シンプルで頑強設計で超高精度な ULSONA DT流量計(挿入式超音波流量計)
【目 次】
- 国産へのこだわり
- ULSONA流量計の計測原理
- 従来タイプ ULSONA流量計を浅埋タイプへ(高さ50mmダウンサイズ)
- 選べる設置スタイル
*ULSONA(DT)流量計の設置例 - 選べる設置スタイル の具体例
- *Φ50サドル付分水栓の設置イメージ
- フランジ(Φ75補修弁)の設置イメージ
- ボール式消火栓【町野口金(65A)】の設置イメージ
- MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)
- カタログのダウンロードいただけます。
- 製品に関するお問合せ
- 不断水で流量計の更新は可能です。
- 挿入超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システム
- ULSONA UTY 残塩計付流量計
- ULSONA流量計の設置(計測)条件
- ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)
- ULSONA流量計 コントローラ寸法
- コントローラの操作
- ULSONA流量計の 設置例
- ULSONA流量計 ポータブルタイプ
- ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置
- ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能
- ULSONA流量計 設置ガイド
- ULSONA流量計 よくある質問(FAQ)

「明日へ、チャージ完了。」ULSONAクラウド監視が支える次世代の水道インフラ

住民の生活を止めない「不断水設置」。限られた予算で実現する水道インフラの遠隔監視
現場巡視を削減し、人手不足対策に貢献するULSONA流量計。最大の特長は、断水による住民への周知や大規模工事が不要な「不断水での後付け設置」です。既存設備を活かした低コストなクラウド監視で、毎日の計測業務を確実かつスマートに効率化します。
微小な漏水も逃さない究極の分解能。不断水で叶える「毎日計測」のDX化
ULSONA流量計の特徴概要
・稼働中の配管に直接挿入する超音波式流量計。外部環境に左右されない独自アルゴリズムで、微小な漏水も正確に捉えます。
・接水部は耐久性に優れたオールステンレス製(SUS316)。過酷な現場環境でも長期間、安定した計測を維持します。
・最大の特長は「不断水」での設置。「サドル付き分水栓・フランジ(Φ75/Φ100)・口金町野65A」の3パターンに対応し、断水工事にかかる莫大なコストと手間を削減します。
・面倒なパラメータ設定や校正は自動化。専門知識がなくてもボタンひとつで操作でき、現場の省人化に貢献します。
・流量・流速に加え、水道法改正で重要視される「水温・水圧・残留塩素濃度」の多点同時計測に対応。クラウド監視への拡張も容易です。

流体最適化とIoTの完全統合。エア・マネジメントがもたらす監視シナジー
パイプラインの流体最適化(エア・マネジメント)と、IoTによるデータ可視化の完全なる統合。
エアバルブ(空気弁)による自律的な管内エアーの排出機能と、ULSONAの挿入式センサノードを同一のアクセスポイントにデプロイすることで、比類なきシナジーを創出します。
物理的な水流のスタビライズ(安定化)を図りつつ、その動態データをクラウドでリアルタイムにモニタリング。旧来の属人的な現地パトロールを排除し、データ・ドリブンで管網の健全性を担保するスマート・ウォーター・ネットワークの構築を推進します。

計測・監視・配管ケアをこの一台で。現場の課題を解決するULSONA流量計
従来の短管型電磁流量計は「流量の計測」に特化する反面、導入時の管路切断や長時間の断水、高額な維持費という新たな課題を生んでいました。
ULSONA挿入式流量計は、超音波による高分解能な「計測」、クラウド連携による24時間体制の「監視」、そして空気弁等との併設による水流安定化や、管路を傷つけない不断水施工という「配管ケア」の3つの役割を、1つのノードで実現します。
多大な工事費をかけることなく、現場が抱える複数の課題を一台でスマートに解決し、持続可能で経済的なインフラ管理の最適解を提供します。

ULSONA DT
ULSONAクラウド
不断水設置
漏水調査
ULSONA流量計のご紹介
残留塩素濃度計付ULSONA流量計
流量計の更新
水道インフラの安定稼働を支える「完全国産」。迅速な保守サポートで安心をお約束
国産であることは、品質の安定だけでなく、保守点検や故障修理の際にも迅速かつ丁寧に対応できるというメリットがあります。お客様のニーズに応えるために、ULSONA流量計は、国産へのこだわりを持って製造しています。

細い管から巨大な管まで!水を止めずに設置できる圧倒的な対応力
スマート・ウォーター・ネットワークの構築において、既存インフラへのセンサ統合は最大の障壁です。
ULSONA挿入式モジュールは、Φ75の水道管からΦ2000の主要送水 水道管まで、シームレスに適合するユニバーサルな設計思想を実装しています。稼働中のパイプラインに対するホット・タップ(不断水)でのアタッチメントを可能にし、流体供給のダウンタイムを完全にゼロ化。
管径の制約を超えたアジャイルなセンサ・デプロイメントを実現し、インフラ全体の可視化を圧倒的なスピードで加速させます。

標準仕様で耐水圧1MPa(約10K)の堅牢設高水圧の現場にも対応。耐水圧1MPa(10K)を誇る堅牢なステンレス設計。
・常に高い水圧がかかる基幹管やポンプ設備周辺でも安心して導入できる、耐水圧1MPa(約10K/3種)の標準設計です。
(※ポンプ室等での設置実績も多数ございますが、現場環境による設置条件の確認が必要です。計画段階でお問い合わせいただけましたら、設置可否を含めて丁寧にサポートいたします。)
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過酷な環境を耐え抜く堅牢設計。安定したIoT連携を支える国産品質
IP68相当の防水性能と耐雷設計。完全国産による迅速な保守サポート
屋外や地下ピットにおけるIoTセンサ・ノードの継続稼働には、極めて高い環境耐性が要求されます。
本システムは、完全水没に耐えうる「IP68相当」のシーリング技術と、誘導雷サージから電子回路を保護する「耐雷設計」を実装したヘビーデューティー仕様です。
これら堅牢なハードウェアを「メイド・イン・ジャパン」の品質管理のもと製造し、クリティカルな障害発生時にもアジャイル(俊敏)に介入可能な国内保守ネットワークを構築。高可用なスマートグリッド運用を約束します。

支管から基幹管まで1台でカバー。Φ75~2000mmに対応する柔軟なセンサー構成
・DT1〜DT3の3つのセンサータイプで、Φ75の細い支管からΦ2000の太い基幹管まで現場の規模に合わせて幅広く対応します。

多様な現場環境に適応。ULSONA流量計の基本仕様一覧

「純度の高い水からプロセス用水まで水、超純水、工業用水にご使用いただけます。」
防水性能(センサーIP68):
「完全防水構造により、万が一の水没や湿気の多い環境でも安心の耐久性。」
測定流速範囲(±20 m/sec):
「微少流量から高速流まで高精度に検知。双方向(正・逆)の計測にも対応しています。」
※「±」の表記があるため、逆流も測れる点が強みになります。
標準装備の多彩なネットワーク。現場の負担を減らすクラウド遠隔監視とDX推進
・アナログ(4-20mA)やパルス出力に加え、産業用標準ネットワークのModbus(RS485)通信を標準装備しています。

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

微小な漏水も逃さない高精度計測。既設弁を活かして低コストで導入可能

・【業界最高レベルの精度】
0.003m/secの微小な流速から高速域まで、流量精度±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)で正確に計測します。
・【コスト削減】
既設の補修弁等にそのまま設置できるため、大がかりな設備改修費用を抑えられます。
・【運用の効率化】
正・負の両方向計測に標準対応。さらに「不断水」のままゼロ校正が可能なため、メンテナンス時の断水トラブルを防ぎます。
超音波テクノロジーで漏水を逃さない。
高精度計測で水資源を効率運用(ULSONA流量計の計測原理)

・超音波の伝搬時間差を利用する「トランジットタイム式」を採用。業界トップレベルの高精度な流量測定を実現します。
老朽化した配管でも正確に計測。サビや汚れの影響を受けない独自センサー
稼働から長年月が経過した鋳鉄管などでは、管内壁のサビやスケール(付着物)が正確な計測を阻害する要因となります。「ULSONA LT」は、接液部材に高耐久なステンレスを全面採用し、汚れが付着しにくい独自形状のセンサーを搭載。老朽化した過酷な配管環境においても超音波の減衰を最小限に抑え、長期にわたり安定した高精度計測を実現します。管路更新までの延命措置や、日常的な維持管理モニタリングに最適な設計です。

独自のスリット構造による計測|管内環境に依存しない安定稼働
・センサー先端に独自の「スリット構造」を採用し、機器の内部空間のみで超音波計測を完結させます。
・経年管特有の内壁のサビやスケール(付着物)、配管材質の違いによる影響を一切受けません。
・老朽化したインフラ設備にもそのまま導入可能であり、現場環境に依存しない安定したデータ取得を実現します。
ULSONA 流量計 カタログ PDF
JICA・JETROを通じた国際実績。世界が認める品質と信頼性

・JICA(国際協力機構)およびJETRO(日本貿易振興機構)の支援事業に採択。トルコ(イスタンブール)やシンガポールの浄水場など、世界の重要インフラで導入されています。
・海外の過酷な環境下でも安定して稼働する「圧倒的な耐久性」と、設置・運用が容易な「メンテナンス性の高さ」が評価の決め手です。
・世界基準の厳しい審査をクリアした高精度な計測技術で、国内自治体様の水道インフラDX化にも確かな安心と実績をお約束します。

ULSONA流量計の設置例
限られたスペースにも柔軟に対応。既設設備を活かすスマートな設置設計
水道管網の監視拠点となるマンホールや埋設ボックスは、設置スペースが限られているケースが大半です。ULSONA流量計は現場の状況に合わせた柔軟な設置設計により、これらの物理的な課題を解決します。

- 【省スペース設計】 丸型(内径Φ600)や角型(350×450mm)など、一般的な狭小ボックス内にも収まるコンパクトな設計を追求。
- 【配管機能を維持】 既存の消火栓や空気弁の場所に設置する場合でも、「空気弁付き短管」や「消火栓付き短管」を併用することで、インフラ本来の安全性を損なうことなく導入が可能です。
- 【トータルコストの抑制】 新設時には、補修弁機能を内蔵したMN型製品等を選択することで、部材点数を削減。現場環境に応じた柔軟なカスタマイズで、導入コストと手間を最小限に抑えます。

IP68クラスの環境耐性|極限インフラを支えるウォータープルーフ設計
地下ピットやマンホール内での流量監視において、ゲリラ豪雨等による予期せぬ冠水は重大な懸念事項です。ULSONA流量計は、防塵・防水の最高等級「IP68相当」の性能を保持。常時稼働を水中で行う仕様ではありませんが、万が一の水没時でも機器内部への浸水を防ぎ、故障リスクを大幅に低減します。激甚化する気象災害へのBCP(事業継続計画)対策としても有効な、高信頼のインフラ監視デバイスです。

断水トラブルと工事費を大幅カット。
3種の既設設備を活かす「不断水設置」
【断水工事が不要】
インフラを止めることなく設置できる「不断水」に対応。地域住民への断水周知や、それに伴うクレーム対応の手間をゼロにします。
【付帯コストの大幅削減】
「サドル付分水栓(50A)」「フランジ(Φ75)」「ボール式消火栓(65A口金)」の3パターンの既設設備にそのまま取り付け可能。大がかりなバイパス工事や配管切断費用を大幅に削減します。
【スピーディーな現場対応】
多様な現場環境に適合し、設置にかかる時間を大幅に短縮。作業員様の負担を最小限に抑えます。

不断水での流量計更新|既設配線・電源の流用でコストを最小化
水道法改正に伴い、有収率向上や漏水調査のための継続的な計測が不可欠となっています。ULSONA流量計は、既設配管への「不断水」設置が可能なだけでなく、既設の電源や信号配線(DC4-20mA、DC1-5V、AC/DC電源等)をそのまま流用できる互換性を確保しています。計量法非承認品である挿入式流量計の特性を理解した上で、更新予算や工期を大幅に圧縮する合理的な解決策を提案します。

水道事業DX化への第一歩|クラウド監視を支えるULSONAの不断水設置技術

水道業界における漏水調査の効率化やスマート水道の実現には、リアルタイムでデータを取得する「クラウド監視」への移行、すなわちDX化が欠かせません。
ULSONA流量計は、サドル付分水栓など既存のインフラから簡単に後付け設置ができるため、現場のデジタル転換を即座にサポートします。従来の断水を伴う大規模工事から脱却し、既存の配線や電源を流用しながらネットワーク対応の計測環境を構築。複雑な諸事情を抱える現場でも、最小限の付帯工事で高度なクラウド監視体制への移行を可能にします。
ULSONA流量計の導入ステップ|既設インフラを最大限に活用する機器構成
ULSONA流量計は、計量法非承認品(挿入式)の利点を活かし、既存の配管設備をそのまま利用したスマートな更新を可能にします。導入は、現場に最適な機器構成の選定から、豊富なアタッチメントによる設置まで、3つのステップで完了します。特に信号出力(DC4-20mA、DC1-5V)やAC/DCマルチ電源への対応は、既設盤の改修コストを大幅に抑制。法改正に伴う日々の計測義務化に対し、最も現実的で信頼性の高い選択肢を提供します。

既設配線との高い互換性: ULSONAはアナログ(DC4-20mA、DC1-5V)およびパルス出力の両方に対応しており、既設の計装盤を活かしたままクラウド監視システムへの統合が可能です。
多様な電源供給オプション: 常設タイプはAC/DCマルチ電源仕様(AC100V、DC100V等)に対応し、ポータブルタイプは専用バッテリーでの駆動も可能。電源確保が困難な現場でも水道DXを強力に推進します。
不断水での設置アタッチメント: 補修弁、消火栓(ボール式)、サドル付分水栓など、現場のインフラに合わせた豊富なアタッチメントで、断水不可能な主要管路の流量監視を実現します。
補修弁図面 ダウンロード
レバーボール式補修弁
キャップ式補修弁
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高精度と耐久性を両立|ULSONA流量計の主要諸元とセンサー仕様
ULSONA流量計は、管路内の2点間における超音波の伝搬時間差を計測するトランジットタイム方式を採用し、±0.5% RDという高い測定精度を実現しています。接液部には耐食性に優れたSUS316を使用し、センサー部はIP68の高度な防水性能を備えているため、過酷な埋設環境でも長期にわたり安定した計測が可能です。対象口径は80Aから2000Aまでと幅広く、水道法改正で求められる適正な流量管理を強力にサポートします。

