【目 次】

  1. 国産へのこだわり
  2. 超音波テクノロジーで漏水を逃さない。
  3. 従来タイプ ULSONA流量計を浅埋タイプへ(高さ50mmダウンサイズ)
  4. 選べる設置スタイル
    *ULSONA(DT)流量計の設置例
  5. 選べる設置スタイル の具体例
  6. *Φ50サドル付分水栓の設置イメージ
  7. フランジ(Φ75補修弁)の設置イメージ
  8. ボール式消火栓【町野口金(65A)】の設置イメージ
  9. MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)
  10. カタログのダウンロード
  11. 製品に関するお問合せ
  12. 不断水で流量計の更新は可能です。
  13. 挿入超音波流量計ULSONAのクラウド遠隔監視システム
  14. ULSONA UTY 残塩計付流量計
  15. ULSONA流量計の設置(計測)条件
  16. ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)
  17. ULSONA流量計 コントローラ寸法
  18. コントローラの操作
  19. ULSONA流量計ポータブルタイプの設置例
  20. ULSONA流量計 ポータブルタイプ 製品画像
  21. ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置
  22. ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能
  23. クラウド対応 残留塩素濃度計付流量計ULSONA
  24. ULSONA流量計 設置ガイド
  25. ULSONA流量計 よくある質問(FAQ)

「繋がる、明日へ。」ULSONAクラウド監視が支える次世代の水道インフラ

不断水設置のULSONA流量計による水道インフラDXのイメージ

住民の生活を止めない「不断水設置」。超音波センサーを管路内へ挿入して直接計測可能で、限られた予算で実現する水道インフラの遠隔監視

ULSONA流量計とクラウド監視、地域住民の安心を支えるイメージ

現場巡視を削減し、人手不足対策に貢献するULSONA流量計。最大の特長は、断水による住民への周知や大規模工事が不要な「不断水での後付け設置」です。既存設備を活かした低コストなクラウド監視で、毎日の計測業務を確実かつスマートに効率化します。

 

超音波の力で、水の未来をスマートに。電気のない場所でも動く水管理モニター「ULSONA」

微小な漏水も逃さない究極の分解能。不断水で叶える「毎日計測」のDX化

ULSONA流量計の特徴概要
・稼働中の配管に直接超音波センサーを挿入する超音波式流量計。外部環境に左右されない独自アルゴリズムで、微小な漏水も正確に捉えます。
・接水部は耐久性に優れたオールステンレス製(SUS316)。過酷な現場環境でも長期間、安定した計測を維持します。
・最大の特長は「不断水」での設置。「サドル付き分水栓・フランジ(Φ75/Φ100)・口金町野65A」の3パターンに対応し、断水工事にかかる莫大なコストと手間を削減します。
・面倒なパラメータ設定や校正は自動化。専門知識がなくてもボタンひとつで操作でき、現場の省人化に貢献します。
・流量・流速に加え、水道法改正で重要視される「水温・水圧・残留塩素濃度」の多点同時計測に対応。クラウド監視への拡張も容易です。

超音波で流量を測る「ULSONA」の紹介画像。太陽光発電と蓄電による完全オフグリッド運用を表現。
特徴どんな機能?うれしいメリット
完全オフグリッド電気のない場所でもそのまま動く面倒な電線の工事が必要ありません
クリーンエネルギー太陽の光で電気をつくる電気代がかからず、環境にも優しいシステムです
安定稼働バッテリーに電気をためておける天気が悪い日や夜でも、休まずしっかり動き続けます
地球にやさしい自然の力を活かしたエコ設計CO2(使用中)を出さないため、自然豊かな場所への設置に最適です

流体最適化とIoTの完全統合。エア・マネジメントがもたらす監視シナジー

水道配管内の流体最適化(エア・マネジメント)と、IoTによるデータ可視化の完全なる統合。

エアバルブ(空気弁)による自律的な管内エアーの排出機能と、超音波センサーを直接管路内へ挿入し、計測を可能とするULSONA流量計の特徴とノードを同一のアクセスポイントにデプロイすることで、比類なきシナジーを創出します。

