シンプルで頑強設計で超高精度な ULSONA 流量計

挿入式超音波流量計 ULSONA(ウルソナ)

※挿入式超音波流量計ULSONA(ウルソナ)の主な特徴

シンプルで頑強な ULSONA(ウルソナ)流量計の標準部品

千代田工業(株)は、水道用弁栓類の設計開発製造販売を行う会社です。扱う製品は空気弁、消火栓、仕切弁空気弁付消火栓、挿入式超音波流量計ULSONA(ウルソナ)、クランプオン式超音波流量計CalorienaR2(カロリーナR2)などです。この製品は、挿入式超音波流量計ULSONA(ウルソナ)の使用におきまして、アタッチメントとセンサー、コントローラ(ULSONA流量計ポータルブルタイプの場合、バッテリーが付きます)で構成されています。対象配管にセンサーを挿入して流量、流速、水温を計測することができます。センサーはSUS316製で耐食性に優れており、アタッチメントはフランジ、サドル分水栓、消火栓町野口金65Aの3つのタイプを御用意しています。フランジは特殊フランジを採用することによりΦ75、7.5K10KとΦ100、7.5Kの3パターンを兼用可能にしており、お客様にとってより便利に使い易くしております。

- 既存の設備を利用して取付ける方法
1既存の設備を利用して取付ける方法として、対象管に空気弁や消火栓が既設されている場合に、それらを撤去して補修弁に特殊フランジを取付て、アタッチメントとセンサーを挿入します。この方法は、既存の設備を利用できる方法です。
2町野式65A口金へ取り付ける方法:ボール式消火栓の口金(吐出口)の町野式65A口金に、アタッチメント(アタッチメントの下部はネジ式になっており、特殊フランジ、65A町野口金、Φ50サドル付分水栓のネジに接続できます)を口金用にしてセンサーを挿入します。

新設で、挿入式超音波流量計ULSONA-DTの取り付け方法として、サドル付分水栓と断水分岐工法の2つの方法がありますが、コストはサドル付分水栓の方に優位性があります。

挿入式超音波流量計ULSONA-DTは、オールステンレス製でシンプルで頑強な設計となっており、常設タイプとポータブルタイプの両方で使用できます。常設タイプでは、超高精度(短管形電磁流量計と同等以上、精度0.5%)で流量を測定できます。この製品は、農政局の管の耐用年数の指針や短管形電磁流量計の更新の根拠としても採用されています。

管への設置方法は3パターン

設置方法① サドル付き分水栓
・サドル付分水栓の「上部キャップ」を外し、ULSONA流量計の
「アタッチメント」を取り付けます。
・アタッチメントを取り付け終えると、サドル分水栓のボール弁を
 ゆるやかに開きます。アタッチメント内に水が入るのを確認した
 ら、一度サドル分水栓の「ボール弁」を閉めて、アタッチメント
 内の空気を抜きます。
・アタッチメント内の空気が抜けたら、15分~30分ほど待ちます。
 この間に「センサー」と「水温」が調整されます(エイジング)。
・エイジングが完了したら、もう一度サドル分水栓の「ボール弁」を
 全開にしてセンサーを取り付けます。


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設置方法①サドル付き分水栓(Φ50)の設置イメージ画像である。
Φ50用サドル付分水栓に挿入式超音波流量計ULSONA-DTのアタッチメントを取付けるが、取付の際、アタッチメントにパッキンがセットされているか確認してから アタッチメントをサドル付分水栓にねじ込んで締める(左の画像のサドル付分水栓はネジ部にキャップがついているが、アタッチメントを取付ける際には、このキャップをはずしてからアタッチメントを取付ける)。

