

  • ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ: 太陽光&蓄電池で動く。電源のない管末に最適。
  • 商用電源利用タイプ: コンセントで動く。常設ポイントの安定運用に。
  • 可搬式(ポータブル)タイプ: キャスター付きで移動可能。災害時や仮設配管に。
  • 【オプション】流量計追加: 排水量を記録・管理し、無駄な排水を削減して有収率アップ。

配水管網末端における水質確保と維持管理工数の削減を両立

スマート配水インフラ管理のコンセプト図。太陽光パネルと内蔵コントローラ、および subterranean の流量計・バルブを備えた自律型フラッシングユニット(ULSONAUTY)を配水管の末端に配置。滞留水(「行きどまりの管」)の問題をオフグリッドで解決する最先端ソリューションを視覚化。

配水池から遠く離れた管網末端(エッジ)における水質維持は、水道事業の維持管理コストを圧迫する大きな課題です。千代田工業の「ULSONA UTY」は、この課題を水道DXによって根本から解決する次世代型スマートデバイスです。
既存配管を活かせる「不断水設置」でスムーズに導入でき、エッジ側で残留塩素を高精度に測定。設定値に基づく自律的な自動排水(電磁弁制御)により、管末の水質を動的に最適化します。さらに取得したデータはLTE-M回線でクラウドへ同期され、リアルタイムな遠隔監視や異常時のアラート通知を実現。限られた予算と人員で、確実な水質担保と次世代の管網運用を低コストでサポートします。

システムのコア機能詳細・実現する水道DXソリューション
管末エッジ制御(自動排水)設定閾値(例: 0.20mg/L以下)で電磁弁が自律稼働し、水質を自動最適化
【クラウド連携】遠隔監視LTE-M回線を活用し、PC・スマホから24時間リアルタイムで状況把握
【クラウド連携】データ分析蓄積されたデータを活用したトレンド分析により、水質異常や漏水の予兆検知を支援
【クラウド連携】アラート通知基準値逸脱などの異常検知時に、担当者へ即時通知し迅速な初動対応をサポート
不断水設置による低コスト化既存インフラの稼働を止めず、大がかりな配線工事不要でスムーズに導入可能
不断水で設置可能なULSONAクラウド流量計残留塩素濃度計付についてのお客様、お問い合わせ先の画像です。

コストカットを強力サポート!
水道DXを実現する「ULSONAクラウド」の強み

ULSONAクラウドの3つの強み(通信コスト削減、安全・信頼性、多項目監視)とULSONA UTYの基本スペックを解説した図解。

持続可能な水道インフラの構築には、維持管理コストの最適化が不可欠です。「ULSONAクラウド」と「ULSONA UTY」は、自治体様が抱える課題を3つの強みで解決します。
第一に「圧倒的なコスト削減」です。高額なテレメータ盤や光ケーブルの敷設を必要とせず、安価なLTE-M回線と簡素な設置工事のみで運用を開始できます。第二に「高い安全・信頼性」。異常値の即座検知や本体へのデータバックアップにより、セキュアなインターネット経由でのアクセスを可能にします。そして第三に「多項目計測とリアルタイム監視」。残留塩素、水圧、水温をはじめ、オプションで流量・流速を含む複数のデータを一元管理し、安全な水質担保とデータドリブンな次世代管網運用を低コストで実現します。

ULSONAクラウドの強み具体的なメリット・機能詳細
① 通信コスト・工事費削減LTE-M回線の活用、高額なテレメータ盤不要、簡素な工事による導入ハードルの低減
② 安全・信頼性水質異常などの即座検知、通信障害に備えたデータバックアップ、セキュアなインターネットアクセス
③ 多項目計測・リアルタイム監視残留塩素、水圧、水温(オプション:流量、流速)を同時に測定し、24時間遠隔監視
ULSONA UTY 基本スペック通信:LTE-M / 電源:DC・AC対応 / 自動排水弁口径:20A〜 / 残留塩素排水閾値:任意設定

管末の水質低下を自動検知・最適化。水道DXを推進する次世代型スマートウォーターグリッド

管末制御とクラウド連携で水道DXを実現するULSONA UTYの構成図。残留塩素の自動排水とデータ一元管理を図解。

配水管網における管末の残留塩素維持は、水道事業の安全性とコストを左右する重要課題です。千代田工業が提供する「ULSONA UTY」は、管末制御とクラウド連携を融合させた次世代型スマートウォーターグリッドを構築し、この課題を根本から解決します。
0〜2.0mg/Lの広範囲を高精度に計測し、危険値(例:0.19mg/L以下)を検知すると自律的な電磁弁制御で自動排水を実行。水質を動的に最適化することで、現場巡回のコストを劇的に削減します。取得したデータはLTE-M回線でクラウドへリアルタイム同期されるとともに、本体SDカードへも二重保全。大がかりな配線工事不要で設置でき、水質異常や漏水の予兆検知といったデータドリブンな管網運用を低コストで実現します。

千代田工業の残留塩素濃度計連動型自動排水装置ULSONA UTYの仕組み。管末の自動排水とクラウド監視を図解。
コア機能(強み)詳細スペック・実現するソリューション
① 広範囲・高精度残留塩素計測0~2.0mg/Lの計測範囲で、管末の微細な水質変化を高精度に測定しデータ化
② 自律的電磁弁制御(自動排水)設定閾値(例: 0.20mg/L以下)に基づき自動排水を実行し、水質を動的に最適化
③ LTE-M連携&SD二重保全安価なLTE-Mでクラウドへリアルタイム同期しつつ、本体SDカードにもデータを安全にバックアップ
④ データドリブン管網運用配線工事不要の簡単設置で、集積したデータから水質異常や漏水の予兆検知を強力に支援