物理的な水流のスタビライズ(安定化)を図りつつ、その動態データをクラウドでリアルタイムにモニタリング。旧来の属人的な現地パトロールを排除し、データ・ドリブンで管網の健全性を担保するスマート・ウォーター・ネットワークの構築を推進します。

クラウド遠隔監視との併用で、より充実の管理体制を構築

エアバルブと挿入式センサノードの統合により、流体最適化とデータドリブンな監視を両立するアーキテクチャ

計測・監視・配管ケアをこの一台で。現場の課題を解決するULSONA流量計

従来の短管型電磁流量計は「流量の計測」に特化する反面、導入時の管路切断や長時間の断水、高額な維持費という新たな課題を生んでいました。

ULSONA挿入式流量計は、超音波による高分解能な「計測」、クラウド連携による24時間体制の「監視」、そして空気弁等との併設による水流安定化や、管路を傷つけない不断水施工という「配管ケア」の3つの役割を、1つのノードで実現します。

多大な工事費をかけることなく、現場が抱える複数の課題を一台でスマートに解決し、持続可能で経済的なインフラ管理の最適解を提供します。

DTタイプ・LTタイプ ULSONA流量計のご紹介 2025。製品本体とデジタル表示のコントローラー、ノートパソコンを操作する手のイメージ画像。

カタログのダウンロード

ULSONA DT

ULSONAクラウド

不断水設置

漏水調査

ULSONA流量計のご紹介

ULSONA UTY 残留塩素濃度計付 流量計(New)

ULSONA UTY残留塩素濃度計付流量計の両面カタログの表面の画像です。

ULSONA UTY 残留塩素濃度計(New)

ULSONA UTY 残留塩素濃度計連動型自動排水装置(New)

ULSONAUTY自動排水システムのソーラー型・AC電源型の特徴と、埋設ボックス内部詳細を解説するPR画像。
千代田工業の残留塩素連動自動排水装置ULSONA UTYの、ソーラー稼働の仕組みとユニット構成を示すPR画像。

流量計の更新

水道インフラの安定稼働を支える「完全国産」。迅速な保守サポートで安心をお約束

国産であることは、品質の安定だけでなく、保守点検や故障修理の際にも迅速かつ丁寧に対応できるというメリットがあります。お客様のニーズに応えるために、ULSONA流量計は、国産へのこだわりを持って製造しています。

高品質なIoTインフラを支える和泉市製造の国産ULSONA流量計

細い管から巨大な管まで!水を止めずに超音波センサーを管路内へ挿入して直接計測できる圧倒的な対応力

スマート・ウォーター・ネットワークの構築において、既存インフラへのセンサ統合は最大の障壁です。

ULSONA挿入式モジュールは、Φ75の水道管からΦ2200の主要送水 水道管まで、シームレスに適合するユニバーサルな設計思想を実装しています。稼働中のパイプラインに対するホット・タップ(不断水)でのアタッチメントを可能にし、流体供給のダウンタイムを完全にゼロ化。

管径の制約を超えたアジャイルなセンサ・デプロイメントを実現し、インフラ全体の可視化を圧倒的なスピードで加速させます。

Φ75からΦ2000までの幅広い既設管に不断水で設置されたULSONA流量計の現場写真

標準仕様で耐水圧1MPa(約10K)の堅牢設高水圧の現場にも対応。耐水圧1MPaを誇る堅牢なステンレス設計。

・常に高い水圧がかかる基幹管やポンプ設備周辺でも安心して導入できる、耐水圧1MPa(約10K/3種)の標準設計です。
(※ポンプ室等での設置実績も多数ございますが、現場環境による設置条件の確認が必要です。計画段階でお問い合わせいただけましたら、設置可否を含めて丁寧にサポートいたします。)