設置方法②のフランジについて以下に説明します。

・ウルソナ流量計のアタッチメント下部に専用特殊フランジを取付け(ねじ込み)
 て、補修弁フランジにボルトナット(M16)で固定します。
・補修弁にアタッチメントを取付け終えると、補修弁のボール弁をゆっくり開き、
 アタッチメント内が水で満たされるまで引き込んで、一旦補修弁の「ボール弁」
 を閉じ、アタッチメント内の空気を抜きます。
・アタッチメント内の空気が抜けたら、15分~30分「センサー」と「水温」
 等をなじませます(エイジング)。
・エイジングが終われば、再度補修弁の「ボール弁」を全開にしてセンサーを取
 付けます。

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設置方法②Φ75フランジ(7.5K 10Kどちらでも可能)挿入式超音波流量計ULSONA-DTのアタッチメントに付属の特殊フランジを取付けたタイプでΦ75フランジ(ボルト締め)に取付けて、センサーを挿入すれば計測を行える状態となる。

設置方法③ Φ75ボール式消火栓
・ウルソナ流量計のアタッチメント下部を65A町野口金タイプにして、ボール式
 消火栓の吐出口(65A口金)に取り付けます。
・ボール式消火栓の開閉キャップを少し開けて、アタッチメント内が水で満たさ
 れるまで待ちます。アタッチメント内が水で満たされたら、一旦ボール式消火
 栓のボール弁を閉じて、アタッチメント内の空気を抜きます。
・空気を抜いたら、15分~30分ほどセンサーと水温がなじむまで待ちます(エイ
 ジング)。
・エイジングが終わったら、再びボール式消火栓のボール弁を全開にして、セン
 サーを挿入します。

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設置方法③ 65A町野口金 
JWWA B 135ボール式消火栓の吐出口(65A町野口金)に挿入式超音波流量計ULSONAのアタッチメントを65A口金タイプ(雌型)にして、ボール式消火栓の65A口金(雄)にワンタッチ(アタッチメント口金雌をカチッと音がするまで押し込む)で取付けて計測可能な状態になる。

不断水で流量計(短管形電磁流量計)の更新が可能ですか?
不断水で流量計の更新は可能です。

挿入式超音波流量計ULSONA-DTシリーズは、その理想的な解決策です!

ULSONA流量計は、既存の配管に「サドル付分水栓」などを設置し、流量の測定が可能になります。
従来の電磁流量計と比べて、施工時間やコストを大幅に削減するだけでなく、水質や水圧にも影響を与えません。また、外的要因などの制約を受けずに高精度で安定した測定が可能です。ULSONA流量計は、配管の管理やメンテナンスにおいて、優れた性能と信頼性を提供します。

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挿入式超音波流量計 「ULSONA-DT 1~3」 の特長の1つでもある流量計(短管形電磁流量計等)の更新の際、あらかじめバイパス管を設置していない場合には、一般的な「短管形電磁流量計」では、断水する以外、流量計の更新を行うことができない。そういった場合に、挿入式超音波流量計ULSONA-DTであれば「バイパス管」がなくても直接対象配管へ挿入することが可能である。ただし条件として、対象配管にサドル分水栓を取付けるか、または既設弁として対象配管付近に空気弁、地下式消火栓がある場合に限り、挿入式超音波流量計ULSONA-DTを設置し、ひいては「流量計の更新」がおこなうことが可能となる。ながくなったが、この画像は一般的な短管形電磁流量計が更新を行うイメージ画像である。今回製品説明画像に初めてイメージキャラクターを採用している。ちなみに画像左下辺りに上司と部下(流量計更新の担当者)が登場しており、更新時期が近ずいている「短管形電磁流量計」について、部下との打ち合わせを想定した上司と部下の会話を掲載してみた。引き続き以下の別画像に引き継ぐ前段階の製品PR画像である。

流量計の更新を考えている場合でも、現場に「バイパス管」が設置されておらず断水を行うことが
困難な場合、弊社の「挿入式超音波流量計 ULSONA-DT」がお役に立ちます。

