シンプルで頑強設計で超高精度な ULSONA 流量計(挿入式超音波流量計)
【目 次】
- 国産へのこだわり
- ULSONA流量計の計測原理
- 従来タイプ ULSONA流量計を浅埋タイプへ(高さ50mmダウンサイズ)
- 選べる設置スタイル
*ULSONA(DT)流量計の設置例 - 選べる設置スタイル の具体例
- *Φ50サドル付分水栓の設置イメージ
- フランジ(Φ75補修弁)の設置イメージ
- ボール式消火栓【町野口金(65A)】の設置イメージ
- MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)
- カタログのダウンロードいただけます。
- 製品に関するお問合せ
- 不断水で流量計の更新は可能です。
- 挿入超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システム
- ULSONA UTY 残塩計付流量計
- ULSONA流量計の設置(計測)条件
- ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)
- ULSONA流量計 コントローラ寸法
- コントローラの操作
- ULSONA流量計の 設置例
- ULSONA流量計 ポータブルタイプ
- ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置
- ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能
- ULSONA流量計 設置ガイド
ULSONA(ウルソナ) 流量計の国産へのこだわり
超微小流量から高速域まで、業界最高レベルの精度で計測
ULSONA流量計は、業界最高レベルの精度±0.5%RDを実現。超微小流量から高速域まで、幅広い流量を正確に計測可能です。
クラウド遠隔監視との併用で、より充実の管理体制を構築!
- 高精度 流量精度±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)!
- 既設補修弁に設置可能!
- 不断水でゼロ校正可能!
- 標準仕様で正・負、両方向計測!
- 落雷の際、リスク軽減!
ULSONA流量計 カタログ ダウンロード
ULSONA 流量計 カタログ PDF
補修弁図面 ダウンロード
レバーボール式補修弁
キャップ式補修弁
ULSONA流量計の設置例
- ULSONA LT流量計を埋設設置する際には、一般的な水道用空気弁や地下式単口消火栓で使用される埋設ボックスに設置可能です。丸型では内径Φ600、角型では寸法350mm x 450mmのボックスに対応した実績があります。
- ULSONA LT流量計を設置する際、既存の空気弁や消火栓を撤去して設置する場合、これらの設備は元々必要な目的で設置されているため、撤去すると配管に不具合が生じる懸念があります。そのような場合、千代田工業株式会社では、空気弁付き短管や消火栓付き短管を提供しています。また、新設の場合には、補修弁機能を内蔵したMN型空気弁付き短管や消火栓付き短管をご提案しています。詳細な価格や製品情報については、千代田工業株式会社(電話: 06-6358-3541)までご連絡いただくか、当ウェブサイトのお問い合わせメールアドレスよりご連絡ください。
ULSONA流量計の計測原理
- 管路内の2点間(A B)に超音波の伝搬時間が流れに比例して「Δt(デルタティー)」(2点間の時間差)が生じ、これに管内口径を乗じ流量となります。
ULSONA流量計の計測概要(マインドマップ)
ULSONA流量計とクラウド遠隔監視システムの概要(マインドマップ)
ULSONA(ウルソナ)流量計の主要特徴
- ULSONA(ウルソナ)流量計は、配管にセンサーを挿入して直接流体の流速と流量を測定する超音波式の流量計です。
- 流体と直接接触することで、外部の影響を受けにくく、高い精度と安定性を実現しています。
- センサーはオールステンレス製(接水部はSUS316)で、シンプルで頑丈な構造になっています。
- 配管に設置する方法は、「サドル付き分水栓、フランジΦ75Φ100、口金町野65A(ボール式消火栓など)」の3パターンです。
- 測定に必要なパラメータの設定や調整・校正は自動化されており、
ユーザーはボタンひとつで操作いただけます【このページの真ん中より下方にコントローラ操作参照】。 - ULSONA(ウルソナ)流量計は、水温や水圧、残留塩素濃度なども測定できる多機能な流量計です。
千代田工業株式会社 会社案内動画
ULSONA流量計はJICA・JETROを通じトルコ、シンガポールでご採用いただいています。
従来タイプ ULSONA流量計を浅埋タイプへ(高さ50mmダウンサイズ)
挿入式超音波流量計ULSONAの仕様
