本   社
滋賀県愛知郡愛荘町石橋804番地
大阪営業所
大阪市北区天神橋2丁目北1番21号

TEL 06-6358-3541

シンプルで頑強設計で超高精度な ULSONA DT流量計(挿入式超音波流量計)

【目 次】

  1. 国産へのこだわり
  2. ULSONA流量計の計測原理
  3. 従来タイプ ULSONA流量計を浅埋タイプへ(高さ50mmダウンサイズ)
  4. 選べる設置スタイル
    *ULSONA(DT)流量計の設置例
  5. 選べる設置スタイル の具体例
  6. *Φ50サドル付分水栓の設置イメージ
  7. フランジ(Φ75補修弁)の設置イメージ
  8. ボール式消火栓【町野口金(65A)】の設置イメージ
  9. MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)
  10. カタログのダウンロードいただけます。
  11. 製品に関するお問合せ
  12. 不断水で流量計の更新は可能です。
  13. 挿入超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システム
  14. ULSONA UTY 残塩計付流量計
  15. ULSONA流量計の設置(計測)条件
  16. ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)
  17. ULSONA流量計 コントローラ寸法
  18. コントローラの操作
  19. ULSONA流量計の 設置例
  20. ULSONA流量計 ポータブルタイプ
  21. ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置
  22. ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能
  23. ULSONA流量計 設置ガイド
「こちらは、千代田工業株式会社が提供する挿入式超音波流量計「ULSONA流量計」のイメージ広告です。この画像には、「ULSONA流量計」をご使用いただくことで、コスト削減や高精度かつ安定した計測による水の有効活用といった、環境に配慮した水道事業管理を実現できるというメッセージを込めています。また、「守る、繋ぐ、未来の水」という言葉を、千代田工業株式会社のシンボルとして掲げています。

 

こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA DT」および「ULSONA LT」のプレゼンテーション資料画像です。本資料は、両製品のカタログを補完するものであり、カタログだけでは伝えきれない特徴や機能について、より詳細な解説を提供します。
ULSONA(DT・LT)のご紹介<22ページ> PDFファイル

ULSONA(ウルソナ) 流量計の国産へのこだわり

ULSONA流量計の製品素材について言及しているPR画像です。内容は⾼品質素材
センサーはオールステンレス製で、接⽔部には
SUS316
を採⽤。耐久性と耐蝕性に優れ、⻑期間安定した計測が可能です。シンプルかつ頑強な設計で、過酷な環境下でも安⼼してご使⽤いただけるといった内容です。
ULSONA流量計の国産であることのメリット画像です。
ULSONA流量計は、国内製造の強みを最大限に活かし、高品質な製品をお客様にお届けしています。国産であることの利点は多岐にわたり、品質の安定性はもとより、保守点検や故障時の迅速な修理対応もその一つです。地理的な近さによる迅速な対応は、お客様の大切な時間を節約し、ビジネスの継続性を強力にサポートします。

また、国産であることは、技術サポートやアフターサービスの品質向上にも大きく貢献します。私たちは、これらの国産ならではのメリットを最大限に活かし、お客様の信頼に応える製品づくりに日々邁進しています。お客様のニーズに応えるべく、常に技術革新を追求し、国産品質へのこだわりをこれからも守り続けます。
国産であることは、品質の安定だけでなく、保守点検や故障修理の際にも迅速かつ丁寧に対応できるというメリットがあります。お客様のニーズに応えるために、ULSONA流量計は、国産へのこだわりを持って製造しています。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)DT-3」の計測現場をイメージしたランディングページです。配管口径はΦ75~Φ2000mmに対応しています。

ULSONA流量計の主な特徴は以下の通りです。

【特徴】

設置コストの削減:
既存のボール弁への取り付けが可能で、断水や大規模な工事は不要です。
容易な調整・校正:
設置後の調整・校正は自動化されており、ボタン一つで完了します。
高精度な計測:
最新の超音波技術により、トランジットタイム計測精度が向上。流速分解能は0.003m/secと高く、微小流量も正確に測定できます。
簡単な設定:
測定に必要なパラメータは、指示部のLCD画面で対話形式で容易に設定できます。
温度測定機能:
±1℃の精度で水温を常時監視できます。
豊富な出力機能:
パルス出力:正方向・負方向流量パルス、エラー出力
アナログ出力:流量(4-20mA)、流体温度(DC 0-5A)
データ保存:SDカード(CSV形式)
コンピュータ通信:MODBUS対応、監視システムへの接続可能
バックアップ機能:
DT2またはDT3の場合、センサーに異常が発生しても、残りのセンサーで計測を継続できます。
挿入式超音波流量計ULSONA DTはセンサーが口径別になっており、DT1:Φ75~Φ300、DT2:Φ350~Φ450、DT3:Φ500~Φ2000までに対応している内容のPR画像です。
ULSONA流量計の基本仕様の画像です。基本仕様 
測定流体 ⽔、超純⽔、⼯業⽤⽔ 
測定⽅式 トランジットタイム⽅式 
適⽤⼝径 Φ75mm〜Φ2000mm 
測定流速範囲 0.000〜±20 [m/sec] 
防⽔性能 センサー IP68、コントローラ IP65 
動作温度 -5〜50°Cを掲載しています。
ULSONA流量計の出力と通信の画像です。アナログ出⼒ 流量(4-20mA)、温度(DC 1-5V) 
パルス出⼒ 正‧負⽅向流量パルス、エラー出⼒ 
データ保存 microSDカード(CSV⽅式) 
サンプリング 最短6秒毎 
通信⽅式 RS485(Modbus RTU) 
表⽰装置 7インチカラー液晶タッチパネルなどを掲載しています。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)DT」および「ULSONA LT」の耐水圧性能をアピールするPR画像です。ULSONA流量計は、7.5kPaから16kPaまでの耐水圧範囲で使用可能であることをPRしています。
ULSONA流量計は、水圧が7.5 kPaから16 kPa(7.5Kから16K)までの範囲の現場でご使用いただけます。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA DT」に関するお問い合わせ先をまとめた画像です。「製品に関するご質問やご相談は、下記までお気軽にお問い合わせください。」といった内容の画像です。
お問い合わせについて
価格等のお問い合わせを含め、当サイト内のすべての御問合せは、上記の電話番号またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせ: 平日 月曜AM9時~金曜17時まで
メールでのお問い合わせ: 365日いつでも受付
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

超微小流量から高速域まで、業界最高レベルの精度で計測

ULSONA流量計は、高精度な計測、多機能性、簡単な設置、クラウド遠隔監視システム、多様な設置方法、そして高い安全性と耐久性を兼ね備えた、超音波技術を利用した挿入式流量計です。

ULSONA流量計は、業界最高レベルの精度±0.5%RDを実現。超微小流量から高速域まで、幅広い流量を正確に計測可能です。

クラウド遠隔監視との併用で、より充実の管理体制を構築

クラウド遠隔監視システムとΦ75空気弁付ULSONA流量計のPR画像です。
クラウド遠隔監視システムと空気弁付ULSONA流量計の併用について、以下に概要を説明します。
クラウド遠隔監視システム:
場所を選ばない遠隔監視:インターネット環境があれば、どこからでも流量データを閲覧できます。
リアルタイムデータの確認:瞬時流量、瞬時流速、正積算流量、負積算流量、水温をリアルタイムに確認できます。
データの長期保存:収集したデータはクラウドに保存され、長期的に閲覧できます。
CSVファイルへのダウンロード:収集データをCSVファイルとしてダウンロードし、Excelなどで分析できます。
アラート機能:設定した流量値を超えると、メールやプッシュ通知でアラートを受け取ることができます。
複数台同時接続:複数のユーザーが同時にシステムに接続できます。
導入・運用が簡単:特別な知識やスキルがなくても、簡単に導入・運用できます。
Φ75急速空気弁:
挿入式流量計に空気弁機能を付加することにより、配管内に発生する気泡を効率的に除去することで、管内の水流をスムーズにし、ポンプの不可を軽減でき、ひいては電気使用量の削減も期待できます。
ULSONA流量計:
挿入式流量計であるULSONA流量計のセンサーについての説明を掲載しており、プローブ(振動子)をセンサーシャフトスリット内に配置することにより、外部衝撃から保護されていあます。
以上が、クラウド遠隔監視システムと空気弁付ULSONA流量計の概要説明です。
  • 高精度 流量精度±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)!
  • 既設補修弁に設置可能!
  • 不断水でゼロ校正可能!
  • 標準仕様で正・負、両方向計測!
  • 落雷の際、リスク軽減!

ULSONA流量計 カタログ ダウンロード

ULSONA 流量計 カタログ PDF

補修弁図面 ダウンロード

レバーボール式補修弁
キャップ式補修弁
ULSONA流量計の千代田工業株式会社 大阪営業所の「お問い合わせ先」画像です。
内容は以下の通りです。
電話番号、emailアドレス(2つ)、社名と住所で、水を意識したシンプルなデザインにしており、ULSONA流量計の現場設置画像をワンポイント加えています。
お問い合わせについて
価格等のお問い合わせを含め、当サイト内のすべての御問合せは、上記の電話番号またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせ: 平日 月曜AM9時~金曜17時まで
メールでのお問い合わせ: 365日いつでも受付
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

不断水での流量計更新

  • 断⽔⼯事なしでスムーズに流量計を更新
従来の流量計更新の課題である不断水での流量計更新の場合の従来流量計(短管型電磁流量計)の主なデメリットを説明した画像です。*流量計更新時に断⽔が必要*バイパス管がない場合、⽔の供給が停⽌*⼯事のコストと時間が⼤幅に増加*利⽤者への影響が⼤きいなどといった内容。
不断水での流量計更新の場合のULSONAのメリットをPRした画像です。ULSONA流量計は、断水工事を行うことなく、スムーズに流量計を更新するためのソリューションを提供し、この流量計を使用することで、*不断水での流量計の設置・更新*既存の補修弁や消火栓の利用*サドル付分水栓による簡単な設置*水の供給を継続しながらの作業完了な、ULSONA流量計を使用することにより、効率的な流量計の更新が行えるといった内容。

ULSONA流量計の設置例

  • ULSONA LT流量計を埋設設置する際には、一般的な水道用空気弁や地下式単口消火栓で使用される埋設ボックスに設置可能です。丸型では内径Φ600、角型では寸法350mm x 450mmのボックスに対応した実績があります。
挿入式超音波流量計ULSONA DTの設置例のPR画像1です。
  • ULSONA LT流量計を設置する際、既存の空気弁や消火栓を撤去して設置する場合、これらの設備は元々必要な目的で設置されているため、撤去すると配管に不具合が生じる懸念があります。そのような場合、千代田工業株式会社では、空気弁付き短管消火栓付き短管を提供しています。また、新設の場合には、補修弁機能を内蔵したMN型空気弁付き短管消火栓付き短管をご提案しています。詳細な価格や製品情報については、千代田工業株式会社(電話: 06-6358-3541)までご連絡いただくか、当ウェブサイトのお問い合わせメールアドレスよりご連絡ください。
挿入式超音波流量計ULSONA DTの設置例のPR画像2です。

ULSONA流量計の計測原理

  • 管路内の2点間(A B)に超音波の伝搬時間が流れに比例して「Δt(デルタティー)」(2点間の時間差)が生じ、これに管内口径を乗じ流量となります。
こちらは、ULSONA流量計の計測原理を解説した画像です。

ULSONA-DTシリーズは、管路内の2点間(A・B)における超音波の伝搬時間差(Δt)を測定し、流量を算出するトランジットタイム方式を採用しています。この時間差は流速に比例し、管内口径を乗じることで流量を求めることができます。

【計測原理の詳細】

超音波の送受信:

管路外側に設置された2つのプローブ(振動子)A・Bが、交互に超音波を送受信します。
プローブは送信と受信を高速で切り替えながら動作します。
伝搬時間差の測定:

上流方向と下流方向それぞれの超音波伝搬時間を測定します。
流速がない場合、両方向の伝搬時間は等しくなります。
流速が速いほど、上流方向の伝搬時間は短く、下流方向の伝搬時間は長くなります。
この伝搬時間差(Δt)から流速を算出します。

ULSONA流量計の計測概要(マインドマップ)

こちらは、ULSONA流量計の計測概要をマインドマップ形式で表現した画像です。ULSONA流量計の特徴を以下の通りまとめました。

ULSONA流量計の特徴 - マインドマップ

1. 製品概要
名称: ULSONA流量計
タイプ: 挿入式超音波流量計
用途: 既存配管での流量測定
2. 特徴
高精度測定: 外的要因に影響されず、安定した測定が可能
施工の簡便さ: 従来の電磁流量計と比較して施工時間とコストを削減
多機能性: 水温、水圧、残留塩素濃度の測定が可能
3. メンテナンスと管理
バイパス管の設置推奨: 流量計の更新時に便利
役割: 流量計を取り外しても流体が流れるようにする
メンテナンスの容易さ: センサーの取り外しや移設が簡単
4. 更新方法
バイパス管がない場合: 挿入式超音波流量計ULSONA-DTを使用
補修弁の利用: 地下式消火栓や空気弁を活用して設置可能
サドル分水栓の利用: Φ50のサドル分水栓を設置することで取付可能
5. 対象市場
水道事業者
工業用水管理
環境モニタリング
ULSONA流量計とクラウド遠隔監視システムの概要(マインドマップ)
こちらは、クラウド遠隔監視システムとULSONA流量計のサービスをマインドマップ形式で表現した画像です。