確実な水質維持とロス水の最少化。ULSONA UTY「自動排水フロー」

ULSONA UTYの自動排水フロー図。残留塩素濃度をリアルタイム監視し、0.2mg/L以下で自動排水を開始、0.5mg/L以上で停止後、再び監視に戻る一連の自律制御プロセス。

水質管理業務における最大の課題である「現場への駆けつけ」と「手動での排水作業」を、ULSONA UTYが完全に自動化します。
本システムは、配水管内の残留塩素濃度を24時間体制でリアルタイム監視します。濃度が任意の設定値(例:0.2mg/L)以下に低下したことを検知すると、即座に電磁弁を開放して自動排水を開始します。その後、水質が安全な基準値(例:0.5mg/L)まで回復したことを確認した上で自動的に排水を停止し、速やかに通常のリアルタイム監視状態へと復帰します。
この一連の自律的な制御ループにより、設定値に達するまで「回復待ち」を維持するため確実な水質改善が行える一方、基準値到達後は即座に止水するため無駄な排水を最小限に抑えます。限られた人員での持続可能な水道管網管理を強力にサポートする、極めて実用性の高いシステムです。

制御ステップ動作条件・閾値(※任意設定可能)システムの動作・効果
監視状態常時(24時間365日)高精度センサーによる残留塩素濃度のリアルタイム監視とクラウド同期
自動排水開始残留塩素濃度 ≦ 0.2mg/L(例)電磁弁を「開」にし、排水を開始。水質低下を自動で検知して即座に対応
回復待ち0.2mg/L ~ 0.49mg/L の間排水状態を維持したまま監視を継続。中途半端な状態での止水を防止
自動排水停止残留塩素濃度 ≧ 0.5mg/L(例)電磁弁を「閉」にし、排水を停止。無駄な排水(ロス水)を最小限に抑制
監視復帰排水停止後直ちにリアルタイム監視状態へ戻る。継続的かつクローズドな自動制御を実現

カタログ

ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型自動排水装置(New)

ULSONA UTY残留塩素濃度計

ULSONA UTY残留塩素濃度計(流量計付)

ULSONA UTY 残留塩素濃度計

水道法に基づく厳格な水質管理を、より確実かつスマートに。

水道水における遊離残留塩素濃度0.1ppm以上の保持を自動化し、安全な給水をサポートするシステムです。
濃度の低下を常時監視し、あらかじめ設定した閾値に達した段階で自動弁が作動。必要最低限の排水のみを行い、基準値を満たした安全な水質へと回復させます。水資源を余計に破棄することなく、法令に則った確実な水質維持と、管理業務の効率化・省力化を同時に実現します。

グラスに入った透明な水を手にして笑顔を見せる女性と女の子の画像。上部には「計る、守る、くらしの明日」というゴールドのキャッチコピーと「ULSONA」のロゴ。緻密な水質管理が市民の安全で豊かな暮らしを支えていることを表現している。

電源不要のオフグリッド運用を実現する、次世代の残留塩素自動排水システム

水道事業体様において、人手不足に伴う現場の巡回・保守業務の効率化は急務となっています。本システムは、商用電源のない場所でも設置可能な「ソーラー駆動」に対応した自動排水・残留塩素測定システムです。

浄水場で最も実績と信頼性のある「ポーラログラフ法」を採用した計測器と、24時間通信可能な「クラウド発信器」をコンパクトな計装盤に一体化。現場に行かなくても、PCやスマートフォンからリアルタイムに水質データや稼働状況を確認できるため、巡回コストと管理工数を大幅に削減します。

また、既存の配水管に対して水を止めることなく施工できる「不断水設置」に対応。断水工事に伴う周辺住民への影響や、施工コスト・手間のハードルをクリアし、スムーズな導入を後押しします。

安定した水質管理を実現する、ULSONA UTYのソーラー・クラウド遠隔監視システム

ソーラーパネルで動き、スマートフォンでいつでも水質を確認できる監視システム「ULSONA UTY」のイラスト。地下の配管の水を止めずに、そのままセンサーを取り付けて計る仕組みが描かれています。
技術・コンポーネント具体的な仕様・先進機能
コアセンシング高精度ポーラログラフ法による残留塩素濃度・流量の連続測定
IoT・通信機能クラウド発信器内蔵/異常時のリアルタイムアラート通知機能
クリーンエネルギー仕様パネル出力:175W / バッテリー容量:100Ah / 無日照対応:約6日間(計測:残塩・水圧・水温)
省電力設計コントローラ消費電力:約15W(計測器・通信機含む極小負荷)
設置寸法・スペース全高:1.8m / 設置・基礎面積:W600mm × D600mm

24時間クラウド遠隔監視と確かな測定技術で、現場巡回業務を劇的に削減

評価項目システム仕様・導入メリット
導入の主目的現場巡回業務の削減、および確実な水質管理の継続
採用測定方式ポーラログラフ法(浄水場で最も実績があり、高い信頼性を確保)
稼働電源ソーラー駆動による完全独立電源(商用電源不要のオフグリッド運用)
施工方法不断水設置(配管内の水を止めずに設置可能、断水工事コストを大幅削減)
監視体制24時間クラウド遠隔監視(PCやスマホからリアルタイムにデータ確認可能)

水圧と残留塩素の相関で異常を「事前予測」。漏水検知の精度を高めるダブルチェック

深刻化する水道インフラの老朽化に対し、水質異常や漏水の早期発見は急務です。「ULSONA」は標準搭載の水圧計を活用し、管網リスクの「事前予測」を実現する水道DXソリューションです。
水圧の低下からタイムラグ(予測リードタイム)を経て残留塩素濃度が低下する相関関係を捉えることで、異常の兆候をいち早く察知。さらに、水圧と残留塩素の両面から異常を判定する「ダブルチェック」を行うことで、誤検知を防ぎ漏水判定の信頼性を飛躍的に向上させます。プロセスの見えない変化を可視化し、現場の無駄な緊急出動を削減。安全・安心な管網運用を低コストでサポートします。