ULSONA流量計の設置イメージ
- 流量計の設置については、弊社は流量計の提供のみを行っております。計装盤等の付帯設備については基本的に扱っておりませんが、参考情報として掲載しております。
- 電源について、商用電源(電力会社)から引き込む場合、主に100Vまたは200Vが広く使用されています。一般的には電力会社が供給する電気配線(電気柱、電気盤)などから電源を取り出します。ULSONA流量計はDC24V(CD9-26V)の直流電源を必要とします。
- 下図にあるように、電源がない状態で、ULSONA流量計を設置する場合の積算価格の目安として
ULSONA流量計本体を除き、「変換器用収納盤」と「引き込み開閉器盤」の積算価格は
令和6年12月現在で約¥1,600,000-(電気工事別)です。
- ULSONA流量計設置の個別設置イメージ
選べる設置スタイル
※選べる設置スタイル の具体例
- 埋設ボックスへのULSONA LT(ULSONA DTを含む)の設置深さは、浅埋用地下式単口消火栓や急速空気弁と同程度を目安としていただければ設置イメージがつかみやすいです。ご不明な点がございましたら、当サイト記載の電話番号(06-6358-3541)またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
*設置方法①
Φ50サドル付分水栓
- ULSONA流量計 サドル付分水栓(Φ50)タイプ高さ:サドル分水栓含めて管天から約380mm(ULSONA流量計サドルタイプ:約240mm)
サドル付分水栓(Φ50)寸法:各メーカーにより多少異なりますが、以下の図では
160mm~170mmとしています。
*設置方法②
Φ75又はΦ100フランジ(補修弁)
- ULSONA流量計フランジタイプ:高さ約260mm
*設置方法③
Φ75又はΦ100フランジ(補修弁)
- ULSONA流量計町野口金タイプ高さ:約300mm
MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)
カタログ(PDFファイル)
- MN型短管(補修弁付)は、空気弁または消火栓が別売りとなっています。ご必要に応じて、下記の空気弁価格または消火栓価格を加算してください。
※MN型短管、空気弁価格表【流量計価格は含んでいません】
御参考図
Φ25空気弁短管(対応管径:Φ75~Φ350) 横幅:約390mm
Φ75空気弁短管(対応管径:Φ350~Φ800) 横幅:約470mm
以下ULSONA流量計カタログを画像の下方からダウンロードいただけます。
ULSONA流量計カタログ① [A3]表裏
【表面】
【裏面】
ULSONA流量計カタログ② [A3]表裏
【裏面】
ULSONA流量計カタログ① [A4]表裏
【表面】
【裏面】
ULSONA流量計カタログ② [A4]表裏
【表面】
【裏面】
ULSONA DT カタログ (PDFファイル)
ULSONA DT流量計 材質:オールステンレス製 センサーシャフト(接水部)SUS316製
ULSONA LT流量計 材質:オールステンレス製 センサーシャフト(接水部)SUS304製
製品に関するお問合せ➡千代田工業(株)06-6358-3541
- 資料のご請求、製品御購入、流量計測業務などの御見積承ります。
- 計測業務例として、既設補修弁Φ75又は、ボール式消火栓(口金65A)に取付けて計測を行います。
- 計測期間は、24時間~20日間程度です(詳細につきましてはお問い合わせください)。
ULSONA流量計は落雷の際、リスクを最小限に抑えらるっ?!
- ULSONA流量計に内蔵されているアレスタ(避雷器 SPD)は、外部から侵入する過電流や過電圧から内部回路を保護する役割を果たします。
具体的には、以下のように機能します。
サージプロテクターは、許容値を超える高電圧がかかった際に動作し、過剰な電流をクランプ(抑制)することで、機器を保護します。つまり、外部からの異常な電流や電圧の流入を検知すると、それらをバイパスさせたり、適切なレベルに抑えたりして、内部回路への影響を最小限に抑える働きをします。
このように内蔵のアレスタ(避雷器 SPD)はコントローラを一定程度保護しますが、落雷が非常に近くにある場合や直撃雷を受けた場合には、コントローラやセンサーが破損するリスクがあります。
ただし、ULSONA流量計のセンサーは下図イメージのようにULSONA流量計センサーに水が直接 接していることにより、水がマイナスアースとなり、電流がULSONA流量計にとどまることなくULSONA流量計センサーは保護されます。
※雷の落雷がULSONA流量計センサーに直撃した場合、センサーは破損する場合があります。
ULSONA流量計の設置場所付近に落雷があった場合のイメージ図です。
不断水で流量計(短管形電磁流量計)の更新が可能ですか?