センサー仕様
材質
センサーはオールステンレス製で、特に接水部はSUS316材質を使用しています。その他の部品はSUS304相当の材質です。
設置方法
センサーは配管に挿入して設置されます。設置方法には、サドル付き分水栓、フランジ(Φ75、Φ100)、口金町野(ボール式消火栓など)が含まれます。
測定原理
センサーはトランジットタイム方式を使用し、管路内の2点間(A、B)での超音波の伝搬時間の差(Δt)を測定します。この時間差と管内口径を使用して流量を計算します。
測定範囲と精度
流速範囲は0.000~±20.000 m/secで、流速分解能は0.003 m/secです。精度は±0.5% RD(流速0.5 m/sec以上)です。
温度測定機能
センサーは水温測定機能も備えており、±1℃の精度で常時温度監視が可能です。
防水性能
センサー部の防水性能はIP68です。
動作温度
センサーの動作温度範囲は0~55℃です。
【直感操作】専門知識がなくても使いこなせる多機能コントローラ

コントローラ仕様
電源仕様
供給電圧はDC24V(DC9-26V)で、電池稼働も可能です。消費電力は約10W以下です。
表示部
コントローラは7インチのカラー液晶タッチパネルを備えており、操作が簡単で直感的です。
表示内容
コントローラ画面では以下の内容が表示されます:
瞬間流量(㎥/sec, L/sec, L/min, L/hour, ㎥/min, ㎥/hour)
瞬間流速(m/sec)
正方向流量パルス
負方向流量パルス
出力仕様
アナログ出力:
CH1: 流量(DC 4-20mA、負荷抵抗≦500Ω)
CH2: *DT2 DT3のみ付加
CH3: 温度、流速、負流量(選択)(DC 1-5V)
デジタル出力:
CH1: 正方向流量パルス
負方向流量パルス
CH2: 測定エラー(無電圧接点)
記録媒体
microSDカード(最大2GB)を使用し、データをCSV形式で保存可能です。
カレンダークロック
基盤内にカレンダークロックが組み込まれており、時間管理が可能です。
通信ポート
RS485(MODBUS RTU)ポートを備えています。
操作方法
計測に必要なパラメータの設定は、指示部のLCD画面を通して対話式で簡単に行えます。配管設定、動作設定などが自動化されており、ユーザーはボタンひとつで操作が可能です。
温度測定機能
コントローラは水温測定機能も備えており、±1℃の精度で常時温度監視が可能です。
バックアップ機能
ULSONA DT-2またはDT-3の場合、センサーに異常があっても残りのセンサーで計測を継続するバックアップ機能が備わっています。
設置と調整
設置されたULSONA DTの調整・校正は全て自動化されており、ユーザーがボタンひとつで調整・校正が行えます。エコーグラフを使用して計測状況をリアルタイムで確認し、最適な設置位置を決定できます。
水道業務のDX化を実現するクラウド遠隔監視|24時間の連続監視と異常検知

クラウド遠隔監視システム仕様
通信とデータ収集
クラウド遠隔監視システムは、携帯キャリア回線を利用してデータを送信します。どこからでも繋がるため、場所や配線の制約がなく、簡単に設置および運用が可能です。
リアルタイム監視
瞬時流量、瞬時流速、正積算流量、負積算流量、水温をリアルタイムで監視できるシステムです。スマートフォン、タブレット、パソコンからいつでもデータを確認できます。
データ保存とダウンロード
収集したデータはクラウドに保存され、期間を指定して過去のデータを確認することができます。データはCSVファイルとしてダウンロードも可能です。
GPS機能
発信機にGPSが内蔵されており、地図上で位置情報を確認できます。
通信周期
データ収集周期は最短で1分間隔で設定可能です。
デバイス対応
スマートフォン、タブレット、パソコンから遠隔監視が可能で、リアルタイムにデータを確認することができます。
発信機のアンテナ表示
発信機のアンテナ表示は3段階(3本、アンテナ2本)で、安定したデータ交信にはアンテナ2本表示する場所での設置を推奨します。
オプション機能
オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)も遠隔監視可能です。
このクラウド遠隔監視システムは、ULSONA流量計と組み合わせて使用することで、効率的なデータ管理とリアルタイムの遠隔監視を実現します。
遠隔監視の利点
配管管理や漏水防止対策に役立つように、夜間最小流量の継続監視などが可能です。センサーの取り外しや移設も容易で、メンテナンスや点検も簡単に行えます。
初期投資の削減
既設の配管に取り付けるだけで測定が可能なため、工事費や時間がかかりません。専用の通信回線やサーバーも不要です。
水道DX・クラウド監視を支える設置インフラ|遠隔管理を可能にするシステム構成
流量計の設置については、弊社は流量計の提供のみを行っております。
計装盤等の付帯設備については基本的に扱っておりませんが、参考情報として掲載しております。
- 電源について、商用電源(電力会社)から引き込む場合、主に100Vまたは200Vが広く使用されています。一般的には電力会社が供給する電気配線(電気柱、電気盤)などから電源を取り出します。ULSONA流量計はDC24V(CD9-26V)の直流電源を必要とします。
- 下図にあるように、電源がない状態で、ULSONA流量計を設置する場合の積算価格の目安として
ULSONA流量計本体を除き、「変換器用収納盤」と「引き込み開閉器盤」の積算価格は
令和6年12月現在で約¥1,600,000-(電気工事別)です。

水道事業のDX化を加速させる「クラウド遠隔監視システム」の導入には、現場での安定した電源確保とデータ伝送が鍵となります。ULSONAの設置イメージでは、コントローラ内に受発信器を組み込むことで、場所を選ばないリアルタイム監視体制を構築可能です。
既設の電気配線や盤を活用しつつ、必要な箇所に「変換器用収納盤」や「引き込み開閉器盤」を配置するだけで、既存の施設がスマートな計測ポイントへと生まれ変わります。有収率管理や漏水調査を自動化するための基盤づくりを、最小限の付帯工事で実現します。
【導入の流れ】ULSONA流量計の設置イメージと周辺設備のポイント
水道事業のDX化を加速させる「クラウド遠隔監視システム」の導入には、現場での安定した電源確保とデータ伝送が鍵となります。ULSONAの設置イメージでは、コントローラ内に受発信器を組み込むことで、場所を選ばないリアルタイム監視体制を構築可能です。
既設の電気配線や盤を活用しつつ、必要な箇所に「変換器用収納盤」や「引き込み開閉器盤」を配置するだけで、既存の施設がスマートな計測ポイントへと生まれ変わります。有収率管理や漏水調査を自動化するための基盤づくりを、最小限の付帯工事で実現します。


流量計センサーからの信号を処理する変換器を収納
測定データの演算処理
流量値の表示
測定データの出力(アナログ/デジタル信号)
各種パラメータ設定用の操作部
変換器用収納盤:
変換器用収納盤は、センサーから取得したアナログ信号をデジタル信号に変換し、さらに処理や表示、外部システムへのデータ送信を行うための装置(変換器)を収めるための盤です。これにより、流量データの解釈が容易になり、監視や管理が効率的に行えます。変換器は、データの精度を保ちながら、制御システムやデータロガーなどの他のシステムにデータを配信したりします。
引き込み開閉器盤の仕様と積算価格|ULSONA導入時の電気設備構成
水道事業のDX化を支える「クラウド遠隔監視システム」は、24時間365日の安定した電源供給があってこそ真価を発揮します。ULSONAの設置パッケージに含まれる引き込み開閉器盤は、商用電源からの確実な電力引き込みを可能にし、センサーやコントローラの安定稼働を保証します。
コンパクトながら堅牢な設計で、既存の管理エリアへの後付け設置も容易です。有収率の向上や漏水調査の自動化など、デジタル技術を活用した次世代の水道管理体制の基盤を強力にバックアップします。

引き込み開閉器盤の役割:
商用電源の引き込み
システム全体への電源供給の制御
過電流保護
漏電保護
電源のON/OFF制御
保守点検時の電源遮断
引き込み開閉器盤:
引き込み開閉器盤は、電力の供給を制御するための電気設備が収められています。流量計システムを含む関連機器への電気供給を管理し、過電流や短絡電流などからシステムを保護する役割を果たします。この盤にはブレーカー、スイッチ、その他の保護機器などが設置され、安全かつ安定した電力供給を維持します。
現行インフラを最大限に活用|現場環境に応じた「選べる設置スタイル」
「流量計を設置したいけれど、断水はできないし費用もかけられない…」そんなお悩みをULSONAが解決します。現場にある設備に合わせて、以下のスタイルから最適なものをお選びいただけます。
- 消火栓に取り付ける:65A口金(ボール式消火栓用)
- 分水栓に取り付ける:Φ50ねじ込み(サドル付分水栓用)
- 補修弁に取り付ける:Φ75フランジ(補修弁用) 【利用者の3つのメリット】
- コスト削減:断水工事やバイパス管が不要で安価。
- 時間短縮:断水の手続きが不要で、すぐに設置完了。
- 利用者への配慮:水を止めないので、住民への影響ゼロ。
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土被り600mmの浅埋設インフラにも対応|高さを抑えたコンパクト設計

網羅的な漏水調査や有収率管理など、水道事業のDX化を推進する上で、「設置スペースが狭い浅埋設管」はクラウド監視網から漏れやすいポイントでした。
ULSONAの浅埋対応アタッチメントは、高さを135mmに抑えることでこの課題を解決します。補修弁(フランジタイプ)上部からの設置後高さも約260mmに収まり、既存の埋設ボックス内へスッキリと収納可能です。これまで流量計の設置を諦めていた現場でも、不断水でのスムーズな導入が可能となり、途切れのないクラウド遠隔監視ネットワークの構築を強力にサポートします。
ULSONA DT流量計の取付プロセスと設置具体例|迅速・確実な設備更新
ULSONA DT流量計は、事前の大掛かりな土木工事を必要とせず、以下の4ステップで迅速に計測を開始できます。
- 現場の状況確認
- アタッチメント設置
- センサー挿入・調整
- 即時計測開始

設置スタイルは現場のインフラに依存しますが、代表的な具体例として以下の3パターンに柔軟に対応します。
- サドル付分水栓:Φ50の分水栓に直接設置。
- フランジ補修弁:既設空気弁等を撤去し、補修弁Φ75(キャップ式、レバー式等)を介して設置。
- ボール式消火栓:Φ75や65A町野口金などを利用して設置。 既存の設備を活かすことで、予算を最小限に抑えた合理的な流量計の更新を実現します。

なぜ今、多くの現場で挿入式ULSONA流量計が選ばれているのか?
「毎日計測しなきゃいけないけれど、断水もできないし、予算もない…」 そんな現場の悩みを、ULSONAはたった一つの機器で解決します。今、ULSONAを選ぶべき理由は以下の3つです。
- 水はそのまま:大がかりな工事なしで、今の配管にすぐ付けられる。
- 今の設備が使える:配線や電源の引き直しが不要で、コストが劇的に下がる。
- スマホで管理:現場に行かなくても、クラウドで24時間いつでも状況がわかる。 現場の負担を減らし、賢く・安く・早く、最新の水道管理をスタートしましょう。

*ULSONA流量計の設置方法①
確実かつ安全な不断水施工|Φ50サドル付分水栓へのULSONA設置プロセス
広域にわたる水道網のDX化(クラウド遠隔監視)を成功させる鍵は、「いかに素早く、多くの計測ポイントを設置できるか」にあります。
ULSONA流量計なら、現場に点在する既存のΦ50サドル付分水栓を、わずかな手順で最新のデジタル計測ポイントへと変貌させます。専用アタッチメントを取り付け、センサーを差し込むだけで、即座にデータ収集網への連携が可能。大がかりな土木工事でDX化の足止めを食うことなく、スピーディに次世代のスマートな水道管理インフラを拡張できます。

- ULSONA流量計 サドル付分水栓(Φ50)タイプ高さ:サドル分水栓含めて管天から約380mm(ULSONA流量計サドルタイプ:約240mm)
サドル付分水栓(Φ50)寸法:各メーカーにより多少異なりますが、以下の図では
160mm~170mmとしています。
既存の埋設ボックス(内径Φ600)に適合|浅埋設現場での確実な設置寸法
水道網の網羅的なDX化(クラウド遠隔監視)を推進する際、最大のネックとなるのが「機器の設置スペース」です。ULSONA流量計は、そのコンパクトな設計により、一般的な内径Φ600の埋設ボックス内へスマートに収まります。
管天からわずか約380mm(アタッチメント上部からは約235mm)の高さで設置可能なため、これまでスペースの問題で流量計の導入やデータ連携を諦めていた浅埋設の現場でも、不断水での設置が容易です。都市部の狭小な管路環境も、即座にデジタルデータ収集のネットワークへ組み込むことができます。

設置方法:Φ50サドル付き分水栓
1.サドル付分水栓の上部キャップを外す
キャップを反時計回りに回して外します。
2.ULSONA流量計のアタッチメントを取り付ける
アタッチメントをキャップの代わりに時計回りに回して取り付けます。
3.サドル分水栓のボール弁をゆるやかに開く
水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開きます。
4.アタッチメント内の水を確認
アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.ボール弁を閉めて空気を抜く
水漏れがないことを確認してから、ボール弁を閉めてアタッチメント内
の空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.ボール弁を全開にしてセンサーを取り付ける
ボール弁を全開にして、センサーをアタッチメントにしっかりと
取り付けます。
注意事項
・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
ください。
*ULSONA流量計設置方法②
Φ75又はΦ100フランジ(補修弁)
既存の補修弁を有効活用|フランジ接合による確実な不断水施工プロセス
既設の空気弁などを撤去したあとのスペースや、既存の補修弁を有効活用した設置プロセスです。ULSONA流量計は、Φ75またはΦ100のフランジ補修弁に対し、専用アタッチメントをボルトで強固に固定します。
フランジ規格(7.5K又は10K)に適合したアタッチメントを使用するため、水圧に対する高い安全性と止水性を確保。大がかりなバイパス工事を回避する「不断水施工」でありながら、長期間にわたり極めて安定した流量計測環境を維持し、法令で求められる日々のデータ管理をバックアップします。