水圧と残留塩素の相関グラフ。時間ラグを利用した低下の事前予測と、漏水検知のダブルチェックを図解。

水圧低下から残留塩素濃度の低下を事前に予測し、漏水検知のダブルチェックにも寄与します。

水道インフラの老朽化対策において、漏水の早期発見は極めて重要ですが、同時に「誤検知による無駄な緊急出動」をいかに減らすかが維持管理の大きな課題となっています。ULSONAはこの課題に対し、水圧と残留塩素濃度の両面から異常を捉える「ダブルチェック」システムで確実なソリューションを提供します。
水圧計が圧力の低下をリアルタイムに検知し、その時間ラグを活用して残留塩素濃度の低下を事前予測します。この2つの指標を掛け合わせて判断することで、単一センサーでは避けられない誤検知リスクを大幅に低減し、漏水判定の信頼性を飛躍的に向上させます。確かな根拠に基づくデータドリブンな管網管理が、自治体様の無駄なコストを削減し、安全で効率的な水道DXをサポートします。

水圧低下のリアルタイム検知と残留塩素低下の事前予測を組み合わせた、ULSONAによる漏水検知のダブルチェックシステム。
製品の強み・アプローチ実現するソリューションと現場のメリット
① 高精度な測定微小な水圧・残留塩素の変化も高精度に検出し、データ化します
② リアルタイム監視連続測定により、管網内の見えない変化を即時に把握可能です
③ 予測による先手対応時間ラグを利用した事前予測で、トラブルに対する適切な初動対応をサポートします
④ 漏水検知の信頼向上水圧と残留塩素の「ダブルチェック」により、誤検知を減らし判定精度を向上させます
⑤ 効率化とコスト削減トラブルの早期発見と先手対応により、過剰な業務負担や運用コストを削減します

経年劣化による残留塩素低下リスクと、管末監視の重要性

水道管網の老朽化、特に経年劣化した鋳鉄管の内部では、水質管理上の深刻な課題が潜んでいます。

管壁に形成された腐食層やスケール(水垢)の付着により、浄水場で添加された残留塩素が途中で過剰に消費されてしまう現象です。このため、配水池を出た時点では十分な濃度があっても、管末(給水栓)に至るまでに法定基準値を下回るリスクが高まります。安全な水質を担保するためには、こうした経年管路における残留塩素濃度の低下をリアルタイムで把握し、適切に対処する監視体制が不可欠です。

経年管におけるリスク要因水質管理への具体的な影響
1.管内壁の腐食層鉄の酸化反応等により、水中の残留塩素が化学的に消費・還元されます。
2.スケールの付着有機物や微生物の温床となり、塩素の消失スピードをさらに加速させます。
3.末端での濃度低下滞留時間の増加と相まって、法定基準値(0.1mg/L以上)の維持が困難になります。

布設から40年以上経過した老朽鋳鉄管では、管内面の剥離や錆こぶ等の影響により、残留塩素が著しく消費される傾向にあります。「残留塩素濃度計 ULSONA」は、この特性に着目しました。
従来予測が難しかった「異常な残塩消費」の現象を逆手にとり、水質(残留塩素濃度・水温)と水質以外の指標(水圧・流量)を同時に常時監視します。これらの多角的なデータから、水圧・流量の低下と残塩消費が重なる箇所を論理的に特定。広大な水道管網から漏水疑いエリアを効果的に絞り込むことで、自治体様の漏水調査コストの大幅な削減と、効率的なインフラ更新に貢献いたします。 

浄水場クラスの精度を凝縮したコンパクト筐体

残留塩素濃度計ULSONA 寸法

ULSONAクラウド残塩計の製品写真。H400×W200×D162mmの寸法線が入り、コンパクトながら浄水場と同等の高精度測定が可能なことを示す図解。

カタログ

ULSONA UTY残留塩素濃度計

ULSONA UTY残留塩素濃度計(流量計付)

ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型自動排水装置(New)

クラウド対応ULSONA UTY

クラウド対応/非対応モデルの選択が可能

ULSONA UTYモデルは、クラウド対応型に加えて、クラウド通信機能を外したスタンドアロン型(非クラウドモデル)もご用意しています。

モデル特長通信費
クラウド対応型LTE通信で自動送信・遠隔監視/アラート通知対応月額 約4,000円(2026年3月現在)
非クラウド型通信費不要/ローカル出力(CSV)対応(4-20mA・RS485)通信費なし

【重要】ULSONAクラウド流量計 通信環境に関する設置上のご留意事項

ULSONAクラウド流量計(残留塩素濃度計付)は、安定したデータ通信網として携帯電話回線(LTE-M:ソフトバンク・KDDI)を利用しております。そのため、山間部など電波の到達が困難なロケーションにおいては、遠隔監視システムが正常に稼働しない可能性がございます。
確実な運用を行っていただくため、設置予定地におけるスマートフォンの電波状況を一つの目安としてご確認いただき、通信環境に懸念がある場合は、事前の現地調査等を含め弊社までご相談ください。

メンテナンス

不断水で設置可能なULSONAクラウド残塩計のメンテナンスPR画像です。

安定稼働を支えるシンプルなメンテナンスと、明確な維持管理計画

ULSONAクラウド残塩計の継続的かつ安定した稼働には、定期的な消耗品の交換が不可欠です。本製品の主要なランニングコストは、水質を検知する「電極」と、電極表面を物理的に洗浄する「ビーズ」の交換費用に集約されます。
維持管理に必要な消耗品が明確なため、次年度の予算計画が立てやすく、長期的なインフラ管理においてもコストの透明性を確保できます。