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上の一般的な「短管形電磁流量計」の更新イメージ画像から引き継いだ、流量計設置配管にメンテナンス含む更新用「バイパス管」がない場合に対応可能な、挿入式超音波流量計ULSONA-DTの製品PR画像である。流量計が設置されている配管にあらかじめ「バイパス管」が設置されていない現場で、流量計の更新を行わなければならない場合、断水が行うことが困難な時、弊社の扱う挿入式超音波流量計ULSONA-DTが最適と考える。挿入式超音波流量計ULSONA-DTを設置する上の条件として、1次側に対象配管径に対し10倍以上(10D)の直管長と、2次側に対象配管径に対し5倍以上(5D)の直管長が確保されている場合で、サドル付分水栓が設置できるか、又は付近に地下式消火栓か空気弁があれば、そういった弁の補修弁からULSONA-DTの設置が可能である。上の製品PR画像にも登場した製品PRキャラクターを当画像にも登場させた。製品PRは、容易に製品に親しんでいただける等、製品理解にも役立つと考えるため、今後も製品キャラクターを可能な限り、使いたいと考えている。
ULSONA流量計を正しく御使用いただくための、ULSONA流量計設置条件を 以下の「クラウドシステム」とその次の「ULSONA UTY」のご紹介の後に、掲載しております。

挿入超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システム

ULSONA流量計とクラウドシステムを併用することにより、瞬時流量・瞬時流速・正積算流量・負積算流量・水温をリアルタイムに遠隔監視できるシステムをご紹介します。このシステムは、データはクラウドに保存され、スマートフォンやパソコンからいつでも確認できます。


このシステムは、挿入式超音波流量計ULSONA-DTと、携帯キャリア回線を利用したクラウド遠隔監視システムの組み合わせです。ULSONA-DTは、既設の配管にサドル付分水栓や補修弁などを設置して、不断水で流量の測定が可能な高精度な流量計です。クラウド遠隔監視システムは、ULSONA-DTから収集したデータをリアルタイムに送信し、お手持ちのデバイスで確認できる便利なシステムです。GPS機能も搭載しており、地図上で位置情報も把握できます。

御問合せ先➡千代田工業㈱ 営業1課 TEL 06-6358-3541

ULSONAクラウドシステムのメリットは以下の通りです。
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONA-DT遠隔監視システム カタログ表面。
流量、流速、正積算流量、負積算流量、水温を遠隔監視でIoT。
リアルタイムにパソコン、スマートフォン、タブレットで遠隔監視。
・収集したデータはクラウドに保存。
・期間を指定して過去のデータを確認できCSVファイルでダウンロード可能。
・通信回線、クラウドシステム、ダッシュボードなど必要なものすべてをセットにしたソリューションサービス。
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONA-DT遠隔監視システム カタログ裏面。
流量、流速、正積算流量、負積算流量、水温を遠隔監視でIoT。
リアルタイムにパソコン、スマートフォン、タブレットで遠隔監視。
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・通信回線、クラウドシステム、ダッシュボードなど必要なものすべてをセットにしたソリューションサービス。
・何処からでも繋がるので、場所や配線の制約がない。
・データ収集周期は最短で1分間隔。
・GPSを内蔵しており、地図上で位置確認が可能!
ULSONAクラウドシステムの特徴まとめ