*ULSONA流量計フランジタイプ:高さ約260mm
既存の補修弁を活用した浅埋設対応|内径Φ600ボックスへの確実な収納
水道事業のDX化(クラウド遠隔監視)を網羅的に進める際、機器の設置スペース確保が障壁となります。ULSONA流量計は、そのコンパクトな設計により一般的な内径Φ600の埋設ボックス内へスマートに収まります。
Φ75補修弁を利用した場合、バルブ上部からわずか約260mmの高さで設置可能。これまでスペースの制約でデータ連携を諦めていた浅埋設の現場でも、不断水でのスムーズな導入が可能となり、都市部の狭小な管路環境も即座にクラウド監視網へ組み込むことができます。

設置方法:フランジ(Φ75・Φ100)
1.ウルソナ流量計のアタッチメントに専用特殊フランジを取り付ける
専用特殊フランジをアタッチメント下部にねじ込み、しっかりと
固定します。
2.補修弁フランジにアタッチメントを固定する
アタッチメントと補修弁フランジをボルトナット(M16m又はM20)で固定します。
3.補修弁のボール弁をゆっくり開く
水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開きます。
4.アタッチメント内の水を確認
アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.アタッチメント内の空気を抜く
補修弁のボール弁を少し開いた状態で、アタッチメント上部の
グランドボルト(4本)を緩めて空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.センサーを挿入
補修弁のボール弁を全開にし、計測位置までセンサーを挿入。センサー挿入後
アタッチメント封水グランドボルト(4本)をしっかり締めます。
注意事項
・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
ください。
*ULSONA流量計設置方法③
65A町野口金(オス/メス)、又は Φ75ボール式消火栓
既存のボール式消火栓を有効活用|65A町野口金へのワンタッチ不断水施工
広域な水道網のDX化(クラウド遠隔監視)を迅速に進めるため、ULSONAは驚くほどシンプルな設置プロセスを実現しました。
既存のΦ75ボール式消火栓(65A町野口金)に対し、センサーを上から「カチッ」と差し込むだけ。文字通り「ワンタッチ」で、現場の消火栓が最新のクラウド監視ポイントへと変貌します。特殊工具も事前の配管加工も不要なため、漏水調査や有収率管理のデジタルネットワークを圧倒的なスピードで拡張できます。

*ULSONA流量計町野口金タイプ高さ:約300mm
ボール式消火栓を活用した設置寸法|内径Φ600ボックスへの確実な収納
網羅的な漏水調査や有収率管理など、水道事業のDX化(クラウド遠隔監視)を推進する上で、既存の消火栓インフラの活用は最短ルートです。
ULSONA流量計は、Φ75ボール式消火栓にワンタッチで接続できるだけでなく、設置後の高さも消火栓上部から約300mmに抑えられています。一般的な内径Φ600の埋設ボックスにそのまま収納できるため、新たな設置スペースを確保する土木工事は不要です。スペースの制約を跳ね除け、途切れのないスマートな水道監視ネットワークを迅速に構築します。

設置方法:65A口金町野[Φ75ボール式消火栓]
1.ウルソナ流量計のアタッチメント下部に65A町野口金を取り付ける
アタッチメント下部に65A町野口金を取り付け、しっかりと固定します。
2.ボール式消火栓の吐出口にアタッチメントを取り付ける
アタッチメントをボール式消火栓の吐出口(65A口金)にしっかりと
取り付けます。
3.ボール式消火栓の開閉キャップを少し開けて水を流す
水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開けます。
4.アタッチメント内の水を確認
アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.ボール弁を閉めて空気を抜く
水漏れがないことを確認してから、ボール弁を閉めてアタッチメント内の
空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.ボール弁を全開にしてセンサーを挿入する
ボール弁を全開にして、センサーをアタッチメントにしっかりと
挿入します。
注意事項
・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
ください。
高精度なクラウド監視を支えるセンサー構造|消火栓タイプの適合条件
既存の消火栓を利用したULSONA流量計の設置は、クラウド監視網を迅速に構築する上で非常に有効ですが、事前の「バルブ構造の確認」が必須となります。
ULSONAのセンサーロッドは、高精度な計測と耐久性を維持するため、曲がらない直線的な構造となっています。そのため、内部で流路が曲がっている「ケレップ式消火栓(JWWA B 103準拠)」には物理的に挿入ができず、取付不可となります。導入計画を立てる際は、対象の計測ポイントが直管で挿入可能な「ボール式消火栓(JWWA B 135準拠)」であるかを必ずご確認ください。

ULSONA流量計:センサーロッドの操作について
【重要:消火栓への設置に関するご注意】
ULSONA流量計のセンサーロッドは、高精度な計測を維持するため剛性の高い直管(ストレート)構造となっております。 そのため、上記左図の「ケレップ式消火栓」のように内部の流路が屈曲しているバルブにおいては、挿入時にセンサーが内部干渉を起こし、所定の深さまで到達しないため設置および計測ができません。必ず流路が直線となるボール式消火栓をご利用ください。
安全な設備更新のための必須確認事項|消火栓の適合規格リスト
ULSONA流量計は、設置時にセンサーロッドを上下に稼働させて挿入を行いますが、構造上「伸縮(伸び縮み)」はいたしません。前述の「曲がらない」特性と合わせ、この堅牢な直管構造が高精度な計測を担保しています。
したがって、内部流路が屈曲している消火栓には物理的な挿入が不可能です。現場での施工トラブルを未然に防ぎ、安全にご利用いただくため、導入計画段階で必ず以下の適合規格(JWWA B 135)を満たしているかをご確認ください。

ULSONA流量計は、現場のインフラに応じた3つの取付工法をご用意しております。そのうち「消火栓」を利用した設置において、安全かつ確実な計測を実現するため、適合する消火栓の規格が指定されています。
【適合(設置可能)】
・ボール式消火栓
・JWWA B 135タイプ
【非適合(設置不可)】
・ケレップタイプの消火栓
・JWWA B 103
・JWWA B 103準拠タイプ
流量計が壊れてしまったり、取り付けられなかったりするトラブルを防ぐための大切なお願いです。消火栓を使って設置する場合は、現場の消火栓が「取り付けOK」なタイプかどうか、工事を始める前に必ずチェックしてください。皆様に安全に、そして長くお使いいただくための大切なステップです。
ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

潜在的な漏水を逃さない高精度計測|有収率向上を支える微小流速検知
水道管理のDX化(クラウド遠隔監視)の真価は、集めたデータから「異常の予兆」を読み取ることです。しかし、センサー自体の精度が低ければ、微小な異常はデータに現れません。 ULSONAは、0.003m/sの微小流速まで検知可能な高精度センサーを備えています。このセンサーが取得した精密なデータをクラウドで24時間蓄積・分析することで、「深夜の最小流量の微細な増加」といった、人間の目視点検では決して気づけない潜在的な漏水リスクを早期に炙り出します。異常が拡大する前に先手を打つ、次世代のスマートな維持管理体制を実現します。

水道事業の健全な経営において、管路の老朽化に伴う「見えない漏水」への対策は喫緊の課題です。従来の流量計では、深夜帯などに発生する微細な漏水は「流量ゼロ」として表示され、見逃されてきました。 ULSONA流量計は、0.003m/sという超高感度な微小流速検知技術を搭載しています。これまで感知できなかった微細な流量変化を正確に捉え、常時監視システムと連携させることで、潜在的な漏水をいち早く発見。水資源のロスを防ぎ、水道事業の要である「有収率の向上」と「無駄なコストの削減」を強力にサポートします。
流量と水圧の相関監視|ダブルチェックによる確実な漏水検知体制

管路の老朽化に伴う漏水リスクを最小化するためには、単一の指標にとらわれない多角的な状況把握が不可欠です。ULSONAは、その高精度な「流量測定」に加え、信頼性の高い水圧計(長野計器製センサー等)による「水圧測定」を連動させた監視システムをご提案します。
流量の異常な増加と、それに伴う水圧の低下。この2つの指標を同時に監視する「ダブルのチェック」により、単独のデータでは判断が難しい異常も確実に捉えます。以下の特徴を通じ、漏水の早期発見・規模の正確な把握・迅速な修繕計画の立案に貢献し、有収率の改善を強力に推進します。
業界最高レベルの計測精度|漏水特有の微細な兆候を逃さない3つの特長
漏水の早期発見と有収率の抜本的な改善には、機器の計測精度そのものが直結します。ULSONA流量計は、「±0.5%RD」という業界最高レベルの計測精度と、「0.003m/sec」の超低流速検知能力を誇ります。この圧倒的な基本性能により、漏水が示す微細な兆候(サイン)を見逃しません。
さらに、微小な水の流れを正確に捉える「高精度計測」、水圧低下も同時に捉える「水圧同時監視」、そして夜間の最小流量を継続的に把握する「リアルタイム監視」という3つの特長が連動。通常の水使用と漏水による流量を明確に区別し、より確実な漏水対策と維持管理の効率化を実現します。

クラウド監視の基盤を支える「高品質データ」|ULSONAが実現する高度な予防保全
クラウド遠隔監視(DX)による高度な予防保全を成功させる鍵は、末端のセンサーが取得する「データの品質」にあります。ULSONA流量計は、超低流速検知能力(0.003m/sec)と業界最高レベルの精度(±0.5%RD)を備え、これまで見過ごされてきた漏水特有の微細な兆候を正確なデジタルデータとして可視化します。
クラウド監視(DX)による高度な予防保全を成功させる鍵は、末端センサーが取得する「データの品質」にあります。ULSONA流量計は、超低流速検知能力(0.003m/sec)と業界最高レベルの精度(±0.5%RD)を備え、これまで見過ごされてきた「漏水特有の微細な兆候」を正確なデジタルデータとして可視化します。 超微小流量から高速域まで捉える「高精度計測」、水圧変化とのダブルチェックを行う「水圧同時監視」、そして深夜の異常を即座に特定する「リアルタイム監視」。これら3つの特長が統合されることで、経験や勘に頼らない、スマート水道インフラの盤石な基盤を構築します。

漏水対策におけるULSONA流量計の導入メリットと効果
- 主な特長
*高精度測定: 微細な流量変化を捉え、漏水を正確に検知
*リアルタイム監視: 24時間365日のデータ監視で、異常を即座に把握
*データ分析: 蓄積されたデータに基づき、漏水リスクの高いエリアを特定
*コスト削減: 漏水量の減少により、水道料金や復旧費用を削減
*環境保全: 貴重な水資源の浪費を防ぎ、持続可能な社会に貢献
■ 圧倒的な「超低流速検知能力」 漏水による「ポタポタ」「ジワジワ」といった極めて遅い流速(0.003m/sec)も検知可能。従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も見逃さず捉えます。
1. 微細な流量変化の高精度検知:
ULSONA流量計は超低流速を高精度に測定する能力を持っています。これにより、漏水によって生じるごくわずかな流量の変化も捉えることが可能です。これは、初期段階の漏水や小規模な漏水であっても見逃さずに検知するために非常に重要です。
2. リアルタイム監視:
24時間365日のリアルタイムでのデータ監視が可能です。これにより、突発的な流量増加や継続的な微小流量を即座に把握できます。漏水は時間経過とともに被害が拡大するがあるため、リアルタイムでの監視は迅速な初動対応を可能にします。
3. データ分析による漏水箇所の特定支援:
蓄積された流量データを分析することで、通常と異なる流量パターンを示すエリアを特定し、漏水リスクの高い箇所を絞り込むことができます。複数の箇所にULSONA流量計を設置することで、エリアごとの使用水量と供給水量を比較し、差分から漏水の有無やおおよその漏水箇所を推測するなどが考えられます。
4. 不断水での設置:
挿入式であるULSONA流量計は、配管の断水を伴わずに設置可能です。これにより、漏水監視システムの導入や 漏水監視を行う範囲や地点を増やすことが比較的容易に行うことができ、水の供給を止めずに漏水対策を進めることが可能です。
5. コスト削減と環境保全:
漏水を早期に発見し対策を講じることで、無駄な水道料金の発生を抑制できます。また、貴重な水資源の有効な利用は環境保全にも繋がります。ULSONA流量計による漏水対策は、経済的なメリットと環境的なメリットの両面を持ち合わせます。
■ 漏水対策の包括的なアプローチ
これらの特徴を組み合わせることで、ULSONA流量計は水道事業体や工場、大規模施設などにおける効果的な漏水対策ツールとして活用が期待されます。微小な漏水サインの検知からリアルタイム監視、データに基づいたリスク分析まで、漏水による損害を最小限に抑えるための包括的なアプローチを支援します。
漏水を逃さない高精度漏水検知ソリューション|3つのコア特長
管路の老朽化による見えない漏水は、水道事業の有収率を低下させる最大の要因です。ULSONA流量計は、単なる流量計測にとどまらない「高精度漏水検知ソリューション」として、以下の3つの特長を備えています。 業界最高レベルの精度(±0.5%RD)と超低流速検知(0.003m/sec)により微細な漏水も正確に捉える**「高精度計測」。流量と水圧低下を同時に監視し、ダブルチェックで確実性を高める「水圧同時監視」。そして、水の使用が少ない夜間に自動計測を行い、通常の利用と漏水を明確に区別する「リアルタイム監視」**です。これらの機能が連動し、確実な漏水対策を強力にサポートします。

*従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も確実に検知します。
経営課題を解決する導入効果|「見えない漏水」の削減による有収率向上
従来のアナログな管理手法では、地下で発生している微細な漏水を把握することは困難でした。この「見えない損失」が、非効率なコスト構造の原因となっています。
ULSONAによるDX化(クラウド監視)は、この状況を一変させます。超高感度センサーが微細な漏水の兆候を捉え、デジタルデータとして「可視化」。データに基づく早期対策サイクルを確立することで、無駄なコストを削減し、持続可能でスマートな水道事業経営へと転換します。