耐水圧1MPa(10K)に標準対応するオールステンレス製のULSONA流量計

過酷な環境を耐え抜く堅牢設計。安定したIoT連携を支える国産品質

IP68相当の防水性能と耐雷設計。完全国産による迅速な保守サポート

屋外や地下ピットにおけるIoTセンサ・ノードの継続稼働には、極めて高い環境耐性が要求されます。

本システムは、完全水没に耐えうる「IP68相当」のシーリング技術と、誘導雷サージから電子回路を保護する「耐雷設計」を実装したヘビーデューティー仕様です。

これら堅牢なハードウェアを「メイド・イン・ジャパン」の品質管理のもと製造し、クリティカルな障害発生時にもアジャイル(俊敏)に介入可能な国内保守ネットワークを構築。高可用なスマートグリッド運用を約束します。

IP68相当の防水・耐雷仕様と国内サポート基盤を融合し、高可用なスマートグリッドを支えるアーキテクチャ

支管から基幹管まで1台でカバー。Φ75~2200mmに対応する柔軟なセンサー構成

・DT1〜DT3の3つのセンサータイプで、Φ75の細い支管からΦ2000の太い基幹管まで現場の規模に合わせて幅広く対応します。

Φ75から2200mmまでの幅広い配管サイズに対応するULSONA流量計(DT1・DT2・DT3)

多様な現場環境に適応。ULSONA流量計の基本仕様一覧

水・工業用水の測定に対応するULSONA流量計の基本仕様一覧

測定流体:
「純度の高い水からプロセス用水まで水、超純水、工業用水にご使用いただけます。」
防水性能(センサーIP68):
「完全防水構造により、万が一の水没や湿気の多い環境でも安心の耐久性。」
測定流速範囲(±20 m/sec):
「微少流量から高速流まで高精度に検知。双方向(正・逆)の計測にも対応しています。」
※「±」の表記があるため、逆流も測れる点が強みになります。

標準装備の多彩なネットワーク。現場の負担を減らすクラウド遠隔監視とDX推進

・アナログ(4-20mA)やパルス出力に加え、産業用標準ネットワークのModbus(RS485)通信を標準装備しています。

多彩な出力通信方式と、クラウド遠隔監視によるULSONA流量計のDX連携図


汎用性の高いアナログ出力(4-20mA等)やModbus RTU(RS485)通信に標準対応しており、既存の中央監視盤等へも容易に接続可能。さらに、通信障害などの万が一の事態に備え、本体のmicroSDカードへCSV形式でデータを自動保存し、データ欠損のリスクを最小限に抑えます。
また、専用線敷設が不要なLTE-M回線を利用したクラウド遠隔監視を併用することで、お手持ちの端末からリアルタイムで状況把握が可能になります。限られた予算の中で、確実かつ低コストな管網維持管理をサポートします。

項目仕様・特長
データ出力アナログ出力(流量 4-20mA、温度 DC 1-5V)、パルス出力(正・負方向、エラー出力)
データ保存microSDカード対応(CSV方式)による確実なバックアップ機能
計測サンプリング最短6秒毎の高頻度データ取得
有線通信方式RS485(Modbus RTU対応)で既存システムと容易に連携
現場表示装置直感的な操作が可能な7インチカラー液晶タッチパネル
クラウド監視通信LTE-M回線(専用線・光ケーブル敷設などの高額な工事不要)
位置情報管理GPS機能搭載、クラウド地図上で各デバイスの設置位置を統合管理
設置工法既設配管への不断水設置に対応(ULSONA-DT 挿入式モデル)

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

千代田工業株式会社 大阪営業所のお問い合わせ先(電話・メール)

微小な漏水も逃さない高精度計測。既設弁を活かして低コストで導入可能

0.003m/secの高精度で水流を計測するULSONA流量計と千代田工業の担当者

・【業界最高レベルの精度】
0.003m/secの微小な流速から高速域まで、流量精度±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)で正確に計測します。
・【コスト削減】
既設の補修弁等にそのまま設置できるため、大がかりな設備改修費用を抑えられます。
・【運用の効率化】
正・負の両方向計測に標準対応。さらに「不断水」のままゼロ校正が可能なため、メンテナンス時の断水トラブルを防ぎます。