新製品 ULSONA UTY 残塩計付流量計

※注意 ULSONA UTY残塩計付流量計の製品出荷につきまして、現時点で2024年中頃以降の出荷予定ですが、。
    詳しくは、御手数ですが弊社[ULSONA DT、UTY」窓口 電話番号 06-6358-3541 迄お問合せ願います。
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ウルソナ(ULSONA) DT UTY のカタログ表面
大きな特徴として、従来の流量計(挿入式超音波流量計ウルソナULSONA-DT)に残留塩素濃度計を付加した製品であることである。
この度ウルソナ(ULSONA)DTに不可した残留塩素濃度計は、浄水場や追加塩素注入を行う給水所に設置されているもので、このコンパクト残塩計はポータブルを可能にすることにより、水道配管の管末(配水管の管末)に近い現場での計測を目的に開発。「水道法において、蛇口(給水栓)における残留塩素濃度を0.1mg/L以上とすることが義務付けられている」そのため、水道供給者(水道局など)は安全で衛生的な水道水を供給するために、比較的残留塩素濃度を高い値(例として0.5mg/L程度)で配水している状況にある。それは管末付近の残留塩素濃度が不明瞭で、仮に残留塩素濃度0.1mg/Lを下回った場合、健康被害につながる恐れがあるためである。
そういった状況を、このコンパクト残塩計を管末付近に設置することにより、適正な残留塩素濃での水道を配水可能と考える。
いわゆる 「おいしい水」をとどけるためには、残留塩素濃度の低減化が求められる(残留塩素濃度が高すぎると水の「おいしさ」を損なうといわれている)ところであり、このコンパクト残塩計は、安全でおいしい水の供給の一助になれると考えている。
流量計の千代田工業(株)
ウルソナ(ULSONA) DT UTY のカタログ裏面
表面では水道水の現況交え、説明したが、裏面では、具体的な製品説明になっている。
1表面の継続的ではあるが、おいしい水を供給するための産学官連携した取り組みのを完結に図式化している。
2製品画像(正面・横・斜め)
3設置条件
4コンパクト残塩計の構成
などである。
このコンパクト残塩計は従来のウルソナ(ULSONA) DT と同様にリアルタイム遠隔監視がかのうである。
携帯キャリアー(NTTドコモ・KDDI)回線を使用しているため、距離に関係なく初期投資、ランニングコストを気にすることなく、定額でサービスを供給する。初期投資のイニシャルコストは現時点で約¥63万円【¥630,000-】(5年間通信費込み)5年後以降は、月々¥4千円【¥4,000-】で年間¥4万8千円【¥48,000-】のみで、割とリーズナブルな価格設定にし、より広くサービスを広げたい狙いがある。

ULSONA DT の設置(計測)条件

左側が上流のイメージ

流量計の千代田工業(株)
ULSONA DTの計測条件を図を通じて説明。流量計設置位置に対して上流側に配管口径の10倍以上の直管長さと、流量計設置位置の下流側に同配管口径の5倍の直管長が必要。

右側が上流のイメージ

流量計の千代田工業(株)
水の流れ方向とULSONA流量計設置イメージで、上流側に10D下流側に5Dの直管長が基本的に必要であるイメージ図。①がULSONAセンサー、②がULSONAコントローラ、③が発信機(クラウド遠隔監視システム)である。