*流量と⽔圧のダブルチェックで、漏⽔の発⽣をより正確に捉えます。
確実な状況把握と業務効率化|ダブルチェックがもたらす3つのメリット
流量と水圧の2つの指標を監視する「ダブルチェック体制」は、単なる機能の追加ではなく、現場の維持管理業務を大幅に効率化するための重要な仕組みです。
片方のセンサーのみの監視では、一時的な使用水量の変動などを漏水と誤認するリスクが伴います。ULSONAでは、流量と水圧の両面から状況を判断することで、「単なるセンサーの誤作動と実際の漏水を明確に区別」します。これにより、「検知の信頼性を格段に向上」させるとともに、「誤警報を大幅に減少」させます。不要な現場確認(空振り)を防ぎ、限られた人員で確実なインフラ管理を行うための盤石な体制を構築します。

※漏水がない場合
漏水判定の基準となる「夜間の正常パターン」|流量・水圧の安定状態
漏水を正確に検知するためには、まず管路の「正常時のデータ(ベースライン)」を正確に把握することが重要です。一般的に、水の使用量が極端に減る夜間において、管路に漏水がない場合は「流量はほぼゼロ」となり、「水圧は一定の圧力で安定」した状態を保ちます。
ULSONAのモニタリングシステムは、この正常なパターンを常時記録・学習します。この強固なベースラインがあるからこそ、実際の漏水時に生じる「わずかな変化」を確実かつ自動的に炙り出すことができるのです。

異常を逃さない「漏水発生時の検知パターン」|流量増加と水圧低下の相関
夜間の正常なベースラインと比較し、実際に漏水が発生した際の変化を示したデータパターンです。管路から水が漏れ出すと、誰も水を使用していない夜間であっても「微小な流量が発生(ULSONAが検知)」します。さらに、配管から水が逃げることで「水圧が低下(水圧センサーが検知)」するという物理的な変化が同時に生じます。
ULSONAのシステムは、この「流量増」と「水圧減」という2つの相反する変化を同時に捉えることで、通常の水利用やノイズと明確に区別し、確実な漏水判定を下します。
※漏水が発生した場合

夜間水量変化でわかる、ULSONA流量計の高い漏水検知能力
- 上記2つのグラフはで、「漏水がない場合」と「漏水が発生した場合」の深夜帯における水量変化を比較したものです。
*漏水がない場合: 水の使用量がほぼゼロに近く、水圧も高い安定した状態が保たれています。
*漏水が発生した場合: 水をほとんど使用していないにも関わらず、わずかに流量が増加し、
それに伴い水圧が低下していることが分かります。
この二つのグラフの流量と水圧における明確な違いは、ULSONA流量計の漏水検知能力の高さを証明するものです。
ULSONA流量計は、その「超高感度な低流速検知」という特性に加え、「水圧同時計測」機能と連携することで、単なるセンサーの誤作動や一時的な変動と、実際の微細な漏水を高い精度で判別します。
この組み合わせにより検知の信頼性が飛躍的に向上し、誤報を削減。
これにより、漏水の早期発見・早期対応を強力にサポートします。
既存インフラを活用した広域クラウド監視網|漏水対策と有収率の向上
水道事業の有収率を抜本的に向上させるためには、管路網全体を「面」で捉える広域な監視ネットワークが不可欠です。ULSONA流量計は、街中に点在する「ボール式消火栓」「サドル付分水栓」「補修弁」といった既存のインフラ設備にそのまま設置可能。
地下で取得した高精度な計測データは、無線通信により「ULSONA CLOUD」へ直接送信され、24時間体制のリアルタイム監視を実現します。大規模な土木工事を伴わずに計測拠点をスピーディに増やせるため、費用対効果に優れた強靭な漏水対策と持続可能な事業運営をサポートします。
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既設の空気弁(消火栓)や補修弁、サドル付分水栓などを活用し、大規模な管路切断を伴わずに設置可能。超高精度な流量計測とクラウドでのリアルタイム監視を組み合わせることで、迅速な漏水発見と「有収率の向上」等の課題解決をサポートいたします。
PDFカタログ
高い通信安定性と導入コストの削減|既存の携帯キャリア回線を活用
広域なクラウド監視システムを構築する際、新たな通信インフラの整備はコストと工期の大きな壁となります。ULSONAのシステムは、データの伝送に実績ある「ソフトバンク・KDDIの携帯キャリア通信網」を標準利用しています。
独自のアンテナ設置や専用回線を引く土木工事が一切不要なため、導入にかかる初期費用と期間を大幅に縮減可能。日本の広範なエリアをカバーする大手商用キャリアの強靭な通信インフラを活用することで、途切れることのない確実で安定したインフラ監視体制を構築します。

現場の流量データを最短1分間隔の高頻度でクラウドへダイレクト送信。GPSによる正確な位置情報とリアルタイム監視システムが連動し、広域管網の動態を常時可視化する次世代型の漏水調査インフラを提供します。
安定したデータ連携と高度な管理機能|ULSONAクラウドの特長
地下のインフラ状況を正確に把握するためには、安定した通信と高度なデータ管理システムが不可欠です。ULSONAシステムは、実績ある携帯キャリア回線(ソフトバンク・KDDI)を利用してデータを確実・安全に伝送します。
集約されたデータは「ULSONAクラウド」にて一元管理され、実務を強力にサポートする5つの主要機能を備えています。異常を即座に把握する「リアルタイムデータ監視」や、傾向分析に不可欠な「長期間データ保存」はもちろん、「最短1分間隔のデータ収集」による高解像度な状況把握が可能です。また、「GPSによる地図上位置表示」で現場の特定を容易にし、「CSVファイルダウンロード」機能により日報や報告書作成の業務効率化に大きく貢献します。

安定した大手通信網を利用し、インフラ維持に不可欠なデータを安全にクラウド保管。最短1分間隔の高精度なデータはCSV出力でき、報告書作成や中長期の傾向分析にも直結します。
場所を選ばない監視体制の構築|マルチデバイス対応
管路の異常に対して迅速な初動対応をとるためには、監視データへのアクセシビリティが重要です。「ULSONAクラウド」はマルチデバイスに対応しており、庁舎内のパソコンはもちろん、現場に出向いている担当者のスマートフォンやタブレットからも、リアルタイムで同一の監視画面を確認できます。
これにより、「現場にいながら過去のデータ推移を確認する」「アラーム受信時に外出先から即座に状況を把握する」といった機動的な運用が可能に。特定の端末や場所に縛られない柔軟な監視体制が、業務効率の大幅な向上と、より確実なインフラ管理を支援します。

24時間365日、場所を問わず管網の監視が可能。迅速な漏水対応と危機管理体制の強化をサポートします。
クラウドIoTシステムと完全連携。現場のリアルタイムデータを、あらゆるデバイスへ即座に同期・可視化します。
確実なデータ連携を実現するシステム構成|取得から監視までのフロー
強靭なインフラ管理には、現場の計測機器から管理者の端末に至るまで、遅滞のない確実なデータ連携が求められます。本図は、ULSONAシステムの全体的な構成フローを示しています。
水源(管路)に設置された「ULSONAセンサー」が取得した高精度なデータは、まず「ULSONAクラウド」へと安全に集約・蓄積されます。その後、安定した「携帯回線」および「インターネット接続」を経由することで、遠隔地にいる管理者様の「デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)」へとリアルタイムに配信されます。この一貫したシステム構成により、情報伝達のタイムラグを防ぎ、迅速な初動対応を可能にします。

ローカルDXを推進する次世代IoT通信「LPWA」|圧倒的な省電力設計
低コスト無線
LoRa無線システムで、⻑距離通信を実現しながら通信コストをゼロ抑制。
月額通信料が不要で、ランニングコストを⼤幅に削減します。
広域な携帯キャリア回線に加え、特定の地域や施設周辺のスマート化に特化して力を発揮するのが「LPWA技術」です。
この通信技術は、極めて少ない電力(省電力)でのデータ送信を実現し、外部電源の確保が難しい過酷な地下環境での継続的なDX推進を可能にします。通信エリアは、見通しの良い直線距離で「約10km程度」という限られた範囲をカバー。これにより、特定の管轄エリア内に密着したローカルIoTネットワークを形成し、無駄のない効率的なデータ収集インフラを構築します。

キャリアフリーな自律型ネットワークにより、ランニングコストと依存性を排除。驚異的な省電力性と10km圏をカバーする長距離伝送が、IoTの可能性を拡張します。
独自のローカルIoT網を構築する「LoRa」|高頻度データ収集と省電力の両立
特定の浄水場やポンプ場周辺など、限られたエリア(10km程度)の集中監視において、最も費用対効果を発揮する通信規格が「LoRa(ローラ)」です。
最大の特徴は、携帯キャリア回線のような「月額の通信費用」が一切発生しない(通信費ゼロ)点にあります。さらに、省電力設計によりバッテリーでの長期運用が可能であり、電源や通信ケーブルを引くインフラ工事も不要です。設置が容易でありながら、最短1分間隔での高密度なデータ収集を実現し、限られた予算内で持続可能かつ確実な監視ネットワークの構築を強力に支援します。

無線通信LoRaのコスト
特定⼩電⼒無線帯域を利⽤するため、無線局免許不要で独⾃ネットワーク
を構築し、低消費電力と月額費用なしで、ランニングコスト低減に寄与します。
インフラ未整備エリアを網羅するLoRa通信|システム構成とデータの流れ
スマートインフラの構築は、都市部だけに留まりません。本図が示すように、豊かな自然環境や広大な敷地においても、LoRa無線を活用することで自立したローカルIoTネットワークを構築することが可能です。
末端の水源に設置された「ULSONAセンサー」から「LoRa無線」を介して「データ受信・監視システム」まで、商用キャリア網を介さないシームレスなデータ伝送を実現。電源や通信インフラが制約となるオフグリッド環境下での高度なDX化を推進し、日本全国あらゆる場所のインフラデータを可視化します。

LoRa (ローラ) とは?
LPWA (Low Power Wide Area) 技術:
省電⼒で広範囲な通信を実現する無線技術の⼀つです。IoT機器向けに特化した⻑距離・低消費電⼒の通信規格です。
免許不要:特定⼩電⼒無線帯域を利⽤するため、無線局免許が不要で、独⾃のネットワークを構築できます。
持続可能な水道事業運営を支援|ULSONA導入で期待される6つの効果
管路の老朽化対策と財政の健全化は、現代のインフラ管理における最重要課題です。ULSONA流量計の漏水検知システムは、単なる異常発見にとどまらず、事業運営全体に多角的な効果をもたらします。
ダブルチェックによる「早期・確実な特定」を起点とし、通信費や作業コストを削減する「経済的メリット」、遠隔一元管理による「維持管理の効率化」を実現。さらに蓄積された「データ活用」による予測管理への移行や、24時間監視体制による「安心感の向上」を提供します。これらの取り組みは水資源の浪費防止やSDGsへの貢献といった「資源保全と環境貢献」にも繋がり、次世代へ向けた強靭なインフラ基盤の構築を強力に支援します。
| 効果の柱 | 具体的なメリット |
| 1. 早期・確実な特定 | 微小流速検知により、潜在的な漏水を拡大前に発見。 |
| 2. 経済的メリット | 通信費・作業コストの削減により、管理予算を最適化。 |
| 3. 維持管理の効率化 | 遠隔一元管理で、現場巡回の負担と人的ミスを軽減。 |
| 4. データ活用 | 蓄積データに基づいた、精緻な維持管理計画の策定。 |
| 5. 安心感の向上 | 24時間監視体制による、地域住民への信頼性向上。 |
| 6. 資源保全・環境貢献 | 水資源の浪費防止を通じたSDGs(目標6・11)への貢献。 |

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水量と水質の統合監視を実現|拡張ユーティリティー「ULSONA UTY」
水道インフラの適切な維持管理において、管路の保全(流量・水圧の監視)と並び、安全な水を供給するための水質管理(水温・残留塩素濃度の把握)は極めて重要です。
ULSONAシステムは、専用の拡張ユーティリティー「ULSONA UTY」を接続することで、基本となる「流量・水圧」に加え、「水温・残塩濃度」を含めた4項目のリアルタイム統合監視を実現します。
最大の強みは、これらの水質センサーを新たに設置する大がかりな工事が不要な点です。既設の設備(消火栓など)をそのまま活用できるため、導入コストを大幅に削減しつつ、巡回による水質検査の省力化と、より高度で安全な水管理体制を構築できます。

【技術的留意事項】経年劣化管における残留塩素濃度の測定について
「ULSONA UTY」等を用いて残留塩素濃度を測定する際、設置環境の管種・管齢によって測定値に影響が出る場合があります。
特に、布設から長期間が経過した「経年劣化した鋳鉄管」においては、管路内部に発生した錆(サビこぶ)や付着物との酸化還元反応により、水中の残留塩素が多量に消費される物理現象が発生します。そのため、浄水場からの送水濃度が適正であっても、現場での計測値が想定より低く検出される傾向があります。
異常検知の閾値を設定する際は、対象管路の材質や布設年度、劣化状況(内部の錆の発生状況)を十分に考慮した上で運用計画を策定いただきますようご留意ください。

埋設された鋳鉄管は、経年劣化に伴い内面の状態が変化します。比較的新しい鋳鉄管では、残留塩素濃度の変化は比較的緩やかで、濃度の推移も予測しやすい傾向にあります。
一方で、埋設から40年以上経過した鋳鉄管では、水質や環境条件など様々な要因により、内面に剥離や錆こぶ、スケールの付着が多くなる場合があり、これらが残留塩素濃度の著しい低下を引き起こす要因と考えられています。
「残留塩素濃度計 ULSONA」は、この“残塩消費が激しい”という現象を逆に活用し、残留塩素濃度・流量・水圧・水温を同時に測定することで、残留塩素や水圧・流量が低下している箇所を特定し、漏水が疑われる範囲を効果的に絞り込むなど漏水対策にも貢献いたします。
【実測データ】既存設備(空気弁)を活用した多項目同時計測|ULSONA UTY
以下のグラフ①~③は、ULSONAの拡張ユーティリティー「ULSONA UTY(クラウド流量計付残留塩素計)」を実際の現場に導入し、計測を行った実証データです。
本計測は、既存の空気弁(Φ400 鋳鉄管GX 送水管)を一時的に撤去した限られたスペースに機器を設置し、1か所のセンサーで複数の重要指標を同時に計測したものです。データは視認性を高めるため、以下の3つのグラフ(①残留塩素濃度と水圧、②瞬時流量と流速、③積算流量と水温)に分割して表示しています。大がかりな工事を伴わずに、水量・水圧・水質の高度な一元管理が可能であることを実証しています。
グラフ①:残留塩素濃度と水圧
グラフ②:瞬時流量と流速
グラフ③:積算流量と水温
Φ400 鋳鉄管GX 送水管
グラフ①

