本   社
滋賀県愛知郡愛荘町石橋804番地
大阪営業所
大阪市北区天神橋2丁目北1番21号

TEL 06-6358-3541

挿入式超音波流量計

超音波により配管に挿入し計測することを可能にしたことで、外装式超音波流量計(クランプオン式超音波流量計)に比べ安定(外気温の変化のよる配管の伸縮に左右されない等)した計測を行えることが大きな利点の1つで、高感度(計測範囲0.003m/sec~20m/sec)、高精度(精度0.5% RD)な計測を可能にしました。従来の流量計が計測困難な低流速域を的確に計測するため、管網解析(配水ブロック管理)に寄与できると考えます。挿入式超音波流量計は不断水で設置もゼロ校正も行うことが可能です。

大がかりな配管工事からの脱却。
低コストで持続可能な広域監視を実現する「挿入式」

クラウドによる一元管理の利便性はそのままに、導入・維持管理コストを劇的に削減する「挿入式流量計」のご提案です。

取引証明等で用いられる従来の短管型電磁流量計は、計量法に準拠する反面、設置やメンテナンス時に管路の切断を伴う大がかりな工事が不可欠であり、多大なコストと工期を要します。一方、ULSONAの「挿入式」は、既設管への極めて容易なアクセスを実現。大規模な掘削や断水を回避し、将来的な機器の更新作業もスムーズに行えます。

初期費用のみならず、ライフサイクルコスト(LCC)全体を低減し、持続可能な水道インフラの構築を支援します。

夕焼けの街並みを背景に、持続可能な水道インフラを支えるULSONA挿入式流量計のイメージ

日常を止めない「不断水メンテナンス」とクラウド監視の融合

短管型電磁流量計は計量法に対応するものの、メンテナンスや機器更新の度に大がかりな配管工事や長時間の断水が必要となり、多大なコストと住民サービスへの影響が課題でした。

ULSONA挿入式流量計は、この課題を根本から解決します。センサー部を引き抜くだけで容易に点検・交換が可能なため、通水を維持したまま(不断水で)安全に作業が完了します。

クラウドによる24時間365日の遠隔監視と、この圧倒的なメンテナンス性の組み合わせにより、住民の暮らしを途切れさせることなく、ライフサイクルコスト(LCC)を大幅に抑えた強靭な水道インフラの運用を実現します。

クラウドによる遠隔監視と簡単な不断水メンテナンスで人々の暮らしを守るULSONA挿入式流量計の概念図

【比較検証】多大な設置コストと断水リスクからの解放

既存管路への「不断水・簡易挿入」が、インフラ管理の最適解

クラウドによる広域監視の利便性はそのままに、設置・更新に関わるトータルコストを劇的に圧縮します。

従来の「短管型電磁流量計」は、設置時に大規模な配管切断工事を伴い、長時間の断水が避けられませんでした。対して「ULSONA挿入式超音波流量計」は、サドル型バルブ等を用いて不断水での簡易挿入が可能です。

これにより、初期導入費だけでなく、将来的な機器更新時の工期とコストも大幅に削減。住民サービスへの影響を最小限に抑え、持続可能な維持管理体制を構築します。

従来流量計と挿入式ULSONA流量計の比較イメージ

短管型電磁流量計の大規模な配管切断工事と、ULSONA挿入式超音波流量計の不断水・簡易挿入設置を比較した図

微小な漏水も逃さない究極の分解能。不断水で叶える「毎日計測」のDX化

不断水で叶える「毎日計測」のDX化

管網全体の有収率向上には、夜間最小流量など「微小な漏水」の早期発見が不可欠です。

しかし、従来の短管型電磁流量計は多大な設置コストと断水を伴うため、監視網の拡大には限界がありました。

ULSONA挿入式流量計は、このジレンマを解消します。既存管路への「不断水設置」により初期投資を劇的に抑えつつ、超音波計測による究極の分解能で微細な流量変化を逃さずキャッチ。取得データはクラウドへ自動集約され、現場へ赴くことなく「毎日計測」のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現します。持続可能で無駄のない水道インフラ運用を強力に支援します。

不断水設置と究極の分解能により、微小な漏水検知と毎日計測のDX化を実現するULSONA挿入式流量計

クラウド監視と空気弁の相乗効果。省人化と安定した水流環境を同時に実現

管網の安定稼働において、管内空気の確実な排出は水圧変動や有収率低下を防ぐ重要課題です。

ULSONA挿入式流量計は、空気弁(MN型短管等)と同一箇所への一体的な設置が可能です。空気弁による物理的な「安定した水流環境の確保」と、高精度な超音波計測+クラウド連携による「遠隔からの24時間監視」が強力な相乗効果を生み出します。

これにより、現場への巡回点検を大幅に削減(省人化)しつつ、空気溜まりによる突発的な異常や微細な漏水兆候をクラウド上で早期に検知。限られたリソースで最大限の安全と効率を両立する、これからの維持管理体制を実現します。

空気弁による水流の安定化とクラウド監視の相乗効果で、水道事業の省人化を実現する概念図

計測・監視・配管ケアをこの一台で。現場の課題を解決するULSONA流量計

従来の短管型電磁流量計は「流量の計測」に特化する反面、導入時の管路切断や長時間の断水、高額な維持費という新たな課題を生んでいました。

ULSONA挿入式流量計は、超音波による高分解能な「計測」、クラウド連携による24時間体制の「監視」、そして空気弁等との併設による水流安定化や、管路を傷つけない不断水施工という「配管ケア」の3つの役割を、1つのノードで実現します。

多大な工事費をかけることなく、現場が抱える複数の課題を一台でスマートに解決し、持続可能で経済的なインフラ管理の最適解を提供します。

計測・監視・配管ケアの3つの役割を1台で実現し、水道インフラ管理の最適解を提供するULSONA流量計

PDFカタログ

ULSONA流量計のご紹介
ULSONA DT
ULSONA LT
不断水設置
ULSONAクラウド
漏水調査
残留塩素濃度計付ULSONA流量計
流量計の更新

水道インフラの安定稼働を支える「完全国産」。迅速な保守サポートで長期的な安心をお約束

公共インフラである水道事業において、機器の品質安定性と、有事の際の対応力は極めて重要です。

ULSONA流量計は、開発から製造までお客様のニーズに寄り添い、一貫して国内で行う「完全国産」にこだわっています。

海外製機器で課題となりがちな「部品調達の遅れ」や「サポート体制への不安」を払拭。国内拠点からの直接対応により、日常の保守点検から万が一の故障修理まで、迅速かつ丁寧なサポートを実現します。長期間にわたる安全で安定したインフラ運用を、確かな国内体制で強力にバックアップします。

開発から製造・保守まで国内で行う完全国産体制で、インフラの安定稼働を支えるULSONA流量計

設備規模を問わない柔軟性。Φ75~Φ2000の既設管に「不断水」で対応

浄水場からの主要送水管から、市街地の配水支管まで、管路ネットワークの規模は多岐にわたります。

ULSONA挿入式流量計は、口径Φ75の小口径管からΦ2000の大口径管まで、あらゆる既設管に幅広く対応する柔軟な設計を採用しています。最大の特徴は、これらすべての口径において通水状態のまま設置・メンテナンスが可能な「不断水工法」に対応している点です。

断水による住民サービスへの影響や、大規模な管路切断工事のコストを完全に排除し、あらゆる重要拠点で迅速かつ低コストな監視ネットワークの構築を実現します。

Φ75の小口径からΦ2000の大口径まで、あらゆる規模の既設管に不断水で対応するULSONA挿入式流量計の概念図

高水圧の現場にも対応。耐水圧1MPa(10K)を誇る堅牢なステンレス設計

常に高い水圧がかかる基幹管やポンプ設備周辺においても、安全かつ安定した計測が求められます。

ULSONA挿入式流量計は、標準仕様で耐水圧1MPa(約10K/3種相当)をクリアする堅牢なステンレス設計を採用。過酷な環境下でも機器の破損を防ぎ、確実な稼働をお約束します。

(※ポンプ室等での設置実績も多数ございますが、現場の流況や配管レイアウトに応じた事前確認が重要となります。計画段階でお問い合わせいただけましたら、設置の可否を含め、専門スタッフが丁寧にサポート・ご提案いたします。)

耐水圧1MPa(約10K)の堅牢なステンレス設計で高水圧の基幹管やポンプ設備に対応するULSONA流量計

限られたスペースにも柔軟に対応。既設設備を活かすスマートな設置設計(ULSONA設置例)

水道管網の監視拠点となるマンホールや埋設ボックスは、設置スペースが限られているケースが大半です。ULSONA流量計は現場の状況に合わせた柔軟な設置設計で、これらの課題を解決します。

【省スペース設計】丸型(内径Φ600)や角型(350×450mm)など、一般的な狭い埋設ボックス内にもすっきりと収まるコンパクトな設計です。

【配管機能を維持】既存の消火栓や空気弁の場所に設置する場合でも、インフラの安全性を損なわないよう「空気弁付き短管」や「消火栓付き短管」を併せてご提案可能です。

【新設時のコスト削減】新設工事の際には、補修弁機能を内蔵したMN型製品などもご用意。現場環境に応じた柔軟なカスタマイズで、導入コストと手間を最小限に抑えます。

狭い埋設ボックスへの設置や、空気弁・消火栓付き短管を用いたULSONA流量計のスマートな設置例

空間制約をクリア!既存インフラの機能保全

スマート・ウォーター・グリッドの拡張において、地下ピットの物理的な空間制約はセンサー統合の大きな障壁となります。本システムは、現場の要件に適合する柔軟な統合を可能にしました。