流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONA-DTのA3版カタログ表面で、ここでは、ULSONA-DT1~DT3を配管へ設置している状態のイラストと、変換器(コントローラ)の流量・流速/配管設定/エコーサーチ(超音波の計測状況)などを掲載しています。
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挿入式超音波流量計ULSONA-DTのA3版カタログ裏面で、ULSONAの仕様とULSONA-DTポータブルタイプの計測順序を写真を使い説明しています。ULSONAの仕様として、
測定流体:水、超純水、工業用水。
測定方式:トランジットタイム方式
適用パイプサイズ:DT-1   80A~300A DT-2  350A~450A    DT-3   500A~1000A
測定流速範囲:0.000[m/sec]~±20[m/sec]
流速分解能:0.003[m/sec]
精度:±0.5% for RD(流速0.5m/sec以上)
ULSONAのコントローラは
供給電圧:DV24V(DC9-DC26V 電池駆動可) 消費電力:約10W以下
アナログ出力:Ch1 流量DC4-20mA(DC0-24mA)(負荷抵抗≦500Ω)
Ch2 温度、流速、負流量(選択)DC1-5V
デジタル出力:Ch1 正方向流量パルス(PhotoMOSリレー DC30V 500mA)
Ch2 負方向流量パルス(PhotoMOSリレー DC30V 500mA)
Ch3 測定エラー(無電圧接点)
記録媒体:microSD Card(2GB MAX)
通信:RS485(Modbus RTU 9600~38400bps)
カレンダークロック:基盤内組込
動作温度:-5~50°
ヒューマンマシンインターフェース:7インチカラー液晶タッチパネル付
表示内容:瞬間流量[㎥/sec][L/sec][L/hr][㎥/min][㎥/hr]瞬時流速 [m/s]
正方向流量パルス 0~999999.999[㎥]負方向流量パルス 0~999999.999[㎥]
防水性能:コントローラIP65相当
本体・センサー部
センサー:超音波オシレーター
設置方法:サドル分水栓/フランジ取付アダプタ(補修弁)
材質:SUS316(挿入部)
    SUS304(その他)
重量:約10Kg(シャフトの長さによる)
防水性能:IP68
動作温度:センサー(0~55°)
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONA-DTのA4版カタログの表面で、ULSONA-DT1~ULSONA-DT3の画像とULSONAの主な特徴、図面(サドル分水栓/フランジに設置した場合の図面)を掲載。
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAの設置イメージです。比較的口径の大きい送水管にはULSONA-DT3(Φ500~Φ1000)、比較的口径の小さい配水管にはULSONA-DT1を御使用下さい。
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挿入式超音波流量計ULSONAは、不断水で設置、設置後メンテナンスの際のゼロ調整も不断水で行うことが出来ます。設置方法はフランジ、サドル分水栓、消火栓町野口金(65A)の3種類からどれでも、お選びいただけます。

ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)

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挿入式超音波流量計ULSONA-DTウルソナ流量計を管に設置する際、水圧が高く人力での挿入が困難な場合、ULSONA専用電動ウィンチを使用すれば難なく管への挿入作業が行える。
ULSONA専用電動ウィンチも販売中。
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挿入式超音波流量計ULSONA-DTウルソナ流量計を管に設置する際、水圧が高く人力での挿入が困難な場合、ULSONA専用電動ウィンチを使用すれば難なく管への挿入作業が行える。
ULSONA専用電動ウィンチを使用した現場である。

特徴1 設置コストがかからない

特徴2 調整・校正の容易さ

特徴3 最新の超音波テクノロジーで高精度

特徴4 設定

特徴5 温度測定機能

特徴6 充実した入出力

特徴7 バックアップ機能

ウルソナ DTの計測原理

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ULSONA-DTシリーズの計測原理を図を通して説明。管路内の2点間(A B)に超音波の伝搬時間が流れに比例して「Δt」(2点間の時間差)が生じ、これに管内口径を乗じ流量となります。

ULSONA DT 仕様等

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挿入式超音波流量計ULSONA DT1~DT3の一般仕様。
挿入式超音波流量計 ULSONA はコントローラ(ディスプレイと変換器が一体となっている)とセンサーを専用ケーブル(10m)で繋いで計測を行う。防水性能としてコントローラはIP65、センサーはIP68でコントローラとセンサーを繋ぐ専用ケーブル接続は防水タイプのBNCコネクターを採用している。
対応配管種は、鋳鉄管、鋼管、塩ビ管、ハイポリ管、ステンレス管と基本すべての配管を網羅している。
計測配管径としてはULSONA-DT-1:Φ75~Φ300、ULSONA-DT-2:Φ350~Φ450、ULSONA-DT-3:Φ500~Φ1000を計測。

ULSONA DT コントローラ寸法等

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挿入式超音波流量計ULSONA のコントローラ寸法と各部の名称です。

ULSONA DT 設置イメージ-1 【サドル付き分水栓に設置】

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設置方法①サドル付き分水栓(Φ50)の設置イメージ画像である。
Φ50用サドル付分水栓に挿入式超音波流量計ULSONA-DTのアタッチメントを取付けるが、取付の際、アタッチメントにパッキンがセットされているか確認してから アタッチメントをサドル付分水栓にねじ込んで締める(左の画像のサドル付分水栓はネジ部にキャップがついているが、アタッチメントを取付ける際には、このキャップをはずしてからアタッチメントを取付ける)。
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超音波流量計ULSONAの設置イメージ1です。イメージ図ではULSONAのサドル分水栓タイプを掲載。実際の現場写真と併記。