不断水で流量計の更新は可能です。
挿入式超音波流量計ULSONA-DTシリーズは、その理想的な解決策です!
ULSONA流量計は、既存の配管に「サドル付分水栓」などを設置し、流量の測定が可能になります。
従来の電磁流量計と比べて、施工時間やコストを大幅に削減するだけでなく、水質や水圧にも影響を与えません。また、外的要因などの制約を受けずに高精度で安定した測定が可能です。ULSONA流量計は、配管の管理やメンテナンスにおいて、優れた性能と信頼性を提供します。
- 流量計の更新を行う際には、将来的なメンテナンスや交換のために、できるだけ「バイパス管」を設置することをお勧めします。
「バイパス管」は、流量計の前後に分岐しており、流量計を取り外しても流体が流れるようになっています。
以下の図は、「バイパス管」があらかじめ設置されている場合の流量計の更新方法を示しています。
流量計の更新を行いたい場合でも、現場に「バイパス管」が設置されておらず、断水を行うことが困難な場合、「挿入式超音波流量計 ULSONA-DT」がお役に立ちます。
- 流量計更新の際、「バイパス管」がない場合でも、不断水で「流量計の更新」が可能です。
- 既設流量計の付近に「地下式消火栓」又は「空気弁」が設置されていれば、その補修弁を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の設置が可能です。
- また、対象配管に「サドル分水栓(Φ50のみ)」を設置できれば、サドル分水栓を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の取付が可能です。
- 下記の図は、流量計設置配管に「バイパス管」がない場合に、「サドル付分水栓」を取付て、「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」での流量計の更新を示しています。
ULSONA流量計のセンサーは取り外しや移設が容易なので、メンテナンスや点検も簡単に行えます。「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」は、流量計の更新にお悩みのお客様に最適なソリューションです。
挿入超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システム
ULSONA流量計とクラウドシステムを併用することにより、瞬時流量・瞬時流速・正積算流量・負積算流量・水温をリアルタイムに遠隔監視できるシステムをご紹介します。このシステムは、データはクラウドに保存され、スマートフォンやパソコンからいつでも確認できます。
このシステムは、挿入式超音波流量計ULSONA-DTと、携帯キャリア回線を利用したクラウド遠隔監視システムの組み合わせです。ULSONA-DTは、既設の配管にサドル付分水栓や補修弁などを設置して、不断水で流量の測定が可能な高精度な流量計です。クラウド遠隔監視システムは、ULSONA-DTから収集したデータをリアルタイムに送信し、お手持ちのデバイスで確認できる便利なシステムです。GPS機能も搭載しており、地図上で位置情報も把握できます。
御問合せ先➡千代田工業㈱ 営業1課 TEL 06-6358-3541
ULSONAクラウドシステムのメリットは以下の通りです。
- 初期投資を抑えられる。
ULSONA-DTは、既設の配管に取り付けるだけで測定が可能なので、工事費や時間がかかりません。クラウド遠隔監視システムも、携帯キャリア回線を使用するので、専用の通信回線やサーバーが不要です。 - リアルタイムにデータを確認できる。
ULSONA-DTは、瞬時流量・瞬時流速・正積算流量・負積算流量・水温を測定し、クラウド遠隔監視システムに送信します。デバイス画面上でリアルタイムにデータを見ることができます。また、期間を指定して過去のデータも確認できます。データはCSVファイルとしてダウンロードすることも可能です。 - 配管管理や漏水防止対策に役立つ。
ULSONA-DTは、流速計測範囲が0.003m/sec~20m/secと広く、夜間最小流量の継続監視などができます。これにより、配管の状態や漏水の有無を把握することができます。また、センサーは取り外しや移設が容易なので、メンテナンスや点検も簡単に行えます。
※オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)も遠隔監視可能です。
ULSONAクラウドシステムの特徴まとめ
- お手持ちのデバイス(スマートフォン、タブレット、パソコン)で遠隔監視。
- 収集したデータは、デバイス画面(スマートフォン画面上など)上でリアルタイムに確認することが可能!