【高密度フォームファクタ】Φ600の丸型や350×450mmの角型といった標準的な地下筐体へシームレスに格納可能なコンパクト設計を採用。

【既存機能の保全】稼働中の空気弁や消火栓のアクセスポイントを流用する際も、「空気弁付短管」等のハイブリッド・ユニットを提供し、本来の配管機能を維持したままセンサをデプロイ可能です。

【CAPEXの最適化】新規設計においては、補修弁内蔵のMN型ユニット等を選択することで設備投資(コスト)を抑制。スケーラブルな管網の可視化を最短ルートで推進します。

空間制約をクリアする高密度設計と、既存インフラの機能を保全するインテグレーション概念図

ULSONA流量計の取付プロセスと設置具体例。4ステップで迅速・確実な設備更新

水道管網の監視機器更新において、長期間の工期や大規模な土木工事は事業の大きな負担となります。ULSONA DT流量計は、事前の大がかりな土木工事を必要とせず、極めて迅速かつ確実に設備を更新できる設計です。現場への導入は、以下の4ステップで完了します。

【1. 現場の状況確認】対象となる管路や既設バルブの状態を調査します。

【2. アタッチメント設置】現場環境に適合する専用の接続器具を取り付けます。

【3. センサー挿入・調整】流体を止めることなくセンサーを挿入し、最適な計測状態へ調整します。

【4. 即時計測開始】設置後すぐにクラウド連携によるリアルタイム計測がスタートします。

現場の負担を最小限に抑えながら、確実なインフラ監視体制を即座に構築します。

大がかりな土木工事を必要とせず、現場の状況確認から即時計測開始まで4ステップで完了するULSONA DT流量計の取付プロセス

現場のインフラに柔軟に対応する設置スタイル。3つの代表的な具体例で予算を最小限に

サドル付分水栓、フランジ補修弁、ボール式消火栓の3パターンの既存設備を活かし、予算を最小限に抑えて設置するULSONA流量計の具体例

なぜ今、多くの事業体で「挿入式ULSONA流量計」が選ばれているのか?

「毎日の流量管理が急務だが、断水は困難であり、予算の確保も容易ではない……」そんな現場の共通課題を、ULSONAはワンストップで解決します。今、多くの水道事業体様がULSONAを選択する理由は、以下の3つのメリットに集約されます。

クラウド遠隔監視: 現場への巡回を最小限に抑え、24時間リアルタイムで監視・データ管理を効率化します。 現場の負担を軽減し、「低コスト・短期間・高機能」な次世代の水道管理体制を今すぐスタートしましょう。

不断水設置: 大がかりな土木工事を伴わず、既設の配管にそのまま設置が可能です。

既存インフラ活用: 複雑な配線工事や電源の引き直しが不要で、導入コストを劇的に抑制します。

現行インフラを最大限に活用。現場環境に応じた「選べる設置スタイル」と3つのメリット

「監視網を構築したいが、断水工事や高額な費用は避けたい」という行政・事業体様が抱える課題を、ULSONA流量計が解決します。現場の既設インフラに合わせて、以下のスタイルから最適な仕様をご選択いただけます。

消火栓への設置: 65A口金(ボール式消火栓用)

分水栓への設置: Φ50ねじ込み(サドル付分水栓用)

補修弁への設置: Φ75フランジ(補修弁用)

【事業体様が得られる3つのメリット】

1. コスト削減: 大がかりな断水工事やバイパス管敷設が不要となり、初期費用を大幅に抑制します。

2. 時間短縮: 断水に伴う事前の広報や各種手続きを省略でき、速やかな設置・稼働が可能です。

3. 住民への配慮: 水道供給を停止しないため、地域住民の生活への影響やクレームをゼロに抑えます。

土被り600mmの浅埋設インフラにも対応。高さを抑えたコンパクト設計で監視網を網羅

網羅的な漏水調査や有収率管理など、水道事業のDX化を推進する上で、「設置スペースが狭い浅埋設管(土被り600mm等)」はクラウド監視網から漏れやすいポイントでした。ULSONAの浅埋対応アタッチメントは、機器の高さを135mmに抑えることでこの課題を解決します。補修弁(フランジタイプ)上部からの設置後高さも約260mmに収まり、既存の狭い埋設ボックス内へもスッキリと収納可能です。これまで物理的なスペースの問題で流量計の設置を諦めていた現場でも、不断水でのスムーズな導入が可能となり、途切れのないクラウド遠隔監視ネットワークの構築を強力にサポートします。

土被り600mmの浅埋設インフラにも対応し、高さを約260mmに抑えて既存の埋設ボックスへ収納できるULSONAのコンパクト設計

確実かつ安全な不断水施工。Φ50サドル付分水栓へのULSONA設置プロセス

広域にわたる水道網のDX化(クラウド遠隔監視)を成功させる鍵は、「いかに素早く、多くの計測ポイントを設置できるか」にあります。ULSONA流量計は、現場に点在する既存の「Φ50サドル付分水栓」を、安全な不断水施工によって最新のデジタル計測ポイントへと変貌させます。専用アタッチメントを取り付け、センサーを差し込むわずかな手順で、即座にデータ収集網への連携が可能。大がかりな土木工事による工期遅延や予算超過を防ぎ、スピーディかつ確実に次世代のスマート水道インフラを拡張できる実践的なソリューションです。

既存のΦ50サドル付分水栓に不断水で安全に設置し、大がかりな土木工事なしで水道網のDX化をスピーディに推進するULSONA流量計の施工プロセス

既設のサドル付分水栓(Φ50)を活用した省スペース設計。管天からの高さ約380mmを実現

埋設環境における流量計の更新には、限られたスペースへの確実な対応が不可欠です。ULSONA流量計(サドル付分水栓Φ50タイプ)は、管天(水道管の上部)からシステム全体で「約380mm」という省スペースな高さを実現しています。寸法の内訳として、ULSONA流量計本体(サドルタイプ)が約240mm、ベースとなる既設のサドル付分水栓が約160〜170mm(※メーカーにより若干異なります)の構成となります。既存の設備寸法を活かしつつ、狭小な埋設ボックス内にも干渉せずに格納できる、実用性に優れたコンパクト設計です。

既存の埋設ボックス(内径Φ600)に適合。浅埋設現場での確実な設置とDX化の推進

水道網の網羅的なDX化(クラウド遠隔監視)を推進する際、最大のネックとなるのが「機器の設置スペース」です。ULSONA流量計は、そのコンパクトな設計により、一般的な内径Φ600の埋設ボックス内へスマートに収まります。管天からわずか約380mm(アタッチメント上部からは約235mm)の高さで設置可能なため、これまでスペースの問題で流量計の導入やデータ連携を諦めていた浅埋設の現場でも、不断水での設置が容易です。都市部の狭小な管路環境も、即座にデジタルデータ収集のネットワークへ組み込むことができます。

一般的な内径Φ600の埋設ボックス内にスマートに収まる管天から約380mmのコンパクト設計で、浅埋設現場のDX化を推進するULSONA流量計

確実かつ安全な不断水施工。Φ50サドル付分水栓への設置手順と注意事項

ULSONA流量計は、水道の供給を止めることなく安全に設置が可能です。既設の「Φ50サドル付分水栓」への具体的な設置プロセスは、以下の7ステップで行います。
【1】サドル付分水栓の上部キャップを外す(キャップを反時計回りに回して外します)
【2】ULSONAアタッチメントを取り付ける(キャップの代わりに時計回りに回して取り付けます) 【3】サドル分水栓のボール弁をゆるやかに開く(水がアタッチメント内にゆっくりと流れるようにします)
【4】アタッチメント内の水を確認(内部に水が十分に入っていることを確認します)
【5】ボール弁を閉めて空気を抜く(水漏れがないことを確認後、弁を閉めて内部の空気を抜きます) 【6】15分~30分待つ(エイジング)(センサーと水温が適切に調整されるまで待機します)
【7】ボール弁を全開にしてセンサーを取り付ける(弁を全開にし、センサーをしっかりと取り付けます)
[※安全施工のための注意事項]
・常に水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。 ・エイジング(水温調整)中は、流量計を動かしたり振動を与えたりしないでください。

既存の補修弁を有効活用。Φ75/Φ100フランジ接合による確実な不断水施工プロセス

既設の空気弁などを撤去したあとのスペースや、既存の補修弁を有効活用した設置プロセスです。ULSONA流量計は、Φ75またはΦ100のフランジ補修弁に対し、専用アタッチメントをボルトで強固に固定します。水道のフランジ規格(7.5K又は10K)に適合したアタッチメントを使用するため、水圧に対する高い安全性と止水性を確保。大がかりなバイパス工事を回避する「不断水施工」でありながら、長期間にわたり極めて安定した流量計測環境を維持し、法令で求められる日々のデータ管理を強固にバックアップします。