超音波テクノロジーで漏水を逃さない。
高精度計測で水資源を効率運用(ULSONA流量計の計測原理)

トランジットタイム式の超音波テクノロジーで高精度に計測するULSONA流量計の原理図

・超音波の伝搬時間差を利用する「トランジットタイム式」を採用。業界トップレベルの高精度な流量測定を実現します。

老朽化した配管でも正確に計測。サビや汚れの影響を受けない独自センサー

稼働から長年月が経過した鋳鉄管などでは、管内壁のサビやスケール(付着物)が正確な計測を阻害する要因となります。「ULSONA LT」は、接液部材に高耐久なステンレスを全面採用し、汚れが付着しにくい独自形状のセンサーを搭載。老朽化した過酷な配管環境においても超音波の減衰を最小限に抑え、長期にわたり安定した高精度計測を実現します。管路更新までの延命措置や、日常的な維持管理モニタリングに最適な設計です。

配管の劣化やサビの影響を受けない独自スリット構造のULSONA流量計センサー

独自のスリット構造による計測|管内環境に依存しない安定稼働

・センサー先端に独自の「スリット構造」を採用し、機器の内部空間のみで超音波計測を完結させます。

・経年管特有の内壁のサビやスケール(付着物)、配管材質の違いによる影響を一切受けません。

・老朽化したインフラ設備にもそのまま導入可能であり、現場環境に依存しない安定したデータ取得を実現します。

ULSONA 流量計 カタログ PDF

(New)

JICA・JETROを通じた国際実績。世界が認める品質と信頼性

JICAとJETROの支援を受け、トルコやシンガポール等の海外インフラで活躍するULSONA流量計の実績と主要スペックを図解。

開発途上国におけるインフラ整備には、厳しい環境下でも確実なデータを提供する高い技術力と信頼性が求められます。

ULSONA流量計は、JICAおよびJETROの共同支援スキームを通じ、トルコやシンガポールなどの海外浄水場をはじめとする重要インフラで多数の稼働実績を誇ります。Φ75mmからΦ2200mmに至る広範な適用口径と、過酷な現場にも耐えうるIP68(センサー部)の防水性能を備え、国内外を問わず、持続可能で安全な水供給体制の構築に力強く貢献しています。

製品の特長と仕様インフラ管理における強み
1.公的機関の支援実績JICA・JETROを通じた海外展開実績が、製品の極めて高い信頼性を証明しています。
2.広範な適用口径に対応Φ75mm〜Φ2200mmまで網羅しており、小口径からメインパイプラインまで一元管理が可能です。
3.優れた耐環境性能センサー部IP68 / コントローラIP65の防水仕様により、厳しい現場条件下でも安定稼働します。
不断水で設置可能なULSONA流量計の世界展開をPRした画像です。ULSONA流量計は、JICAとJETROという日本の国際機関を通じて世界展開を進めています。JICAを通じて開発途上国の水資源管理プロジェクトに導入され、JETROを通じて国際市場での普及が促進されています。高精度で信頼性の高いULSONA流量計は、効率的な水インフラ管理と持続可能な水資源活用に貢献するため、国際的に高く評価されているといった内容です。

ULSONA流量計の設置例
限られたスペースにも柔軟に対応。既設設備を活かすスマートな設置設計

水道管網の監視拠点となるマンホールや埋設ボックスは、設置スペースが限られているケースが大半です。ULSONA流量計は現場の状況に合わせた柔軟な設置設計により、これらの物理的な課題を解決します。