5月29日14時過ぎ~翌日の同時刻までの24時間計測例です。(Φ400配水管)
上記グラフについて、残留塩素濃度は、0.3mg/Lを下回ると追塩(次亜塩素酸ナトリウムの注入)が行われる運用設定となっており、グラフからもそのタイミングで濃度が上昇している様子が確認できます。
一部で1.0mg/Lを超えるピークが見られますが、これは注入ポンプによる一時的な過注入が原因と考えられます。
この計測結果をもとに、注入制御の最適化に向けた濃度調整が可能であると考えられます。
※なお、残留塩素濃度が一時的に1.0mg/L前後となることについては、必ずしも“高すぎる”と判断するのは適切ではありません。配水管の長さや地域特性に応じて、1.0mg/L程度の濃度が必要とされる場合もあります。また、季節や気温変化に対応するための管理調整も重要であり、残留塩素濃度の維持は非常に繊細かつ重要な業務です。
なお、グラフ後半に見られる水圧の急激な低下は、計測機器を取り外す際に生じた圧力変化によるものであり、異常を示すものではありません。
残留塩素の基準値(0.1 mg/L 以上)を下回った場合のリスク
・水質基準の不適合
・微生物の再増殖リスク
・消費者の健康被害リスク
ULSONAクラウド流量計付残塩計による継続的なモニタリングは、水道管内における残留塩素濃度の変動傾向を把握し、以下のような水道事業者様にとってのメリットを提供します。
グラフ②

*リスクマネジメントの強化: 残留塩素濃度の低下リスクを早期に特定し、迅速な対応を可能にします。
*効率的な予算確保の根拠: データに基づいた明確な根拠を提示することで、対策費用や設備投資に関する予算獲得を支援します。
*安定した安全な水供給への貢献: 適切な塩素管理を支援し、安全で安心な水供給体制の維持・向上に貢献します。
この測定結果は、将来的な水質管理の最適化と、安定した安全な水道水の供給体制維持に向けた重要な判断材料となると考えられます。
グラフ③

異なる管路環境におけるULSONA計測結果
既設流量計の精度検証と更新判断|24時間連続計測
Φ400 鋳鉄管K形 配水管

本グラフは、既設流量計(短管型)の更新(交換)の要否を判定するために、ULSONAを用いて比較検証を行った事例です。 当該現場では、「設置から一定の経年が経過していること」に加え、「これまでのデータと比較して深夜帯の流量が増加している」という異常が確認されており、メーターの故障や寿命が疑われていました。 そこで、既設流量計の直近にULSONAを設置し、24時間の比較計測を実施。その結果、ULSONAと既設流量計の計測値がほぼ完全に一致したため、既設メーターは正常に稼働している(故障ではない)ことが証明されました。その後の調査で、深夜の流量増加は「夜間工事での水利用」が原因であると特定。ULSONAによる高精度な検証により、不要なメーター更新工事を見送り、大幅なコスト削減に貢献した実証データです。
深刻化する漏水問題
水道管の漏水は、貴重な水資源の浪費だけでなく、地盤沈下や道路陥没など、深刻な二次被害を引き起こす可能性があります。また、漏水による水道料金の増加は、企業や自治体の財政を圧迫する要因となります。
ULSONA流量計による漏水対策
当社のULSONA流量計は、高精度な流量測定により、これまで発見が困難だった微細な漏水も検知することが可能です。また、リアルタイムでのデータ監視により、漏水の早期発見・早期対応をサポートいたします。
ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)
空気弁付挿入式ULSONA流量計
- 流量計測に最適な条件である直線配管区間に設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。
- 空気溜まりが「流量計の計測誤差」を引き起こす可能性について
流量計の設置について:
流量計(特に超音波流量計など)の設置に関する技術資料や解説では、「流体に気泡があると誤作動の原因となる」「管内は、空気溜まりがなく常に満水になるように配慮する」といった注意点が挙げられています。これは、空気の混入が計測精度に悪影響を与えることを示唆しています。
空気弁による安定した流れの確保:
空気弁を適切に設置し空気溜まりを排除することは、管路内の流れを安定させ、正常な状態(満水状態)を保つことに繋がります。これは、流量計が正確に作動するための前提条件を整えることになります。空気弁設置の規定は、間接的に計測精度を阻害する要因(空気溜まり)を取り除くことにも寄与します。
カタログ(PDFファイル)
管内エアーを排出し計測精度を維持|空気弁付 挿入式ULSONA流量計
超音波流量計を用いた高精度な計測において、配管内に滞留する「空気(気泡)」は超音波の伝播を阻害し、データ異常の主な原因となります。
本モデルは、管内の空気を自動的に排出する「空気弁(Φ75/Φ25対応)」と流量計の挿入部を一体化させた専用設計です。超音波の計測環境を常にクリーンに保つことで、ノイズのない極めて安定したデータ収集を実現します。また、空気弁と流量計の機能を一つのアクセスポイント(既設補修弁等)で兼用できるため、新たな穿孔工事を減らし、限られたピット内での省スペース化と施工コストの縮減に大きく寄与します。

空気弁の設置条件として「管路の凸部や高点に空気弁が必要なのは当然」――その認識は広く浸透しています。しかし、顕著な高点のない、長くて連続した直線配管における空気対策は見過ごされがちではないでしょうか?
こうした直線配管においても、水中に溶け込んでいた空気が時間と共に分離・蓄積し、目に見えない空気だまりを形成するリスクがあります。
日本ダクタイル鉄管協会のマニュアルなどでも、顕著な高点がない長距離の配管においては、概ね500〜1000メートル間隔での空気弁設置が推奨されているのは、このためです。
細かな気泡や空気だまりは、知らず知らずのうちに通水断面を減少させ、円滑な流れを妨げる通水障害を引き起こします。これは、安定した送水を阻害するだけでなく、流量計による正確な計測にも悪影響を及ぼす可能性があります。
流量計の設置にとって好条件とされる直線配管であっても、空気溜まりによる計測誤差のリスクは存在します。
そこでご提案するのが、空気弁を一体化した【MN空気弁付ULSONA流量計】です。
本製品は、流量計測に最適な条件である直線配管区間に設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。
これにより、流量計にとっての計測環境が常に最適に保たれ、空気溜まりによる計測誤差を低減。
より正確で安定した流量計測を実現します。
見過ごされがちなリスクに確実に対策し、配水管理の精度向上に貢献する【MN空気弁付ULSONA流量計】を、ぜひご検討ください。
製品の詳細や導入に関するお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。
用途に合わせて選べる設置ベース|MN型 短管シリーズ
ULSONA流量計と各種インフラ機器(空気弁・消火栓等)の同居を実現するベース管として、「MN型 短管シリーズ」の3つのバリエーションをご用意しています。
都市部の配水管に求められる「急速空気弁」や「消火栓」、農業用水などで活躍する「農水用空気弁」など、現場の用途に応じた最適な組み合わせが可能です。また、「補修弁付短管」モデルを選択することで、将来的な流量計のメンテナンスや機器交換の際にも、広範囲の断水を伴わずに安全かつスムーズな作業が可能となります。

※ご注意
以上のMN型短管又は、MN型補修弁付短管価格は、「ULSONA流量計」と「急速空気弁又は消火栓」の価格は含んでいません。
- MN型短管(補修弁付)は、空気弁または消火栓が別売りとなっています。ご必要に応じて、下記の空気弁価格または消火栓価格を加算してください。
施工条件に合わせて選べる空気弁・消火栓ラインナップ
「MN型 短管」等のベース機器やULSONA流量計と組み合わせて設置可能な、急速空気弁および消火栓の製品一覧です。
現場のインフラ要件(管径)や、マンホール・ピット内の高さ制限(H寸法)といった施工条件に柔軟に対応できるよう、複数のバリエーションをご用意しております。流量計の導入と併せて老朽化したバルブ類の更新を図ることで、より安全で確実な管路維持管理体制の構築に寄与します。各製品の寸法および価格(単体)は以下の通りです。

消火栓機能と流量計測の完全統合|MN弁(消火栓タイプ)設置バリエーション
防災インフラの要である消火栓と、日常の管路監視を担う流量計。これらを限られた地下ピット内で両立させるための最適解が、MN弁(消火栓タイプ)と挿入式ULSONA流量計の組み合わせです。
現場の多様な配管レイアウトや空間的制約に対応する、様々な設置バリエーション(アッセンブリ)を示しています。消火栓としての正規の機能を完全に維持したまま、中心軸に挿入式流量計を組み込むことで、新たな穿孔工事や専用ピットの構築を不要とします。現場の状況に合わせた柔軟な構成が可能であり、合理的かつ確実なインフラ更新を実現します。

一般的に、管路内に空気が混入したり、空気溜まりが存在したりすると、流体の体積が変動するため、体積流量計(例:電磁流量計、超音波流量計など)の計測値に誤差が生じる可能性は技術的に広く認識されています。空気弁は、こうした空気による悪影響を排除し、管路全体の安定した運用(流量確保、水撃防止など)を目的として設置されるものです。
空気弁設置推奨箇所
最適な排気と高精度計測のための「空気弁設置推奨箇所」
管内におけるエアーの滞留は、通水能力を低下させるだけでなく、超音波流量計の計測エラー(ノイズ)を引き起こす最大の要因です。そのため、配管の構造上、空気が自然に溜まりやすい箇所への空気弁設置が強く推奨されます。
具体的には、空気が上部に集まる「管路の凸部(高点)」や、流れが変化する「勾配変化点」。さらにエアーが抜けにくい「長距離水平配管(500〜1000m間隔)」や、空気の混入が起きやすい「排水・充水操作を行う箇所」の4点です。
設計段階でこれらの推奨箇所に「空気弁付ULSONA流量計」を配置することで、効率的な排気と安定した流量監視を1つのアクセスポイントで同時に実現し、極めて合理的なインフラ構築が可能となります。

水道配管において、空気弁は管内に溜まった空気を排出し、ウォーターハンマー現象の抑制や通水障害の解消に不可欠な役割を果たします。以下に、空気弁の設置が推奨される主な箇所をまとめます。
1. 水管橋の最高点
水管橋の最高点には空気が滞留しやすいため、閉じ込められた空気を効率的に放出するために空気弁の設置が不可欠です。長野県のガイドラインでも、水管橋には空気弁、またはそれと同等以上の機能を持つ製品を使用することが指定されています。
2. 河川横断部(伏越し)
逆サイフォン構造となる河川横断部の下流側など、空気が蓄積しやすい箇所には空気弁を設置する必要があります。
3. 配管の末端
特に閉塞された末端や空気がたまりやすい場所には、空気弁の設置が必要となる場合があります。神奈川県では、適切な排水設備がない配管末端において、排水口付きの空気弁の検討を推奨しています。
4. 長距離にわたる配管
顕著な高点がない長距離の配管においては、空気弁を一定の間隔で設置することが推奨されています。日本ダクタイル鉄管協会のマニュアルや、いわき市、長野県のガイドラインでは、500〜1000メートルの間隔が推奨されています。また、神栖市のガイドラインでは約200メートルごと、国土交通省の資料では1〜3 km間隔で設けられる仕切弁の間に空気弁を設置することに言及されており、これらの情報を参考に適切な間隔で設置を検討する必要があります。
5. その他局所的な高所
配管経路の局所的な凸部や起伏の頂点など、空気が滞留しやすい箇所にも空気弁の設置が有効です。
これらの箇所に適切に空気弁を設置することで、水道配管網の安定稼働と長寿命化に寄与します。
狭小空間への設置を可能にする省スペース設計|寸法参考図
既存の地下ピットやマンホール内に新たな機器を追加する際、最大の課題となるのが空間的な制約です。本図は、Φ25空気弁短管(対応管径:Φ75〜Φ350)の具体的なプロポーションを示す参考図面です。
空気弁機能と流量計の挿入スペースを確保しつつも、全体の横幅を「約390mm」という極めてコンパクトなサイズに収めています。この徹底した省スペース設計により、既存の狭小ピットを拡張するための大規模な土木工事を回避し、工期の短縮と導入コストの抜本的な縮減を実現します。
Φ25空気弁短管(対応管径:Φ75~Φ350) 横幅:約390mm

中・大口径対応と省スペース性の両立|Φ75空気弁短管 寸法参考図
Φ350〜Φ800といった中〜大口径の管路においても、限られた地下空間の有効活用は重要な課題です。本図は、より大きな排気能力を持つ「Φ75空気弁短管」の寸法参考図です。
対応管径を広げ、大型の空気弁を搭載しながらも、全体の横幅を「約470mm」というコンパクトなサイズに抑制しています。この設計最適化により、既存のマンホールやピットの拡張工事を最小限に留め、大口径インフラにおける流量計の導入ハードルと施工コストを大幅に低減します。
Φ75空気弁短管(対応管径:Φ350~Φ800) 横幅:約470mm

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製品カタログ・技術資料ダウンロード
ULSONA流量計の詳細な製品仕様、システム構成、設置バリエーション等を網羅した総合カタログ(PDF形式)をご用意しております。
本ページに掲載しきれない技術データやラインナップの詳細をご確認いただけます。行政機関内でのご検討、会議での情報共有、および稟議書への添付資料として、ぜひご活用ください。用途に合わせてA3版・A4版の2種類からダウンロードいただけます。
ULSONA流量計カタログ① [A3]両面

PDFファイル
A3 ダウンロード

PDFファイル
A4 ダウンロード
A3 ダウンロード
ULSONA LT流量計 材質:オールステンレス製 センサーシャフト(接水部)SUS304製
ULSONA流量計のご紹介
微小な流速変化も捉えるセンシング技術|トランジットタイム方式の採用