コントローラ操作

ULSONA DTの LCDタッチパネル画面

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超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のオープニング画面。上側画面が最初に現れ自動的に消えて、下側の画面に移ります。

初期画面から「設定メニュー」を選択した状態です。

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超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のオープニング画面から、この「設定メニュー」の画面に移り、必要情報を動作設定、配管設定等に入力。

配管設定画面

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超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面の「配管設定」画面で、センサー種と配管内径を入力。

上図、配管設定画面内の一覧ボタンをタッチした状態の画面です。

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超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面、配管設定の配管材質選定画面。ここで配管材質を規格表に従い番号選択を行う。

SDカード

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超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のSDカード画面。最短サンプリングデータは6秒毎。

ULSONA DT設置イメージ-2

DT-1 サドル分水栓タイプ
   管内径 300mmとしてセンサーを管の中心で固定。

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サドル分水栓タイプ挿入式超音波流量計ULSONA DT1の設置イメージ2 ULSONA DT1センサーの固定位置を説明した図

DT2 サドル分水栓タイプ
   管内径400mmとしてセンサー(下)を管の中心で固定

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サドル分水栓タイプ挿入式超音波流量計ULSONA DT2センサーの固定位置を説明した図

DT3 フランジタイプ
  管内径1000mmとしてセンサー(下)を管底に固定し、
  必然的にセンサー(中)は管の中心に位置します。

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フランジタイプ挿入式超音波流量計ULSONA DT3センサーの固定位置を説明した図

ポータブルタイプ ULSONA DT 設置例
(計測業務を行った際の設置の流れです)

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ポータルブルタイプの挿入式超音波流量計ULSONAの実際の計測現場にて、計測を行う手順をスライド写真的に説明。この写真は挿入式超音波流量計のコントローラ、センサー、バッテリー、アタッチメント等、現場計測に必要な部材一式

センサー取付作業
既設空気弁の撤去(Φ75又はΦ100フランジ)

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挿入式超音波流量計ULSONAフランジタイプの取付前、①既設空気弁の撤去 ②撤去した既設空気弁 ③既設空気弁の撤去後のアタッチメント取付けた写真

既設空気弁撤去あとに、流量計取付

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既設空気弁撤去後に③のアタッチメントを取付けて、アタッチメントにセンサーを取付けた写真 ➃アタッチメントに取付前のセンサー写真 ⑤アタッチメントにセンサーを取付けが終わった写真

アタッチメントにセンサーを取付けて計測位置へセット

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⑤のアタッチメントにセンサーを取付けた後、センサーを既定の計測位置まで、挿入している写真⑥とセンサーを既定の計測位置まで挿入し終えた写真⑦

コントローラ内蔵のリアルタイムエコーグラフで計測状況をチェック後、計測を開始

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挿入式超音波流量計ULSONAの計測位置へセット完了した後、コントローラに接続し、計測前の計測状態をチェックしている写真

挿入式超音波流量計 ULSONA-DT3 のセット完了

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挿入式超音波流量計ULSONAのセンサーとコントローラの状態が安定して計測できる状況の確認が取れた後、1号マンホール(Φ600)にコントローラ内蔵防水ケースとバッテリー、センサーを収納し、マンホール鉄蓋が安全に閉じることが出来る状態の写真