既設の空気弁撤去跡や既存補修弁(Φ75/Φ100)を有効活用し、規格適合フランジとボルトで安全・確実に不断水施工を行うULSONA流量計

既存の補修弁を活用した浅埋設対応。内径Φ600ボックスへの確実な収納とDX推進

水道事業のDX化(クラウド遠隔監視)を網羅的に進める際、機器の設置スペース確保が大きな障壁となります。ULSONA流量計(フランジタイプ)は、その極めてコンパクトな設計により、一般的な内径Φ600の埋設ボックス内へスマートに収まります。既存のΦ75補修弁を利用した場合、バルブ上部からわずか約260mmの高さで設置が可能。これまでスペースの制約でデータ連携を諦めていた浅埋設の現場でも、不断水でのスムーズな導入が実現し、都市部の狭小な管路環境も即座にクラウド監視網へ組み込むことができます。

一般的な内径Φ600の埋設ボックスに確実に収納でき、補修弁上部から約260mmの高さで浅埋設現場のDXを推進するULSONA流量計フランジタイプ

確実かつ安全な不断水施工。フランジ補修弁(Φ75・Φ100)への設置手順と注意事項

ULSONA流量計は、大規模な断水工事を伴わずに安全な設置が可能です。既存の「Φ75またはΦ100フランジ補修弁」への具体的な設置プロセスは、以下の7ステップで行います。
【1】専用特殊フランジの取り付け(アタッチメント下部にねじ込み、しっかりと固定します)
【2】補修弁フランジへのアタッチメント固定(アタッチメントと補修弁フランジをM16又はM20のボルトナットで固定します)
【3】補修弁のボール弁をゆるやかに開く(水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開きます) 【4】アタッチメント内の水を確認(内部に水が十分に入っていることを確認します)
【5】アタッチメント内の空気を抜く(ボール弁を少し開いた状態で、アタッチメント上部のグランドボルト4本を緩めて空気を抜きます)
【6】15分~30分待つ(エイジング)(センサーと水温が適切に調整されるまで待機します)
【7】センサーを挿入し固定する(ボール弁を全開にして計測位置までセンサーを挿入後、封水グランドボルト4本をしっかり締めます)
[※安全施工のための注意事項]
・常に水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。 ・エイジング(水温調整)中は、流量計を動かしたり振動を与えたりしないでください。

既存のボール式消火栓を有効活用。65A町野口金へのワンタッチ不断水施工

広域な水道網のDX化(クラウド遠隔監視)を迅速に進めるため、ULSONAは驚くほどシンプルな設置プロセスを実現しました。既存の「Φ75ボール式消火栓(65A町野口金)」に対し、センサーを上から差し込むだけで確実な固定が完了します。文字通り「ワンタッチ」の不断水施工により、現場の消火栓が即座に最新のクラウド監視ポイントへと変貌。特殊工具も事前の配管加工も一切不要なため、漏水調査や有収率管理のためのデジタルネットワークを、限られた工期と予算の中で圧倒的なスピードで拡張できます。

既存のボール式消火栓(65A町野口金)を有効活用し、特殊工具不要のワンタッチ不断水施工でクラウド監視網を迅速に拡張するULSONA流量計

ボール式消火栓を活用した設置寸法。内径Φ600ボックスへの確実な収納と網羅的なDX推進

網羅的な漏水調査や有収率管理など、水道事業のDX化(クラウド遠隔監視)を推進する上で、既存の消火栓インフラの活用は最短ルートです。ULSONA流量計は、Φ75ボール式消火栓(65A町野口金)にワンタッチで接続できるだけでなく、設置後の高さも消火栓上部から約300mmに抑えられています。一般的な内径Φ600の埋設ボックスにそのまま収納できるため、新たな設置スペースを確保する土木工事は一切不要です。スペースの制約を跳ね除け、途切れのないスマートな水道監視ネットワークを迅速に構築します。

一般的な内径Φ600の埋設ボックスに確実に収納でき、消火栓上部から約300mmのコンパクト設計でDX化を推進するULSONA流量計

確実かつ安全な不断水施工。65A町野口金(ボール式消火栓)への設置手順と注意事項

ULSONA流量計は、特殊な工具や事前の配管加工を必要とせず、安全な設置が可能です。既存の「Φ75ボール式消火栓(65A町野口金)」への具体的な設置プロセスは、以下の7ステップで行います。
【1】アタッチメントへの65A町野口金取り付け(アタッチメント下部に65A町野口金を取り付け、しっかりと固定します)
【2】消火栓の吐出口へのアタッチメント取り付け(ボール式消火栓の吐出口へ、アタッチメントを確実に取り付けます)
【3】消火栓の開閉キャップを少し開けて水を流す(水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開けます)
【4】アタッチメント内の水を確認(内部に水が十分に入っていることを確認します)
【5】ボール弁を閉めて空気を抜く(水漏れがないことを確認後、ボール弁を閉めてアタッチメント内の空気を抜きます)
【6】15分~30分待つ(エイジング)(センサーと水温が適切に調整されるまで待機します)
【7】ボール弁を全開にしてセンサーを挿入する(ボール弁を全開にし、センサーをアタッチメントへしっかりと挿入します)
[※安全施工のための注意事項]
・常に水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。 ・エイジング(水温調整)中は、流量計を動かしたり振動を与えたりしないでください。

高精度なクラウド監視を支えるセンサー構造。導入前に必須となる消火栓タイプの適合条件

既存の消火栓を利用したULSONA流量計の設置は、クラウド監視網を迅速に構築する上で非常に有効ですが、事前の「バルブ構造の確認」が必須となります。ULSONAのセンサーロッドは、高精度な計測と耐久性を維持するため、曲がらない直線的な構造となっています。そのため、内部で流路が曲がっている「ケレップ式消火栓(JWWA B 103準拠)」には物理的にセンサーの挿入ができず、取付不可となります。導入計画を立てる際は、対象の計測ポイントが直管で挿入可能な「ボール式消火栓(JWWA B 135準拠)」であるかを必ずご確認ください。

高精度と耐久性を維持する直線的なセンサー構造のため、内部が曲がったケレップ式(不可)と直管のボール式(適合)を比較した適合条件図

センサーロッドの特性と操作について。安全な設備更新のための消火栓適合規格(JWWA B 135)

【重要:消火栓への設置に関するご注意】ULSONA流量計のセンサーロッドは、高精度な計測を維持するため剛性の高い直管(ストレート)構造となっております。設置時にセンサーを上下に稼働させて挿入を行いますが、構造上「伸縮(伸び縮み)」はいたしません。この堅牢な直管特性が高精度な計測を担保する一方で、内部流路が屈曲している「ケレップ式消火栓(JWWA B 103準拠)」には、挿入時に内部干渉を起こすため物理的に設置ができません。現場での施工トラブルを未然に防ぎ、安全に設備更新を行っていただくため、導入計画段階で対象の計測ポイントが直管で挿入可能な「ボール式消火栓(JWWA B 135準拠)」であることを必ずご確認ください。

高精度計測を担保する伸縮しない直管構造のため、内部が屈曲したケレップ式は干渉により設置不可となり、直管のボール式消火栓(JWWA B 135)のみ適合することを示す図解

安全な設備更新のための必須確認事項。消火栓の適合規格リスト

ULSONA流量計は、現場のインフラに応じた3つの取付工法をご用意しております。そのうち「消火栓」を利用した設置において、安全かつ確実な計測を実現するため、適合する消火栓の規格が厳密に指定されています。流量計の破損や施工トラブルを防ぐため、導入計画段階で対象の計測ポイントが以下の「適合規格」を満たしているかを必ずご確認ください。皆様に安全に、そして長期間安定してシステムをご利用いただくための極めて重要な確認ステップとなります。

適合性消火栓タイプ規格要件
適合(設置可能)ボール式消火栓JWWA B 135タイプ
非適合(設置不可)ケレップタイプの消火栓JWWA B 103
JWWA B 103準拠タイプ

断水トラブルと工事費を大幅カット。3種の既設設備を活かす「不断水設置」

水道インフラの更新や監視網の構築において、地域住民への「断水周知」やそれに伴うクレーム対応は、事業体にとって大きな負担となります。ULSONA流量計は、インフラを止めることなく設置できる「不断水工法」に標準対応し、これらの課題を根本から解決します。最大の強みは、「サドル付分水栓(50A)」「フランジ(Φ75)」「ボール式消火栓(65A口金)」という3パターンの既設設備へそのまま取り付けが可能な点です。大がかりなバイパス工事や配管切断に伴う高額な費用を大幅に削減。多様な現場環境にスピーディーに適合し、作業員の負担と工期を最小限に抑える、極めて実用性の高い設計です。

サドル付分水栓、フランジ、ボール式消火栓の3種の既設設備を活かし、断水なしで設置できるULSONA流量計の施工例

不断水での流量計更新。既設配線・電源の流用でコストを最小化

水道法改正に伴い、管網の有収率向上や漏水調査に向けた「継続的な流量監視」がこれまで以上に重要視されています。ULSONA流量計は、管路を止めない「不断水設置」に対応するだけでなく、既設の電源設備や信号配線(DC4-20mA、DC1-5V、AC/DC電源等)をそのまま流用できる高い互換性を備えています。取引証明用(計量法承認品)ではなく、監視・調査を目的とした挿入式流量計であることの特性を最大限に活かし、高額な設備更新の予算と工期を大幅に圧縮。現場の負担を抑えつつ、確実なインフラ監視体制を構築する合理的な解決策をご提案します。