狭い埋設ボックス(丸型Φ600・角型)にも対応するULSONA流量計の設置事例
  • 【省スペース設計】 丸型(内径Φ600)や角型(350×450mm)など、一般的な狭小ボックス内にも収まるコンパクトな設計を追求。
  • 【配管機能を維持】 既存の消火栓や空気弁の場所に設置する場合でも、「空気弁付き短管」や「消火栓付き短管」を併用することで、インフラ本来の安全性を損なうことなく導入が可能です。
  • 【トータルコストの抑制】 新設時には、補修弁機能を内蔵したMN型製品等を選択することで、部材点数を削減。現場環境に応じた柔軟なカスタマイズで、導入コストと手間を最小限に抑えます。
空気弁や消火栓の機能を維持したまま設置されたULSONA流量計の現場写真

IP68クラスの環境耐性|極限インフラを支えるウォータープルーフ設計

地下ピットやマンホール内での流量監視において、ゲリラ豪雨等による予期せぬ冠水は重大な懸念事項です。ULSONA流量計は、防塵・防水の最高等級「IP68相当」の性能を保持。常時稼働を水中で行う仕様ではありませんが、万が一の水没時でも機器内部への浸水を防ぎ、故障リスクを大幅に低減します。激甚化する気象災害へのBCP(事業継続計画)対策としても有効な、高信頼のインフラ監視デバイスです。

ゲリラ豪雨などの冠水リスクに備え、万が一の水没時も故障を防ぐIP68準拠のULSONA流量計

断水トラブルと工事費を大幅カット。
3種の既設設備を活かす「不断水設置」

【断水工事が不要】
インフラを止めることなく設置できる「不断水」に対応。地域住民への断水周知や、それに伴うクレーム対応の手間をゼロにします。

【付帯コストの大幅削減】
「サドル付分水栓(50A)」「フランジ(Φ75)」「ボール式消火栓(65A口金)」の3パターンの既設設備にそのまま取り付け可能。大がかりなバイパス工事や配管切断費用を大幅に削減します。

【スピーディーな現場対応】
多様な現場環境に適合し、設置にかかる時間を大幅に短縮。作業員様の負担を最小限に抑えます。

既設の分水栓や消火栓を活用し、不断水で設置可能なULSONA流量計

不断水での流量計更新|既設配線・電源の流用でコストを最小化

水道法改正に伴い、有収率向上や漏水調査のための継続的な計測が不可欠となっています。ULSONA流量計は、既設配管への「不断水」設置が可能なだけでなく、既設の電源や信号配線(DC4-20mA、DC1-5V、AC/DC電源等)をそのまま流用できる互換性を確保しています。計量法非承認品である挿入式流量計の特性を理解した上で、更新予算や工期を大幅に圧縮する合理的な解決策を提案します。

不断水設置と既設配線の流用によるULSONA流量計の更新メリットを説明する漫画

水道事業DX化への第一歩|クラウド監視を支えるULSONAの不断水設置技術

水道インフラにおいて、既存の流量計を更新する際、バイパス管が未設置の現場では「本管の断水」が避けられないケースが多々あります。

老朽化した流量計の更新に伴う、断水リスクと多大なコスト

本管の給水停止は、地域住民や周辺施設への影響が極めて大きく、事前の断水広報や給水車の手配など、膨大な準備作業が伴います。また、大規模な掘削や配管の切断作業が発生するため、工事費用と工期が大幅に増大し、限られた予算の中でのスムーズな設備更新を阻む大きな要因となっています。

従来の流量計更新における課題。断水による給水停止、コストと工期の増加、利用者への影響を図解。
従来工法における課題維持管理に与える具体的な影響
1.断水の発生バイパス管がない場合、給水停止による地域社会への重大な影響が生じます。
2.コストと工期の増大大規模な土木工事や配管切断を伴うため、予算とスケジュールを圧迫します。
3.周辺対応の負担断水に関する住民への事前周知や苦情対応など、職員様の業務負担が増加します。

完全不断水での更新を実現。ULSONA流量計によるスマートな解決策

ULSONA流量計は、独自のアタッチメント構造により、これらの更新課題を抜本的に解決します。

本管の給水を維持したまま作業ができる「不断水施工」を採用。既存の補修弁や消火栓を活用する、あるいはサドル付分水栓を新設することで、大がかりなバイパス工事なしで迅速に流量計を設置できます。地域住民への給水をストップすることなく、安全かつ低コストに次世代のデータ計測環境へと移行させることが可能です。