挿入式超音波流量計ULSONA ポータブルタイプも御用意しています。

挿入式超音波流量計ULSONA DT、ULSONA LTの可搬式(ポータルブル)タイプ画像である。
挿入式超音波流量計ULSONAのキャリングケースはカナダのNANUK社製を採用している。NANUK社製キャリングケースについて、防水性能、耐衝撃性等が高く広く使用されていて汎用性も高い点が評価出来た。この画像では挿入式超音波流量計ULSONAセンサー、バッテリー、コントローラをそれぞれ独立型として、セパレートにして持ち運び等に簡便なようにしている。
挿入式超音波流量計ULSONA ポータブルタイプのケースをオープンにしている画像。それぞれに、挿入式超音波流量計ULSONAセンサー、バッテリー、コントローラが収まっている。この画像での特筆すべきところは、バッテリーにもいくつか種類を選択可能で、この画像のバッテリーは、連続稼働約25日(600時間)タイプで、同バッテリーを2つ連結も可能なため、約45日の連続稼働が行える。
挿入式超音波流量計ULSONA ポータブルタイプのコントローラとバッテリー画像のズームである。
挿入式超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システムの受発信器付である。

挿入式超音波流量計ULSONA(口金65A町野式)ワンタッチ設置イメージ

流量計の千代田工業(株)
ULSONA流量計は「JWWA B 135ボール式消火栓」(口金65A町野式)に取付け可能です。
(ボール式消火栓にワンタッチで設置可能です)
ULSONA流量計の下部タイプにはネジ式(50Aストレートネジ)、フランジ(Φ75 7.5K 10K兼用)、町野口金タイプの3種類が選択可能。
流量計の千代田工業(株)
御参考図A3版
JWWA B 135ボール式消火栓の口金(65A)に口金着脱式空気弁とULSOAN(口金65A着脱用)を掲載。JWWA B 135ボール式消火栓の口金に直接ULSONAを設置できる簡便さのメリットを表現しています。

双口空気弁にULSONA DTを設置可能

流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONA-DTを双口空気弁を「そのまま」の状態で設置可能。ただし双口空気弁にボール式補修弁が必須。

双口空気弁にULSONA設置後、着脱可能「玉押し器」も取付可能

流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONA-DTを双口空気弁を「そのまま」の状態で設置可能。ただし双口空気弁にボール式補修弁が必須。
双口空気弁に「玉押し器」を設置することで、取水(65A町野口金)が可能。

MN弁 挿入式計測器設置対応型補修弁

流量計の千代田工業(株)
千代田工業(株)のMN型挿入式計測器設置対応形付補修弁のラインナップ。
消火栓付MN弁と空気弁付MN弁

将来のIOTを見据えて!