ULSONA流量計とクラウド遠隔監視システム - マインドマップ

1. 製品概要
ULSONA流量計
挿入式超音波流量計
高精度測定(±0.5%)
幅広い流量測定(超微小流量~高速域)
オールステンレス製(接水部SUS316)
不断水設置(サドル分水栓、フランジ、ボール式消火栓)
クラウド遠隔監視システム
リアルタイム監視(瞬時流量、流速、積算流量、水温)
データ保存・ダウンロード(CSV形式)
スマートフォン、タブレット、PC対応
GPS機能(地図上で位置情報確認)
2. メリット
初期投資削減: 既存配管に設置可能、通信回線・サーバー不要
リアルタイムデータ確認: デバイス画面で確認、過去データ閲覧、CSVダウンロード
配管管理・漏水防止: 夜間最小流量監視、センサー着脱容易
3. 対象市場
水道事業者
工業用水管理
環境モニタリング
4.お問い合わせ
千代田工業株式会社 営業1課 TEL 06-6358-3541

ULSONA(ウルソナ)流量計の主要特徴

  • ULSONA(ウルソナ)流量計は、配管にセンサーを挿入して直接流体の流速と流量を測定する超音波式の流量計です。
  • 流体と直接接触することで、外部の影響を受けにくく、高い精度と安定性を実現しています。
  • センサーはオールステンレス製(接水部はSUS316)で、シンプルで頑丈な構造になっています。
  • 配管に設置する方法は、「サドル付き分水栓、フランジΦ75Φ100、口金町野65A(ボール式消火栓など)」の3パターンです。
  • 測定に必要なパラメータの設定や調整・校正は自動化されており、
    ユーザーはボタンひとつで操作いただけます【このページの真ん中より下方にコントローラ操作参照】。
  • ULSONA(ウルソナ)流量計は、水温や水圧、残留塩素濃度なども測定できる多機能な流量計です。
千代田工業株式会社 会社案内動画

国際実績と導入事例

  • 世界で認められる品質
    ULSONA流量計は、⾼精度な流量計測、厳しい環境でも安定した稼働を実現する⾼い信頼性、 設置‧運⽤が容易で⻑期的なランニングコストを削減できるメンテナンス性の⾼さが、国内外で⾼く評価されています。
ULSONA流量計の世界展開をPRした画像です。ULSONA流量計は、JICAとJETROという日本の国際機関を通じて世界展開を進めています。JICAを通じて開発途上国の水資源管理プロジェクトに導入され、JETROを通じて国際市場での普及が促進されています。高精度で信頼性の高いULSONA流量計は、効率的な水インフラ管理と持続可能な水資源活用に貢献するため、国際的に高く評価されているといった内容です。
ULSONA流量計の国内外で展開を紹介しているPR画像です。
ULSONA流量計:グローバルでの水資源管理への貢献
ULSONA流量計は、世界各地で正確な流量測定を通じて水資源の効率的な管理に貢献しています。
トルコ・イスタンブール市浄水場: 微小流量の検知能力が高く評価され、従来の流量計と比較して配水系統の効率化に貢献しています。
シンガポール公共施設: 遠隔監視システムとの連携により、リアルタイムでの水管理を実現。漏水検知や配水効率の向上に貢献しています。
日本全国の水道事業体: 不断水での設置が可能な利便性と高精度な流量測定により配水管理の効率化に貢献。クラウド監視システムとの連携による遠隔管理も推進されています。
共通の特長と貢献:
ULSONA流量計は、以下の点で共通して高い評価を得ています。

高精度な流量測定: 正確な測定により、水資源の効率的な管理に貢献します。
配水系統の効率化: 微小流量の検知や漏水検知により、配水システムの最適化を支援します。
遠隔監視システムとの連携: リアルタイムでの水管理や効率的な運用を可能にします。
このように、ULSONA流量計は、各国の水管理における課題に対応し、その効率化と高度化に貢献しているといった内容です。
ULSONA流量計はJICA・JETROを通じトルコ、シンガポールでご採用いただいています。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)DT」が、JICA(国際協力機構)やJETRO(日本貿易振興機構)を通じてトルコやシンガポールの浄水場などに設置され、開発途上国の経済社会開発に貢献していることを凝縮したPR画像です。

選ばれる理由

高精度な流量計測:
従来の流量計を凌駕する高精度な流量計測を実現。
高い信頼性:
過酷な環境下でも安定した稼働を維持。
優れたメンテナンス性:
容易な設置・運用でランニングコストを削減。
高精度で信頼性の高い挿入式超音波流量計 ULSONA DT

重要なインフラで採用される高精度流量計
ULSONA流量計は、開発途上国の経済社会開発に貢献するJICA(国際協力機構)と、日本の貿易・投資の振興を担うJETRO(日本貿易振興機構)を通じ、トルコとシンガポールの浄水場など、重要なインフラで採用されています。

従来タイプ ULSONA流量計を浅埋タイプへ(高さ50mmダウンサイズ)

こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)DT」のアタッチメントが200mmから150mmへサイズダウンしたことをお知らせするPR画像です。

このサイズダウンにより、埋設ボックス内での作業性とメンテナンス性が大幅に向上しました。

ULSONA流量計アタッチメントの高さ変更によるメリット

作業性の向上:
ボックス内の作業スペースが広がり、作業がスムーズに
工具の取り回しが容易になり、作業効率が向上
作業者の負担を軽減
メンテナンス性の向上:
アタッチメントの取り外し・取り付けが容易に
点検・清掃などの作業時間が短縮
メンテナンスコストを削減
安全性の向上:
作業スペースが広くなり、作業中の事故リスクを低減
作業者の疲労を軽減
ULSONA流量計アタッチメントを従来の高さ185mmから135mmに抑えました。
*コンパクト化の利便性
  【設置スペース操作性メンテナンス性の向上

*いわゆる、土被り600mm の浅埋設に従来の高さ185mmで、フランジタイプであれば補修弁から上の設置後の高さは約300mmでしたが、浅埋設アタッチメント135mmに高さを抑えてことにより、約260mmになりました。詳細図を当ULSONAサイトの下方に「※選べる設置スタイル の具体例」として掲載しておりますので、ご確認お願い申し上げます。
*埋設ボックスへのULSONA LT(ULSONA DTを含む)の設置深さは、浅埋用地下式単口消火栓急速空気弁と同程度を目安としていただければ設置イメージがつかみやすいです。ご不明な点がございましたら、当サイト記載の電話番号(06-6358-3541)またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
ULSONA流量計の千代田工業株式会社 大阪営業所の「お問い合わせ先」画像です。
内容は以下の通りです。
電話番号、emailアドレス(2つ)、社名と住所で、水を意識したシンプルなデザインにしており、ULSONA流量計の現場設置画像をワンポイント加えています。
お問い合わせについて
価格等のお問い合わせを含め、当サイト内のすべての御問合せは、上記の電話番号またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせ: 平日 月曜AM9時~金曜17時まで
メールでのお問い合わせ: 365日いつでも受付
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

挿入式超音波流量計ULSONAの仕様

挿入式超音波流量計ULSONA(ウルソナ) DTシリーズの全般的な仕様概要のセンサーを表にまとめたPR画像です。内容はいかのとおりです。材質: センサーはオールステンレス製で、特に接水部にはSUS316材質を使用。その他の部品はSUS304相当の材質。


設置方法: センサーは配管に挿入して設置され、設置方法にはサドル付き分水栓、フランジ(Φ75、Φ100)、口金町野(ボール式消火栓など)が含まれる。


測定原理: センサーはトランジットタイム方式を使用し、管路内の2点間(A、B)での超音波の伝搬時間の差(Δt)を測定。この時間差と管内口径を使用して流量を計算。


測定範囲と精度: 流速範囲は0.000~±20.000 m/secで、流速分解能は0.003 m/sec。精度は±0.5% RD(流速0.5 m/sec以上)。


温度測定機能: センサーは水温測定機能を備え、±1℃の精度で常時温度監視が可能。


防水性能: センサー部の防水性能はIP68、コネクションボックスの防水性能もIP68。
動作温度: センサーの動作温度範囲は0~55℃。
センサー仕様
材質
センサーはオールステンレス製で、特に接水部はSUS316材質を使用しています。その他の部品はSUS304相当の材質です。
設置方法
センサーは配管に挿入して設置されます。設置方法には、サドル付き分水栓、フランジ(Φ75、Φ100)、口金町野(ボール式消火栓など)が含まれます。
測定原理
センサーはトランジットタイム方式を使用し、管路内の2点間(A、B)での超音波の伝搬時間の差(Δt)を測定します。この時間差と管内口径を使用して流量を計算します。
測定範囲と精度
流速範囲は0.000~±20.000 m/secで、流速分解能は0.003 m/secです。精度は±0.5% RD(流速0.5 m/sec以上)です。
温度測定機能
センサーは水温測定機能も備えており、±1℃の精度で常時温度監視が可能です。
防水性能
センサー部の防水性能はIP68です。
動作温度
センサーの動作温度範囲は0~55℃です。
挿入式超音波流量計ULSONA(ウルソナ) DTシリーズのコントローラ仕様を表にまとめたPR画像です。以下は、その説明です。
コントローラ仕様
電源仕様
供給電圧はDC24V(DC9-26V)で、電池稼働も可能です。消費電力は約10W以下です。
表示部
コントローラは7インチのカラー液晶タッチパネルを備えており、操作が簡単で直感的です。
表示内容
コントローラ画面では以下の内容が表示されます:
瞬間流量(㎥/sec, L/sec, L/min, L/hour, ㎥/min, ㎥/hour)
瞬間流速(m/sec)
正方向流量パルス(0~999999.999 ㎥)
負方向流量パルス(0~999999.999 ㎥)
その他必要なパラメータ
出力仕様
アナログ出力:
CH1: 流量(DC 4-20mA、負荷抵抗≦500Ω)
CH2: *DT2 DT3のみ付加
CH3: 温度、流速、負流量(選択)(DC 1-5V)
デジタル出力:
CH1: 正方向流量パルス
         負方向流量パルス
CH2: 測定エラー(無電圧接点)
記録媒体
microSDカード(最大2GB)を使用し、データをCSV形式で保存可能です。
カレンダークロック
基盤内にカレンダークロックが組み込まれており、時間管理が可能です。
通信ポート
RS485(MODBUS RTU)ポートを備えています。
操作方法
計測に必要なパラメータの設定は、指示部のLCD画面を通して対話式で簡単に行えます。配管設定、動作設定などが自動化されており、ユーザーはボタンひとつで操作が可能です。
温度測定機能
コントローラは水温測定機能も備えており、±1℃の精度で常時温度監視が可能です。
バックアップ機能
ULSONA DT-2またはDT-3の場合、センサーに異常があっても残りのセンサーで計測を継続するバックアップ機能が備わっています。
設置と調整
設置されたULSONA DTの調整・校正は全て自動化されており、ユーザーがボタンひとつで調整・校正が行えます。エコーグラフを使用して計測状況をリアルタイムで確認し、最適な設置位置を決定できます。
コントローラ仕様
電源仕様
供給電圧はDC24V(DC9-26V)で、電池稼働も可能です。消費電力は約10W以下です。
表示部
コントローラは7インチのカラー液晶タッチパネルを備えており、操作が簡単で直感的です。
表示内容
コントローラ画面では以下の内容が表示されます:
瞬間流量(㎥/sec, L/sec, L/min, L/hour, ㎥/min, ㎥/hour)
瞬間流速(m/sec)
正方向流量パルス
負方向流量パルス
出力仕様
アナログ出力:
CH1: 流量(DC 4-20mA、負荷抵抗≦500Ω)
CH2: *DT2 DT3のみ付加
CH3: 温度、流速、負流量(選択)(DC 1-5V)
デジタル出力:
CH1: 正方向流量パルス
負方向流量パルス
CH2: 測定エラー(無電圧接点)
記録媒体
microSDカード(最大2GB)を使用し、データをCSV形式で保存可能です。
カレンダークロック
基盤内にカレンダークロックが組み込まれており、時間管理が可能です。
通信ポート
RS485(MODBUS RTU)ポートを備えています。
操作方法
計測に必要なパラメータの設定は、指示部のLCD画面を通して対話式で簡単に行えます。配管設定、動作設定などが自動化されており、ユーザーはボタンひとつで操作が可能です。
温度測定機能
コントローラは水温測定機能も備えており、±1℃の精度で常時温度監視が可能です。
バックアップ機能
ULSONA DT-2またはDT-3の場合、センサーに異常があっても残りのセンサーで計測を継続するバックアップ機能が備わっています。
設置と調整
設置されたULSONA DTの調整・校正は全て自動化されており、ユーザーがボタンひとつで調整・校正が行えます。エコーグラフを使用して計測状況をリアルタイムで確認し、最適な設置位置を決定できます
挿入式超音波流量計ULSONA(ウルソナ) DTシリーズのクラウド遠隔監視システムの仕様を表にまとめたPR画像です。
クラウド遠隔監視システム仕様
通信とデータ収集
•	クラウド遠隔監視システムは、携帯キャリア回線を利用してデータを送信します。どこからでも繋がるため、場所や配線の制約がなく、簡単に設置および運用が可能です。
リアルタイム監視
•	瞬時流量、瞬時流速、正積算流量、負積算流量、水温をリアルタイムで監視できるシステムです。スマートフォン、タブレット、パソコンからいつでもデータを確認できます。
データ保存とダウンロード
•	収集したデータはクラウドに保存され、期間を指定して過去のデータを確認することができます。データはCSVファイルとしてダウンロードも可能です。
GPS機能
•	発信機にGPSが内蔵されており、地図上で位置情報を確認できます。
通信周期
•	データ収集周期は最短で1分間隔で設定可能です。
デバイス対応
•	スマートフォン、タブレット、パソコンから遠隔監視が可能で、リアルタイムにデータを確認することができます。
発信機のアンテナ表示
•	発信機のアンテナ表示は3段階(3本、アンテナ2本)で、安定したデータ交信にはアンテナ2本表示する場所での設置を推奨します。
オプション機能
•	オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)も遠隔監視可能です[2].
このクラウド遠隔監視システムは、ULSONA流量計と組み合わせて使用することで、効率的なデータ管理とリアルタイムの遠隔監視を実現します。
遠隔監視の利点
•	配管管理や漏水防止対策に役立つように、夜間最小流量の継続監視などが可能です。センサーの取り外しや移設も容易で、メンテナンスや点検も簡単に行えます。
初期投資の削減
•	既設の配管に取り付けるだけで測定が可能なため、工事費や時間がかかりません。専用の通信回線やサーバーも不要です。
クラウド遠隔監視システム仕様
通信とデータ収集
クラウド遠隔監視システムは、携帯キャリア回線を利用してデータを送信します。どこからでも繋がるため、場所や配線の制約がなく、簡単に設置および運用が可能です。
リアルタイム監視
瞬時流量、瞬時流速、正積算流量、負積算流量、水温をリアルタイムで監視できるシステムです。スマートフォン、タブレット、パソコンからいつでもデータを確認できます。
データ保存とダウンロード
収集したデータはクラウドに保存され、期間を指定して過去のデータを確認することができます。データはCSVファイルとしてダウンロードも可能です。
GPS機能
発信機にGPSが内蔵されており、地図上で位置情報を確認できます。
通信周期
データ収集周期は最短で1分間隔で設定可能です。
デバイス対応
スマートフォン、タブレット、パソコンから遠隔監視が可能で、リアルタイムにデータを確認することができます。
発信機のアンテナ表示
発信機のアンテナ表示は3段階(3本、アンテナ2本)で、安定したデータ交信にはアンテナ2本表示する場所での設置を推奨します。
オプション機能
オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)も遠隔監視可能です。
このクラウド遠隔監視システムは、ULSONA流量計と組み合わせて使用することで、効率的なデータ管理とリアルタイムの遠隔監視を実現します。
遠隔監視の利点
配管管理や漏水防止対策に役立つように、夜間最小流量の継続監視などが可能です。センサーの取り外しや移設も容易で、メンテナンスや点検も簡単に行えます。
初期投資の削減
既設の配管に取り付けるだけで測定が可能なため、工事費や時間がかかりません。専用の通信回線やサーバーも不要です。