既設の電源や配線を流用し、不断水で低コストに流量計を更新するULSONAの設置イメージ

既設配線との高い互換性と多様な電源オプション。不断水アタッチメントで主要管路を確実に監視

ULSONA流量計は、導入コストを抑えつつ確実なインフラ監視を実現するため、3つの強みを備えています。

【1. 既設配線との高い互換性】 アナログ(DC4-20mA、DC1-5V)およびパルス出力の両方に対応しており、既設の計装盤を活かしたまま最新のクラウド監視システムへの統合が可能です。

【2. 多様な電源供給オプション】 常設タイプはAC/DCマルチ電源仕様(AC100V、DC100V等)に対応。さらにポータブルタイプは専用バッテリーでの駆動も可能であり、電源確保が困難な現場でも水道DXを強力に推進します。

【3. 不断水での設置アタッチメント】 補修弁、消火栓(ボール式)、サドル付分水栓など、現場のインフラに合わせた豊富なアタッチメントをご用意。断水が不可能な主要管路においても、安全かつ確実な流量監視を実現します。

ULSONA流量計の導入ステップ。既設インフラを最大限に活用する機器構成

水道法改正に伴う日々の継続的な計測義務化に対し、最も現実的で信頼性の高い選択肢をご提案します。ULSONA流量計は、計量法非承認品(監視・調査用途の挿入式)の利点を最大限に活かし、既存の配管設備をそのまま利用したスマートな更新を可能にします。導入フローは、現場に最適な機器構成の選定から、豊富なアタッチメントを活用した設置まで、わずか3つのステップで完了。特に、既存の信号出力(DC4-20mA、DC1-5V)やAC/DCマルチ電源へ標準対応しているため、既設制御盤の大がかりな改修コストを大幅に抑制します。

既存の配管設備や制御盤を流用し、3つのステップで完了するULSONA流量計のスマートな導入・機器構成

水道事業DX化への第一歩。クラウド監視を支えるULSONAの不断水設置技術

水道業界における漏水調査の効率化やスマート水道の実現には、リアルタイムでデータを取得する「クラウド監視」への移行、すなわちDX(デジタルトランスフォーメーション)化が欠かせません。ULSONA流量計は、サドル付分水栓などの既存インフラへ断水を伴わずに後付けできる「不断水設置」に対応しており、現場のデジタル転換を即座にサポートします。従来の大規模工事から脱却し、既存の配線や電源を流用しながらネットワーク対応の計測環境を構築。複雑な制約を抱える現場においても、最小限の付帯工事で高度なクラウド監視体制への移行を可能にします。

既存インフラへの不断水設置と配線流用により、最小限の工事で水道事業のDX化とクラウド監視を実現するULSONA流量計

過酷な環境を耐え抜く堅牢設計。安定したIoT連携を支える国産品質

水道インフラにおける通信機器は、地下ピットでの冠水や落雷などの過酷な環境に晒されます。

ULSONA流量計は、最高等級である「IP68相当」の防水性能と、サージ(過電圧)から機器を保護する「耐雷設計」を標準装備。クラウドへの安定したデータ送信を物理的な面から強固に守り抜きます。

さらに、開発から製造まで一貫した「完全国産」体制により、万が一のトラブル時も国内拠点から迅速な部品供給と保守サポートを提供。24時間365日のインフラ監視を、確かな品質と対応力で支えます。

IP68相当の防水性能と耐雷設計を備え、完全国産による迅速なサポートを提供するULSONA流量計

支管から基幹管まで1台でカバー。Φ75~2000mmに対応する柔軟なセンサー構成

水道管網における計測ポイントは、現場によって管径が大きく異なります。

ULSONA挿入式流量計は、DT1からDT3まで3種類の専用センサータイプをご用意。Φ75の配水支管から、Φ2000に及ぶ浄水場クラスの主要基幹管まで、インフラの規模を問わず1つのシステムでシームレスに対応可能です。

現場の条件に合わせた最適なセンサーを選択することで、無駄のない効率的な導入を実現し、広域かつ正確な管路監視ネットワークの構築を支援します。

DT1からDT3までの3つのセンサータイプで、Φ75の支管からΦ2000の基幹管まで対応するULSONA流量計の構成図

多様な現場環境に適応。ULSONA流量計の基本仕様

水道インフラの安定監視には、あらゆる設置環境や流況の変動に耐えうる基本性能が不可欠です。

ULSONA流量計は、上水から工業用水まで幅広い流体に対応。センサー部は「IP68」の完全防水構造を採用し、地下ピットでの万が一の水没や多湿環境下でも長期的な耐久性を発揮します。

さらに、測定流速範囲は「±20 m/sec」を誇り、微小流量から高速流までを高精度に検知。管網の運用変更に伴う「逆流(双方向)」の計測にも標準で対応しており、複雑化する管網ネットワークの動態を正確に把握・管理することが可能です。

水没に耐えるIP68防水と双方向計測(±20m/sec)に対応し、多様な環境に適応するULSONA流量計の基本仕様

標準装備の多彩なネットワーク。現場の負担を減らすクラウド遠隔監視とDX推進

水道事業の持続可能性を高めるためには、現場への巡回業務を削減する遠隔監視体制の構築が急務です。

ULSONA流量計は、従来のアナログ(4-20mA)やパルス出力に加え、産業用標準ネットワークであるModbus(RS485)通信機能を「標準装備」しています。既存の監視システム(SCADA等)への組み込みや、最新のクラウドシステムとの連携がスムーズに行え、高額な追加オプション費用を抑えた合理的なシステム構築が可能です。

これにより、現場の負担を大幅に軽減し、インフラ管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進します。

アナログ、パルス、Modbus通信を標準装備し、クラウド遠隔監視と現場のDXを推進するULSONA流量計

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

圧倒的な高精度とコスト縮減を両立。現場の運用を最適化する3つの強み

水道事業の健全な運営には、正確なデータ把握と維持管理コストの削減が不可欠です。ULSONA流量計は現場の課題を以下の3点で解決します。

【1. 業界最高レベルの精度】0.003m/secという微小な漏水兆候から高速域まで、流量精度±0.5%RD(※流速0.5m/sec以上)で正確に計測します。

【2. コスト削減】既設の補修弁等にそのまま設置できるため、大がかりな設備改修費用を大幅に抑えられます。

【3. 運用の効率化】正・負の双方向計測に標準対応。さらに「不断水」のままゼロ校正が可能なため、メンテナンス時の断水リスクや調整トラブルを未然に防ぎます。

業界最高レベルの精度、既設弁活用によるコスト削減、不断水ゼロ校正による運用効率化を実現するULSONA流量計

超音波テクノロジーで漏水を逃さない。高精度計測で水資源を効率運用

水道インフラの有収率を向上させるためには、根拠のある正確な流量データが不可欠です。ULSONA流量計の心臓部には、超音波の伝搬時間差を利用する「トランジットタイム式」を採用しています。

流れに沿って放たれる超音波と、逆らって放たれる超音波。この2つの到達時間の「わずかな差」を精密に演算することで、業界トップレベルの高精度な流量測定を実現します。

微小な漏水兆候も見逃さない確かなテクノロジーが、限りある水資源の無駄のない効率的な運用を根底から支えます。

超音波の伝搬時間差(トランジットタイム式)を利用し、高精度に流量を計測するULSONAの原理図

老朽化した配管でも正確に計測。サビや汚れの影響を受けない独自センサー

稼働から長年月が経過した鋳鉄管などでは、管内壁のサビやスケール(付着物)が超音波を減衰させ、正確な計測を阻害する要因となります。

ULSONA挿入式流量計は、接液部材に高耐久なステンレスを全面採用し、汚れが付着しにくい独自形状のセンサーを搭載。老朽化した過酷な配管環境においても超音波の減衰を最小限に抑え、長期にわたり安定した高精度計測を実現します。

大規模な管路更新までの延命措置や、日常的な維持管理モニタリングに最適な、現場に寄り添う設計です。

老朽化した鋳鉄管のサビや汚れの影響を受けず、安定した高精度計測を実現するULSONA独自センサー

独自のスリット構造による計測。管内環境に依存しない安定稼働を実現

水道管の材質や経年劣化の度合いは現場ごとに異なり、これまで正確な流量計測の障壁となっていました。

ULSONA流量計は、センサー先端に独自の「スリット構造」を採用。機器の内部空間のみで超音波計測を完結させる画期的な仕組みにより、経年管特有の内壁のサビやスケール(付着物)、さらには配管材質の違いによる影響を一切受けません。

老朽化したインフラ設備にもそのまま導入可能であり、現場環境に依存しない極めて安定したデータ取得を実現。水道事業の持続可能な維持管理を強固に支えます。

IP68クラスの環境耐性。極限インフラを支える防水設計とBCP対策

地下ピットやマンホール内での流量監視において、ゲリラ豪雨等による予期せぬ冠水は重大な懸念事項です。ULSONA流量計は、防塵・防水の最高等級「IP68相当」の性能を保持しています。

(※常時稼働を水中で行う仕様ではありませんが、万が一の水没時でも機器内部への浸水を防ぎ、故障リスクを大幅に低減します。)