挿入式超音波流量計ULSONA DTΦ75~Φ2000
超音波流量計の原理について・・
超音波流量計は、超音波を利用して液体または気体が流れる速度を計測する機器です。超音波式流量計は、管内の液体中に超音波を伝搬させ、その伝搬時間の差から流量を計測します。
一般的に、超音波流量計といえば、クランプオン式(外装式)流量計を指すことが多いですが、弊社では、クランプオン式流量計(外装式流量計)と挿入式流量計を扱っており、クランプオン式(外装式)は、配管設備の外から取り付けが可能であり、挿入式は配管の補修弁等に設置します。
超音波流量計の測定方法は、トランジットタイム方式(伝播時間差式)とドップラー式がありますが、ULSONA流量計は、トランジットタイム方式を採用しています。
トランジットタイム方式は、配管に斜めに取り付けた二つのセンサが交互に超音波を送受信します。
流れがないときは、上流側から下流側への超音波と、下流側から上流側への超音波の伝播時間は同じであり、流れがあるときは、上流側から下流側への超音波は流れに乗って速く伝わり、下流側から上流側への超音波は流れに逆らって遅く伝わります。この伝播時間の差が流速に比例します。
トランジットタイム方式(伝播時間差式)の超音波流量計は、次のような特徴があります。
クランプオン式(外装式)のメリットとして
非接触で流体流量を測定できる利点があり、圧力損失がなく、クランプオン式(外装式)であれば配管を切断する等の必要がなく、設置やメンテナンスが容易である。
クランプオン式(外装式)のデメリットとして
一定の直管部が必要で、流体に固形物や気泡が多く含まれると計測誤差や計測不可能になる場合があり、脈動等あれば、不安定な計測値になるなど。
挿入式ULSONA流量計のメリットとして
配管にセンサーを挿入して直接計測できるため、電磁流量計(従来流量計)では困難とされていた低流速における計測を可能にし、正・負の両方向の計測が標準で可能です。流体と直接接触することで、外部の影響を受けにくく、高い精度(0.5%RD)と安定性を実現しました。
サドル分水栓(Φ50用)への設置が可能であり、既設の補修弁への設置も含め不断水で着脱可能、不断水で校正も可能で、設置コストを安価に抑えることが可能です。
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自然災害に強い堅牢設計|落雷時の機器保護メカニズム
屋外インフラ設備において、落雷(雷サージ)による機器の破損は、監視体制の喪失に直結する重大なリスクです。
挿入式であるULSONA流量計は、この落雷リスクを物理的な構造によって軽減します。センサー部が常に配管内の「水」に直接接しているため、万が一システム付近に落雷があり過電流が侵入した場合でも、電気を通しやすい水が巨大な「マイナスアース(接地)」の役割を果たします。電流が機器内部に滞留することなく水中へ放流されるため、本体の致命的な破損リスクが大幅に低減され、災害時におけるシステムの生存率(BCP)向上に貢献します。

【技術図解】落雷時のサージ電流経路とセンサー保護の仕組み
本図は、システム設置場所の近傍への落雷時における、サージ電流の経路と機器の保護メカニズムを示したイメージ図です。
地上に設置された「コントローラ部分」は、直撃雷や誘導雷による強大な過電圧を受けた場合、破損するリスクが残ります。しかし、配管内に挿入された最も重要な「センサー部」は、直接接している管内の水が「マイナスアース(接地)」として機能し、過電流を水中へ放流するため確実に保護されます。
システムの全損を防ぎ、被害を地上機器のみに局所化することで、災害後の迅速な復旧(コントローラ交換のみでの再稼働等)とコスト抑制を強力に支援します。

ULSONA流量計に内蔵されているアレスタ(避雷器 SPD)は、外部から侵入する過電流や過電圧から内部回路を保護する役割を果たします。
具体的には、以下のように機能します。
サージプロテクターは、許容値を超える高電圧がかかった際に動作し、過剰な電流をクランプ(抑制)することで、機器を保護します。つまり、外部からの異常な電流や電圧の流入を検知すると、それらをバイパスさせたり、適切なレベルに抑えたりして、内部回路への影響を最小限に抑える働きをします。
このように内蔵のアレスタ(避雷器 SPD)はコントローラを一定程度保護しますが、落雷が非常に近くにある場合や直撃雷を受けた場合には、コントローラやセンサーが破損するリスクがあります。
ただし、ULSONA流量計のセンサーは下図イメージのようにULSONA流量計センサーに水が直接 接していることにより、水がマイナスアースとなり、電流がULSONA流量計にとどまることなくULSONA流量計センサーは保護されます。
※雷の落雷がULSONA流量計センサーに直撃した場合、センサーは破損する場合があります。
既存流量計の更新課題|バイパス管の有無と断水リスク
水道インフラにおいて、老朽化した短管型流量計の更新には大きなハードルが存在します。
本図のように、あらかじめ迂回路となる「バイパス管」が整備されている現場であれば、バルブ操作のみで断水することなく機器の交換(メンテナンス)が可能です。しかし現実には、設置スペースや建設当時のコストの都合上、バイパス管が設置されていない現場も少なくありません。
そのような「バイパス管がなく、かつ広範囲の断水が困難な現場」において、既存の配管を活かしたまま設置できる挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」が、課題解決の最適な選択肢となります。
挿入式超音波流量計ULSONA-DTシリーズは、その理想的な解決策です!
ULSONA流量計は、既存の配管に「サドル付分水栓」などを設置し、流量の測定が可能になります。
従来の電磁流量計と比べて、施工時間やコストを大幅に削減するだけでなく、水質や水圧にも影響を与えません。また、外的要因などの制約を受けずに高精度で安定した測定が可能です。ULSONA流量計は、配管の管理やメンテナンスにおいて、優れた性能と信頼性を提供します。

不断水工法によるインフラ更新の実現|ULSONAの設置手順

バイパス管が未設置で広範囲の断水が困難な現場において、挿入式超音波流量計「ULSONA」は極めて有効な解決策を提供します。
本図は、サドル付分水栓を用いた不断水での設置プロセスを示しています。既存の水道本管を活かしたままサドル付分水栓を取り付け、専用の穿孔機で穴を開けてセンサーを挿入することで、通水状態を維持したまま流量計の更新・新設が完了します。これにより、地域住民や周辺施設への断水影響(ダウンタイム)をゼロに抑え、事前の断水広報等のコストも削減。住民サービスを低下させることなく、安全かつ合理的な管路網のスマート化を実現します。

- 流量計更新の際、「バイパス管」がない場合でも、不断水で「流量計の更新」が可能です。
- 既設流量計の付近に「地下式消火栓」又は「空気弁」が設置されていれば、その補修弁を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の設置が可能です。
- また、対象配管に「サドル分水栓(Φ50のみ)」を設置できれば、サドル分水栓を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の取付が可能です。
- 下記の図は、流量計設置配管に「バイパス管」がない場合に、「サドル付分水栓」を取付て、「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」での流量計の更新を示しています。
ULSONA流量計のセンサーは取り外しや移設が容易なので、メンテナンスや点検も簡単に行えます。「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」は、流量計の更新にお悩みのお客様に最適なソリューションです。
既存設備を活かして有収率を向上|ULSONAクラウド遠隔監視システム
水道事業における有収率の向上(漏水対策)には、広範な管路網の常時監視が不可欠です。ULSONAのクラウド遠隔監視システムは、大がかりな専用設備の構築を必要としません。
本図のように「ボール式消火栓」「サドル付分水栓」「補修弁」といった、すでに現場に存在するインフラ資産に超高精度センサーをアドオン(追加設置)することが可能です。取得したデータは「ULSONA CLOUD」へ直接送信され、全国どこからでもリアルタイムな一元管理を実現します。導入コストと工期を最小限に抑えつつ、確実な漏水発見と管路保全を強力にサポートします。
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不断水での高精度計測とリアルタイム遠隔監視の統合|ULSONAシステム
ULSONA流量計とクラウドシステムを併用することにより、瞬時流量・瞬時流速・正積算流量・負積算流量・水温をリアルタイムに遠隔監視できるシステムをご紹介します。このシステムは、データはクラウドに保存され、スマートフォンやパソコンからいつでも確認できます。
このシステムは、挿入式超音波流量計ULSONA-DTと、携帯キャリア回線を利用したクラウド遠隔監視システムの組み合わせです。ULSONA-DTは、既設の配管にサドル付分水栓や補修弁などを設置して、不断水で流量の測定が可能な高精度な流量計です。クラウド遠隔監視システムは、ULSONA-DTから収集したデータをリアルタイムに送信し、お手持ちのデバイスで確認できる便利なシステムです。GPS機能も搭載しており、地図上で位置情報も把握できます。

マルチデバイス対応・クラウド型遠隔監視システムの主要機能
専用の受信機やモニターは不要です。お手持ちのスマートフォン、タブレット、パソコンから、セキュアな携帯回線を通じて「いつでも、どこでも」現場の状況をリアルタイムに把握可能です。
クラウド上に蓄積されたデータは、期間指定によるトレンド確認や、報告書作成に便利な「CSVファイル」での出力に対応。さらにGPS位置情報機能により、広域に点在する管路施設の正確な位置管理を実現します。
| 機能項目 | 仕様・特長 |
| マルチデバイス対応 | スマートフォン、タブレット、PCなど、ブラウザがあれば端末を問わず閲覧可能。 |
| リアルタイム監視 | 収集したデータをデバイス画面上で即座に確認。異常を遅延なく把握できます。 |
| クラウド保存・履歴 | データはクラウドへ自動保存。カレンダーで期間を指定し、過去データを呼び出せます。 |
| CSVデータ出力 | 収集データを汎用的なCSV形式でダウンロード。帳票作成や詳細解析に活用できます。 |
| GPS位置情報 | GPSモジュールを搭載。地図(GIS)上で正確な設置位置を確認・管理できます。 |
| 広域通信(携帯回線) | 携帯キャリア回線を使用。LTE-M(携帯回線) または LPWA(LoRa無線) から選択可能。 |
初期投資を抑制し、高度な管路管理と漏水対策を実現
ULSONAクラウドシステムは、以下の3つの利点により、持続可能な水道事業運営を強力にサポートします。
- 初期投資の適正化: 既設配管への後付け設置と携帯キャリア回線の採用により、専用サーバー構築や大規模な通信工事が不要。導入コストと工期を大幅に圧縮します。
- データ管理の効率化: 瞬時・積算流量から水温まで、多様なデータをリアルタイムに一元管理。過去データのCSV出力にも対応し、報告業務を効率化します。
- 漏水対策の強化: 微少流速(0.003m/sec~)からの計測が可能なため、夜間最小流量の継続監視に最適です。センサーの移設も容易で、管路のスクリーニング調査にも威力を発揮します。
| メリット項目 | 導入効果・詳細 |
| 初期投資を抑える | 工事費・サーバー不要 既設配管への設置と携帯回線の利用により、インフラ整備コストを最小限に抑えます。 |
| リアルタイム確認 | 5項目常時監視 + CSV 流量・流速・積算・水温を遠隔監視。データはCSVでダウンロード可能です。 |
| 漏水防止対策 | 夜間最小流量監視 0.003m/secからの広範囲計測で、微少な漏水(夜間流量)も見逃しません。 |
| メンテナンス性 | 移設・点検が容易 センサーは簡単に取り外し可能。メンテナンスや別の場所への移設もスムーズです。 |
| 拡張性(OP) | 残留塩素濃度計測 オプションで「残留塩素濃度計ULSONA」と連携し、水質管理も一元化できます。 |
※ULSONA流量計の埋設設置に関する注意事項
クラウド通信の課題: 埋設ボックスが鉄製の蓋で覆われている場合、クラウド通信が円滑に行えない可能性があります。鉄製の蓋に約10mmの穴を2カ所程度開けることで改善される可能性がありますが、この方法では雨水などが侵入するリスクが高まり、通信障害の原因となる可能性があります。従いまして、埋設ボックスにセンサーを設置する際には、コントローラとクラウド受発信器を別途、地面より高い位置にある変換器用収納盤などの計装盤に収めることを推奨します。
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ULSONA導入前 現場チェックリスト①
| 確認カテゴリ | 確認項目(チェックポイント) | 判定 |
| ① 設置対象バルブ | 設置予定箇所は「Φ50サドル付分水栓」「Φ75/Φ100フランジ補修弁」「ボール式消火栓(65A町野口金)」のいずれかである。 | [ ] はい / [ ] いいえ |
| ② 消火栓の構造 | (※消火栓の場合のみ)内部構造が直管の「ボール式」であり、センサーが曲がらず挿入できる。(ケレップ式は不可) | [ ] はい / [ ] いいえ |
| ③ 埋設ボックス寸法 | 既存の埋設ボックス内径は「Φ600以上」を確保できている。 | [ ] はい / [ ] いいえ |
| ④ 設置高さ(クリアランス) | バルブ上部から、機器収納に必要な高さ(400mm〜500mm程度)および配線スペースの余裕がある。 | [ ] はい / [ ] いいえ |
| ⑤ 電源・信号環境 | コントローラ設置箇所付近に、商用電源(AC100/200V等)またはDC24V等の確保が可能である。 | [ ] はい / [ ] いいえ |
ULSONA導入前 現場チェックリスト②
| 確認カテゴリ | ヒアリング項目(Webフォームの選択肢) |
| ① DX化の目的 【DX化:現地巡回・目視確認に頼っていた水道管理を、データに基づく24時間の遠隔管理へと根本的に変革し、人手不足と財政難を解決すること】 | [ ] 漏水調査の効率化 [ ] 有収率の改善 [ ] 残留塩素等の水質一元管理 |
| ② 既存の信号網活用 | 既設の計装盤・信号線(DC4-20mA / パルス等)の流用を希望しますか? [ ] はい(既設を流用する) [ ] いいえ(新規でクラウドシステムを構築する) |
| ③ 設置予定のインフラ | クラウド監視の拠点となるバルブをお選びください。 [ ] 分水栓 [ ] 補修弁 [ ] ボール式消火栓 [ ] その他・不明 |
| ④ 電源環境 | [ ] 商用電源あり [ ] 専用バッテリー(ポータブル運用)を希望 |