※ULSONA LT流量計の設置に関する注意事項

クラウド通信の課題: 埋設ボックスが鉄製の蓋で覆われている場合、クラウド通信が円滑に行えない可能性があります。鉄製の蓋に約10mmの穴を2カ所程度開けることで改善される可能性がありますが、この方法では雨水などが侵入するリスクが高まり、通信障害の原因となる可能性があります。従いまして、埋設ボックスにセンサーを設置する際には、コントローラとクラウド受発信器を別途、地面より高い位置にある変換器用収納盤などの計装盤に収めることを推奨します。

ULSONA流量計の設置プロセス

  • 流量計の設置については、弊社は流量計の提供のみを行っております。計装盤等の付帯設備については基本的に扱っておりませんが、参考情報として掲載しております。
  • 電源について、商用電源(電力会社)から引き込む場合、主に100Vまたは200Vが広く使用されています。一般的には電力会社が供給する電気配線(電気柱、電気盤)などから電源を取り出します。ULSONA流量計はDC24V(CD9-26V)の直流電源を必要とします。
  • 下図にあるように、電源がない状態で、ULSONA流量計を設置する場合の積算価格の目安として
    ULSONA流量計本体を除き、「変換器用収納盤」「引き込み開閉器盤」の積算価格は
    令和6年12月現在で約¥1,600,000-(電気工事別)です。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)DT」の導入例を説明するPR画像です。ULSONA流量計の設置において、「変換器収納盤」と「引き込み開閉器盤」を個別に用意する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

柔軟性と拡張性:
各機能を独立管理できるため、将来的なシステム拡張や機器交換が容易。
メンテナンス効率化:
トラブルシューティング時に特定機能に専念でき、迅速な対応が可能。
安全性向上:
電力供給制御設備を独立配置することで、電気トラブルのリスクを低減。
設置場所の柔軟性:
設置場所に応じて最適な配置が可能となり、作業性や配線効率が向上。
デメリット

コスト増加:
盤の数が増えるため、材料費や施工費が増加し、初期費用が高くなる。
スペース必要性:
各盤の設置スペースが必要となり、限られたスペースでは不利。
配線複雑化:
盤が複数になることで配線が長くなり、配線工程が複雑になる。
管理煩雑化:
盤が複数あることで管理ポイントが増え、煩雑さが増す。
これらのメリットとデメリットを踏まえ、システムの規模、予算、運用要件に応じた最適な設置方法を選択することが重要です。具体的な要件に応じて、必要な盤の構成を検討することをお勧めします。
上図はULSONA流量計の設置イメージです。
コントローラボックス内(盤内)の「*受発信器」と「*避雷器」は必ずしも必要ではありません。
・受発信器:クラウド遠隔監視システムを導入する際に必要な機器です。
・避雷器:ULSONAのコントローラには内蔵のアレスタ(避雷器 SPD)が組み込まれており、通常の雷からはコントローラを一定程度保護します。ただし、近くで落雷が発生した場合や直撃雷を受けた場合には、コントローラやセンサーが破損するリスクがあります。このリスクをさらに軽減したい場合は、外付けの避雷器を設置することをお勧めします。
  • ULSONA流量計設置の個別設置イメージ
こちらは、ULSONA流量計のセンサー設置現場の写真を使用したPR画像です。

ULSONA流量計のセンサーは、流体の流量を直接測定する装置です。センサーは、流体内の流速や流量を正確に把握し、測定データを収集します。超音波などの物理的な特性を利用して、流れの速さを測定します。
こちらは、ULSONA流量計の変換器を収納するボックスの現場写真を使用したPR画像です。

変換器用収納盤(ボックス)は、センサーから取得したアナログ信号をデジタル信号に変換し、処理・表示・外部システムへのデータ送信を行う変換器を収納する盤です。これにより、流量データの解釈が容易になり、監視・管理が効率的に行えます。変換器は、データの精度を保ちながら、制御システムやデータロガーなどの他のシステムにデータを配信します。
変換器用収納盤の役割:
流量計センサーからの信号を処理する変換器を収納
測定データの演算処理
流量値の表示
測定データの出力(アナログ/デジタル信号)
各種パラメータ設定用の操作部
変換器用収納盤:
変換器用収納盤は、センサーから取得したアナログ信号をデジタル信号に変換し、さらに処理や表示、外部システムへのデータ送信を行うための装置(変換器)を収めるための盤です。これにより、流量データの解釈が容易になり、監視や管理が効率的に行えます。変換器は、データの精度を保ちながら、制御システムやデータロガーなどの他のシステムにデータを配信したりします。
こちらは、ULSONA流量計の引き込み開閉器盤の現場設置写真を使用したPR画像です。

引き込み開閉器盤は、流量計システムを含む関連機器への電力供給を制御し、過電流や短絡電流からシステムを保護する電気設備を収納する盤です。ブレーカー、スイッチ、その他の保護機器が設置されており、安全かつ安定した電力供給を維持します。
引き込み開閉器盤の役割:
商用電源の引き込み
システム全体への電源供給の制御
過電流保護
漏電保護
電源のON/OFF制御
保守点検時の電源遮断
引き込み開閉器盤:
引き込み開閉器盤は、電力の供給を制御するための電気設備が収められています。流量計システムを含む関連機器への電気供給を管理し、過電流や短絡電流などからシステムを保護する役割を果たします。この盤にはブレーカー、スイッチ、その他の保護機器などが設置され、安全かつ安定した電力供給を維持します。

選べる設置スタイル

挿入式超音波流量計「ULSONA(ウルソナ)DT」は、3つの接続奉納を選択いただけます。既存の配管に接続可能な3種類の取付方法を選択できることにより、利用者の経済的コスト低減と、時間短縮、⽔の供給を継続しながらの作業で、利⽤者への影響を最 ⼩限に抑えられます。
利用者のメリット
*コスト削減
断⽔⼯事が不要なため、⼯事費⽤を⼤幅に削減。バイパ
ス管の設置も必要ありません。
*時間短縮
設置作業が簡単で迅速。断⽔の⼿続きや調整などの時間
が不要になります。
*利⽤者への配慮
⽔の供給を継続しながらの作業で、利⽤者への影響を最
⼩限に抑えられます。

※選べる設置スタイル の具体例

ULSONA流量計の更新プロセスのPR画像です。ULSONA流量計は、流量計が設置されている配管に「バイパス管」がない場合でも、 サドル付分⽔栓、既設空気弁や地下式消⽕ 栓の補修弁から不断⽔での設置が可能です。 これにより、コスト削減と⼯期短縮を実現しながら、⽔供給を継続できます。
挿入式超音波流量計ULSONA(ウルソナ)DTの配管への設置方法のPR画像です。
耐久性と精度
・オールステンレス製の頑強な構造
・業界トップクラスの計測精度で、高精度な流量管理を実現
信頼性の高い検出システム
・振動子をセンサーシャフトスリット内に配置することで、外部衝撃から保護
水運用管理の簡素化
・遠隔監視システムとの併用により、現場への移動時間を削減
・データに基づいた効率的な運用管理を可能にするなどが主なULSONA流量計の特長です。
挿入式超音波流量計ULSONA流量計の配管への設置または取付方法についての説明画像です。以下の3種類の取付方法があります。
① サドル付分水栓
② Φ75~Φ150の補修弁またはフランジ
③ ボール式地下式消火栓
ULSONA流量計は、上記のいずれかの方法で設置または取付が可能です。
アクセント画像です。
この画像は、ULSONA流量計の設置方法について3つの方法を想定して設計された説明PR文です。具体的には以下の通りです。

Φ50サドル付分水栓:ねじ込みタイプ
JWWA B 126 Φ75補修弁:フランジタイプ
65A口金(Φ75ボール式消火栓):町野口金65A

これらの方法により、ULSONA流量計はさまざまな配管システムに対応可能です。
  • 埋設ボックスへのULSONA LT(ULSONA DTを含む)の設置深さは、浅埋用地下式単口消火栓急速空気弁と同程度を目安としていただければ設置イメージがつかみやすいです。ご不明な点がございましたら、当サイト記載の電話番号(06-6358-3541)またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。

*設置方法①
Φ50サドル付分水栓

こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、設置方法①サドル付き分水栓(Φ50)の設置イメージ画像です。

Φ50用サドル付き分水栓に挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」のアタッチメントを取り付ける際は、事前にアタッチメントにパッキンが正しくセットされているかを確認してください。その後、アタッチメントをサドル付き分水栓のネジ部にねじ込み、しっかりと締めてください。(左の画像にあるサドル付き分水栓はネジ部にキャップが付いていますが、アタッチメントを取り付ける際には、このキャップを外してから取り付けてください。)
  • ULSONA流量計 サドル付分水栓(Φ50)タイプ高さ:サドル分水栓含めて管天から約380mm(ULSONA流量計サドルタイプ:約240mm)
    サドル付分水栓(Φ50)寸法:各メーカーにより多少異なりますが、以下の図では
    160mm~170mmとしています。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA DT1」常設タイプを、土被り700mmの埋設ボックス内のサドル付き分水栓(Φ50)に設置したイメージ図です。埋設配管にULSONA流量計を設置する場合、サドル付き分水栓タイプが最も浅い埋設深度での施工が可能です。
設置方法:Φ50サドル付き分水栓

1.サドル付分水栓の上部キャップを外す
   キャップを反時計回りに回して外します。
2.ULSONA流量計のアタッチメントを取り付ける
   アタッチメントをキャップの代わりに時計回りに回して取り付けます。
3.サドル分水栓のボール弁をゆるやかに開く
   水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開きます。
4.アタッチメント内の水を確認
   アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.ボール弁を閉めて空気を抜く
   水漏れがないことを確認してから、ボール弁を閉めてアタッチメント内
   の空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
   センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.ボール弁を全開にしてセンサーを取り付ける
   ボール弁を全開にして、センサーをアタッチメントにしっかりと
   取り付けます。
注意事項
   ・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
   ・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
    ください。