消耗品名交換時期の目安役割と備考
洗浄用ビーズ約3ヶ月〜6ヶ月回転電極式ポーラログラフ法において、測定中に電極表面の汚れを物理的に落とし、測定精度を保ちます。
測定用電極約12ヶ月に1回残留塩素濃度を正確に検知するための心臓部です。経年による感度低下を防ぐため、年1回の定期更新を推奨します。

クラウド対応は、お客様の用途に応じて、ご選択いただけます。

現場の運用体制や予算規模に応じて最適な選択が可能な「ULSONA残塩計」シリーズ。遠隔からのリアルタイム監視を可能にする標準の「クラウドモデル」、水質・水量の一体管理を実現する「流量計付モデル」、そして通信インフラが不要で初期・運用コストを抑えられる「クラウド連携なしモデル」の3種をご用意し、持続可能で確実な水道施設運営を支援します。

製品タイプクラウド連携測定項目データ記録・出力主な特徴・メリット
ULSONAクラウド残塩計あり残留塩素濃度
水圧
クラウドサーバー保存(CSVファイル出力遠隔からリアルタイムで監視できる基本モデル。
ULSONAクラウド流量計付残塩計あり残留塩素濃度
水圧
流量
水温
クラウドサーバー保存(CSVファイル出力水質と水量の一体管理を実現。500mm以上の空間で設置可能。
ULSONA残塩計(クラウド機能なし)なし残留塩素濃度
水圧
流量
水温
変換器内蔵SDカード
(CSVファイル出力)
通信不要な環境に適し、導入コストを抑えられるモデル。

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

不断水で設置可能なULSONAクラウド流量計残留塩素濃度計付についてのお客様、お問い合わせ先の画像です。

MN型 空気弁付短管|空気弁付挿入式ULSONA流量計で高精度計測を担保

流量計測に最適な直線配管区間に本製品を設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。

超音波流量計等の計測において、流体中の空気溜まりや気泡は重大な計測誤差(誤作動)の要因となります。精緻な計測には「管内が常に満水であること」が不可欠です。

本製品は、空気弁(Φ25・Φ75)を適切に組み合わせることで管内を常に満水状態に保ち、安定した流れを確保。計測精度を阻害する要因を根本から取り除き、信頼性の高いデータ収集インフラを構築します。

管内エアーを排出し計測精度を維持|空気弁付 挿入式ULSONA流量計

超音波流量計を用いた高精度な計測において、配管内に滞留する「空気(気泡)」は超音波の伝播を阻害し、データ異常の主な原因となります。

本モデルは、管内の空気を自動的に排出する「空気弁(Φ75/Φ25対応)」と流量計の挿入部を一体化させた専用設計です。超音波の計測環境を常にクリーンに保つことで、ノイズのない極めて安定したデータ収集を実現します。

また、空気弁と流量計の機能を一つのアクセスポイント(既設補修弁等)で兼用できるため、新たな穿孔工事を減らし、限られたピット内での省スペース化と施工コストの縮減に大きく寄与します。

管内の空気を排出し満水状態を保つことで超音波流量計の計測誤差を防ぐ、MN型空気弁付短管の仕組み

見過ごされがちな直線配管の空気リスク|MN空気弁付ULSONA流量計のご提案

「管路の凸部や高点に空気弁が必要」という認識は広く浸透していますが、顕著な高点のない、長くて連続した直線配管における空気対策は見過ごされがちです。

こうした直線配管においても、水中に溶け込んでいた空気が時間と共に分離・蓄積し、見えない空気だまりを形成します。日本ダクタイル鉄管協会のマニュアル等で、長距離配管において概ね500〜1000m間隔での空気弁設置が推奨されているのはこのためです。細かな気泡は通水断面を減少させて円滑な送水を妨げ、流量計による正確な計測にも悪影響を及ぼします。

そこでご提案するのが、空気弁を一体化した【MN空気弁付ULSONA流量計】です。流量計測に最適な直線配管区間に設置することで、発生・蓄積する空気を効果的に排出し、常に最適な計測環境を維持。空気溜まりによる誤差を低減し、より正確で安定した計測を実現します。

見過ごされがちなリスクに確実に対策し、配水管理の精度向上に貢献する本製品を、ぜひご検討ください。製品の詳細や導入に関するお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。

空気弁の適切な設置基準|安全で安定した管路網の構築

水道配管において、空気弁は管内に滞留した空気を排出し、ウォーターハンマー現象の抑制や通水障害の解消に不可欠な役割を果たします。

配管の保全と安定した送水を維持するため、以下に空気弁の設置が推奨される主な箇所をまとめます。

ウォーターハンマー現象の抑制や通水障害の解消に不可欠な空気弁の主な推奨設置箇所一覧

空気弁の具体的な設置推奨箇所|ガイドラインに基づく適正配置

空気弁は、管内に滞留した空気を排出し、ウォーターハンマー現象の抑制や通水障害の解消に不可欠です。各自治体や国のガイドラインに基づく、主な設置推奨箇所を以下にまとめます。

1. 水管橋の最高点:空気が最も滞留しやすいため設置は不可欠です。(長野県ガイドライン等で指定)

2. 河川横断部(伏越し):逆サイフォン構造となる下流側など、空気の蓄積箇所に必要です。

3. 配管の末端:閉塞部や空気のたまりやすい末端部。(神奈川県では排水口付きの検討を推奨)

4. 長距離にわたる配管:顕著な高点がない場合でも、500〜1000m(日本ダクタイル鉄管協会等)や約200mごと(神栖市)、あるいは仕切弁の間(国交省資料)など、一定間隔での設置が推奨されます。