激甚化する気象災害から通信機器を守り、BCP(事業継続計画)の観点からも極めて有効な、高信頼のインフラ監視デバイスです。

局地的大雨によるフラッディングから内部回路を保護する、IP68準拠のフェイルセーフ設計概念図

JICA・JETROを通じた国際実績。世界が認める品質と信頼性

水道インフラを支える機器には、いかなる環境下でも揺るがない絶対的な信頼性が求められます。ULSONA流量計は、JICA(国際協力機構)およびJETRO(日本貿易振興機構)の支援事業に採択され、トルコ(イスタンブール)やシンガポールの浄水場など、世界の重要インフラにおいて多数の導入実績を誇ります。海外の過酷な環境下でも安定して稼働する「圧倒的な耐久性」と、設置・運用が容易な「メンテナンス性の高さ」が評価の決め手となりました。世界基準の厳しい審査をクリアした高精度な計測技術で、国内自治体様の水道インフラDX化にも確かな安心と実績をお約束します。

JICAやJETROの支援事業に採択され、世界の重要インフラで活躍するULSONA流量計の国際実績

グローバル・スタンダードの証明。JICA/JETROが認めた高可用性ノード

スマート・ウォーター・ネットワークの構築において、デバイスの環境耐性と稼働実績は極めて重要なファクターです。本システムは、JICAおよびJETROの厳格な技術評価をクリアし、トルコやシンガポールをはじめとする海外のクリティカルな浄水ファシリティへデプロイされています。グローバルな過酷環境を耐え抜く「ヘビーデューティーな設計」と、運用負荷を最小化する「アジャイルなメンテナンス性」が世界市場で高く評価されました。インターナショナルな現場で実証されたこの揺るぎないスタビリティが、国内の管網DXを安全かつ確実な成功へと導きます。

トルコやシンガポールの浄水施設へデプロイされ、グローバルな過酷環境を耐え抜くULSONAの稼働実績

現場環境に最適なデータ転送を。2つの通信方式による柔軟なインフラ構築

弊社では、現場の通信インフラ状況や維持管理予算に柔軟に対応するため、「クラウド通信(広域キャリア回線)」と「無線通信LPWA(LoRa)」という2つのデータ転送方式をご用意しております。山間部の水源地におけるオフグリッド環境から、市街地の広範な管網まで、それぞれの設置環境に最適な通信ネットワークの構築を包括的にサポートいたします。

既存インフラを活用した広域クラウド監視網。漏水対策と有収率の抜本的向上

水道事業の有収率を抜本的に向上させるためには、管路網全体を「面」で捉える広域な監視ネットワークが不可欠です。ULSONA流量計は、街中に点在する「ボール式消火栓」「サドル付分水栓」「補修弁」といった既存のインフラ設備へそのまま設置が可能。地下で取得した高精度な計測データは、無線通信により「ULSONA CLOUD」へ直接送信され、24時間体制のリアルタイム監視を実現します。大規模な土木工事を伴わずに計測拠点をスピーディに増設できるため、費用対効果に優れた強靭な漏水対策と、持続可能な事業運営を力強くサポートします。

街中のボール式消火栓や補修弁を活用し、大規模工事なしで広域クラウド監視網(ULSONA CLOUD)を構築する漏水対策イメージ

水道事業の健全な経営に向けて、漏水の早期発見と有収率の向上は喫緊の課題です。ULSONA流量計は、既設の空気弁(消火栓)や補修弁、サドル付分水栓などを有効活用し、大規模な管路切断(断水)を伴わずに設置が可能です。このスマートな設置手法と、微小な流量変化も逃さない「超高精度な計測技術」、そして24時間体制の「クラウド・リアルタイム監視」を組み合わせることで、迅速な異常検知を実現。インフラ維持管理の効率化と、有収率向上という事業課題の解決を確かな技術でサポートいたします。

高い通信安定性と導入コストの大幅削減。既存の携帯キャリア回線を活用

広域なクラウド監視システムを構築する際、新たな通信インフラの整備はコストと工期の大きな壁となります。ULSONAのシステムは、データの伝送に実績ある「ソフトバンク・KDDIの携帯キャリア通信網」を標準利用。独自のアンテナ設置や専用回線を引く土木工事が一切不要なため、導入にかかる初期費用と期間を大幅に縮減可能です。日本の広範なエリアをカバーする大手商用キャリアの強靭なインフラを活用することで、途切れることのない確実で安定した監視体制を構築。現場の流量データを最短1分間隔の高頻度でクラウドへダイレクト送信し、GPSによる正確な位置情報と連動させることで、広域管網の動態を常時可視化する次世代型の漏水調査インフラを提供します。

独自のアンテナ設置工事が不要で、ソフトバンクやKDDIの携帯通信網を活用し低コストでクラウド監視を実現するULSONAシステム

安定したデータ連携と高度な管理機能。インフラ維持を支えるULSONAクラウドの5大特長

地下のインフラ状況を正確に把握するためには、安定した通信と高度なデータ管理システムが不可欠です。ULSONAシステムは、実績ある携帯キャリア回線(ソフトバンク・KDDI)を利用してデータを確実・安全に伝送。集約されたデータは「ULSONAクラウド」にて一元管理され、実務を強力にサポートする5つの主要機能を備えています。異常を即座に把握する「リアルタイムデータ監視」や、傾向分析に不可欠な「長期間データ保存」はもちろん、「最短1分間隔のデータ収集」による高解像度な状況把握を実現。さらに、「GPSによる地図上位置表示」で現場の特定を容易にし、「CSVファイルダウンロード」機能により日報や報告書作成の業務効率化に大きく貢献します。

携帯キャリア回線で安全にデータを伝送し、リアルタイム監視やCSV出力など5つの主要機能を備えたULSONAクラウド

場所を選ばない監視体制の構築。マルチデバイス対応による迅速な初動対応と危機管理

管路の異常に対して迅速な初動対応をとるためには、監視データへのアクセシビリティが極めて重要です。「ULSONAクラウド」はマルチデバイスに対応しており、庁舎内のパソコンはもちろん、現場に出向いている担当者のスマートフォンやタブレットからも、リアルタイムで同一の監視画面を確認できます。これにより、「現場にいながら過去のデータ推移を確認する」「アラーム受信時に外出先から即座に状況を把握する」といった機動的な運用が可能になります。24時間365日、特定の端末や場所に縛られない柔軟な監視体制が、業務効率の大幅な向上と、より確実なインフラ管理(危機管理体制の強化)を支援します。

庁舎のパソコンや外出先のスマートフォンなど、マルチデバイスで24時間365日の柔軟な監視体制を構築するULSONAクラウド

確実なデータ連携を実現するシステム構成。取得から監視までの途切れないフロー

強靭なインフラ管理には、現場の計測機器から管理者の端末に至るまで、遅滞のない確実なデータ連携が求められます。本図は、ULSONAシステムの全体的な構成フローを示しています。水源や管路に設置された「ULSONAセンサー」が取得した高精度なデータは、まず「ULSONAクラウド」へと安全に集約・蓄積されます。その後、安定した「携帯キャリア回線」およびインターネット接続を経由し、遠隔地にいる管理者様の「デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)」へとリアルタイムに配信。この一貫したシステム構成により、情報伝達のタイムラグを防ぎ、迅速かつ的確な初動対応を可能にします。

水源のULSONAセンサーからクラウド、携帯回線を経てPCやスマートフォンへリアルタイムにデータを連携するシステム構成フロー図

ローカルDXを推進する次世代IoT通信「LPWA」|圧倒的な省電力とコスト抑制の両立

特定の地域や施設周辺のスマート化に特化して力を発揮するのが「LPWA(LoRa)技術」です。この通信技術は、極めて少ない電力(省電力)でのデータ送信を可能にし、電源確保が困難な地下環境での継続的なDX推進を支えます。

地域密着型のネットワーク: 見通しの良い直線距離で最大「約10km」をカバー。管轄エリア内に密着したローカルIoT網を形成し、効率的なデータ収集を実現します。

通信コストのゼロ抑制: LoRa無線システムの採用により、月額通信料の負担を解消。ランニングコストを大幅に削減します。

通信コストをゼロに抑えるLoRa無線ユニットと、半径10km圏内をカバーする地域密着型ローカルIoTネットワークの構成イメージ図

携帯キャリア回線に依存しない「自律型ネットワーク」の構築により、毎月の通信コストをゼロ化すると同時に、外部インフラの障害に左右されない強固な管理体制を実現します。驚異的な省電力設計により、電源確保が困難な地下環境でも長期運用が可能。10km圏をカバーする長距離伝送性能が、広域にわたる水道網のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を低コストかつ確実に拡張します。

独自のローカルIoT網を構築する「LoRa」|高頻度データ収集と省電力の両立

浄水場やポンプ場周辺など、特定の管理エリア(10km程度)の集中監視において、最も費用対効果を発揮する通信規格が「LoRa(ローラ)」です。

  • 通信コストのゼロ抑制: 特定小電力無線帯域を利用するため、無線局免許が不要です。独自のネットワークを構築することで月額費用が発生せず、ランニングコストの低減に大きく寄与します。
  • インフラ工事の不要化: 優れた省電力設計によりバッテリーでの長期稼働が可能。電源確保や通信ケーブルの敷設工事は不要です。
  • 高密度なデータ収集: 最短1分間隔でのデータ取得を実現。限られた予算内で、持続可能かつ確実な監視ネットワークの構築を強力に支援します。