*設置方法②
Φ75又はΦ100フランジ(補修弁)

こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、設置方法②Φ75フランジ(7.5K/10K対応)の設置イメージ画像です。

挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」のアタッチメントに付属の特殊フランジを取り付け、Φ75フランジ(ボルト締め)に設置することで、センサー挿入後に計測可能な状態となります。
  • ULSONA流量計フランジタイプ:高さ約260mm
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA DT1」常設タイプをフランジ(補修弁Φ75x100L)に設置したイメージ図です。
設置方法:フランジ(Φ75・Φ100)

1.ウルソナ流量計のアタッチメントに専用特殊フランジを取り付ける
   専用特殊フランジをアタッチメント下部にねじ込み、しっかりと
   固定します。
2.補修弁フランジにアタッチメントを固定する
   アタッチメントと補修弁フランジをボルトナット(M16m又はM20)で固定します。
3.補修弁のボール弁をゆっくり開く
   水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開きます。
4.アタッチメント内の水を確認
   アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.アタッチメント内の空気を抜く
   補修弁のボール弁を少し開いた状態で、アタッチメント上部の
   グランドボルト(4本)を緩めて空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
   センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.センサーを挿入
   補修弁のボール弁を全開にし、計測位置までセンサーを挿入。センサー挿入後
   アタッチメント封水グランドボルト(4本)をしっかり締めます。
注意事項
   ・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
   ・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
    ください。

*設置方法③
65A町野口金(オス/メス)、又は Φ75ボール式消火栓

こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、設置方法③65A町野口金の設置イメージ画像です。

JWWA B 135ボール式消火栓の吐出口(65A町野口金)に、挿入式超音波流量計「ULSONA」のアタッチメント(65A口金タイプ・雌型)を取り付けます。ボール式消火栓の65A口金(雄型)に、アタッチメント口金雌をカチッと音がするまで押し込むだけで、計測可能な状態になります。
  • ULSONA流量計町野口金タイプ高さ:約300mm
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA DT1」常設タイプを、町野口金(雌)を使用してボール式消火栓の口金(雄)に直接取り付けたイメージ図です。
設置方法:65A口金町野[Φ75ボール式消火栓]

1.ウルソナ流量計のアタッチメント下部に65A町野口金を取り付ける
   アタッチメント下部に65A町野口金を取り付け、しっかりと固定します。
2.ボール式消火栓の吐出口にアタッチメントを取り付ける
   アタッチメントをボール式消火栓の吐出口(65A口金)にしっかりと
   取り付けます。
3.ボール式消火栓の開閉キャップを少し開けて水を流す
   水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開けます。
4.アタッチメント内の水を確認
   アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.ボール弁を閉めて空気を抜く
   水漏れがないことを確認してから、ボール弁を閉めてアタッチメント内の
   空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
   センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.ボール弁を全開にしてセンサーを挿入する
   ボール弁を全開にして、センサーをアタッチメントにしっかりと
   挿入します。
注意事項
   ・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
   ・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
    ください。
ULSONA流量計の選べる取付方法が3パターンありますが、その内の1つに、消火栓町野口金65Aへの取付方法がありますが、この消火栓への取付の注意喚起の画像です。取付け可能な消火栓はボール式消火栓JWWA B 135タイプの消火栓で、取付不可能な消火栓がケレップタイプの消火栓で、JWWA B 103やJWWA B 103準拠タイプの消火栓です。

ULSONA流量計 消火栓取付時のご注意

  • ULSONA流量計は、お客様のニーズに合わせて選べる3つの取付方法をご用意しています。その一つである消火栓への取り付けについて、安全にご利用いただくための重要な注意点がございます。
    取り付け可能な消火栓
    *ボール式消火栓
    *JWWA B 135タイプ
    取り付け不可能な消火栓
    *ケレップタイプの消火栓
    *JWWA B 103
    *JWWA B 103準拠タイプ
安全にご利用いただくために、消火栓のタイプを必ずご確認いただきますようお願いいたします。

ULSONA流量計を活用した漏水対策

ULSONA流量計は、その高精度な流量測定を活用し、水道管路などにおける漏水対策に有効
です。以下の特徴を通じて、漏水の早期発見、把握、そして対策に貢献します。
  • 1. 微細な流量変化の高精度検知:
    ULSONA流量計は超低流速を高精度に測定する能力を持っています。これにより、漏水によって生じるごくわずかな流量の変化も捉えることが可能です。これは、初期段階の漏水や小規模な漏水であっても見逃さずに検知するために非常に重要です。

    2. リアルタイム監視:
    24時間365日のリアルタイムでのデータ監視が可能です。これにより、突発的な流量増加や継続的な微小流量を即座に把握できます。漏水は時間経過とともに被害が拡大するがあるため、リアルタイムでの監視は迅速な初動対応を可能にします。

    3. データ分析による漏水箇所の特定支援:
    蓄積された流量データを分析することで、通常と異なる流量パターンを示すエリアを特定し、漏水リスクの高い箇所を絞り込むことができます。複数の箇所にULSONA流量計を設置することで、エリアごとの使用水量と供給水量を比較し、差分から漏水の有無やおおよその漏水箇所を推測するなどが考えられます。

    4. 不断水での設置:
    挿入式であるULSONA流量計は、配管の断水を伴わずに設置可能です。これにより、漏水監視システムの導入や 漏水監視を行う範囲や地点を増やすことが比較的容易に行うことができ、水の供給を止めずに漏水対策を進めることが可能です。

    5. コスト削減と環境保全:
    漏水を早期に発見し対策を講じることで、無駄な水道料金の発生を抑制できます。また、貴重な水資源の有効な利用は環境保全にも繋がります。ULSONA流量計による漏水対策は、経済的なメリットと環境的なメリットの両面を持ち合わせます。

    これらの特徴を組み合わせることで、ULSONA流量計は水道事業体や工場、大規模施設などにおける効果的な漏水対策ツールとして活用が期待されます。微小な漏水サインの検知からリアルタイム監視、データに基づいたリスク分析まで、漏水による損害を最小限に抑えるための包括的なアプローチを支援します。
ULSONA流量計を用いた漏水対策のご提案コンセプト文のPR画像です。ULSONA流量計は、±0.5%RDの高精度で微小な漏水特有の流量を検知し、高速域まで計測可能です。さらに、流量と同時に水圧の変化も監視することで、ダブルチェックによる確実な漏水検知を実現します。ULSONAクラウドは、リアルタイムなデータ管理と分析を可能にし、より高度な漏水監視と管理を実現するといった内容となっています。

また、水の使用が少ない夜間に計測を行うことで、通常の水使用と漏水による流量を明確に区別し、より確実に漏水を把握できます。
  • 主な特長
    高精度測定: 微細な流量変化を捉え、漏水を正確に検知
    リアルタイム監視: 24時間365日のデータ監視で、異常を即座に把握
    データ分析: 蓄積されたデータに基づき、漏水リスクの高いエリアを特定
    コスト削減: 漏水量の減少により、水道料金や復旧費用を削減
    環境保全: 貴重な水資源の浪費を防ぎ、持続可能な社会に貢献
  • 超低流速検知能⼒
    漏⽔による「ポタポタ」「ジワジワ」といった極めて遅い流速
    (0.003m/sec)も検知可能。従来の流量計では捉えられなかった
    微⼩漏⽔も⾒逃さず捉えます。
ULSONA流量計を用いた漏水対策のPR画像の1つで、±0.5%RDの高精度で微小流速から高速流量までも計測可能で、特に超低流速検知能⼒は従来の流量計では捉えきれなかった流速を検知可能といった内容の画像です。
       *従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も確実に検知します。
  • 流量と⽔圧のダブルチェックで、漏⽔の発⽣をより正確に捉えます。
ULSONA流量計を用いた漏水対策のPR画像の1つで、流量と⽔圧を同時に計測し、 その両⽅から漏 ⽔の有無を判断し、微細な流量変化を検知し、⽔圧低下を同時に監視することが可能といった内容の画像です。
ULSONA流量計を用いた漏水対策のPR画像の1つで、ダブルチェックのメリットを3つ説明しており、 1単なるセンサーの誤作動と実際の漏⽔を明確に区別 2検知の信頼性を格段に向上 3誤警報を⼤幅に減少といった内容の画像です。

漏⽔検知のメカニズム– 流量と⽔圧のダブルチェック

*夜間における漏水有無での水量変化の対比

   ※漏水がない場合

漏⽔検知のメカニズムで、漏水がない時間帯の夜間での流量イメージ画像です。
漏⽔検知のメカニズムで、漏水がない時間帯の夜間での流量グラフのイメージ画像です。

   ※漏水が発生した場合

漏⽔検知のメカニズムで、夜間の時間帯において、漏水が発生した場合の流量グラフのイメージ画像です
漏⽔検知のメカニズムで、夜間の時間帯において、漏水が発生した場合のい流量イメージ画像です。

夜間水量変化でわかる、ULSONA流量計の高い漏水検知能力

  • 上記2つのグラフはで、「漏水がない場合」と「漏水が発生した場合」の深夜帯における水量変化を比較したものです。

    漏水がない場合: 水の使用量がほぼゼロに近く、水圧も高い安定した状態が保たれています。
    漏水が発生した場合: 水をほとんど使用していないにも関わらず、わずかに流量が増加し、
      それに伴い水圧が低下していることが分かります。

    この二つのグラフの流量と水圧における明確な違いは、ULSONA流量計の漏水検知能力の高さを証明するものです。

    ULSONA流量計は、その「超高感度な低流速検知」という特性に加え、「水圧同時計測」機能と連携することで、単なるセンサーの誤作動や一時的な変動と、実際の微細な漏水を高い精度で判別します。

    この組み合わせにより検知の信頼性が飛躍的に向上し、誤報を削減。
    これにより、漏水の早期発見・早期対応を強力にサポートします。

ULSONA流量計は、2つの選べる通信方式で低コストな漏水監視を実現します

2種類の通信方式でリアルタイム監視

  • クラウド(携帯回線)
    どこからでも繋がるので場所や配線の制約がありません。通信回線、クラウドシステム、ダッシュボードをセットにしたソリューションサービスを提供します。
ULSONA流量計を用いた漏水対策のPR画像の1つで、ULSONA流量計の遠隔監視の方法は2通りあり、その内の1つULSONAクラウドの内容を説明したPR画像で、ULSONAクラウドは携帯回線を利用しており、ソフトバンクかKDDIのいずれかの通信網を利用しています。
ULSONA流量計を用いた漏水対策のPR画像の1つで、主な特⻑として、1リアルタイムデータ監視 2クラウドにデータ保存(⻑期間)3 CSVファイルにダウンロード可能 4GPS機能で地図上に位置表⽰ 5最短1分間隔でデータ収集が可能であり、インターネット接続が可能な環境であれば、マルチデバイス対応なので、 スマホ‧タブレット‧PCなどから監視可能。コスト⾯ では、⽉額通信料が発⽣するため、多数の計測ポイントではランニング コストに注意が必要といった内容の画像です。
     クラウドのコスト
     ⽉額通信料が発⽣するため、多数の計測ポイントではランニング
     コストに注意が必要です。
ULSONAクラウド(携帯回線)のシステム概要図のPR画像です。
どこからでも繋がるので場所や配線の制約がないことや、通信回線、クラウドシステム、ダッシュボードをセットにしたソリューションサービスを提供しますといった内容の画像です。
  • 低コスト無線
    LoRa無線システムで、⻑距離通信を実現しながら通信コストをゼロ抑制。
    月額通信料が不要で、ランニングコストを⼤幅に削減します。
ULSONA流量計を用いた漏水対策のPR画像の1つで、ULSONA流量計の遠隔監視の方法は2通りあり、その内の2つ目が、LPWA技術を採用したULSONA無線通信LoRaのPR画像です。主な特⻑として、1通信費ほぼゼロ(⽉額費⽤なし)2⻑距離通信(数km〜数⼗km)
3省電⼒(バッテリー寿命が⻑い)4設置が簡単(インフラ⼯事不要)51500mで安定通信を実証済みといった内容の画像です。
    無線通信LoRaのコスト
    特定⼩電⼒無線帯域を利⽤するため、無線局免許不要で独⾃ネットワーク
    を構築し、低消費電力と月額費用なしで、ランニングコスト低減に寄与します。
低コスト無線のLoRa無線システムで、⻑距離通信を実現しながら通信コストをゼロ抑制するシステム概要図画像です。
月額通信料が不要で、ランニングコストを⼤幅に削減し、最新の計測技術と無線通信技術を組み合わせ、確実かつ経済的な漏⽔対策を実現しますといった内容です。
LoRa (ローラ) とは?
LPWA (Low Power Wide Area) 技術:
省電⼒で広範囲な通信を実現する無線技術の⼀つです。IoT機器向けに特化した⻑距離・低消費電⼒の通信規格です。
免許不要:特定⼩電⼒無線帯域を利⽤するため、無線局免許が不要で、独⾃のネットワークを構築できます。