5. その他局所的な高所:経路上の凸部や起伏の頂点。

これらの箇所への適切な設置が、水道配管網の安定稼働と長寿命化に寄与します。

空気弁付短管カタログ PDFファイル

用途に合わせて選べる設置ベース|MN型 短管シリーズ

ULSONA流量計と各種インフラ機器(空気弁・消火栓等)の同居を実現するベース管として、「MN型 短管シリーズ」の3つのバリエーションをご用意しています。

都市部の配水管に求められる「急速空気弁」や「消火栓」、農業用水などで活躍する「農水用空気弁」など、現場の用途に応じた最適な組み合わせが可能です。また、「補修弁付短管」モデルを選択することで、将来的な流量計のメンテナンスや機器交換の際にも、広範囲の断水を伴わずに安全かつスムーズな作業が可能となります。

エアバルブやハイドラントなど、環境に最適化されたモジュール選択とホットスワップを可能にするMN型ベース・プラットフォーム

※ご注意
以下のMN型短管又は、MN型補修弁付短管価格は、「ULSONA流量計」と「急速空気弁又は消火栓」の価格は含んでいません。

MN型短管(補修弁付)は、空気弁または消火栓が別売りとなっています。ご必要に応じて、下記の空気弁価格または消火栓価格を加算してください。

施工条件に合わせて選べる空気弁・消火栓ラインナップ

「MN型 短管」等のベース機器やULSONA流量計と組み合わせて設置可能な、急速空気弁および消火栓の製品一覧です。

現場のインフラ要件(管径)や、マンホール・ピット内の高さ制限(H寸法)といった施工条件に柔軟に対応できるよう、複数のバリエーションをご用意しております。

流量計の導入と併せて老朽化したバルブ類の更新を図ることで、より安全で確実な管路維持管理体制の構築に大きく寄与します。各製品の寸法および価格(単体)は以下の通りです。

現場の管径や高さ制限に合わせて選べ、流量計導入と同時に老朽化更新が可能な空気弁・消火栓の製品ラインナップ

ULSONA LT流量計の設置イメージ

・補修弁やサドル付分水栓などに取付け可能で、断水や工事が不要。

既存インフラを活かした無断水施工|住民サービスに影響を与えない導入

新たな計測機器の導入において、断水を伴う大規模な配管工事は、住民サービスへの影響や多大な施工コストが課題となります。

本システムは、既設の「補修弁」や「サドル付分水栓」といったアクセスポイントへ直接取り付けることが可能な設計です。これにより、通水状態のまま(断水不要)で安全かつ迅速に設置作業が完了します。大がかりな管路切断や掘削工事を必要としないため、工期の短縮と大幅なコストダウンを実現し、持続可能な水道事業の運用を支援します。

既設の補修弁やサドル付分水栓を利用し、断水や大がかりな工事を伴わずにULSONAを設置する無断水施工の概念図

・電動ウィンチを使用し、高圧下でも容易に設置可能。

ULSONA流量計を配管に取付ける際、配管常圧が高い場合の設置方法(電動ウインチを使用)の画像です。

・配管サイズΦ75~Φ350に対応。
・タッチパネルによる直感的な設定操作。

挿入式超音波流量計 ULSONA LT のコントローラ設定(入力)が如何に簡単かを紹介する画像です。以下が簡単な説明です。
コントローラのタッチパネルを通じて、ユーザーはボタン一つで簡単に操作できます。
配管設定などパラメータ設定も直感的に行えるよう設計されています。
設置後の調整や校正も、タッチパネルを使用して簡単に実行可能です。

上図の配管設定画面について、サドル付き分水栓の場合、一般的には施工後に腐食防止用のコアを使用するため、突出長さを15.0mmに設定していますが、必要に応じてコントローラーで簡単に変更することができます。

・自動調整・校正機能を搭載し、簡単操作。

挿入式超音波流量計ULSONA LTのコントローラ操作で、簡単ワンタッチで、校正(オートチューニング機能)が行えるPR画像です。

・自己診断機能による測定状態の常時モニタリング。
 (エコーグラフ画面は、超音波エコーの受信が正常におこなわれているか確認するための機能です。簡易なオシロスコープ的な役割をはたします。)

挿入式超音波流量計ULTRASONIC LTのコントローラ操作で、メニューからエコーグラフを選択すると、この画像のような画面が表示され、現在(リアルタイム)の計測状況を確認できます。この画面を確認することにより、正常に計測が行われているかどうかを判断することが可能です。

・高分解能(0.003m/sec)の超音波技術採用。
・高精度 ±0.8%(0.3m/sec以上)な流量測定。
・広範囲 ±0.003m/sec~±20m/secの流量測定が可能。
・流体温度(誤差±1℃)の同時測定が可能。

挿入式超音波流量計ULSONAシリーズは、流量計測とともに水温も精密に計測可能な装置です。具体的に、ULSONAシリーズは水温を±1℃の精度で常時監視できる機能を備えており、流体の流量と温度の両方を同時に測定できるPR画像です。

・双方向(正・負)測定機能を標準仕様で搭載。
・豊富な出力オプション(パルス/アナログ/データ保存等)。
・MODBUS通信に対応し、監視システムとの連携が容易。

挿入式超音波流量計ULSONAシリーズとCaloriena R2シリーズはクラウド遠隔監視システムと連動させ、充実した水道管理を行えるというPR画像です。

・クラウド遠隔監視システムとの連携で、リアルタイムデータ監視が可能。
・GPSによる位置情報の確認も可能。

挿入式超音波流量計ULSONA LTを配管に設置しクラウド遠隔監視システムに繋いだイメージ画像です。

・広範囲の流速監視で漏水検知など配管状態の把握が容易。

挿入式超音波流量計ULSONA LTを配管に設置して、パソコン画面とスマホ画面で、流量等を監視しているPR画像です。

・頑丈なオールステンレス製センサー(防水性能:IP68相当)

挿入式超音波流量計ULSONA LTがオールステンレス製で、頑丈な設計になっているPR画像です。

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不断水で設置可能なULSONAクラウド流量計残留塩素濃度計付についてのお客様、お問い合わせ先の画像です。