インフラ未整備エリアを網羅するLoRa通信|システム構成とデータの流れ

スマートインフラの構築は、都市部だけに留まりません。本システムが示すように、山間部の水源地や広大な敷地においても、LoRa無線を活用することで自立したローカルIoTネットワークの構築が可能です。

  • シームレスな伝送: 末端の水源に設置された「ULSONAセンサー」から「LoRa無線」を介し「監視システム」まで、商用キャリア網に依存しない確実なデータ伝送を実現します。
  • LPWA技術の活用: 省電力で広範囲な通信(LPWA)に特化した規格を採用。電源や通信回線の確保が困難な「オフグリッド環境」での高度なDX化を推進します。
  • 免許不要の独自網: 特定小電力無線帯域を利用するため無線局免許は不要。日本全国あらゆる場所のインフラデータを低コストで可視化します。

持続可能な水道事業運営を支援|ULSONA導入で期待される6つの効果

管路の老朽化対策と財政の健全化は、現代のインフラ管理における最重要課題です。ULSONA流量計の漏水検知システムは、単なる異常発見にとどまらず、水道事業運営全体に多角的な効果をもたらします。ダブルチェックによる早期特定を起点に、維持管理の効率化からSDGsへの貢献まで、次世代へ向けた強靭なインフラ基盤の構築を強力に支援します。

効果の柱具体的なメリット
1. 早期・確実な特定微小流速検知により、潜在的な漏水を拡大前に発見。
2. 経済的メリット通信費・作業コストの削減により、管理予算を最適化。
3. 維持管理の効率化遠隔一元管理で、現場巡回の負担と人的ミスを軽減。
4. データ活用蓄積データに基づいた、精緻な維持管理計画の策定。
5. 安心感の向上24時間監視体制による、地域住民への信頼性向上。
6. 資源保全・環境貢献水資源の浪費防止を通じたSDGs(目標6・11)への貢献。

ULSONA流量計のご紹介(ULSONA DT / ULSONA DT)

不断水で設置可能なULSONA流量計のご紹介(22ページ)の表紙画像です。
ULSONA流量計のご紹介
ULSONA DT
ULSONA LT
不断水設置
ULSONAクラウド
漏水調査
流量計の更新
残留塩素濃度計付ULSONA流量計

ULSONA LT 流量計 

不断水で設置可能なULSONA LT流量計のイメージ画像です。

高精度±0.5~0.8%が支える、水道インフラの確かな未来

ULSONA LTは、既存のインフラを最大限に活用し、断水不要での設置を可能にした挿入式超音波流量計です。最新の超音波技術により、従来の電磁式では困難だった低流速域の精密測定を実現。現場の技術力と最先端のデバイスが、持続可能な水道管理をバックアップします。

上段にULSONA LTの設置現場とタッチパネル式コントローラの写真、下段に「守る、繋ぐ、未来の水。」というキャッチコピーと共に微笑む2人の女性社員のイメージ画像

ULSONA LT流量計の特徴(詳細)

水道管理の高度化を実現する「ULSONA LT」の技術的特長と運用メリット

ULSONA LTは、既存インフラを最大限に活用し、断水不要での設置を可能にした挿入式超音波流量計です。最新の超音波技術により、従来の電磁式では困難だった低流速域の精密測定を実現。また、クラウド遠隔監視システムとの併用により、流量・水圧・水質の一元管理を可能にします。

項目仕様・特長
対応管径Φ75 ~ Φ350
流速分解能0.003 m/sec(極微小流量に対応)
測定精度±0.8%(流速0.3 m/sec以上にて保証)
保護等級IP68相当(オールステンレス製・完全防水)
多機能計測流量(正・負双方向)、流体温度、GPS位置情報
通信・出力4-20mA、パルス出力、MODBUS、SDカード保存、クラウド連携

製品仕様&ソリューション|ULSONA LT流量計

挿入型超高精度超音波流量計「ULSONA LT」の製品カタログです。一段と低消費電力化を実現した本モデルの基本構成をはじめ、視認性に優れた計測画面や、可搬性に優れたポータブルセットなど、導入検討に不可欠な情報を分かりやすく図解しています。庁内での比較検討や、維持管理計画の設計参考資料として幅広くご活用ください。

ULSONA LTの基本構成図、低消費電力化された計測ユニット、および庁内説明資料に最適なポータブルセットの製品カタログイメージ

製品仕様&ソリューション|ULSONA DT 流量計

挿入型超高精度超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)」の製品ラインナップです。低消費電力化を実現した最新モデルの基本構成や、直感的なタッチパネル操作、可搬性に優れたポータブルセットなど、導入検討に不可欠な情報を網羅しています。現場のインフラを止めることなく、精緻なデータ計測を可能にする技術詳細は、こちらのカタログ図解をご参照ください。

不断水で設置可能なULSONA DT流量計のカタログ1の表紙画像です。
不断水で設置可能なULSONA DT流量計のカタログ2の表紙画像です。
不断水で設置可能なULSONA LT流量計の製品紹介(10ページ)の表紙画像です。

残留塩素濃度計付流量計ULSONA

安全と効率を両立する水質・水量統合監視|残留塩素濃度計付モデル

適切なインフラ管理において、管路網の保全(水量・水圧)と並び、安全な給水を担保する水質管理(残留塩素・水温)は不可欠な業務です。本製品は、これら4項目のリアルタイム統合監視を実現する「残留塩素濃度計付 ULSONA流量計」です。H400×W200×D162というコンパクトな筐体でありながら、実績と信頼性の高い「ポーラログラフ法」を採用し、現場環境を選ばず安定した高精度測定を可能にします。取得したデータはGPS位置情報とともにクラウドへ自動送信されるため、定期的な現場巡回・採水業務の省力化と、包括的な維持管理コストの削減に大きく貢献します。

監視項目測定方式 / 機能
残留塩素濃度ポーラログラフ法(高精度・高安定)
流量・流速超音波挿入式(ULSONAテクノロジー)
水圧・水温リアルタイム・マルチセンシング
データ管理GPS位置情報付与・クラウド自動送信
千代田工業のロゴ入りTシャツを着用した女性社員が、設置不適合条件(ケレップ式消火栓など)に対して腕をクロスして「✕」印を作り、注意を促しているポートレート。

1拠点で管路を包括監視。多項目統合センシングによる設備投資の合理化

監視カテゴリー取得可能なデータ項目従来との比較
管路保全流量・流速・水圧個別の水圧計設置が不要に
水質管理残留塩素濃度・水温巡回採水業務の自動化
資産管理GPS位置情報・稼働ログ1拠点に全情報を集約

限られた予算と人員で広範な管路網を適切に維持管理するためには、データの集約と設備投資の合理化が不可欠です。ULSONAシステムは、1つのアクセスポイント(サドル付分水栓等)にセンサーを設置するだけで、「流量」「流速」「水圧」といった管路の物理的データに加え、「水温」「残留塩素濃度」といった水質データまでを同時に取得可能です。目的の異なる複数の計器を個別に設置・維持するコストと手間を大幅に削減し、効率的かつ高度なインフラ一元管理体制の構築を強力に支援します。

PDFカタログ

残留塩素濃度計付ULSONA
ULSONA LT
ULSONA DT
ULSONAクラウド
不断水設置
漏水調査
ULSONA流量計のご紹介
残留塩素濃度計付ULSONA流量計

補修弁

その他

   

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

不断水で設置可能なULSONA流量計のお問い合わせ先を掲載した画像です。

潜在的な漏水を逃さない高精度計測|有収率向上を支える微小流速検知

水道事業の健全な経営において、管路の老朽化に伴う「見えない漏水」への対策は喫緊の課題です。ULSONA流量計は、0.003m/sという超高感度な微小流速検知技術を搭載。従来の流量計では「流量ゼロ」として処理され、見逃されていた深夜帯等の微細な漏水を正確に捕捉します。精密なデータをクラウドで24時間蓄積・分析することで、人間の目視点検では不可能な「異常の予兆」を早期に抽出。水資源のロスを最小限に抑え、事業の要である「有収率の向上」と「維持管理コストの最適化」を強力にサポートします。

0.003m/sの微小流速を検知し、深夜最小流量(MNF)のわずかなドリフトから漏水リスクを顕在化させる高精度データ解析のイメージ

インフラDXの真価は、高精度な物理層データによる「予兆検知」にあります。ULSONAは、0.003m/sの微小流速まで検知可能な高感度トランスデューサーを搭載し、デッドゾーンのない全領域センシングを実現しました。

データドリブンな意思決定: クラウド上の時系列分析により、漏水の拡大前に先手を打つ維持管理体制へ移行。 物理的ロス(無収水)の最小化により、持続可能なアセットマネジメントをデータ面から牽引します。

MNF(深夜最小流量)の精密解析: 従来の計測限界以下で発生する潜在的漏水インシデントをデジタル化。

流量と水圧の相関監視|ダブルチェックによる確実な漏水検知体制

管路の老朽化に伴う漏水リスクを最小化するためには、単一指標に依存しない多角的な状況把握が不可欠です。ULSONAは、高精度な「流量測定」に加え、信頼性の高い水圧計(長野計器製等)による「水圧測定」を連動させた監視システムをご提案します。流量の異常増加と水圧の低下を同時に監視する「ダブルチェック」により、単独データでは判断困難な異常も確実に捕捉。漏水の早期発見と規模の正確な把握を可能にし、有収率改善を強力に推進します。