流量計の千代田工業(株)
MN弁 挿入式計測器設置対応型補修弁カタログ表紙。
将来の管路におけるブロック管理等を実施するうえで、本MN弁を使用することにより効率的なIoTを行うことが可能と考えます。
流量計の千代田工業(株)
MN弁 挿入式計測器設置対応型補修弁カタログの写真を主に掲載。
将来的に省力化IoT化を目指すなら御検討を!
開発理由としまして
将来の管路におけるブロック管理を実施するうえで、既設の空気弁あるいは地下式消火栓を必要箇所のみ本製品に取り替えることにより、管内流量や水質等を測定する各種計測器を常時設置可能にすることを目的に開発しました。
補修弁機能を内蔵しているため不断水で計測器の取付け、取外しが可能です。
MN弁消火栓タイプの口金は65Aです。
MN弁急速空気弁タイプの空気弁口径はΦ25、Φ75の2種類をラインナップしています。
流量計の千代田工業(株)
MN弁 挿入式計測器設置対応型補修弁カタログの業界新聞向け宣伝用チラシとMN弁挿入式計測器設置対応型補修弁の設置イメージ、MN弁挿入式計測器設置対応型補修弁の空気弁タイプと消火栓タイプの使い分けを図面とイメージで示しています。
MN弁 挿入式計測器設置対応型補修弁カタログの裏面で送水管(MN弁空気弁タイプ)、配水管(MN弁消火栓タイプ)でのMN弁設置イメージです。
将来的に省力化IoT化を目指すなら御検討を!
開発理由としまして
将来の管路におけるブロック管理を実施するうえで、既設の空気弁あるいは地下式消火栓を必要箇所のみ本製品に取り替えることにより、管内流量や水質等を測定する各種計測器を常時設置可能にすることを目的に開発しました。
補修弁機能を内蔵しているため不断水で計測器の取付け、取外しが可能です。
MN弁消火栓タイプの口金は65Aです。
MN弁急速空気弁タイプの空気弁口径はΦ25、Φ75の2種類をラインナップしています。
流量計の千代田工業(株)
MN弁挿入式計測器設置対応型補修弁の外形図(消火栓タイプ)を掲載。MN弁に挿入式超音波流量計ULSONAを設置した図で、図中のMN弁挿入式計測器設置対応型補修弁を透明色(赤色)で図示している。
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAの設置イメージ図面です。サドル分水栓に設置するタイプとフランジに設置する(空気弁又は地下式消火栓を外して補修弁に接続します)タイプの2種類があります。
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAのPR用パンフレットの表面です。内容として、ULSONAの仕様等、使用されている実際の現場写真、超音波流量計の計測原理等を掲載しています。
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAのPR用パンフレットの浦面です。内容として、ULSONAの、使用されている実際の現場写真、ポータブルタイプ(ULSONA町野口金タイプ)の製品案内、コントローラ入力案内等掲載。
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ULSONA取付手順
設置前
設置
  1. センサー検出端をアタッチメントに収納したまま所定設置場所(フランジ又はサドル)に移動。
    設置位置にセンサーを運ぶ
  2. センサーを設置場所に移動したら、次亜液でセンサー挿入部を消毒。
    ※次亜液(希釈目安0.5ppm~0.8ppm)
    センサー消毒
  3. センサー取付前に、「補修弁又はサドル分水栓」=以下、「元弁」という。「元弁」の全閉確認とパッキンがセットされているかを確認後にセンサーを取付。
    ※フランジの場合、M16ボルト=トルクレンチ60Nmで締める。(カチッと音が鳴るまで)
    ※サドル分水栓の場合、ネジを手で固くなるまで回し、最後に専用レンチでしっかり締め込む。
    センサー取付
  4. センサー取付後、(設置作業中の)センサー飛出し防止用バンドを巻く(アタッチメント又はフランジのアイボルトとセンサー上部コネクションボックスハンドルに巻く)。
    センサーにバンドを巻く
  5. 「元弁」を開き、漏水の有無の確認と、封水フランジ(又はコック操作)のボルト(4本)を緩めてエアー抜きを行い、エアー抜きが終われば、封水フランジボルト(4本)を締めて「元弁」を全閉する。
    エアー抜き
  6. センサーアタッチメントに水を充填した状態で、エイジングを約30分行う。
    エイジング
  7. エイジング中にセンサーをコントローラに接続し、センサー異常がないか確認。
    AB緑(エコーチェック)
  8. コントローラに必要情報を入力し、エイジング終了後、静的チューニングを行う。
    チューニング
  9. 「元弁」を全閉状態から全開にし、封水フランジボルト(4本)をシャフトを上下できる程度に緩め、センサーシャフトを徐々に挿入し、予めマーキングしたシャフト位置が封水グランドまで到達したら、水の流れ方向と配管(配管が目視できない場合はフランジボルト位置とハンドルが平行か)とコネクションボックスバンドルが平行になっているか確認し、封水フランジボルト(4本)を締める。
    計測位置にセンサーセット
  10. 計測位置にセンサーが設置できたら、センサー固定金具(シャフト抜出し防止処置)を取り付けて、センサーの設置完了。
    固定金具取付

※試運転の際、専用ケーブルを通線する電線管の口径を出来るだけ余裕のある物に選定頂くことを要指示。(通線管が90度曲がり等あれば、管口径がタイトの場合、通線できない恐れがあります)

 

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