ULSONA LTポータブル

挿入式超音波流量計ULSONA LTのポータブルタイプ仕様のPR画像です。
このたびは弊社のULSONA LTポータブルタイプにご関心をお持ちいただき、誠にありがとうございます。設置に関するご案内を以下のようにご説明いたします。

ご購入前に考慮すべき点

1. センサー全長寸法の確定

  • 配管径の確定: 計測対象の配管が1カ所のみ、または配管径が確定している場合は、センサー全長寸法の選定が比較的に簡単です。
  • 多数の配管径を計測する場合: Φ75~Φ350までの様々な配管を計測する予定の場合、効率よくセンサー全長寸法を選定する必要があります。ご参考までに、異なる径の配管に設置した際のセンサー長の差を示した設置イメージ図をご参照ください。

2. バッテリー容量

  • 設置環境: 埋設ボックス(空気弁ボックスや地下式消火栓ボックス)で計測を行う場合、商用電源が利用できないことが多いです。そのため、バッテリー、センサー、コントローラをボックス内に収納して使用します。
  • バッテリー仕様: 標準仕様では24時間連続稼働で、最大約20日間の稼働が可能です。ただし、バッテリー容量が大きくなると防護ケースが大型化し、コストも上昇します。設置スペースに制約がある場合は、標準バッテリーまたは予備バッテリーでのご対応をお勧めします。
  • センサーの寸法やバッテリー容量など、当サイトでは詳細に説明しきれない部分もございます。不明な点やご質問がありましたら、千代田工業株式会社までお気軽にご連絡ください。お電話は06-6358-3541まで、または当サイトのお問い合わせメールアドレスにて承っております。
ポータブルULSONA LT 設置イメージ図
<Φ300とΦ75のセンサーロッド長の差>
挿入式超音波流量計ULSONA LTのポータブルタイプ仕様についてのΦ300従来異形管とΦ75x200H補修弁にULSONALTを設置した場合とΦ75異形管とΦ75x100H補修弁に設置した場合のセンサーロッド長の差を示した(345mm)図面画像になります。
  • Φ300従来異形管とΦ75x200H補修弁にULSONALTを設置した場合とΦ75異形管とΦ75x100H補修弁に設置した場合のセンサーロッド長の差は約345mmになります。露出した配管の場合、特に支障はないと考えられますが、埋設ボックスから計測を行う場合、ボックスの鉄蓋が閉じられない可能性があるため、注意が必要です。

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

挿入式超音波流量計 ULSONA LT に関するお問い合わせ案内の画像その4です。千代田工業(株)大阪営業所の電話番号やメールアドレスなどの連絡先情報が記載されています。内容自体は前回の問い合わせ案内画像と同一ですが、今回紹介する担当者が異なります。

MC 異径相フランジ Φ200~Φ75  7.5K~20K フランジ厚み:全口径35mm

  • ULSONA LTは、補修弁に設置する場合でも、異径接続が可能です。例えば、φ200の補修弁に対してφ75のフランジ接続が可能です。詳細な接続可能サイズは下図をご確認ください。また、詳細図面はPDFファイルでダウンロードいただけます。
挿入式超音波流量計ULSONA LTを配管に設置する際の便利な相フランジの「MC異径相フランジ」画像です。
MC異径相フランジ【Φ100~Φ200をΦ75に接続可能な異径相フランジ】
本体:FCD製・内外面粉体塗装(Φ75側植込みボルトナットワッシャー4組付)
仕様:7.5K~20K
※Φ100~Φ200すべてのフランジ厚み:35mm
<75mm側にGFガスケット、M16ボルトナットワッシャーは付属しています。>

図 面(御参考図)

価 格

  • Φ100xΦ75 7.5K ¥110,000- 10K ¥130,000-
  • Φ150xΦ75 7.5K ¥120,000- 10K¥140,000-
  • Φ200xΦ75 7.5K ¥130,000- 10K¥150,000-
  • 納期:受注後約30日、 16K、20Kも御対応致します。御問合せ下さい。

ULSONA LT の設置要領

業務概要

  • 本施⼯要領書は、ULSONA流量計をフランジ接続(Φ75)にて取り付ける際の標準的な⼿順を⽰し、施⼯の安全性と精度を確保します。流量計の正確な設置はシステム全体の性能に直結するため、以下の⼿順を遵守してください。

設置手順

  1. アタッチメントの確認:ULSONA流量計のアタッチメントに専⽤の特殊フランジがしっかりとねじ込まれていることを確認します。
  2. 補修弁(フランジ)へのアタッチメント(特殊フランジ付)取り付け:アタッチメントを補修弁のフランジに、ボルトナット(M16, 4本)で固定します。トルクレンチを使⽤し、60Nmで締め付けてください。
  3. センサーの消毒:次亜塩素酸ナトリウム溶液(150ppm濃度)で、センサー挿⼊部を消毒します。
  4. センサーの取り付け:センサーを消毒後、センサーに付属している位置決めバンドを、アタッチメントに取り付ける前に固定します。これにより、センサーを適切な位置に確実に設置できます。位置決めバンドをしっかり固定した後、アタッチメント上部の封水フランジのボルト(M6、4本)を緩め、センサーをアタッチメントのフランジまで挿入します。
  5. 補修弁の操作:補修弁が全閉されていることを確認し、パッキンが正しくセットされていることを確認します。
  6. センサーの挿⼊:補修弁をゆっくりと全開し、センサーを所定の位置(事前に固定した位置決めバンドがアタッチメント上部グランドに当たるまで)まで挿⼊します。アタッチメント内にエアーが残っている場合は抜いてください。
  7. エイジング:センサーを配管に挿⼊後、エイジングを約30分間⾏います。エイジング期間中は、流量計を動かしたり、振動を与えないように注意してください。
  8. センサーの固定:センサーを配管に設置後、⾶び出し防⽌⽤のバンドを巻き、確実に固定します。
  9. 最終確認:すべての接続部に漏れがないことを再確認します。
    コントローラの設定を⾏い、流量計が正常に動作することを確認します。
  10. 注意事項:作業中は適切な保護具(⼿袋、ゴーグルなど)を着⽤してください。
    作業環境の安全を確認し、必要に応じて周囲の⼈へ注意を促してください。
    設置後は定期的にメンテナンスを⾏い、流量計の性能を維持してください。