クラウド対応 残留塩素濃度計付流量計ULSONA
1拠点で管路を包括監視|多項目統合センシングの実現
限られた予算と人員で広範な管路網を適切に維持管理するためには、データの集約と設備投資の合理化が不可欠です。
本図は、ULSONAシステムによる多項目統合センシングの全体イメージを示しています。1つのアクセスポイント(サドル付分水栓等)にセンサーを設置するだけで、「流量」「流速」「水圧」といった管路の物理的な保全データに加え、「水温」「残留塩素濃度」といった水質管理データまでを同時に取得可能です。
目的の異なる複数の専用計器を個別に設置するコストと手間を削減し、効率的かつ高度なインフラ一元管理体制の構築を支援します。
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安全と効率を両立する水質・水量統合監視|残留塩素濃度計付モデル
適切なインフラ管理において、管路網の保全(水量・水圧)と並び、安全な給水を担保する水質管理(残留塩素・水温)は不可欠な業務です。本製品は、これら4項目のリアルタイム統合監視を実現する「残留塩素濃度計付 ULSONA流量計」です。
H400×W200×D162というコンパクトな筐体でありながら、実績と信頼性の高い「ポーラログラフ法」を採用し、現場環境を選ばず安定した高精度測定を可能にします。取得したデータはGPS位置情報とともにクラウドへ自動送信されるため、定期的な現場巡回・採水業務の省力化と、包括的な維持管理コストの削減に大きく貢献します。

残留塩素濃度計(H400xW200xD162)
・コンパクト&高精度測定
(場所を選ばず現場で正確な残留塩素測定が可能)
・信頼性の高い測定方式採用
(実績あるポーラログラフ法で安定した測定を実現)
・クラウド遠隔監視&効率運用
(自動データ送信とGPS連携で監視効率化、コスト削減にも貢献)
管末の統合監視で維持管理を省力化|4項目リアルタイム計測モデル
水道網の末端(管末)における適正な水圧・水質の維持は、安全な給水管理において極めて重要です。しかし、定期的な現場巡回や採水業務は、管理者にとって大きな負担となっています。
本システムは「管末設置」に最適化されており、1拠点で「残留塩素濃度」「水温」「流量」「水圧」の4項目を同時に計測可能です。実績ある「ポーラログラフ法」による高精度な水質測定データを「クラウド接続」で常時監視することにより、現場確認の頻度を大幅に削減。信頼性の高い水質担保と、維持管理業務の抜本的な「省力化」を両立します。

残留塩素濃度・水温・流量・水圧
残留塩素濃度・水圧
水源から管末まで|管路ネットワークの統合監視システム
水道事業における有収率の劇的な向上と安全な給水体制の維持には、「点」ではなく「面」での管路監視が求められます。本図は、ULSONAシステムによる広域監視ネットワークの構築イメージです。
上流の主要送水管における大口径計測から、中流域の配水拠点、さらには市街地のビルや住宅街へ至る複雑な管末ネットワークまで、あらゆるポイントにULSONAのセンシング・ノードを配置可能です。地下のサドル付分水栓等から地上の制御盤(クラウド発信器・残留塩素計)へとデータを連携させ、街全体の水量・水圧・水質を単一のクラウドシステムで一元管理。持続可能で強靭な水道インフラの運用を強力にサポートします。

【仕様・寸法】据え置き型と同等精度を極小筐体に凝縮
既存インフラへの計器の追加設置において、スペースの確保は常に大きな課題となります。「ULSONAクラウド残塩計」は、高さ400mm・横200mm・奥行162mmという極めてコンパクトな筐体サイズを実現しました。
この省スペース設計でありながら、浄水場等の主要施設で採用されている据え置き型測定器と同等の高精度な水質測定技術を内部に凝縮しています。設置場所の物理的な制約を大幅に緩和し、管網内のあらゆる重要拠点において、信頼性の高いリアルタイム水質監視網の構築を可能にします。
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日々の安全な水の供給に不可欠な残留塩素濃度の管理。クラウド対応残留塩素濃度計付流量計ULSONAは、これまで浄水場、配水池などの施設でしか実現できなかった常時監視を、より身近な場所で可能にします。消火栓や空気弁など、配水管の末端に近い場所にも設置できるため、蛇口に近い水質をリアルタイムで把握し、より緻密な塩素濃度管理に貢献します。
信頼の測定方式「偏心回転微小電極ポーラログラフ法」
測定の心臓部には、多くの浄水場で長年の実績を持つ「偏心回転微小電極ポーラログラフ法」を採用しています。この方法は、電極を回転させることで安定した測定を実現し、流量の変動にも強いという特長があります。長期間にわたり、信頼性の高いデータを提供し続けることができるため、安心してお使いいただけます。
ULSONAクラウド残塩計の主な特長
施設を選ばないコンパクト設計: 従来の据え置き型の概念を覆す小型化を実現。これまで設置が難しかった場所でも、高精度な測定が可能になります。
据え置き型に匹敵する性能と信頼性: 実績ある測定方式により、大規模施設で用いられる塩素計と遜色ない、高精度な測定データを提供します。
クラウドによる遠隔監視: 測定データはクラウドサーバーへ自動送信。パソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも水質状態を確認でき、迅速な対応をサポートします。(クラウド機能なしのモデルも選択可能です)
GPSによる位置情報管理: 複数の測定ポイントも地図上で一元管理。広域にわたる水道管網の管理を効率化します。
クラウド対応型残留塩素濃度計付流量計ULSONAは、人的リソースの効率化や関連コストの削減に寄与し、持続可能な水道事業の運営を支援します。より効率的で信頼性の高い水質管理体制の構築を強力にバックアップするとともに、「おいしい水」を届けるための、きめ細やかな塩素濃度のコントロールにも貢献できる、次世代の水質管理ソリューションです。
経年管の特性を逆手に取る|「残塩低下」を活用した漏水箇所の特定
埋設された鋳鉄管は、経年劣化に伴い内面の状態が変化します。比較的新しい鋳鉄管では、残留塩素濃度の変化は比較的緩やかで、濃度の推移も予測しやすい傾向にあります。
一方で、埋設から40年以上経過した鋳鉄管では、水質や環境条件など様々な要因により、内面に剥離や錆こぶ、スケールの付着が多くなる場合があり、これらが残留塩素濃度の著しい低下を引き起こす要因と考えられています。
「残留塩素濃度計 ULSONA」は、この“残塩消費が激しい”という現象を逆に活用し、残留塩素濃度・流量・水圧・水温を同時に測定することで、残留塩素や水圧・流量が低下している箇所を特定し、漏水が疑われる範囲を効果的に絞り込むなど漏水対策にも貢献いたします。

安全と「おいしい水」を両立する水質管理|ULSONAクラウド残塩計
安全な水道水の供給には、管末における遊離残留塩素0.1mg/L以上の維持が水道法等により義務付けられています。一方で、塩素臭を抑えた「おいしい水」を住民へ提供するためには、必要最低限の塩素濃度によるきめ細やかな管理(多点注入方式など)が求められます。
「ULSONAクラウド残塩計」は、この相反する課題を解決します。浄水場から管末に至るまでの残留塩素濃度・水圧をリアルタイムにクラウドで一元監視することで、過不足のない最適な塩素管理をサポート。充実した標準仕様と確かな測定精度により、次世代の高度な水質監視体制の構築に貢献します。

- 流量、流速、水温、水圧、残留塩素濃度 を計測
- クラウドでリアルタイム監視可能!
- 携帯キャリア回線(Softbank【ソフトバンク】、KDDI)を使用し、遠隔でリアルタイム監視が可能です。
A4 ダウンロード
残留塩素濃度・水温・流量・水圧
残留塩素濃度・水圧
A3 ダウンロード
ULSONA流量計の設置(計測)条件
- 上流側:配管外径の基本10倍(10D)以上の直管長が必要です(上流側、約3Dに設置の実績あり)。
- 下流側:配管外径の基本5倍(5D)以上の直管長が必要です。
- 上流側にポンプ(下流側も)、流量調整弁、減圧弁、バタフライ弁、仕切弁、レデューサ、曲り配管等がある場合、事前の調査が必要です。
- 上流側又は下流側に必要な直管長を確保できない場合にも、整流板等で対応可能な場合もあり、詳しくは御相談下さい。
※設置条件を満たさない場合は、測定精度や安定性が低下する可能性があります。
左側が上流のイメージ

右側が上流のイメージ


ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)
- 配管にULSONAを設置する際、圧力が高い場合に「専用電動ウィンチ」を御用意しています。

- 専用電動ウィンチを使用したULSONA流量計の現場設置例

特徴1 設置コストがかからない
- 既存の補修弁(サドル分水栓、口金町野)に取付ける場合、断水や工事も不要で簡単に設置できるのが最大の特徴です。
特徴2 調整・校正の容易さ
- 設置されたウルソナDTの調整・校正はすべて自動化されています。
- 面倒な調整や校正作業もユーザーがコントローラのタッチパネルを操作するだけです。
特徴3 最新の超音波テクノロジーで高精度
- 最新のテクノロジーによりトランジットタイム計測精度は飛躍的に向上。流速分解能が0.003m/secという業界最高レベルの分解能を持ち、微小流量まで正確に測定することができます。
特徴4 設定
- 測定に必要なパラメータの設定は指示部のLCD画面を通して対話式で簡単設定。
特徴5 温度測定機能
- ウルソナDTは水温計測機能も有しています。
- ±1℃の精度で常時温度監視も可能です。(標準機能)
特徴6 充実した入出力
- パルス:正方向流量パルス、負方向流量パルス、エラー出力
- アナログ:流量(4-20mA) 流体温度(DC 1-5V)
- データ保存:microSDカード(CSV型式)
- コンピューター通信:Modbus 監視システムに直結できます。
特徴7 バックアップ機能
- ウルソナDT-2又はウルソナDT-3の場合、センサーに異常があっても残りのセンサーで計測を継続可能です。
ULSONA流量計 コントローラ寸法

※コントローラの操作
- ウルソナ流量計のコントローラ操作は指示部のLCD画面を通して直感的かつ対話式で簡単設定が可能です。
ULSONA DTの LCDタッチパネル画面
- オープニング画面 スイッチを「ON」にすると上側の画面が最初に現れます。
- 上側の画面が自動的に消えて、下側の画面「モニター1」に移ります。
- 「モニター1」画面の右下「設定メニュー」ボタンをタッチします。

初期画面から「設定メニュー」を選択した状態です。
- 「設定メニュー」画面から必要な情報を(動作設定・配管設定等)入力いたします。

配管設定画面
- センサーの種類(この画面では「DT」)配管材質、配管内径を入力いたします。

上図、配管設定画面内の一覧ボタンをタッチした状態の画面です。
- この画面で配管材質番号を選択し入力します。
- 対照配管の内径が不明な場合、この画面の「規格参照」ボタンをタッチし、内径が確認できる画面に移ります。

SDカード
- ULSONA DT コントローラには標準で2GB microSDカードが内蔵されています。
- データサンプリングは最短6秒毎です。

ULSONA流量計の 設置例
(計測業務を行った際の設置の流れです)
- 主な挿入式超音波流量計ULSONA ポータルブルタイプのセットです。

センサー取付作業
既設空気弁の撤去(Φ75又はΦ100フランジ)
- ①:既設空気弁(撤去前)
- ②:既設空気弁(撤去後)
- ③:既設空気弁撤去あとにアタッチメント取付(挿入式超音波流量計)

既設 空気弁撤去後に、流量計の取付作業
- ③:アタッチメント(挿入式超音波流量計)
- ➃:センサー(挿入式超音波流量計ULSONA DT3)
- ⑤:アタッチメントにセンサーを取付けた状態(未挿入)

アタッチメントにセンサーをセットし計測位置まで挿入
- ⑥:センサーを計測位置まで挿入している状態
- ⑦:センサー設置完了

コントローラでエコーグラフで計測状況をチェックし、計測を開始
- ⑧:センサー計測状況を「リアルタイムエコーグラフ」でチェック後、計測開始

ULSONA流量計の設置完了
- ⑨:挿入式超音波流量計(ポータルブル)の計測が行える状態

ULSONA流量計 ポータブルタイプも御用意しています。
ポータブルタイプはULSONA LT(標準)、ULSONA DT(より高精度)の2タイプをお選びいただけます。
- 以下は挿入式超音波流量計ULSONA LTのポータブルタイプです。
- 省電力タイプの「ULSONA LT」は連続約25日計測(オプション)が可能で、バッテリーを連結すれば約45日連続計測が行えます。
【ULSONA LT流量計のバッテリー容量:連続稼働24時間<標準仕様>です。】 - ケースは防水仕様(IP65相当)ですが、水没には対応していません。

- 下図の「ULSONA LT」ポータブルタイプは「クラウド遠隔監視システム」付で、「ULSONA LT」を設置後、スマートフォン、タブレット等で遠隔監視が可能。
【クラウド遠隔監視システムはオプション仕様です。】

- ULSONA LT コントローラ、バッテリー (ズーム)

ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置
- ULSONA流量計は「ボール式消火栓」(口金65A町野式)に取付け可能です。
(ボール式消火栓にワンタッチで設置可能です) - ULSONA流量計の下部タイプにはネジ式(50Aストレートネジ)、フランジ(Φ75 7.5K 10K兼用)、町野口金タイプの3種類が選択可能。


ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能
- 「既設」、「新設」問わず双口空気弁(旧JIS B 2063)に挿入式超音波流量計ULSONAは設置可能です。(既設双口空気弁の場合、補修弁が必要)
- 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。

双口空気弁にULSONA設置後、着脱可能「玉押し器」も取付可能
- 双口空気弁にULSONAを設置後、必要に応じ(取水)着脱可能な「玉押し器」も取付可能です。
「玉押し器」の取水口(町野口金)は65Aを確保していますので、通常の消火栓と同じです。 - 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。

MC 異径相フランジ Φ100~Φ200 7.5K~20K フランジ厚み:全口径35mm
- ULSONA LTは、補修弁に設置する場合でも、異径接続が可能です。例えば、φ200の補修弁に対してΦ75のフランジ接続が可能です。詳細な接続可能サイズは下図をご確認ください。また、詳細図面はPDFファイルでダウンロードいただけます。

本体:FCD製・内外面粉体塗装(Φ75側植込みボルトナットワッシャー4組付)
仕様:7.5K~20K
※Φ100~Φ200すべてのフランジ厚み:35mm
<75mm側にGFガスケット、M16ボルトナットワッシャーは付属しています。>
図 面
価 格
- Φ100xΦ75 7.5K ¥110,000- 10K ¥130,000-
- Φ150xΦ75 7.5K ¥120,000- 10K¥140,000-
- Φ200xΦ75 7.5K ¥130,000- 10K¥150,000-
- 納期:受注後約30日、 16K、20Kも御対応致します。御問合せ下さい。
異径フランジ (Φ75×Φ100)
- FCD製内外面粉体塗装又は内面粉体塗装(外面黒色)
例としまして、Φ75フランジの予定が、現場が「Φ100」だった場合など、基本在庫ありますので、お役立ていただければ幸いです。お問い合わせ先→千代田工業㈱大阪営業所 お電話 06-6358-3541