ULSONA流量計による更新課題の解決策。サドル付分水栓などを活用した不断水作業と、継続給水による導入メリットを図解。
ULSONA導入による解決策行政・管理者にとってのメリット
1.完全な不断水作業本管の給水を止めることなく、地域住民の生活インフラを維持したまま施工完了します。
2.既存インフラの有効活用今ある補修弁などを活用することで、大がかりな追加工事を回避できます。
3.簡単・迅速な設置プロセスサドル付分水栓を用いたスムーズな施工により、トータルコストと工期を大幅に削減します。

ULSONA流量計の導入ステップ|既設インフラを最大限に活用する機器構成

ULSONA流量計は、計量法非承認品(挿入式)の利点を活かし、既存の配管設備をそのまま利用したスマートな更新を可能にします。導入は、現場に最適な機器構成の選定から、豊富なアタッチメントによる設置まで、3つのステップで完了します。特に信号出力(DC4-20mA、DC1-5V)やAC/DCマルチ電源への対応は、既設盤の改修コストを大幅に抑制。法改正に伴う日々の計測義務化に対し、最も現実的で信頼性の高い選択肢を提供します。

DX化を支援するULSONA流量計の信号・電源互換性と、不断水設置による設置完了イメージ

既設配線との高い互換性: ULSONAはアナログ(DC4-20mA、DC1-5V)およびパルス出力の両方に対応しており、既設の計装盤を活かしたままクラウド監視システムへの統合が可能です。

多様な電源供給オプション: 常設タイプはAC/DCマルチ電源仕様(AC100V、DC100V等)に対応し、ポータブルタイプは専用バッテリーでの駆動も可能。電源確保が困難な現場でも水道DXを強力に推進します。

不断水での設置アタッチメント: 補修弁、消火栓(ボール式)、サドル付分水栓など、現場のインフラに合わせた豊富なアタッチメントで、断水不可能な主要管路の流量監視を実現します。

補修弁図面 ダウンロード

レバーボール式補修弁
キャップ式補修弁

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

千代田工業株式会社 大阪営業所のお問い合わせ先(電話・メール)

高精度と耐久性を両立|ULSONA流量計の主要諸元とセンサー仕様

ULSONA流量計は、管路内の2点間における超音波の伝搬時間差を計測するトランジットタイム方式を採用し、±0.5% RDという高い測定精度を実現しています。接液部には耐食性に優れたSUS316を使用し、センサー部はIP68の高度な防水性能を備えているため、過酷な埋設環境でも長期にわたり安定した計測が可能です。対象口径は80Aから2000Aまでと幅広く、水道法改正で求められる適正な流量管理を強力にサポートします。

微流速検知や水温測定機能を備え、水道DX・クラウド監視に適したULSONAセンサーの仕様
項目内容
対象口径80A〜2000A
計測範囲流速:0.003m/sec 〜 20m/sec
精度±0.5%RD(読み値)
設置方法Φ50サドル付分水栓、フランジ、口金65A
挿入ロッド長御指定(300mm〜4000mmの範囲)
ケーブル専用ケーブル10m(標準) 及び 防水コネクタ付
重量約10Kg(ロッド長による)
測定流体清水、純水、工業用水
防水性能IP68
動作温度0〜55℃
オプション空気弁 Φ25〜Φ75

【直感操作】専門知識がなくても使いこなせる多機能コントローラ

7インチタッチパネルやmicroSDデータ保存、4-20mA出力を備えたULSONAコントローラの詳細仕様表
項目内容
形式壁掛け型ABS樹脂又はアルミダイキャスト (W270×H170×D60)
表示部7インチカラータッチパネル
波形表示可能(エコーグラフ)
操作タッチパネル方式
設定演算、断面積、流量補正、時定数、不感帯設定
自動調整機能ゼロ点調整(オートチューニング)
伝送出力4-20mA、積算、アラーム
データ保存microSDカード(2GB標準)付
電源DC24V(DC9V-DC26V 電池駆動可)
消費電力約10W以下
重量約1.6Kg
防水性能IP65相当
動作温度-5〜55℃
オプション電動挿入機(ウィンチ)、バッテリー(ポータブル用)