特長内容効果
高精度計測±0.5%RD / 0.003m/sec漏水特有の微細な兆候を確実に捕捉。
水圧同時監視流量と水圧の相関解析異常発生時の確証(エビデンス)を強化。
リアルタイム監視24時間継続ロギング夜間最小流量(MNF)の変動を逃さない。
流量のスパイク(上昇)と水圧のディップ(低下)が重なるグラフを示し、ダブルチェックで漏水を特定する高度な解析イメージ

業界最高レベルの計測精度。漏水特有の微細な兆候を逃さない3つの特長

ULSONA流量計は、その高精度な流量測定を活用し、水道管路などにおける漏水対策に有効
です。以下の特徴を通じて、漏水の早期発見、把握、そして対策に貢献します。

漏水の早期発見と有収率の抜本的な改善には、計測機器の基本精度が直結します。ULSONA流量計は、±0.5%RDという業界最高レベルの計測精度と、0.003m/secの超低流速検知能力を両立。この圧倒的な性能により、わずかな流量変動という「漏水の兆候」を確実に捕捉します。

特長技術的優位性導入による効果
1. 高精度計測±0.5%RD / 0.003m/sec従来の流量計では「ゼロ」とされた微小漏水を可視化。
2. 水圧同時監視流量・水圧の相関アルゴリズム流動変化と圧力低下を照合し、異常発生の確証を強化。
3. リアルタイム監視24時間・最小1分周期の蓄積夜間最小流量(MNF)の変動を逃さず、予兆を検知。
±0.5%RDの高精度と0.003m/secの微小流速検知が、通常流量と漏水流量を明確に区別する解析イメージ図

クラウド監視の基盤を支える「高品質データ」|ULSONAが実現する高度な予防保全

クラウド遠隔監視(DX)による高度な予防保全を成功させる鍵は、末端のセンサーが取得する「データの品質」にあります。ULSONA流量計は、超低流速検知能力(0.003m/sec)と業界最高レベルの精度(±0.5%RD)を備え、これまで見過ごされてきた「漏水特有の微細な兆候」を正確なデジタルデータとして可視化します。経験や勘に頼らない、スマート水道インフラの盤石な基盤を構築し、持続可能な水道経営を支えます。

項目導入による主な効果
高精度測定微細な流量変化を捉え、潜在的な漏水を正確に検知。
リアルタイム監視24時間365日の監視により、異常を即座に把握・対応。
データ分析蓄積データに基づき、老朽化や漏水リスクの高いエリアを特定。
コスト削減無収水の削減により、水道料金収入の適正化と復旧費用を抑制。
環境保全貴重な水資源の浪費を防ぎ、持続可能な社会(SDGs)に貢献。
0.003m/secの高分解能データがクラウドへ繋がり、AIやデータ分析によって漏水リスクが可視化されるDXプラットフォームのイメージ

包括的な漏水対策を支援するULSONAの技術力。5つの核心的メリット

特長技術的背景導入メリット
1. 微細変化の検知0.003m/secの超低流速測定「ポタポタ」と漏れる初期段階のサインを捕捉。
2. リアルタイム監視24時間365日の連続ロギング異常を即座に把握し、迅速な初動対応を可能に。
3. データによる特定支援エリアごとの流量差分分析漏水リスクの高い箇所を論理的に絞り込み。
4. 不断水での設置挿入式不断水工法断水不要で、監視エリアの迅速な拡張が可能。
5. 経済・環境保全無収水削減と資源の有効利用水道料金の浪費を抑え、持続可能な運営を支援。

漏水対策の包括的なアプローチ|損害を最小限に抑える統合支援

フェーズULSONAの役割期待される成果
1. 検知0.003m/sの微小流速捕捉潜在的な漏水を初期段階で発見。
2. 監視24時間365日のクラウド連携異常の即時把握と初動の迅速化。
3. 分析エリアごとの流量差分解析漏水リスクの高い箇所の特定・絞り込み。

ULSONA流量計は、個別の機能を最適に組み合わせることで、水道事業体や大規模施設における強力な漏水対策ツールとして機能します。微小な漏水サインの検知を起点に、24時間のリアルタイム監視、そして蓄積データに基づくリスク分析までを一気通貫で提供。事後対応に追われる管理から、データに基づく計画的な「予防保全」への移行を実現し、漏水による損害と水資源のロスを最小限に抑える包括的なアプローチを強力に支援します。

漏水を逃さない高精度漏水検知ソリューション|3つのコア特長

管路の老朽化による「見えない漏水」は、水道事業の有収率を低下させる最大の要因です。ULSONA流量計は、単なる流量計測にとどまらない「高精度漏水検知ソリューション」として、以下の3つの特長を備えています。

特長技術的役割導入メリット
高精度計測0.003m/secの微小流速検知潜在的な「見えない漏水」を早期に顕在化。
水圧同時監視流量・水圧の相関エビデンス誤報を抑え、確実な修繕計画の立案を支援。
リアルタイム監視24時間365日の継続ロギング夜間最小流量(MNF)の変動を逃さず把握。
  • 高精度計測: 業界最高レベルの精度(±0.5%RD)と超低流速検知(0.003m/sec)により、微細な漏水も正確に捕捉。
  • 水圧同時監視: 流量と水圧低下を同時に監視。ダブルチェックにより、漏水判断の確実性を大幅に向上。
  • リアルタイム監視: 水の使用が少ない夜間に自動計測を実施。通常の利用と漏水を明確に区別し、異常の予兆を逃しません。 これらの機能が高度に連動し、確実な漏水対策と有収率の改善を強力にサポートします。

経営課題を解決する導入効果|「見えない漏水」の削減による有収率向上

従来のアナログな管理手法では、地下で発生している微細な漏水を把握することは困難であり、この「見えない損失」が水道事業の収益性を圧迫する大きな原因となっていました。
ULSONAによるDX化(クラウド監視)は、この経営課題を抜本的に解決します。超高感度センサーが微細な漏水の兆候を逃さず捉え、デジタルデータとして「可視化」。データに基づく早期発見・早期対策のサイクルを確立することで、無駄な浄水コストや復旧費用を削減し、持続可能でスマートな水道事業経営への転換を強力に支援します。

課題(Before)解決(After)期待される経営効果
不明な漏水の放置超高感度センサーによる可視化有収率(売上比率)の向上
事後対応による高コスト早期発見による計画的な修繕修繕費・浄水コストの削減
属人的な経験則24時間のデータ蓄積・分析管理業務の標準化と効率化
  • 流量と⽔圧のダブルチェックで、漏⽔の発⽣をより正確に捉えます。

確実な状況把握と業務効率化|ダブルチェックがもたらす3つのメリット

従来の課題ダブルチェックによる解決業務効率化の効果
単一指標による誤認流量増×水圧減の相関判断判断精度の向上と確実な特定
頻繁な誤警報異常の真偽をシステムが自動判別「空振り」による現場急行の削減
属人的な状況判断数値に基づく客観的な証拠提示管理判断の標準化とスピードアップ

流量と水圧の2つの指標を監視する「ダブルチェック体制」は、単なる機能の追加ではなく、現場の維持管理業務を大幅に効率化するための重要な仕組みです。片方のセンサーのみの監視では、一時的な使用水量の変動などを漏水と誤認するリスクが伴いますが、ULSONAでは流量と水圧の両面から状況を判断することで、「単なるセンサーの誤作動と実際の漏水を明確に区別」します。これにより、「検知の信頼性を格段に向上」させるとともに、「誤警報を大幅に減少」させます。不要な現場確認(空振り)を防ぎ、限られた人員で確実なインフラ管理を行うための盤石な体制を構築します。

漏水判定の基準となる「夜間の正常パターン」|流量・水圧の安定状態

監視項目夜間の正常な状態(漏水なし)判定の役割
流量(流速)ほぼ 0.000 m/s で推移「使用なし」の基準を確定
水圧一定値で高位安定漏水による「減圧」を測る基準
相関関係流量・水圧ともに変動が極小異常検知の「分母」となる

漏水を正確に検知するためには、まず管路の「正常時のデータ(ベースライン)」を正確に把握することが重要です。一般的に、水の使用量が極端に減る夜間において、管路に漏水がない場合は「流量はほぼゼロ」となり、「水圧は一定の圧力で安定」した状態を保ちます。
ULSONAのモニタリングシステムは、この正常なパターンを常時記録・学習します。この強固なベースライン(基準値)を確立しているからこそ、実際の漏水時に生じる「わずかな流動変化」や「圧力の乖離」を確実かつ自動的に炙り出すことができるのです。

異常を逃さない「漏水発生時の検知パターン」|流量増加と水圧低下の相関

変化の項目漏水発生時の動き判定の理由
流量(ULSONA)微増(0.003m/s〜)誰も使っていない時間に「流れ」が発生。
水圧(圧力計)低下(ベースライン比)穴から水が逃げることによる物理的な減圧。
判定プロセス相関分析(ダブルチェック)流量増×水圧減の同時発生を異常と断定。