ULSONA流量計の特⻑- 漏⽔検知イメージ

ULSONA流量計を用いた漏水対策の低流速検知特性のイメージ画像です。
        *超低流速検知能力を備えたULSONA流量計は、漏水が
         示す微細な兆候(漏水特有のサイン)を見逃しません。

ULSONA流量計の漏水検知で期待される効果

期待される効果は主に6項目あり、その1が「漏⽔箇所の早期‧確実な特定」で、
• ダブルチェック(流量 ‧⽔圧)による⾼精度な検知
• ⾒逃しや誤検知を⼤幅に低減
• 夜間など使⽤量が少ない時間帯の徹底監視
• 段階的アプロ ー チによる効率的な絞り込みといった内容の説明画像です。
その2が「経済的メリット」で• ⽔道料⾦の⼤幅な削減 • LoRa無線通信により通信費ほぼゼロ • 効率的な修繕による作業コスト削減 • 既存設備を活⽤した低コスト導⼊ • 段階的な導⼊によるコスト分散といった内容の説明画像です。
その3が「維持管理の効率化」で• 継続的な監視による配管状態の把握 • 計画的なメンテナンスが可能に • 現場確認の⼿間と時間の削減 • 遠隔での⼀元管理といった内容の説明画像です。
その4が「データ活⽤」で• ⽔使⽤量のデータ分析が可能 • 異常パターンの早期検知 • 使⽤傾向に基づく予測管理 • 施設全体の⽔管理最適化といった内容の説明画像です。
その5が「安⼼感の向上」で• 24時間体制での漏⽔監視による安⼼ • 異常の早期発⾒によるリスク低減 • 突発的な⼤規模漏⽔の防⽌ • 施設運営の安定化といった内容の説明画像です。
最後の、その6が「資源保全と環境貢献」で• 貴重な⽔資源の浪費を防⽌ • 環境負荷の軽減 • SDGsへの取り組みとして評価 • 省エネルギー効果といった内容の説明画像です。
  • 深刻化する漏水問題
    水道管の漏水は、貴重な水資源の浪費だけでなく、地盤沈下や道路陥没など、深刻な二次被害を引き起こす可能性があります。また、漏水による水道料金の増加は、企業や自治体の財政を圧迫する要因となります。
    ULSONA流量計による漏水対策
    当社のULSONA流量計は、高精度な流量測定により、これまで発見が困難だった微細な漏水も検知することが可能です。また、リアルタイムでのデータ監視により、漏水の早期発見・早期対応をサポートいたします。

MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)

空気弁付挿入式ULSONA流量計

  • 流量計測に最適な条件である直線配管区間に設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。
  • 空気溜まりが「流量計の計測誤差」を引き起こす可能性について
    流量計の設置について:
    流量計(特に超音波流量計など)の設置に関する技術資料や解説では、「流体に気泡があると誤作動の原因となる」「管内は、空気溜まりがなく常に満水になるように配慮する」といった注意点が挙げられています。これは、空気の混入が計測精度に悪影響を与えることを示唆しています。
    空気弁による安定した流れの確保:
    空気弁を適切に設置し空気溜まりを排除することは、管路内の流れを安定させ、正常な状態(満水状態)を保つことに繋がります。これは、流量計が正確に作動するための前提条件を整えることになります。空気弁設置の規定は、間接的に計測精度を阻害する要因(空気溜まり)を取り除くことにも寄与します。
カタログ(PDFファイル)
こちらは、ULSONA流量計のイメージPR画像です。
ULSONA流量計 - 高精度で信頼性の高い流量測定ソリューション
ULSONA流量計(フローメーター)は、液体や気体の流量を正確に測定する革新的な計測機器です。産業プロセス、研究施設、品質管理など、幅広い分野で不可欠なツールとして設計されています。
主な特徴:
高精度測定: 最新のセンサー技術により、±0.5%以内の高精度を実現
広範な適用性: 多様な流体タイプと流量範囲に対応
堅牢な設計: 過酷な環境下でも安定した性能を発揮
ユーザーフレンドリーなインターフェース: 直感的な操作と見やすいディスプレイ
データログ機能: 測定データを記録し、分析に活用可能
応用分野:
化学・石油産業
食品・飲料製造
水処理施設
製薬産業
「管路の凸部や高点に空気弁が必要なのは当然」――その認識は広く浸透しています。しかし、顕著な高点のない、長くて連続した直線配管における空気対策は見過ごされがちではないでしょうか?

こうした直線配管においても、水中に溶け込んでいた空気が時間と共に分離・蓄積し、目に見えない空気だまりを形成するリスクがあります。

日本ダクタイル鉄管協会のマニュアルなどでも、顕著な高点がない長距離の配管においては、概ね500〜1000メートル間隔での空気弁設置が推奨されているのは、このためです。

細かな気泡や空気だまりは、知らず知らずのうちに通水断面を減少させ、円滑な流れを妨げる通水障害を引き起こします。これは、安定した送水を阻害するだけでなく、流量計による正確な計測にも悪影響を及ぼす可能性があります。

流量計の設置にとって好条件とされる直線配管であっても、空気溜まりによる計測誤差のリスクは存在します。

そこでご提案するのが、空気弁を一体化した【MN空気弁付ULSONA流量計】です。

本製品は、流量計測に最適な条件である直線配管区間に設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。

これにより、流量計にとっての計測環境が常に最適に保たれ、空気溜まりによる計測誤差を低減。

より正確で安定した流量計測を実現します。

見過ごされがちなリスクに確実に対策し、配水管理の精度向上に貢献する【MN空気弁付ULSONA流量計】を、ぜひご検討ください。

製品の詳細や導入に関するお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。
※ご注意
以下のMN型短管又は、MN型補修弁付短管価格は、「ULSONA流量計」と「急速空気弁又は消火栓」の価格は含んでいません。
流量計の千代田工業(株)のMN型挿入式計測器設置対応形付補修弁のラインナップを紹介するPR画像です。
MN型短管補修弁付
¥450,000(急速空気弁は別売り)
MN型短管補修弁付
¥450,000(単口消火栓は別売り)
MN型短管
¥380,000
  • MN型短管(補修弁付)は、空気弁または消火栓が別売りとなっています。ご必要に応じて、下記の空気弁価格または消火栓価格を加算してください。
MN型短管(補修弁付)用の付属品として、Φ75およびΦ25の急速空気弁と、Φ75の浅層埋設対応地下式単口消火栓の価格表の画像です。

※MN型短管、空気弁価格表流量計価格は含んでいません

こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、MN弁 挿入式計測器設置対応型補修弁カタログの紹介画像です。

将来的な省力化・IoT化をご検討中の方へ

MN弁は、将来の管路におけるブロック管理を見据え、既設の空気弁または地下式消火栓を本製品に交換することで、管内流量や水質等を測定する各種計測器を常時設置可能にすることを目的に開発されました。

主な特徴:

不断水での計測器設置・取り外し: 補修弁機能を内蔵しており、断水せずに計測器の設置・取り外しが可能。
多様なラインナップ:
MN弁消火栓タイプ:口金65A
MN弁急速空気弁タイプ:空気弁口径Φ25、Φ75
MN弁 挿入式計測器設置対応型補修弁カタログをぜひご覧ください。
一般的に、管路内に空気が混入したり、空気溜まりが存在したりすると、流体の体積が変動するため、体積流量計(例:電磁流量計、超音波流量計など)の計測値に誤差が生じる可能性は技術的に広く認識されています。空気弁は、こうした空気による悪影響を排除し、管路全体の安定した運用(流量確保、水撃防止など)を目的として設置されるものです。

空気弁設置推奨箇所

水道配管において、空気弁は管内に溜まった空気を排出し、ウォーターハンマー現象の抑制や通水障害の解消に不可欠な役割を果たします。以下に、空気弁の設置が推奨される主な箇所をまとめます。

1. 水管橋の最高点
水管橋の最高点には空気が滞留しやすいため、閉じ込められた空気を効率的に放出するために空気弁の設置が不可欠です。長野県のガイドラインでも、水管橋には空気弁、またはそれと同等以上の機能を持つ製品を使用することが指定されています。
2. 河川横断部(伏越し)
逆サイフォン構造となる河川横断部の下流側など、空気が蓄積しやすい箇所には空気弁を設置する必要があります。
3. 配管の末端
特に閉塞された末端や空気がたまりやすい場所には、空気弁の設置が必要となる場合があります。神奈川県では、適切な排水設備がない配管末端において、排水口付きの空気弁の検討を推奨しています。
4. 長距離にわたる配管
顕著な高点がない長距離の配管においては、空気弁を一定の間隔で設置することが推奨されています。日本ダクタイル鉄管協会のマニュアルや、いわき市、長野県のガイドラインでは、500〜1000メートルの間隔が推奨されています。また、神栖市のガイドラインでは約200メートルごと、国土交通省の資料では1〜3 km間隔で設けられる仕切弁の間に空気弁を設置することに言及されており、これらの情報を参考に適切な間隔で設置を検討する必要があります。
5. その他局所的な高所
配管経路の局所的な凸部や起伏の頂点など、空気が滞留しやすい箇所にも空気弁の設置が有効です。
これらの箇所に適切に空気弁を設置することで、水道配管網の安定稼働と長寿命化に寄与します。

御参考図

Φ25空気弁短管(対応管径:Φ75~Φ350) 横幅:約390mm
こちらは、空気弁付短管(MN型)の参考図面です。【空気弁:Φ25】

対応配管: Φ75~Φ350

挿入式ULSONA流量計を設置した配管において、エアーの混入により計測精度が低下する可能性がある場合に設置することで、エアーによる影響を抑制します。
Φ75空気弁短管(対応管径:Φ350~Φ800) 横幅:約470mm
こちらは、空気弁付短管(MN型)の参考図面です。【空気弁:Φ75】

対応配管: Φ350~Φ800

挿入式ULSONA流量計を設置した配管において、エアーの混入により計測精度が低下する可能性がある場合に設置することで、エアーによる影響を抑制します。
ULSONA流量計の千代田工業株式会社 大阪営業所の「お問い合わせ先」画像です。
内容は以下の通りです。
電話番号、emailアドレス(2つ)、社名と住所で、水を意識したシンプルなデザインにしており、ULSONA流量計の現場設置画像をワンポイント加えています。
お問い合わせについて
価格等のお問い合わせを含め、当サイト内のすべての御問合せは、上記の電話番号またはメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
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以下ULSONA流量計カタログを画像の下方からダウンロードいただけます。

ULSONA流量計カタログ① [A3]表裏
【表面】
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」のA3版カタログ①表面の紹介画像です。

カタログ表面には、「ULSONA-DT1~DT3」の配管設置イメージイラストと、変換器(コントローラ)の流量・流速表示、配管設定、超音波計測状況(エコーサーチ)などの機能紹介を掲載しています。
【裏面】
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」のA3版カタログ①裏面の紹介画像です。

カタログ裏面には、ULSONAの仕様とULSONA-DTポータブルタイプの計測手順を写真付きで説明しています。

ULSONA仕様:

測定流体: 水、超純水、工業用水
測定方式: トランジットタイム方式
適用パイプサイズ: DT-1 80A~300A、DT-2 350A~450A、DT-3 500A~1000A
測定流速範囲: 0.000~±20m/sec
流速分解能: 0.003m/sec
精度: ±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)
ULSONAコントローラ仕様:

供給電圧: DV24V(DC9-DC26V、電池駆動可)
消費電力: 約10W以下
アナログ出力:
Ch1 流量 DC4-20mA(DC0-24mA、負荷抵抗≦500Ω)
Ch2 温度、流速、負流量(選択)DC1-5V
デジタル出力:
Ch1 正方向流量パルス(PhotoMOSリレー DC30V 500mA)
Ch2 負方向流量パルス(PhotoMOSリレー DC30V 500mA)
Ch3 測定エラー(無電圧接点)
記録媒体: microSDカード(2GB MAX)
通信: RS485(Modbus RTU 9600~38400bps)
カレンダークロック: 基盤内組込
動作温度: -5~50℃
ヒューマンマシンインターフェース: 7インチカラー液晶タッチパネル
表示内容: 瞬間流量(㎥/sec、L/sec、L/hr、㎥/min、㎥/hr)、瞬時流速(m/s)、正方向/負方向積算流量(0~999999.999㎥)
防水性能: コントローラ IP65相当
本体・センサー部仕様:

