ノッチ(三角堰・角槽)・通風筒他
【目 次】
ノッチ(三角堰・角槽)・通風筒他
千代田工業株式会社 会社案内動画
三角堰(さんかくぜき)は、水の流れを測定するための堰の一種です。英語では「triangular weir」または「V-notch weir」と呼ばれます。三角形の断面を持つ板を水路に設置し、越流する水の量を計測することで流量を算出します。切り欠き部分が四角のものは四角堰と云います。材質はステンレス製(SUS 304)を一般的に使用していますが、現場の仕様により、材質変更に対応しています。製品図面PDFを御用意しています。
三角堰 と 四角堰について
- 概要
三角堰 と 四角堰 は、水路を流れる水の流量を測定するために使用される堰の一種です。どちらも堰板と呼ばれる板を水路に設置し、水流を堰板の上から越流させることで、流量を算出します。
三角堰 は、堰板が三角形になっている堰です。一方、四角堰 は、堰板が長方形になっている堰です。 - 三角堰構造
堰板 : 三角形の板。頂点角度は90度が一般的です。
堰頭 : 堰板の上端部。
越流水深 : 堰頭と水面との高低差。
水路幅 : 堰板が設置されている水路の幅。 - 四角堰構造
堰板 : 長方形の板。
堰頭 : 堰板の上端部。
越流水深 : 堰頭と水面との高低差。
堰高 : 堰板の高さ。
水路幅 : 堰板が設置されている水路の幅。 - 特長
三角堰
利点:
構造がシンプルで、製作・設置が容易。
流量係数が比較的安定している。
小流量の測定に適している。
欠点:
越流水深が大きいため、設置場所の制限がある。
水路幅が広い場合、測定精度が低下する。
四角堰
利点:
設置場所の制限が少ない。
水路幅が広い場合でも、測定精度が比較的高い。
大流量の測定に適している。
欠点
構造が複雑で、製作・設置がやや難しい。
流量係数が三角堰に比べて不安定。
用途
三角堰:
小さな水路の流量測定。
精密な流量測定。
灌漑用水路の流量測定。
四角堰:
大きな水路の流量測定。
洪水の流量測定。
下水道の流量測定。 - 三角堰と四角堰は、どちらも比較的安価で、製作・設置が容易な流量測定装置です。しかし、それぞれに特徴があるため、目的に合った堰を選択する必要があります。
- 流量測定を行う際は、堰の構造、流量計算式、設置場所の条件など を考慮する必要があります。
- 流量測定に関するご質問 がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ノッチ(三角堰)
- ステンレス製 三角ノッチ(三角堰)
- 越流高・メモリ付
- 短納期に御対応いたします。
- ステンレス製 SUS304又はSUS316
- 価格:お問い合わせ下さい。⇒大阪 06-6358-3541
カタログPDF
図面PDF
通風塔 100A~300A
- オールステンレス製 チタン製にも対応していますので、御指示ください。
- 雨水等が混入しないようカバーは大きめに制作しています。
- 防虫網も簡単に取替可能です。
- 防犯対策に鍵付にも対応!
- 底板は、フランジタイプ、丸形、かぶせ形を御選びください。
- 価格:お問い合わせ下さい。⇒大阪 06-6358-3541