ULSONA LT カタログ・図面のダウンロード

ULSONA LT カタログ (PDF)

ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型自動排水装置(New)

補修弁図面 ダウンロード

レバー式補修弁(PDF)

キャップ式補修弁

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ULSONA流量計 よくある質問(FAQ)

ULSONA流量計 LTのよくある質問(FAQ)の千代田工業(株)のマスコットアニメを使用した画像です。

ULSONA LT 挿入式超音波流量計 FAQ

製品概要・基本機能について

Q1. ULSONA LT流量計とはどのような製品ですか?
A1. ULSONA LT流量計は「トランジットタイム方式(伝搬時間差方式)」を採用した挿入式超音波流量計です。管路内の2点間で超音波の伝搬時間差を測定して流量を計算します。既設の配管に後付けできるため断水や大規模工事を必要とせず、コスト効率よく設置できます。

Q2. ULSONA DTとULSONA LTの違いは何ですか?
A2. 主な違いは以下の通りです:
対応配管口径: ULSONA DT(Φ75~2000)、ULSONA LT(Φ75~Φ350)
センサー材質: ULSONA DT(SUS316)、ULSONA LT(SUS304)
防水性能: ULSONA DT(IP65相当)、ULSONA LT(IP55相当)
計測精度: ULSONA DT(0.5%)、ULSONA LT(0.8%)
コントローラサイズ: DTは W270×H170×D60、LTは W160×H151×D60

Q3. 常設タイプとポータブルタイプはありますか?
A3. はい、両方に対応しています。ポータブルタイプはバッテリー駆動で連続約25日(オプションで約45日)の測定が可能で、防水仕様(IP65相当)のケースが付属します。
設置・配管条件について

Q4. 対応可能な配管径は?
A4. Φ75~Φ350の配管に対応しています。

Q5. 測定精度と測定範囲は?
A5.
測定精度: ±0.8%RD(流速0.3m/sec以上)
流速分解能: 0.003 m/sec
測定範囲: 0.003~±20.000 m/sec

Q6. 既設配管への後付け設置は可能ですか?
A6. はい、可能です。以下の3つの設置方法があります:
サドル付分水栓への設置
Φ75補修弁への設置
口金町野65A(ボール式補修弁)への設置

Q7. 配管工事や断水は必要ですか?
A7. 通常は不要です。既設のボール弁、補修弁、分水栓を活用するため、断水や大規模工事を伴わずに設置できます。専用電動ウィンチを使用することで高圧下でも安全に設置できます。

Q8. 設置時に必要な直管長は?
A8. 精度確保のため以下の直管長が必要です:
上流側: 配管外径の10倍(10D)以上
下流側: 配管外径の5倍(5D)以上
特殊な配管状況(ポンプ、各種弁類、レデューサー、曲り配管などがある場合)では、さらに長い直管長が必要になる場合があります。

Q9. 埋設ボックスへの設置は可能ですか?
A9. はい、可能です。以下のボックスに対応実績があります:
丸型:内径Φ600
角型:350mm×450mm(従来の地下式単口消火栓や空気弁ボックス)

Q10. 消火栓への取り付けで注意すべき点は?
A10. 取り付け可能な消火栓は限定されます:
取付可能: ボール式消火栓(JWWA B135タイプ)
取付不可: ケレップタイプ消火栓(JWWA B103、JWWA B103準拠タイプ)
センサーロッドは曲がらない構造のため、ケレップ式消火栓では計測できません。


機能・性能について

Q11. どのような出力信号に対応していますか?

A11. 豊富な出力オプションを提供:
アナログ出力: CH1(流量 4-20mA)、CH2(温度 0-5V)
デジタル出力: CH1(正/負流量パルス)、CH2(測定エラー)
通信: RS485(MODBUS RTU)対応
データ保存: SDカード(最大2GB、CSV形式)

Q12. 温度測定は可能ですか?
A12. はい。±1℃の精度で水温を常時測定可能です。流量と同時に温度監視ができます。

Q13. 双方向測定はできますか?
A13. はい。正方向・逆方向の流れを区別して測定し、瞬時流量・流速、正・負積算流量をリアルタイムで表示します。

Q14. 微小流量の検知能力は?
A14. 0.003m/secの超低流速まで検知可能です。従来の流量計では捉えられない微小漏水も確実に検知でき、漏水対策に効果的です。


操作・設定について

Q15. 操作は難しいですか?

A15. いいえ、簡単です。4.3インチカラー液晶タッチパネルによる直感的操作が可能です。設置後の調整・校正は全て自動化されており、ユーザーはボタンひとつで操作できます。
Q16. 自己診断機能はありますか?
A16. はい。自己診断機能を搭載し、測定状態を常時モニタリングします。エコーグラフ機能により、リアルタイムで計測状況を確認できます。
クラウド・遠隔監視について

Q17. クラウド遠隔監視システムとの連携は可能ですか?
A17. はい。以下の機能を提供:
リアルタイム監視: 流量、流速、積算流量、水温の監視
データ保存: クラウドへの長期保存
マルチデバイス対応: スマートフォン、タブレット、PCから監視
GPS機能: 地図上での位置確認
データ収集: 最短1分間隔での収集