センサー: 超音波オシレーター
設置方法: サドル分水栓、フランジ取付アダプタ(補修弁)
材質: SUS316(挿入部)、SUS304(その他)
重量: 約10kg(シャフト長による)
防水性能: IP68
動作温度: センサー 0~55℃
ULSONA流量計カタログ② [A3]表裏
【裏面】
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」のA3版カタログ②裏面の紹介画像です。
ULSONA流量計カタログ① [A4]表裏
【表面】
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAのPR用パンフレットの表面です。内容として、ULSONAの仕様等、使用されている実際の現場写真、超音波流量計の計測原理等を掲載しています。
【裏面】
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAのPR用パンフレットの浦面です。内容として、ULSONAの、使用されている実際の現場写真、ポータブルタイプ(ULSONA町野口金タイプ)の製品案内、コントローラ入力案内等掲載。
ULSONA流量計カタログ② [A4]表裏
【表面】
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAの設置イメージ図面です。サドル分水栓に設置するタイプとフランジに設置する(空気弁又は地下式消火栓を外して補修弁に接続します)タイプの2種類があります。
【裏面】
流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONAの設置イメージです。比較的口径の大きい送水管にはULSONA-DT3(Φ500~Φ1000)、比較的口径の小さい配水管にはULSONA-DT1を御使用下さい。

ULSONA DT カタログ (PDFファイル)

ULSONA DT流量計 材質:オールステンレス製 センサーシャフト(接水部)SUS316製
ULSONA LT流量計 材質:オールステンレス製 センサーシャフト(接水部)SUS304製
挿入式超音波流量計ULSONA DTのお客様お問い合わせ先画像です。住所・電話番号・メールアドレスなど記載しています。
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製品に関するお問合せ➡千代田工業(株)06-6358-3541

  • 資料のご請求、製品御購入、流量計測業務などの御見積承ります。
  • 計測業務例として、既設補修弁Φ75又は、ボール式消火栓(口金65A)に取付けて計測を行います。
  • 計測期間は、24時間~20日間程度です(詳細につきましてはお問い合わせください)。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA DT」の製品カタログバージョン2(A3表裏)の紹介画像です。

カタログ表面には、ULSONA DT流量計のポータブルタイプの写真が掲載されています。ポータブルタイプの内容は、センサー防護ケース(挿入センサー、専用ケーブル10m【標準】、アタッチメント【サドル分水栓・専用フランジ・消火栓町野口金65A】)、特殊フランジ、アタッチメント締付・取外し用治具、コントローラケース、バッテリーケースです。

また、埋設ボックスに設置されたULSONA DT流量計の写真も掲載されています。この現場は水没することが事前にわかっていたため、通常IP68の防水性能を持つULSONA DT流量計に、専用ケーブル部のシールを強化したタイプが採用されています。

さらに、口径1500mmの配管にフランジタイプのULSONA DT流量計が設置された写真も掲載されています。

挿入式流量計の種類について

挿入式流量計は、配管にセンサーを挿入し、流体の流速と流量を直接測定する流量計です。電磁流量計では困難であった低流速の計測が可能であり、高感度かつ高精度な計測性能を実現します。

設置が容易で、設置コストも削減できます。バイパス管設置工事などの付帯工事が不要で、サドル付き分水栓や補修弁による不断水分岐で設置可能です。

挿入式流量計には、超音波式と電磁式があります。

超音波式流量計: 管路内を伝わる音波の到達時間を計測し、超音波の伝搬経路における流速を算出します。さらに、管路の断面積や流速分布などの補正係数を掛け合わせることで流量を出力します。
電磁式流量計: ファラデーの電磁誘導の法則に基づき、導体が磁界内で運動する際に発生する起電力を利用して流速を測定します。この起電力の大きさは、磁束密度と流速に比例します。
挿入式超音波流量計ULSONA DTΦ75~Φ2000
超音波流量計の原理について・・
超音波流量計は、超音波を利用して液体または気体が流れる速度を計測する機器です。超音波式流量計は、管内の液体中に超音波を伝搬させ、その伝搬時間の差から流量を計測します。
一般的に、超音波流量計といえば、クランプオン式(外装式)流量計を指すことが多いですが、弊社では、クランプオン式流量計(外装式流量計)と挿入式流量計を扱っており、クランプオン式(外装式)は、配管設備の外から取り付けが可能であり、挿入式は配管の補修弁等に設置します。
超音波流量計の測定方法は、トランジットタイム方式(伝播時間差式)とドップラー式がありますが、ULSONA流量計は、トランジットタイム方式を採用しています。
トランジットタイム方式は、配管に斜めに取り付けた二つのセンサが交互に超音波を送受信します。
流れがないときは、上流側から下流側への超音波と、下流側から上流側への超音波の伝播時間は同じであり、流れがあるときは、上流側から下流側への超音波は流れに乗って速く伝わり、下流側から上流側への超音波は流れに逆らって遅く伝わります。この伝播時間の差が流速に比例します。
トランジットタイム方式(伝播時間差式)の超音波流量計は、次のような特徴があります。
クランプオン式(外装式)のメリットとして
非接触で流体流量を測定できる利点があり、圧力損失がなく、クランプオン式(外装式)であれば配管を切断する等の必要がなく、設置やメンテナンスが容易である。
クランプオン式(外装式)のデメリットとして
一定の直管部が必要で、流体に固形物や気泡が多く含まれると計測誤差や計測不可能になる場合があり、脈動等あれば、不安定な計測値になるなど。
挿入式ULSONA流量計のメリットとして
配管にセンサーを挿入して直接計測できるため、電磁流量計(従来流量計)では困難とされていた低流速における計測を可能にし、正・負の両方向の計測が標準で可能です。流体と直接接触することで、外部の影響を受けにくく、高い精度(0.5%RD)と安定性を実現しました。
サドル分水栓(Φ50用)への設置が可能であり、既設の補修弁への設置も含め不断水で着脱可能、不断水で校正も可能で、設置コストを安価に抑えることが可能です。
ULSONA流量計は落雷の際、リスクを最小限に抑えらるっ?!
こちらは、落雷時のULSONA流量計の耐久性を紹介する画像です。
落雷のメカニズム
落雷は、発達した雲の中で氷の粒が摩擦し、静電気が発生することで起こります。雲の上層と下層で電荷が分かれると、中和のために雲から地面へ放電されます。
雲に蓄積された電気が限界に達すると、空気中を電気が通り地表に到達します。これが「落雷」です。
雷は、イオン化が進んだ場所や湿度の高い場所など、空気中の電気を通しやすい場所を通って進みます。そのため、ジグザグとした稲妻に見えるのです。
  • ULSONA流量計に内蔵されているアレスタ(避雷器 SPD)は、外部から侵入する過電流や過電圧から内部回路を保護する役割を果たします。
    具体的には、以下のように機能します。
    サージプロテクターは、許容値を超える高電圧がかかった際に動作し、過剰な電流をクランプ(抑制)することで、機器を保護します。つまり、外部からの異常な電流や電圧の流入を検知すると、それらをバイパスさせたり、適切なレベルに抑えたりして、内部回路への影響を最小限に抑える働きをします。
    このように内蔵のアレスタ(避雷器 SPD)はコントローラを一定程度保護しますが、落雷が非常に近くにある場合や直撃雷を受けた場合には、コントローラやセンサーが破損するリスクがあります。
    ただし、ULSONA流量計のセンサーは下図イメージのようにULSONA流量計センサーに水が直接 接していることにより、水がマイナスアースとなり、電流がULSONA流量計にとどまることなくULSONA流量計センサーは保護されます。
    ※雷の落雷がULSONA流量計センサーに直撃した場合、センサーは破損する場合があります。

ULSONA流量計の設置場所付近に落雷があった場合のイメージ図です。

こちらは、ULSONA流量計の耐雷性能を紹介する画像です。

ULSONA流量計のコントローラには、I/O(入出力)回路に対する避雷保護機能が標準で内蔵されています。

ただし、内蔵の避雷保護機能は基本的な保護レベルであり、落雷が多い地域や重要な設備では、外付けの避雷器を追加設置することを推奨します。

ULSONA流量計は、落雷時に電流を受けても、接続されている配管内の水がマイナスアースとなり、電流の影響を最小限に抑える構造になっています。

不断水で流量計(短管形電磁流量計)の更新が可能ですか?
不断水で流量計の更新は可能です。

挿入式超音波流量計ULSONA-DTシリーズは、その理想的な解決策です!

ULSONA流量計は、既存の配管に「サドル付分水栓」などを設置し、流量の測定が可能になります。
従来の電磁流量計と比べて、施工時間やコストを大幅に削減するだけでなく、水質や水圧にも影響を与えません。また、外的要因などの制約を受けずに高精度で安定した測定が可能です。ULSONA流量計は、配管の管理やメンテナンスにおいて、優れた性能と信頼性を提供します。

  • 流量計の更新を行う際には、将来的なメンテナンスや交換のために、できるだけ「バイパス管」を設置することをお勧めします。
    「バイパス管」は、流量計の前後に分岐しており、流量計を取り外しても流体が流れるようになっています。
    以下の図は、「バイパス管」があらかじめ設置されている場合の流量計の更新方法を示しています。
流量計の千代田工業(株)による挿入式超音波流量計「ULSONA-DT 1~3」の特長の一つとして、流量計(短管形電磁流量計など)の更新時に、あらかじめバイパス管を設置していない場合、一般的な短管形電磁流量計では断水が必要となり、流量計の更新が困難です。しかし、挿入式超音波流量計ULSONA-DTであれば、バイパス管がなくても対象配管に直接挿入することが可能です。ただし、対象配管にサドル分水栓を取り付けるか、既設の空気弁や地下式消火栓が近くにある場合に限ります。この条件を満たすことで、挿入式超音波流量計ULSONA-DTの設置が可能となり、流量計の更新が実現します。
長くなりましたが、この画像は一般的な短管形電磁流量計の更新イメージです。今回の製品説明画像には初めてイメージキャラクターを採用しています。画像の左下には上司と部下(流量計更新の担当者)が登場しており、更新時期が近づいている短管形電磁流量計について、部下との打ち合わせを想定した会話が掲載されています。引き続き、以下の別画像に引き継ぐ前段階の製品PR画像です。
流量計の更新を行いたい場合でも、現場に「バイパス管」が設置されておらず、断水を行うことが困難な場合、「挿入式超音波流量計 ULSONA-DT」がお役に立ちます。
  • 流量計更新の際、「バイパス管」がない場合でも、不断水で「流量計の更新」が可能です。
  • 既設流量計の付近に「地下式消火栓」又は「空気弁」が設置されていれば、その補修弁を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の設置が可能です。
  • また、対象配管に「サドル分水栓(Φ50のみ)」を設置できれば、サドル分水栓を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の取付が可能です。
  • 下記の図は、流量計設置配管に「バイパス管」がない場合に、「サドル付分水栓」を取付て、「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」での流量計の更新を示しています。

    ULSONA流量計のセンサーは取り外しや移設が容易なので、メンテナンスや点検も簡単に行えます。「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」は、流量計の更新にお悩みのお客様に最適なソリューションです。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の製品PR画像です。

前回の短管形電磁流量計の更新イメージ画像に続き、今回はメンテナンスを含む更新用バイパス管がない配管へのULSONA-DT設置について説明します。

流量計が設置された配管にバイパス管がなく、断水が困難な状況で流量計の更新が必要な場合、ULSONA-DTが最適なソリューションとなります。

ULSONA-DTの設置条件は以下の通りです。

一次側:対象配管径の10倍以上(10D)の直管長
二次側:対象配管径の5倍以上(5D)の直管長
設置方法:サドル付き分水栓の設置、または近隣の地下式消火栓・空気弁の補修弁を利用
前回のPR画像に引き続き、今回の画像にも製品PRキャラクターが登場しています。製品に親しみやすさを感じていただくことで、製品理解の一助となれば幸いです。今後も可能な限り製品キャラクターを活用していく予定です。

挿入超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システム

ULSONA流量計のクラウド遠隔監視システムのPR画像です。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」遠隔監視システムのカタログ表面の紹介画像です。

ULSONA-DT遠隔監視システム - IoTで流量、流速、積算流量、水温を遠隔監視

パソコン、スマートフォン、タブレットでリアルタイムに遠隔監視が可能です。

クラウドデータ保存: 収集したデータはクラウドに保存されます。
過去データ閲覧・ダウンロード: 期間を指定して過去のデータを確認し、CSVファイルでダウンロードできます。
オールインワンソリューション: 通信回線、クラウドシステム、ダッシュボードなど、必要なものを全てセットにしたソリューションサービスを提供します。
ULSONA流量計とクラウドシステムを併用することにより、瞬時流量・瞬時流速・正積算流量・負積算流量・水温をリアルタイムに遠隔監視できるシステムをご紹介します。このシステムは、データはクラウドに保存され、スマートフォンやパソコンからいつでも確認できます。


このシステムは、挿入式超音波流量計ULSONA-DTと、携帯キャリア回線を利用したクラウド遠隔監視システムの組み合わせです。ULSONA-DTは、既設の配管にサドル付分水栓や補修弁などを設置して、不断水で流量の測定が可能な高精度な流量計です。クラウド遠隔監視システムは、ULSONA-DTから収集したデータをリアルタイムに送信し、お手持ちのデバイスで確認できる便利なシステムです。GPS機能も搭載しており、地図上で位置情報も把握できます。

御問合せ先➡千代田工業㈱ 営業1課 TEL 06-6358-3541
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」遠隔監視システムのカタログ裏面の紹介画像です。