- FCD・内外面粉体塗装(標準)
- 全高=120mm
- FCD製鋳物の一体成型で強靭です。
- 価格:お問い合わせ下さい。⇒大阪 06-6358-3541
カタログPDF(A4)
図 面 PDF
出張計測いたします。
- 24時間計測で朝/昼/夜のピーク時流量、深夜等の低流量把握に!
- 既設流量計のチェックに!
- 計測データはコントローラに内蔵SDカードにてCSVファイル出力!
- 管種問わず計測可能(塩ビ管/ハイポリ管/鋼管/SUS管/鋳鉄管)!
- 安定的な計測には「1次側10D」(約2.5D計測実績有)、「2次側5D」が必要です。
御見積・その他の
お問い合わせは TEL 06-6358-3541 まで!
ULSONA流量計 設置要領
設置前
- 輸送時の木枠梱包を解体、外観等、目視チェック。
- コントローラとセンサーのラベル型番をチェック
- センサー設置の20分~30分前に、コントローラをバッテリーに繋いでおく(可能な場合)。
- センサーシャフトに挿入位置をマーキング。
設置⼿順
- センサー検出端をアタッチメントに収納したまま所定設置場所(フランジ又はサドル)に移動。
設置位置にセンサーを運ぶ - センサーを設置場所に移動したら、次亜液でセンサー挿入部を消毒。
※次亜塩素酸ナトリウム溶液(150ppm濃度)
センサー消毒 - センサー取付前に、「補修弁又はサドル分水栓」=以下、「元弁」という。「元弁」の全閉確認とパッキンがセットされているかを確認後にセンサーを取付。
※フランジの場合、M16ボルト=トルクレンチ60Nmで締める。(カチッと音が鳴るまで)
※サドル分水栓の場合、ネジを手で固くなるまで回し、最後に専用レンチでしっかり締め込む。
センサー取付 - センサー取付後、(設置作業中の)センサー飛出し防止用バンドを巻く(アタッチメント又はフランジのアイボルトとセンサー上部コネクションボックスハンドルに巻く)。
センサーにバンドを巻く - 「元弁」を開き、漏水の有無の確認と、封水フランジ(又はコック操作)のボルト(4本)を緩めてエアー抜きを行い、エアー抜きが終われば、封水フランジボルト(4本)を締めて「元弁」を全閉する。
エアー抜き - センサーアタッチメントに水を充填した状態で、エイジングを約30分行う。
エイジング - エイジング中にセンサーをコントローラに接続し、センサー異常がないか確認。
AB緑(エコーチェック) - コントローラに必要情報を入力し、エイジング終了後、静的チューニングを行う。
チューニング - 「元弁」を全閉状態から全開にし、封水フランジボルト(4本)をシャフトを上下できる程度に緩め、センサーシャフトを徐々に挿入し、予めマーキングしたシャフト位置が封水グランドまで到達したら、水の流れ方向と配管(配管が目視できない場合はフランジボルト位置とハンドルが平行か)とコネクションボックスバンドルが平行になっているか確認し、封水フランジボルト(4本)を締める。
計測位置にセンサーセット - 計測位置にセンサーが設置できたら、センサー固定金具(シャフト抜出し防止処置)を取り付けて、センサーの設置完了。
固定金具取付
※試運転の際、専用ケーブルを通線する電線管の口径を出来るだけ余裕のある物に選定頂くことを要指示。(通線管が90度曲がり等あれば、管口径がタイトの場合、通線できない恐れがあります)
ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

ULSONA流量計 よくある質問(FAQ)

ULSONA流量計 総合FAQ
1. 基本仕様・製品概要
Q1-1: ULSONA流量計とは何ですか?
A: ULSONA(ウルソナ)流量計は、配管にセンサーを挿入して流体の流速と流量を直接測定する挿入式超音波流量計です。トランジットタイム方式を採用し、管路内の2点間での超音波伝搬時間差を測定して流量を算出します。
Q1-2: 対応可能な配管口径は?
A: Φ75mm~Φ2000mmの配管に対応しています。センサータイプ別では以下の通りです:
DT1:Φ75~Φ300mm
DT2:Φ350~Φ450mm
DT3:Φ500~Φ2000mm
Q1-3: 測定精度はどの程度ですか?
A: 流量精度±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)という業界最高レベルの精度を実現しています。流速分解能は0.003m/sec**まで対応可能です。
Q1-4: どのような流体を測定できますか?
A: 水、超純水、工業用水が測定可能です。主に水道事業や工業用水の管理に使用されています。
Q1-5: 測定可能な流速範囲は?
A: 0.000~±20.000 m/secの範囲で測定可能です。超微小流量から高速域まで幅広く対応しています。
2. 設置・取付方法
Q2-1: どのような設置方法がありますか?
A: 以下の3つの設置方法から選択できます:
Φ50サドル付分水栓(ねじ込みタイプ)
Φ75/Φ100フランジ(補修弁・ボルト締め)
65A町野口金(ボール式消火栓)
Q2-2: 断水工事は必要ですか?
A: 不要です。ULSONA流量計は不断水での設置が可能なため、水の供給を継続しながら設置作業を行えます。これにより、工事費用の大幅削減と工期短縮を実現できます。
Q2-3: 既存の設備に設置できますか?
A: はい。既存のボール弁、補修弁、消火栓などに設置可能です。バイパス管の設置も必要ありません。
Q2-4: 設置後の調整・校正は必要ですか?
A: 設置後の調整・校正は全て自動化されており、ユーザーはボタンひとつで操作可能です。エコーグラフでリアルタイムの計測状況を確認し、最適な設置位置を決定できます。
Q2-5: 埋設ボックスのサイズ要件は?
A: 丸型では内径Φ600mm、角型では350mm×450mmのボックスに対応した実績があります。浅埋設対応により、土被り600mmでの設置も可能です。
Q2-6: 消火栓に設置する際の注意点は?
A: 以下の消火栓にのみ設置可能です:
設置可能: ボール式消火栓(JWWA B 135タイプ)
設置不可: ケレップタイプの消火栓(JWWA B 103、JWWA B 103準拠タイプ)
センサーロッドは曲がらない構造のため、ケレップ式消火栓では計測できません。
3. 技術仕様・性能
Q3-1: 防水性能はどの程度ですか?
A: センサー部はIP68、コントローラはIP65の防水性能を備えています。
Q3-2: 動作温度範囲は?
A: センサー:0~55℃、**コントローラ:-5~50℃**で動作可能です。
Q3-3: 耐水圧性能は?
A: 標準仕様で1MPa(約10K)まで対応しています。
Q3-4: 電源仕様は?
A: DC24V(DC9-26V)で動作し、消費電力は約10W以下です。電池稼働も可能です。
Q3-5: 温度測定は可能ですか?
A: はい。±1℃の精度で水温を常時監視できます。
Q3-6: バックアップ機能はありますか?
A: DT2またはDT3の場合、センサーに異常が発生しても、残りのセンサーで計測を継続できるバックアップ機能を備えています。
4. データ管理・通信機能
Q4-1: どのような出力機能がありますか?
A: 以下の出力機能を備えています:
アナログ出力: 流量(4-20mA)、温度(DC 1-5V)
パルス出力: 正方向・負方向流量パルス、エラー出力
データ保存: microSDカード(CSV形式)
通信: RS485(Modbus RTU)
Q4-2: データのサンプリング間隔は?
A: 最短6秒毎でのデータ収集が可能です。
Q4-3: 表示装置の仕様は?
A: 7インチカラー液晶タッチパネルを搭載しており、直感的な操作が可能です。瞬間流量、瞬間流速、積算流量などを表示できます。
Q4-4: 遠隔監視は可能ですか?
A: はい。クラウド遠隔監視システムにより、スマートフォン、タブレット、PCからリアルタイムでデータを確認できます。
5. クラウド遠隔監視システム
Q5-1: クラウドシステムの主な機能は?
A: 以下の機能を提供します:
リアルタイム監視(瞬時流量、流速、積算流量、水温)
データの長期保存とCSVダウンロード
GPS機能による地図上での位置確認
アラート機能(設定値超過時の通知)
複数台同時接続
最短1分間隔でのデータ収集
Q5-2: 通信方式は?
A: 携帯キャリア回線(ソフトバンクまたはKDDI)を利用します。場所や配線の制約がありません。
Q5-3: 埋設ボックスでの通信に問題はありますか?
A: 鉄製の蓋で覆われた埋設ボックスでは通信が困難な場合があります。この場合、コントローラとクラウド受発信器を地面より高い位置に設置することを推奨します。
Q5-4: 発信機のアンテナ表示について教えてください。
A: アンテナ表示は3段階あり、安定した通信にはアンテナ2本以上の場所での設置を推奨します。
6. LoRa無線通信システム
Q6-1: LoRa無線システムとは?
A: LPWA技術を採用した低コスト無線通信システムです。特定小電力無線帯域を利用するため、無線局免許不要で独自ネットワークを構築できます。
Q6-2: LoRaのメリットは?
A: 以下のメリットがあります:
通信費ほぼゼロ(月額費用なし)
長距離通信(数km~数十km、1500mで安定通信実証済み)
省電力(バッテリー寿命が長い)
設置が簡単(インフラ工事不要)
7. 漏水対策・検知機能
Q7-1: 漏水検知はどのように行いますか?
A: 流量と水圧のダブルチェックにより、確実な漏水検知を行います。超低流速(0.003m/sec)まで検知可能で、従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も見逃しません。
Q7-2: 夜間監視の重要性は?
A: 水使用量が少ない夜間に計測することで、通常の水使用と漏水による流量を明確に区別できます。24時間365日のリアルタイム監視により、異常を即座に把握できます。
Q7-3: ダブルチェックのメリットは?
A: 以下のメリットがあります:
単なるセンサー誤作動と実際の漏水を明確に区別
検知の信頼性を格段に向上
誤警報を大幅に減少
Q7-4: 漏水対策で期待される効果は?
A: 以下の効果が期待されます:
漏水箇所の早期・確実な特定
水道料金の大幅削減
維持管理の効率化
データ活用による予測管理
24時間監視による安心感向上
水資源保全と環境貢献
8. 残留塩素濃度計測機能
Q8-1: 残留塩素濃度の計測は可能ですか?
A: はい。オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)との連携により、1か所で流量・水圧・水温・残留塩素濃度の多角的計測が可能です。
Q8-2: 残留塩素計測のメリットは?
A: 以下のメリットがあります:
水質基準(0.1mg/L以上)の継続監視
追塩タイミングの最適化
微生物再増殖リスクの予防
注入制御の効率化
データに基づく予算確保の根拠提供
Q8-3: 計測データはどのように活用できますか?
A: グラフ化されたデータにより、残留塩素濃度の変動傾向を把握し、リスクマネジメントの強化、効率的な予算確保、安定した安全な水供給体制の維持に活用できます。
9. 設置工事・費用
Q9-1: 設置に必要な付帯設備は?
A: 電源がない場合、以下が必要です:
変換器用収納盤
引き込み開閉器盤
積算価格目安:約1,600,000円(令和6年12月現在、電気工事別)
Q9-2: 商用電源について教えてください。
A: 一般的に100Vまたは200Vから引き込みます。ULSONA流量計はDC24V(DC9-26V)の直流電源が必要です。
Q9-3: 避雷器は必要ですか?
A: コントローラには内蔵アレスタが組み込まれており、通常の雷からは保護されます。ただし、さらにリスクを軽減したい場合は外付け避雷器の設置をお勧めします。
10. 空気弁付流量計
Q10-1: 空気弁付流量計とは?
A: ULSONA流量計に空気弁機能を付加したものです。配管内の気泡を効率的に除去し、計測精度を向上させます。
Q10-2: なぜ空気弁が必要ですか?
A: 管内の空気溜まりは以下の問題を引き起こす可能性があります:
流量計の計測誤差
通水断面の減少
流れの乱れ
ポンプ負荷の増大
空気弁により満水状態を保つことで正確な計測が可能になります。
11. 国産品質・サポート
Q11-1: 国産であることのメリットは?
A: 以下のメリットがあります:
品質の安定性
迅速な修理対応と技術サポート
地理的近さによる迅速な対応
時間節約とビジネス継続性のサポート
Q11-2: 国際実績はありますか?
A: JICA・JETROを通じて世界展開を進めており、トルコ・イスタンブール市浄水場、シンガポール公共施設などで採用実績があります。
Q11-3: アフターサービス体制は?
A: 国産の強みを活かし、以下のサポートを提供:
迅速な故障対応
質の高い技術サポート
継続的な技術革新
お客様のニーズに応える製品づくり
12. お問い合わせ・見積もり
Q12-1: 問い合わせ方法は?
A: 以下の方法でお問い合わせいただけます:
電話: 06-6358-3541(平日9:00-17:00)
メール: 365日24時間受付
Q12-2: 見積もり回答時間は?
A: 以下を目安としています:
午前中の依頼: 当日中に回答
午後以降の依頼: 翌営業日中に回答
繁忙期は通常より時間をいただく場合があります。
Q12-3: カタログのダウンロードは可能ですか?
A: はい。ULSONA流量計カタログ、ULSONAクラウドカタログ、補修弁図面などをPDFファイルでダウンロードできます。
13. その他
Q13-1: ポータブルタイプはありますか?
A: はい。ポータブルタイプのULSONA流量計もご用意しています。一時的な計測や移動計測に適しています。
Q13-2: 双口空気弁への設置は可能ですか?
A: はい。双口空気弁等にも設置可能です。詳細はお問い合わせください。
Q13-3: UTYタイプとは何ですか?
A: ULSONA UTYは残塩計付流量計で、流量計測と残留塩素濃度計測を同時に行える製品です。
________________________________________
お問い合わせ先 千代田工業株式会社
電話:06-6358-3541(平日 月曜9時~金曜17時) メール:365日受付対応
※午前中のお見積り依頼は当日中、午後以降は翌営業日中に回答いたします。