Q18. クラウド通信で注意すべき点は?
A18. 埋設ボックスが鉄製蓋の場合、通信に影響する可能性があります。この場合、コントローラとクラウド受発信器を地上の計装盤に設置することを推奨します。
Q19. 通信方式は選べますか?
A19. はい。2つの通信方式を選択できます:
クラウド(携帯回線): ソフトバンクまたはKDDI回線使用。月額通信料が発生
LoRa無線: LPWA技術採用、月額費用なし、長距離通信(数km~数十km)対応
メンテナンス・耐久性について

Q20. 耐久性はどの程度ですか?
A20. 以下の仕様で高い耐久性を実現:
センサー材質: オールステンレス製(SUS304)
防水性能: センサー部IP68、コントローラIP55相当
耐水圧: 標準1MPa(約10K)まで
動作温度: 0~55℃

Q21. メンテナンスは大変ですか?
A21. いいえ。センサー部の交換が容易で、消耗部品が少ないため、メンテナンスコストを最小限に抑えられます。センサーの清掃は中性洗剤を含ませた柔らかい布で清拭後、水洗・完全乾燥させてください。

Q22. 定期メンテナンス頻度は?
A22.
通常環境: 12ヶ月ごと
スケール・スラッジの多い環境: 3~6ヶ月ごと
漏水対策・応用について

Q23. 漏水検知にはどのように活用できますか?
A23. 超低流速検知能力により「ポタポタ」「ジワジワ」といった微小漏水も検知可能です。流量と水圧のダブルチェックにより、誤検知を大幅に削減し、確実な漏水検知を実現します。

Q24. 夜間監視による漏水検知の仕組みは?
A24. 夜間の水使用量が少ない時間帯に継続監視することで、通常の使用と漏水による流量を明確に区別できます。漏水がない場合は流量がほぼゼロですが、漏水があると微小な流量増加と水圧低下が同時に観測されます。

Q25. 残留塩素濃度計との連携は可能ですか?
A25. はい。オプションで残留塩素濃度計(東亜DKK製)との連携が可能です。1箇所で流量・水圧・残留塩素濃度・水温の多角的計測が実現できます。
設置要領・作業について

Q26. フランジ接続時の設置手順は?
A26. 以下の手順で実施:
専用特殊フランジの確認
補修弁への取り付け(M16ボルト4本、締付トルク60Nm)
センサーの消毒(次亜塩素酸ナトリウム溶液150ppm)
位置決めバンドの固定
センサーの挿入・固定
エイジング(約30分)
最終確認

Q27. センサーの消毒は必要ですか?
A27. はい。設置前に次亜塩素酸ナトリウム溶液(150ppm濃度)でセンサー挿入部を消毒してください。


特殊機器・オプションについて

Q28. 異径接続は可能ですか?

A28. はい。MC異径相フランジ(Φ200~Φ75、7.5K~20K対応)を使用することで、異径接続が可能です。例えばΦ200の補修弁にΦ75のフランジ接続ができます。

Q29. 空気弁付短管とは何ですか?
A29. MN型空気弁付短管は、流量計設置時に配管内の空気溜まりを排除し、計測精度の向上を図る製品です。空気弁(Φ25・Φ75)または消火栓との組み合わせが可能です。

Q30. 空気弁付短管が必要な理由は?
A30. 配管内の空気溜まりは通水断面を減少させ、流れの乱れや計測誤差の原因となります。空気弁により空気を効果的に排出することで、流量計にとって最適な計測環境を維持できます。
価格・納期・サポートについて

Q31. 価格はどのように確認できますか?
A31. 詳細価格は個別見積となります。千代田工業株式会社(06-6358-3541)または当サイトのお問い合わせメールアドレスまでご連絡ください。

Q32. 見積回答時間は?
A32.
午前中のご依頼: 原則当日中に回答
午後以降のご依頼: 翌営業日中に回答
繁忙期: 通常より時間をいただく場合があります

Q33. お問い合わせ方法は?
A33.
電話: 06-6358-3541(平日 月曜9時~金曜17時)
メール: 365日いつでも受付

Q34. 国産品であることのメリットは?
A34. 大阪府和泉市での国内生産により、故障や雷などのトラブル時も迅速対応が可能です。品質の安定性に加え、保守点検や故障修理も迅速かつ丁寧に対応できます。

Q35. 計測業務のサービスはありますか?
A35. はい。お客様のニーズに応じて計測業務(24時間~3週間程度)を承っております。製品の設置費用や計測費用について詳細はお問い合わせください。
実績・採用事例について

Q36. 海外での採用実績はありますか?
A36. はい。JICA(国際協力機構)とJETRO(日本貿易振興機構)を通じて、トルコとシンガポールの浄水場などの重要インフラで採用されています。

Q37. どのような分野で使用されていますか?
A37. 上下水道事業、工場の配管管理、漏水対策、水質管理など、様々な分野で使用されています。特に既設配管の後付け計測に適しています。
トラブルシューティング

Q38. 流量表示が不安定な場合の対処法は?
A38. 以下を確認してください:
直管長条件の再確認
センサー取付状態(緩み・汚れ)の確認
配管内の気泡・異物の有無確認
エコーグラフ機能での計測状況確認

Q39. 測定値がゼロまたは計測不可になる原因は?
A39. 以下の原因が考えられます:
センサー未接続
流速が下限(0.003m/s)未満
流体が完全に停止状態
センサーの汚染・故障
配管内の空気溜まり

Q40. 通信エラーが発生した場合は?
A40.
アンテナ表示を確認(安定通信にはアンテナ2本以上を推奨)
埋設ボックスの場合、金属蓋の影響を確認
LoRa通信の場合、受信機との距離を確認
必要に応じて設置位置の調整を検討

お問い合わせ先 千代田工業株式会社
電話: 06-6358-3541(平日 月曜9時~金曜17時)
メール: 365日受付対応
Webサイト: https://www.chiyoda-kogyokk.jp/
このFAQで解決できない疑問がございましたら、お気軽にお問い合わせください