- 収集データはクラウドに保存されているので、期間を指定してデータを確認可能!
- 収集データを「CSVファイル」としてダウンロード可能!
- GPSを搭載しており、地図上にて位置確認が可能!
- 通信は携帯回線を使用しどこからでも繋がる!
ULSONA UTY 残塩計付流量計
- 流量、流速、水温、水圧、残留塩素濃度 を計測
- クラウドでリアルタイム監視可能!
- 携帯キャリア回線を使用(NTTドコモ、KDDI)し、遠隔でリアルタイム監視が可能です。
※注意 ULSONA UTY残塩計付流量計の製品出荷につきまして、現時点で2024年中頃以降の出荷予定ですが、。
詳しくは、御手数ですが弊社[ULSONA DT、UTY」窓口 電話番号 06-6358-3541 迄お問合せ願います。
ULSONA流量計の設置(計測)条件
- 上流側:配管外径の基本10倍(10D)以上の直管長が必要です(上流側、約3Dに設置の実績あり)。
- 下流側:配管外径の基本5倍(5D)以上の直管長が必要です。
- 上流側にポンプ(下流側も)、流量調整弁、減圧弁、バタフライ弁、仕切弁、レデューサ、曲り配管等がある場合、事前の調査が必要です。
- 上流側又は下流側に必要な直管長を確保できない場合にも、整流板等で対応可能な場合もあり、詳しくは御相談下さい。
※設置条件を満たさない場合は、測定精度や安定性が低下する可能性があります。
左側が上流のイメージ
右側が上流のイメージ
ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)
- 配管にULSONAを設置する際、圧力が高い場合に「専用電動ウィンチ」を御用意しています。
- 専用電動ウィンチを使用したULSONA流量計の現場設置例
特徴1 設置コストがかからない
- 既存の補修弁(サドル分水栓、口金町野)に取付ける場合、断水や工事も不要で簡単に設置できるのが最大の特徴です。
特徴2 調整・校正の容易さ
- 設置されたウルソナDTの調整・校正はすべて自動化されています。
- 面倒な調整や校正作業もユーザーがコントローラのタッチパネルを操作するだけです。
特徴3 最新の超音波テクノロジーで高精度
- 最新のテクノロジーによりトランジットタイム計測精度は飛躍的に向上。流速分解能が0.003m/secという業界最高レベルの分解能を持ち、微小流量まで正確に測定することができます。
特徴4 設定
- 測定に必要なパラメータの設定は指示部のLCD画面を通して対話式で簡単設定。
特徴5 温度測定機能
- ウルソナDTは水温計測機能も有しています。
- ±1℃の精度で常時温度監視も可能です。(標準機能)
特徴6 充実した入出力
- パルス:正方向流量パルス、負方向流量パルス、エラー出力
- アナログ:流量(4-20mA) 流体温度(DC 1-5V)
- データ保存:microSDカード(CSV型式)
- コンピューター通信:Modbus 監視システムに直結できます。
特徴7 バックアップ機能
- ウルソナDT-2又はウルソナDT-3の場合、センサーに異常があっても残りのセンサーで計測を継続可能です。
ULSONA流量計 コントローラ寸法
※コントローラの操作
- ウルソナ流量計のコントローラ操作は指示部のLCD画面を通して直感的かつ対話式で簡単設定が可能です。
ULSONA DTの LCDタッチパネル画面
- オープニング画面 スイッチを「ON」にすると上側の画面が最初に現れます。
- 上側の画面が自動的に消えて、下側の画面「モニター1」に移ります。
- 「モニター1」画面の右下「設定メニュー」ボタンをタッチします。
初期画面から「設定メニュー」を選択した状態です。
- 「設定メニュー」画面から必要な情報を(動作設定・配管設定等)入力いたします。
配管設定画面
- センサーの種類(この画面では「DT」)配管材質、配管内径を入力いたします。
上図、配管設定画面内の一覧ボタンをタッチした状態の画面です。
- この画面で配管材質番号を選択し入力します。
- 対照配管の内径が不明な場合、この画面の「規格参照」ボタンをタッチし、内径が確認できる画面に移ります。
SDカード
- ULSONA DT コントローラには標準で2GB microSDカードが内蔵されています。
- データサンプリングは最短6秒毎です。
ULSONA流量計の 設置例
(計測業務を行った際の設置の流れです)
- 主な挿入式超音波流量計ULSONA ポータルブルタイプのセットです。
センサー取付作業