夜間の正常なベースラインと比較し、実際に漏水が発生した際の変化を示したデータパターンです。管路から水が漏れ出すと、誰も水を使用していない夜間であっても「微小な流量が発生(ULSONAが検知)」します。さらに、配管から水が逃げることで「水圧が低下(水圧センサーが検知)」するという物理的な変化が同時に生じます。
ULSONAのシステムは、この「流量増」と「水圧減」という2つの相反する変化を同時に捉えることで、通常の水利用やノイズと明確に区別し、確実な漏水判定を下します。

夜間水量変化でわかる、ULSONA流量計の高い漏水検知能力

監視の状態流量(ULSONA)水圧(圧力計)漏水判定
正常時ほぼ 0.000 m/s(フラット)高位で安定した直線正常
漏水発生時微増(継続的な波形)ベースラインより低下異常(確定)

上記二つのグラフは、「漏水がない場合」と「漏水が発生した場合」の深夜帯における動態を比較
したものです。

  • 漏水がない場合: 水の使用量がほぼゼロに近く、水圧も一定かつ高い安定状態が保たれています。
  • 漏水が発生した場合: 水の使用が極小となる時間帯にも関わらず、わずかな流量(流速)の発生が確認され、それに伴い水圧が低下していることが分かります。 この流量と水圧における明確な相関性の違いは、ULSONA流量計の漏水検知能力の高さを示すものです。超高感度な「低流速検知」と「水圧同時計測」が連携することで、一時的な変動と実際の微細な漏水を高精度に判別し、検知の信頼性を飛躍的に向上させます。

ULSONA流量計の漏水検知で期待される効果

  • 深刻化する漏水問題
    水道管の漏水は、貴重な水資源の浪費だけでなく、地盤沈下や道路陥没など、深刻な二次被害を引き起こす可能性があります。また、漏水による水道料金の増加は、企業や自治体の財政を圧迫する要因となります。
    ULSONA流量計による漏水対策
    当社のULSONA流量計は、高精度な流量測定により、これまで発見が困難だった微細な漏水も検知することが可能です。また、リアルタイムでのデータ監視により、漏水の早期発見・早期対応をサポートいたします。

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MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)

空気弁付挿入式ULSONA流量計

  • 流量計測に最適な条件である直線配管区間に設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。
  • 空気溜まりが「流量計の計測誤差」を引き起こす可能性について
    流量計の設置について:
    流量計(特に超音波流量計など)の設置に関する技術資料や解説では、「流体に気泡があると誤作動の原因となる」「管内は、空気溜まりがなく常に満水になるように配慮する」といった注意点が挙げられています。これは、空気の混入が計測精度に悪影響を与えることを示唆しています。
    空気弁による安定した流れの確保:
    空気弁を適切に設置し空気溜まりを排除することは、管路内の流れを安定させ、正常な状態(満水状態)を保つことに繋がります。これは、流量計が正確に作動するための前提条件を整えることになります。空気弁設置の規定は、間接的に計測精度を阻害する要因(空気溜まり)を取り除くことにも寄与します。
不断水で設置可能なMN型空気弁付流量計カタログの画像です。
一般的に、管路内に空気が混入したり、空気溜まりが存在したりすると、流体の体積が変動するため、体積流量計(例:電磁流量計、超音波流量計など)の計測値に誤差が生じる可能性は技術的に広く認識されています。空気弁は、こうした空気による悪影響を排除し、管路全体の安定した運用(流量確保、水撃防止など)を目的として設置されるものです。
MN型空気弁付流量計カタログの価格表画像です。
  • MN型短管(補修弁付)は、空気弁または消火栓が別売りとなっています。ご必要に応じて、下記の空気弁価格または消火栓価格を加算してください。
不断水で設置可能なMN型空気弁付流量計カタログの設置イメージ画像1です。
不断水で設置可能なMN型空気弁付流量計カタログの設置イメージ画像2です。

空気弁設置推奨箇所

空気弁設置推奨箇所の画像です。
水道配管において、空気弁は管内に溜まった空気を排出し、ウォーターハンマー現象の抑制や通水障害の解消に不可欠な役割を果たします。以下に、空気弁の設置が推奨される主な箇所をまとめます。

1. 水管橋の最高点
水管橋の最高点には空気が滞留しやすいため、閉じ込められた空気を効率的に放出するために空気弁の設置が不可欠です。長野県のガイドラインでも、水管橋には空気弁、またはそれと同等以上の機能を持つ製品を使用することが指定されています。
2. 河川横断部(伏越し)
逆サイフォン構造となる河川横断部の下流側など、空気が蓄積しやすい箇所には空気弁を設置する必要があります。
3. 配管の末端
特に閉塞された末端や空気がたまりやすい場所には、空気弁の設置が必要となる場合があります。神奈川県では、適切な排水設備がない配管末端において、排水口付きの空気弁の検討を推奨しています。
4. 長距離にわたる配管
顕著な高点がない長距離の配管においては、空気弁を一定の間隔で設置することが推奨されています。日本ダクタイル鉄管協会のマニュアルや、いわき市、長野県のガイドラインでは、500〜1000メートルの間隔が推奨されています。また、神栖市のガイドラインでは約200メートルごと、国土交通省の資料では1〜3 km間隔で設けられる仕切弁の間に空気弁を設置することに言及されており、これらの情報を参考に適切な間隔で設置を検討する必要があります。
5. その他局所的な高所
配管経路の局所的な凸部や起伏の頂点など、空気が滞留しやすい箇所にも空気弁の設置が有効です。
これらの箇所に適切に空気弁を設置することで、水道配管網の安定稼働と長寿命化に寄与しま

製品解説

製品名製品説明製品画像
MA型
玉押器対応型急速空気弁
φ75~φ200
  • 【東京都水道局採用品】
  • 玉押器(別売)を本製品に取付けることにより空気弁からの強制排気を可能とするために開発致しました。
  • 玉押器より取水を行うことも可能(口金65A)です。
  • JWWA B 137規格の当社標準品としています。
  • 消耗部品は他社との互換性があります。
MA型 玉押し対応空気弁Φ75~Φ150

MA-W型双口空気弁Φ75~Φ150
DF型
給水栓付急速空気弁
φ50~φ200
  • 【東京都水道局採用品】
  • 地震による災害時、配水管が被害を受け給水が出来なくなった時でも送水管(大口径かつ強固)が被害を受ける確率は低いと考えます。しかし、送水管からの取水は容易には出来ないためせっかく水があるのに給水出来ないという事例が過去にありました。そこで送水管に設置される空気弁として、本製品を使用することにより送水管からの応急給水を可能とするために開発したものです。
  • 給水栓を開くだけで容易に通水時の強制排気が可能です。
  • 双口空気弁タイプもあります。
DF型 空気弁付空気弁Φ50~Φ200
Gユニット
汚水流入防止ユニット
(空気弁取付け用)
φ25~φ200
  • 【東京都水道局採用品】
  • 地震による津波、あるいは台風やゲリラ豪雨による洪水での浸水被害が近年多発しています。もしこのような状況で配水管の一部が破損してしまった場合、管内水圧が負圧となってしまい管路に設置されている空気弁(埋設ボックスが水没状態の時)より汚水が管内に流入してしまいます。このような可能性のある箇所に設置されている空気弁に本Gユニットを設けておくことにより汚水の流入を防ぐことを目的として開発致しました。
  • 当社製及び他社製の玉押器対応型急速空気弁(上述)に取付け可能です。また、双口空気弁にも取付け可能です。
  • 当社製DF型給水栓付急速空気弁(上述)にも取付け可能です。
  • φ25汚水流入防止機能付急速空気弁、φ75汚水流入防止機能付空気弁付地下式単口消火栓を別途ラインナップしています。
Gユニット(汚水流入防止ユニット)

GA型汚水流入防止ユニット付空気弁Φ25、Φ50~Φ200

GA-W型Φ75~Φ150

DF-G型Φ50~Φ200
挿入式超音波流量計
  • センサー本体オールステンレス製:SUS304(接水部SUS316)
  • 高精度:流量制度±0.5RD(流速0.5m/s以上)
  • 超高分解能:低流速感知:0.003m/s
  • 設置コストの低減:メンテナンス等を行うバイパス管が無い場合でもサドル分水栓又は不断水割丁字管取替工法にて断水せずに設置可能。
  • ゼロ点校正が容易:センサーを取外さず通水したままゼロ点校正が可能。
  • コンパクト:コントローラーと変換器が一体式(W280-H210-D60)
  • エコーグラフ表示:超音波の強度が一目瞭然(オシロスコープ機能搭載)
  • 両方向(正負)計測可能

既設の補修弁に取付け可能。また、上述のDF型給水栓付急速空気弁の空気弁の代わりに、本流量計を組付けることにより給水栓付流量計としての使用が可能。

ULSONA DT1~DT3Φ75~Φ1000

NINJAΦ75~Φ300
挿入式計測器設置対応型
補修弁内蔵地下式消火栓または空気弁
φ75
  • 将来の管路におけるブロック管理を実施するうえで、既設の地下式消火栓あるいは空気弁を必要箇所のみ本製品に取り替えることにより、管内流量や水質等を測定する各種計測器を常時設置可能にすることを目的に開発したもの。
  • 補修弁機能を内蔵しているため不断水で計測器の取付け取外しが可能。

☆すぐには無理かもしれないが、将来的に省力化IOT化を目指すならご検討を‼

挿入式計測器設置対応型補修弁内蔵地下式消火栓または空気弁
※挿入式超音波流量計の場合Φ75~Φ1000

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