ULSONA-DT遠隔監視システム - IoTで流量、流速、積算流量、水温を遠隔監視

パソコン、スマートフォン、タブレットでリアルタイムに遠隔監視が可能です。

クラウドデータ保存: 収集したデータはクラウドに保存されます。
過去データ閲覧・ダウンロード: 期間を指定して過去のデータを確認し、CSVファイルでダウンロードできます。
オールインワンソリューション: 通信回線、クラウドシステム、ダッシュボードなど、必要なものを全てセットにしたソリューションサービスを提供します。
場所・配線制約なし: どこからでも接続可能で、場所や配線の制約を受けません。
高頻度データ収集: 最短1分間隔でデータ収集が可能。
GPS内蔵: 地図上で位置情報を確認できます。

ULSONAクラウドシステムのメリットは以下の通りです。

  • 初期投資を抑えられる。
    ULSONA-DTは、既設の配管に取り付けるだけで測定が可能なので、工事費や時間がかかりません。クラウド遠隔監視システムも、携帯キャリア回線を使用するので、専用の通信回線やサーバーが不要です。
  • リアルタイムにデータを確認できる。
    ULSONA-DTは、瞬時流量・瞬時流速・正積算流量・負積算流量・水温を測定し、クラウド遠隔監視システムに送信します。デバイス画面上でリアルタイムにデータを見ることができます。また、期間を指定して過去のデータも確認できます。データはCSVファイルとしてダウンロードすることも可能です。
  • 配管管理や漏水防止対策に役立つ。
    ULSONA-DTは、流速計測範囲が0.003m/sec~20m/secと広く、夜間最小流量の継続監視などができます。これにより、配管の状態や漏水の有無を把握することができます。また、センサーは取り外しや移設が容易なので、メンテナンスや点検も簡単に行えます。
    ※オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)も遠隔監視可能です。

ULSONAクラウドシステムの特徴まとめ
  • お手持ちのデバイス(スマートフォン、タブレット、パソコン)で遠隔監視。
  • 収集したデータは、デバイス画面(スマートフォン画面上など)上でリアルタイムに確認することが可能!
  • 収集データはクラウドに保存されているので、期間を指定してデータを確認可能!
  • 収集データを「CSVファイル」としてダウンロード可能!
  • GPSを搭載しており、地図上にて位置確認が可能!
  • 通信は携帯回線を使用しどこからでも繋がる!
※ULSONA流量計の埋設設置に関する注意事項
  • クラウド通信の課題: 埋設ボックスが鉄製の蓋で覆われている場合、クラウド通信が円滑に行えない可能性があります。鉄製の蓋に約10mmの穴を2カ所程度開けることで改善される可能性がありますが、この方法では雨水などが侵入するリスクが高まり、通信障害の原因となる可能性があります。従いまして、埋設ボックスにセンサーを設置する際には、コントローラとクラウド受発信器を別途、地面より高い位置にある変換器用収納盤などの計装盤に収めることを推奨します。
千代田工業株式会社 大阪営業所の「御問合せ先」案内画像です。
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ULSONA UTY 残塩計付流量計

千代田工業㈱の提供するULSONA UTYのイメージ画像です。千代田工業株式会社のULSONA UTYは、流量と残留塩素濃度を同時に測定できる一体型計測器です。超音波技術と高精度センサーにより、高精度な計測とリアルタイム遠隔監視を実現。設置も容易で、水道事業をはじめ幅広い分野で効率的な水管理をサポートします。
  • 流量、流速、水温、水圧、残留塩素濃度 を計測
  • クラウドでリアルタイム監視可能!
  • 携帯キャリア回線を使用(NTTドコモ、KDDI)し、遠隔でリアルタイム監視が可能です。
※注意 ULSONA UTY残塩計付流量計の製品出荷につきまして、現時点で2024年中頃以降の出荷予定ですが、。
    詳しくは、御手数ですが弊社[ULSONA DT、UTY」窓口 電話番号 06-6358-3541 迄お問合せ願います。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、ULSONA DT・UTYカタログ表面の紹介画像です。

ULSONA UTY - 流量計測と残留塩素濃度測定を一台で

ULSONA UTYは、従来のULSONA DT(挿入式超音波流量計)に残留塩素濃度計を付加した製品です。

開発の背景:

水道法では、給水栓における残留塩素濃度を0.1mg/L以上に保つことが義務付けられています。水道供給者は、安全な水を供給するため、比較的高い塩素濃度(例:0.5mg/L)で配水していますが、管末付近の塩素濃度が不明瞭な場合、安全性を確保するために過剰な塩素投入が必要となることがあります。

ULSONA UTYの特長:

管末での塩素濃度測定: ポータブルなコンパクト残留塩素計を搭載し、管末付近での測定が可能。
適正な塩素濃度管理: 管末での塩素濃度を把握することで、過剰な塩素投入を抑制し、安全かつ「おいしい水」の供給に貢献。
効率的な水質管理: 流量と塩素濃度を一台で測定できるため、効率的な水質管理を実現。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、ULSONA DT・UTYカタログ裏面の紹介画像です。

カタログ裏面では、具体的な製品説明を掲載しています。

主な内容:

産学官連携による「おいしい水」供給への取り組み: カタログ表面で紹介した水道水の現状を踏まえ、産学官連携による取り組みを簡潔に図式化。
製品画像: 製品の正面、横、斜めからの画像を紹介。
設置条件: 設置に必要な条件を解説。
コンパクト残留塩素計の構成: 残留塩素計の構成要素を説明。
ULSONA UTYの特長:

従来のULSONA DTと同様に、リアルタイム遠隔監視が可能。
携帯キャリア回線(NTTドコモ・KDDI)を使用するため、距離に関係なく初期投資やランニングコストを気にせず、定額でサービスを利用可能。
初期費用は約63万円(5年間通信費込み)。5年目以降は月額4千円、年間4万8千円で利用可能。
リーズナブルな価格設定により、幅広いユーザーへのサービス提供を目指しています。」
修正点:

体裁:
冒頭に画像の説明文を追加し、画像の目的を明確にしました。
箇条書きと記号(・)を使用し、文章を整理して見やすくしました。
各項目のタイトルを太字にし、可読性を高めました。
内容:
「表面では水道水の現況交え、説明したが、裏面では、具体的な製品説明になっている。」を「カタログ裏面では、具体的な製品説明を掲載しています。」と修正し、より簡潔な表現にしました。
「1表面の継続的ではあるが、おいしい水を供給するための産学官連携した取り組みのを完結に図式化している。」を「産学官連携による「おいしい水」供給への取り組み:カタログ表面で紹介した水道水の現状を踏まえ、産学官連携による取り組みを簡潔に図式化。」と修正し、より分かりやすい表現にしました。
「携帯キャリアー(NTTドコモ・KDDI)回線を使用しているため、距離に関係なく初期投資、ランニングコストを気にすることなく、定額でサービスを供給する。」を「携帯キャリア回線(NTTドコモ・KDDI)を使用するため、距離に関係なく初期投資やランニングコストを気にせず、定額でサービスを利用可能。」と修正し、より自然な表現にしました。
「初期投資のイニシャルコストは現時点で約¥63万円【¥630,000-】(5年間通信費込み)5年後以降は、月々¥4千円【¥4,000-】で年間¥4万8千円【¥48,000-】のみで、割とリーズナブルな価格設定にし、より広くサービスを広げたい狙いがある。」を「初期費用は約63万円(5年間通信費込み)。5年目以降は月額4千円、年間4万8千円で利用可能。リーズナブルな価格設定により、幅広いユーザーへのサービス提供を目指しています。」と修正し、より簡潔で分かりやすい表現にしました。

ULSONA流量計の設置(計測)条件

  • 上流側:配管外径の基本10倍(10D)以上の直管長が必要です(上流側、約3Dに設置の実績あり)。
  • 下流側:配管外径の基本5倍(5D)以上の直管長が必要です。
  • 上流側にポンプ(下流側も)、流量調整弁、減圧弁、バタフライ弁、仕切弁、レデューサ、曲り配管等がある場合、事前の調査が必要です。
  • 上流側又は下流側に必要な直管長を確保できない場合にも、整流板等で対応可能な場合もあり、詳しくは御相談下さい。
    ※設置条件を満たさない場合は、測定精度や安定性が低下する可能性があります。

左側が上流のイメージ

こちらは、ULSONA DTの計測条件を図解した画像です。

ULSONA DTを設置する際は、以下の直管長を確保してください。

流量計設置位置の上流側:配管口径の10倍以上
流量計設置位置の下流側:配管口径の5倍以上

右側が上流のイメージ

こちらは、ULSONA流量計の設置イメージ図です。

水の流れ方向とULSONA流量計の設置位置の関係を示しており、基本的に上流側に10D、下流側に5Dの直管長が必要です。

図中の各要素は以下の通りです。

①:ULSONAセンサー
②:ULSONAコントローラ
③:発信機(クラウド遠隔監視システム)
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA」の製品紹介画像です。

ULSONAは、断水せずに設置でき、設置後のメンテナンスにおけるゼロ調整も断水不要で行えます。設置方法は、フランジ、サドル付き分水栓、消火栓町野口金(65A)の3種類から選択可能です。

ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)

  • 配管にULSONAを設置する際、圧力が高い場合に「専用電動ウィンチ」を御用意しています。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置作業をサポートする専用電動ウィンチの紹介画像です。

ULSONA-DTを配管に設置する際、水圧が高く人力での挿入が困難な場合があります。そのような場合に、ULSONA専用電動ウィンチを使用することで、容易に挿入作業を行うことができます。
ULSONA専用電動ウィンチも販売しております。
  • 専用電動ウィンチを使用したULSONA流量計の現場設置例
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置作業をサポートする専用電動ウィンチを使用した現場の写真です。

ULSONA-DTを配管に設置する際、水圧が高く人力での挿入が困難な場合があります。そのような場合に、ULSONA専用電動ウィンチを使用することで、容易に挿入作業を行うことができます。
ULSONA専用電動ウィンチは、実際の現場でも活躍しています。

特徴1 設置コストがかからない

  • 既存の補修弁(サドル分水栓、口金町野)に取付ける場合、断水や工事も不要で簡単に設置できるのが最大の特徴です。

特徴2 調整・校正の容易さ

  • 設置されたウルソナDTの調整・校正はすべて自動化されています。
  • 面倒な調整や校正作業もユーザーがコントローラのタッチパネルを操作するだけです。

特徴3 最新の超音波テクノロジーで高精度

  • 最新のテクノロジーによりトランジットタイム計測精度は飛躍的に向上。流速分解能が0.003m/secという業界最高レベルの分解能を持ち、微小流量まで正確に測定することができます。

特徴4 設定

  • 測定に必要なパラメータの設定は指示部のLCD画面を通して対話式で簡単設定。

特徴5 温度測定機能

  • ウルソナDTは水温計測機能も有しています。
  • ±1℃の精度で常時温度監視も可能です。(標準機能)

特徴6 充実した入出力

  • パルス:正方向流量パルス、負方向流量パルス、エラー出力
  • アナログ:流量(4-20mA) 流体温度(DC 1-5V)
  • データ保存:microSDカード(CSV型式)
  • コンピューター通信:Modbus 監視システムに直結できます。

特徴7 バックアップ機能

  • ウルソナDT-2又はウルソナDT-3の場合、センサーに異常があっても残りのセンサーで計測を継続可能です。

ULSONA流量計 コントローラ寸法

流量計の千代田工業(株)
挿入式超音波流量計ULSONA のコントローラ寸法と各部の名称です。

※コントローラの操作

  • ウルソナ流量計のコントローラ操作は指示部のLCD画面を通して直感的かつ対話式で簡単設定が可能です。

ULSONA DTの LCDタッチパネル画面

  • オープニング画面 スイッチを「ON」にすると上側の画面が最初に現れます。
  • 上側の画面が自動的に消えて、下側の画面「モニター1」に移ります。
  • 「モニター1」画面の右下「設定メニュー」ボタンをタッチします。
流量計の千代田工業(株)
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のオープニング画面。上側画面が最初に現れ自動的に消えて、下側の画面に移ります。

初期画面から「設定メニュー」を選択した状態です。

  • 「設定メニュー」画面から必要な情報を(動作設定・配管設定等)入力いたします。
流量計の千代田工業(株)
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のオープニング画面から、この「設定メニュー」の画面に移り、必要情報を動作設定、配管設定等に入力。

配管設定画面

  • センサーの種類(この画面では「DT」)配管材質、配管内径を入力いたします。
流量計の千代田工業(株)
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面の「配管設定」画面で、センサー種と配管内径を入力。

上図、配管設定画面内の一覧ボタンをタッチした状態の画面です。

  • この画面で配管材質番号を選択し入力します。
  • 対照配管の内径が不明な場合、この画面の「規格参照」ボタンをタッチし、内径が確認できる画面に移ります。
流量計の千代田工業(株)
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面、配管設定の配管材質選定画面。ここで配管材質を規格表に従い番号選択を行う。

SDカード

  • ULSONA DT コントローラには標準で2GB microSDカードが内蔵されています。
  • データサンプリングは最短6秒毎です。
流量計の千代田工業(株)
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のSDカード画面。最短サンプリングデータは6秒毎。

ULSONA流量計の 設置例
(計測業務を行った際の設置の流れです)