既設空気弁の撤去(Φ75又はΦ100フランジ)
- ①:既設空気弁(撤去前)
- ②:既設空気弁(撤去後)
- ③:既設空気弁撤去あとにアタッチメント取付(挿入式超音波流量計)
既設 空気弁撤去後に、流量計の取付作業
- ③:アタッチメント(挿入式超音波流量計)
- ➃:センサー(挿入式超音波流量計ULSONA DT3)
- ⑤:アタッチメントにセンサーを取付けた状態(未挿入)
アタッチメントにセンサーをセットし計測位置まで挿入
- ⑥:センサーを計測位置まで挿入している状態
- ⑦:センサー設置完了
コントローラでエコーグラフで計測状況をチェックし、計測を開始
- ⑧:センサー計測状況を「リアルタイムエコーグラフ」でチェック後、計測開始
ULSONA流量計の設置完了
- ⑨:挿入式超音波流量計(ポータルブル)の計測が行える状態
ULSONA流量計 ポータブルタイプも御用意しています。
ポータブルタイプはULSONA LT(標準)、ULSONA DT(より高精度)の2タイプをお選びいただけます。
- 以下は挿入式超音波流量計ULSONA LTのポータブルタイプです。
- 省電力タイプの「ULSONA LT」は連続約25日計測(オプション)が可能で、バッテリーを連結すれば約45日連続計測が行えます。
【ULSONA LT流量計のバッテリー容量:連続稼働24時間<標準仕様>です。】 - ケースは防水仕様(IP65相当)ですが、水没には対応していません。
- 下図の「ULSONA LT」ポータブルタイプは「クラウド遠隔監視システム」付で、「ULSONA LT」を設置後、スマートフォン、タブレット等で遠隔監視が可能。
【クラウド遠隔監視システムはオプション仕様です。】
- ULSONA LT コントローラ、バッテリー (ズーム)
ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置
- ULSONA流量計は「ボール式消火栓」(口金65A町野式)に取付け可能です。
(ボール式消火栓にワンタッチで設置可能です) - ULSONA流量計の下部タイプにはネジ式(50Aストレートネジ)、フランジ(Φ75 7.5K 10K兼用)、町野口金タイプの3種類が選択可能。
ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能
- 「既設」、「新設」問わず双口空気弁(旧JIS B 2063)に挿入式超音波流量計ULSONAは設置可能です。(既設双口空気弁の場合、補修弁が必要)
- 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。
双口空気弁にULSONA設置後、着脱可能「玉押し器」も取付可能
- 双口空気弁にULSONAを設置後、必要に応じ(取水)着脱可能な「玉押し器」も取付可能です。
「玉押し器」の取水口(町野口金)は65Aを確保していますので、通常の消火栓と同じです。 - 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。
MC 異径相フランジ Φ100~Φ200 7.5K~20K フランジ厚み:全口径35mm
- ULSONA LTは、補修弁に設置する場合でも、異径接続が可能です。例えば、φ200の補修弁に対してΦ75のフランジ接続が可能です。詳細な接続可能サイズは下図をご確認ください。また、詳細図面はPDFファイルでダウンロードいただけます。
図 面
価 格
- Φ100xΦ75 7.5K ¥110,000- 10K ¥130,000-
- Φ150xΦ75 7.5K ¥120,000- 10K¥140,000-
- Φ200xΦ75 7.5K ¥130,000- 10K¥150,000-
- 納期:受注後約30日、 16K、20Kも御対応致します。御問合せ下さい。
異径フランジ (Φ75×Φ100)
- FCD製内外面粉体塗装又は内面粉体塗装(外面黒色)
例としまして、Φ75フランジの予定が、現場が「Φ100」だった場合など、基本在庫ありますので、お役立ていただければ幸いです。お問い合わせ先→千代田工業㈱大阪営業所 お電話 06-6358-3541
- FCD・内外面粉体塗装(標準)
- 全高=120mm
- FCD製鋳物の一体成型で強靭です。
- 価格:お問い合わせ下さい。⇒大阪 06-6358-3541
カタログPDF(A4)
図 面 PDF
出張計測いたします。
- 24時間計測で朝/昼/夜のピーク時流量、深夜等の低流量把握に!