  • 主な挿入式超音波流量計ULSONA ポータルブルタイプのセットです。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、ポータブルタイプの挿入式超音波流量計「ULSONA」を使用した計測現場の写真です。

この写真は、実際の計測現場でULSONAを使用した計測手順をスライド写真形式で説明するものです。写真には、挿入式超音波流量計のコントローラ、センサー、バッテリー、アタッチメントなど、現場計測に必要な部材一式が写っています。

センサー取付作業
既設空気弁の撤去(Φ75又はΦ100フランジ)

  • ①:既設空気弁(撤去前)
  • ②:既設空気弁(撤去後)
  • ③:既設空気弁撤去あとにアタッチメント取付(挿入式超音波流量計)
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA」フランジタイプの設置手順を紹介する画像です。

既設空気弁の撤去: 既存の空気弁を撤去します。
撤去した既設空気弁: 撤去した空気弁の写真です。
アタッチメントの取り付け: 既設空気弁撤去後のフランジに、ULSONAのアタッチメントを取り付けます。

既設 空気弁撤去後に、流量計の取付作業

  • ③:アタッチメント(挿入式超音波流量計)
  • ➃:センサー(挿入式超音波流量計ULSONA DT3)
  • ⑤:アタッチメントにセンサーを取付けた状態(未挿入)
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA」フランジタイプの設置手順を紹介する画像です。

アタッチメントへのセンサー取り付け: 既設空気弁撤去後に取り付けたアタッチメントに、センサーを取り付けます。
センサー取り付け前の状態: アタッチメントに取り付ける前のセンサーの写真です。
センサー取り付け完了: アタッチメントへのセンサー取り付けが完了した状態です。

アタッチメントにセンサーをセットし計測位置まで挿入

  • ⑥:センサーを計測位置まで挿入している状態
  • ⑦:センサー設置完了
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA」フランジタイプの設置手順を紹介する画像です。

センサー挿入: アタッチメントに取り付けたセンサーを、規定の計測位置まで挿入します。(写真⑥)
センサー挿入完了: センサーが規定の計測位置まで挿入された状態です。(写真⑦)

コントローラでエコーグラフで計測状況をチェックし、計測を開始

  • ⑧:センサー計測状況を「リアルタイムエコーグラフ」でチェック後、計測開始
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA」の設置完了後の計測準備状況を紹介する画像です。

ULSONAを計測位置に設置完了後、コントローラに接続し、計測前の状態をチェックしている様子です。

ULSONA流量計の設置完了

  • ⑨:挿入式超音波流量計(ポータルブル)の計測が行える状態
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA」の設置完了後の収納状況を紹介する画像です。

ULSONAのセンサーとコントローラの状態が安定し、計測できることを確認した後、コントローラ内蔵防水ケース、バッテリー、センサーを1号マンホール(Φ600)に収納し、マンホール鉄蓋が安全に閉じられる状態にした写真です。

ULSONA流量計 ポータブルタイプも御用意しています。
ポータブルタイプはULSONA LT(標準)、ULSONA DT(より高精度)の2タイプをお選びいただけます。

  • 以下は挿入式超音波流量計ULSONA LTのポータブルタイプです。
  • 省電力タイプの「ULSONA LT」は連続約25日計測(オプション)が可能で、バッテリーを連結すれば約45日連続計測が行えます。
    【ULSONA LT流量計のバッテリー容量:連続稼働24時間<標準仕様>です。】
  • ケースは防水仕様(IP65相当)ですが、水没には対応していません。
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA DT」および「ULSONA LT」のポータブル(可搬式)タイプの画像です。

ULSONAのキャリングケースには、カナダのNANUK社製を採用しています。NANUK社製キャリングケースは、防水性、耐衝撃性などに優れ、汎用性も高く評価されています。

画像では、ULSONAセンサー、バッテリー、コントローラをそれぞれ独立したセパレートタイプにすることで、持ち運びや取り扱いを容易にしています。
  • 下図の「ULSONA LT」ポータブルタイプは「クラウド遠隔監視システム」付で、「ULSONA LT」を設置後、スマートフォン、タブレット等で遠隔監視が可能。
    【クラウド遠隔監視システムはオプション仕様です。】
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA」ポータブルタイプのケースを開いた画像です。

ケース内には、ULSONAセンサー、バッテリー、コントローラがそれぞれ収納されています。

特筆すべき点は、バッテリーの選択肢が複数あり、画像に写っているバッテリーは連続稼働約25日(600時間)タイプであることです。また、同バッテリーを2つ連結することで、約45日間の連続稼働も可能です。
  • ULSONA LT コントローラ、バッテリー (ズーム)
こちらは、挿入式超音波流量計「ULSONA」ポータブルタイプのコントローラとバッテリーの拡大画像です。
ULSONAは、クラウド遠隔監視システムの送受信機を搭載しています。

ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置

  • ULSONA流量計は「ボール式消火栓」(口金65A町野式)に取付け可能です。
    (ボール式消火栓にワンタッチで設置可能です)
  • ULSONA流量計の下部タイプにはネジ式(50Aストレートネジ)、フランジ(Φ75 7.5K 10K兼用)、町野口金タイプの3種類が選択可能。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、ULSONA流量計の設置方法を紹介する画像です。

ULSONA流量計は、「JWWA B 135ボール式消火栓」(口金65A町野式)にワンタッチで設置可能です。

ULSONA流量計の下部タイプは、以下の3種類から選択できます。

ネジ式(50Aストレートネジ)
フランジ(Φ75 7.5K/10K兼用)
町野口金タイプ
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、ULSONA流量計の設置方法を紹介する参考図(A3版)です。

JWWA B 135ボール式消火栓の口金(65A)への設置例として、口金着脱式空気弁とULSONA(口金65A着脱用)を掲載しています。

この図では、ボール式消火栓の口金にULSONAを直接設置できる簡便さというメリットを表現しています。

ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能

  • 「既設」、「新設」問わず双口空気弁(旧JIS B 2063)に挿入式超音波流量計ULSONAは設置可能です。(既設双口空気弁の場合、補修弁が必要)
  • 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置方法を紹介する画像です。

ULSONA-DTは、双口空気弁にボール式補修弁が設置されていれば、双口空気弁をそのままの状態で設置可能です。

双口空気弁にULSONA設置後、着脱可能「玉押し器」も取付可能

  • 双口空気弁にULSONAを設置後、必要に応じ(取水)着脱可能な「玉押し器」も取付可能です。
    「玉押し器」の取水口(町野口金)は65Aを確保していますので、通常の消火栓と同じです。
  • 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置方法を紹介する画像です。

ULSONA-DTは、双口空気弁にボール式補修弁が設置されていれば、双口空気弁をそのままの状態で設置可能です。

また、双口空気弁に「玉押し器」を設置することで、65A町野口金からの取水も可能です。

MC 異径相フランジ Φ100~Φ200 7.5K~20K フランジ厚み:全口径35mm

  • ULSONA LTは、補修弁に設置する場合でも、異径接続が可能です。例えば、φ200の補修弁に対してΦ75のフランジ接続が可能です。詳細な接続可能サイズは下図をご確認ください。また、詳細図面はPDFファイルでダウンロードいただけます。
千代田工業株式会社が提供するMC異径相フランジの製品PR画像です。水道配管における異径接続を可能にする高品質な製品です。多様な口径と圧力に対応し、現場のニーズに柔軟に応えることができます。

製品概要

MC異径相フランジは、異なる口径の配管を接続するために設計されたフランジです。
多様な口径(Φ100~Φ200)と圧力(7.5K~20K)に対応しています。
フランジ厚みは全口径で35mmとなっており、堅牢な構造です。
75mm側にはGFガスケット、M16ボルトナットワッシャーが付属しています。
主な特徴

多様な口径・圧力に対応:
Φ100~Φ200の幅広い口径に対応し、様々な配管サイズに対応できます。
7.5K~20Kの圧力に対応し、様々な使用環境に適応できます。
高品質な材料と構造:
高品質な材料を使用し、耐久性と信頼性に優れています。
全口径で35mmのフランジ厚みを確保し、高い強度を実現しています。
容易な施工:
GFガスケット、M16ボルトナットワッシャーが付属しており、現場での施工が容易です。
幅広い用途:
水道配管のほか、様々な産業分野での配管接続に使用できます。
主な機能

異径配管の接続
配管の口径変換
配管システムの構築・補修
MC異径相フランジ【Φ100~Φ200をΦ75に接続可能な異径相フランジ】
本体:FCD製・内外面粉体塗装(Φ75側植込みボルトナットワッシャー4組付)
仕様:7.5K~20K
※Φ100~Φ200すべてのフランジ厚み:35mm
<75mm側にGFガスケット、M16ボルトナットワッシャーは付属しています。>

図 面

価 格

  • Φ100xΦ75 7.5K ¥110,000- 10K ¥130,000-
  • Φ150xΦ75 7.5K ¥120,000- 10K¥140,000-
  • Φ200xΦ75 7.5K ¥130,000- 10K¥150,000-
  • 納期:受注後約30日、 16K、20Kも御対応致します。御問合せ下さい。

異径フランジ (Φ75×Φ100)

  • FCD製内外面粉体塗装又は内面粉体塗装(外面黒色)
例としまして、Φ75フランジの予定が、現場が「Φ100」だった場合など、基本在庫ありますので、お役立ていただければ幸いです。お問い合わせ先→千代田工業㈱大阪営業所 お電話 06-6358-3541
異形両フランジ短管(両フランジ片落管) Φ75xΦ100x120H Φ75xΦ100x120H
FCD・内外面粉体塗装(標準)
全高=120mm
FCD製鋳物の一体成型で強靭です。
  • FCD・内外面粉体塗装(標準)
  • 全高=120mm
  • FCD製鋳物の一体成型で強靭です。
  • 価格:お問い合わせ下さい。⇒大阪 06-6358-3541
カタログPDF(A4)
図 面 PDF

 

出張計測いたします。

  • 24時間計測で朝/昼/夜のピーク時流量、深夜等の低流量把握に!
  • 既設流量計のチェックに!
  • 計測データはコントローラに内蔵SDカードにてCSVファイル出力!
  • 管種問わず計測可能(塩ビ管/ハイポリ管/鋼管/SUS管/鋳鉄管)!
  • 安定的な計測には「1次側10D」(約2.5D計測実績有)、「2次側5D」が必要です。

御見積・その他の
お問い合わせは TEL 06-6358-3541 まで! 

ULSONA流量計 設置要領

設置前
  • 輸送時の木枠梱包を解体、外観等、目視チェック。
  • コントローラとセンサーのラベル型番をチェック
  • センサー設置の20分~30分前に、コントローラをバッテリーに繋いでおく(可能な場合)。
  • センサーシャフトに挿入位置をマーキング。
設置⼿順
  1. センサー検出端をアタッチメントに収納したまま所定設置場所(フランジ又はサドル)に移動。
    設置位置にセンサーを運ぶ
  2. センサーを設置場所に移動したら、次亜液でセンサー挿入部を消毒。
    ※次亜塩素酸ナトリウム溶液(150ppm濃度)
    センサー消毒
  3. センサー取付前に、「補修弁又はサドル分水栓」=以下、「元弁」という。「元弁」の全閉確認とパッキンがセットされているかを確認後にセンサーを取付。
    ※フランジの場合、M16ボルト=トルクレンチ60Nmで締める。(カチッと音が鳴るまで)
    ※サドル分水栓の場合、ネジを手で固くなるまで回し、最後に専用レンチでしっかり締め込む。
    センサー取付
  4. センサー取付後、(設置作業中の)センサー飛出し防止用バンドを巻く(アタッチメント又はフランジのアイボルトとセンサー上部コネクションボックスハンドルに巻く)。
    センサーにバンドを巻く
  5. 「元弁」を開き、漏水の有無の確認と、封水フランジ(又はコック操作)のボルト(4本)を緩めてエアー抜きを行い、エアー抜きが終われば、封水フランジボルト(4本)を締めて「元弁」を全閉する。
    エアー抜き
  6. センサーアタッチメントに水を充填した状態で、エイジングを約30分行う。
    エイジング
  7. エイジング中にセンサーをコントローラに接続し、センサー異常がないか確認。
    AB緑(エコーチェック)
  8. コントローラに必要情報を入力し、エイジング終了後、静的チューニングを行う。
    チューニング
  9. 「元弁」を全閉状態から全開にし、封水フランジボルト(4本)をシャフトを上下できる程度に緩め、センサーシャフトを徐々に挿入し、予めマーキングしたシャフト位置が封水グランドまで到達したら、水の流れ方向と配管(配管が目視できない場合はフランジボルト位置とハンドルが平行か)とコネクションボックスバンドルが平行になっているか確認し、封水フランジボルト(4本)を締める。
    計測位置にセンサーセット
  10. 計測位置にセンサーが設置できたら、センサー固定金具(シャフト抜出し防止処置)を取り付けて、センサーの設置完了。
    固定金具取付

※試運転の際、専用ケーブルを通線する電線管の口径を出来るだけ余裕のある物に選定頂くことを要指示。(通線管が90度曲がり等あれば、管口径がタイトの場合、通線できない恐れがあります)

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