- 既設流量計のチェックに!
- 計測データはコントローラに内蔵SDカードにてCSVファイル出力!
- 管種問わず計測可能(塩ビ管/ハイポリ管/鋼管/SUS管/鋳鉄管)!
- 安定的な計測には「1次側10D」(約2.5D計測実績有)、「2次側5D」が必要です。
御見積・その他の
お問い合わせは TEL 06-6358-3541 まで!
ULSONA流量計 設置要領
設置前
- 輸送時の木枠梱包を解体、外観等、目視チェック。
- コントローラとセンサーのラベル型番をチェック
- センサー設置の20分~30分前に、コントローラをバッテリーに繋いでおく(可能な場合)。
- センサーシャフトに挿入位置をマーキング。
設置⼿順
- センサー検出端をアタッチメントに収納したまま所定設置場所(フランジ又はサドル)に移動。
設置位置にセンサーを運ぶ - センサーを設置場所に移動したら、次亜液でセンサー挿入部を消毒。
※次亜塩素酸ナトリウム溶液(150ppm濃度)
センサー消毒 - センサー取付前に、「補修弁又はサドル分水栓」=以下、「元弁」という。「元弁」の全閉確認とパッキンがセットされているかを確認後にセンサーを取付。
※フランジの場合、M16ボルト=トルクレンチ60Nmで締める。(カチッと音が鳴るまで)
※サドル分水栓の場合、ネジを手で固くなるまで回し、最後に専用レンチでしっかり締め込む。
センサー取付 - センサー取付後、(設置作業中の)センサー飛出し防止用バンドを巻く(アタッチメント又はフランジのアイボルトとセンサー上部コネクションボックスハンドルに巻く)。
センサーにバンドを巻く - 「元弁」を開き、漏水の有無の確認と、封水フランジ(又はコック操作)のボルト(4本)を緩めてエアー抜きを行い、エアー抜きが終われば、封水フランジボルト(4本)を締めて「元弁」を全閉する。
エアー抜き - センサーアタッチメントに水を充填した状態で、エイジングを約30分行う。
エイジング - エイジング中にセンサーをコントローラに接続し、センサー異常がないか確認。
AB緑(エコーチェック) - コントローラに必要情報を入力し、エイジング終了後、静的チューニングを行う。
チューニング - 「元弁」を全閉状態から全開にし、封水フランジボルト(4本)をシャフトを上下できる程度に緩め、センサーシャフトを徐々に挿入し、予めマーキングしたシャフト位置が封水グランドまで到達したら、水の流れ方向と配管(配管が目視できない場合はフランジボルト位置とハンドルが平行か)とコネクションボックスバンドルが平行になっているか確認し、封水フランジボルト(4本)を締める。
計測位置にセンサーセット - 計測位置にセンサーが設置できたら、センサー固定金具(シャフト抜出し防止処置)を取り付けて、センサーの設置完了。
固定金具取付
※試運転の際、専用ケーブルを通線する電線管の口径を出来るだけ余裕のある物に選定頂くことを要指示。(通線管が90度曲がり等あれば、管口径がタイトの場合、通線できない恐れがあります)