水道業務のDX化を実現するクラウド遠隔監視|24時間の連続監視と異常検知

「ULSONAクラウド遠隔監視仕様:瞬時流量・流速・正負積算流量・水温・残留塩素濃度の監視に対応。最短1分間隔送信、アラームメール、CSV出力、GPS地図確認機能を備えた水道DXソリューション」
項目内容
監視項目瞬時流量、瞬時流速、正積算流量、負積算流量、水温、(オプション)残留塩素濃度、圧力
データ送信頻度最短1分間隔で任意に設定可能
閲覧環境インターネット接続環境があれば、場所や時間を選ばずに閲覧可能。
対応端末パソコン、スマートフォン、タブレット端末
アラートメール送信収集データが異常値になったときに担当者にメールで異常発生を通知。
CSVダウンロード期間を指定して過去のデータを確認することや、CSVファイルとしてダウンロード可能です。
GPSGPSを内蔵しており、地図上で位置確認が可能

水道DX・クラウド監視を支える設置インフラ|遠隔管理を可能にするシステム構成

流量計の設置については、弊社は流量計の提供のみを行っております。
計装盤等の付帯設備については基本的に扱っておりませんが、ご参考情報として掲載しております。

  • 電源について、商用電源(電力会社)から引き込む場合、主に100Vまたは200Vが広く使用されています。一般的には電力会社が供給する電気配線(電気柱、電気盤)などから電源を取り出します。ULSONA流量計はDC24V(CD9-26V)の直流電源を必要とします。
  • 下図にあるように、電源がない状態で、ULSONA流量計を設置する場合の積算価格の目安として
    ULSONA流量計本体を除き、「変換器用収納盤」「引き込み開閉器盤」の積算価格は
    令和6年12月現在で約¥1,700,000-(電気工事別)です。
クラウド遠隔監視に対応したULSONA流量計のシステム構成図。受発信器や計装盤の配置イメージ。

水道事業のDX化を加速させる「クラウド遠隔監視システム」の導入には、現場での安定した電源確保とデータ伝送が鍵となります。ULSONAの設置イメージでは、コントローラ内に受発信器を組み込むことで、場所を選ばないリアルタイム監視体制を構築可能です。
既設の電気配線や盤を活用しつつ、必要な箇所に「変換器用収納盤」や「引き込み開閉器盤」を配置するだけで、既存の施設がスマートな計測ポイントへと生まれ変わります。有収率管理や漏水調査を自動化するための基盤づくりを、最小限の付帯工事で実現します。

【導入の流れ】ULSONA流量計の設置イメージと周辺設備のポイント

ULSONA流量計の頭脳である変換器本体と、各種安全機器を一体収納する「変換器用収納盤」の構成図です。

本収納盤には電源装置に加え、落雷などのサージ(過電圧)からシステムを保護する避雷器を内蔵しており、過酷な屋外環境下でも長期間の安定運用を担保します。概算費用は約140万円(2026年1月現在)であり、専用の設計費をはじめ、各種電装部品、検査・運搬費などをすべて含んだ適正な価格設定により、安心・安全なインフラ管理体制の構築に寄与します。

変換器用収納盤の費用内訳具体的な構成要素
1.設計・ハードウェア費専用設計費、筐体費、ポール取付金具、銘板費などを網羅しています。
2.主要機器・組み込み費変換器本体のほか、電源、ブレーカー、避雷器とそれらの配線作業を含みます。
3.品質保証・運搬費稼働前の綿密な検査費、および現場までの運搬費(関西圏)を含みます。
ULSONA流量計用の変換器用収納盤の構成と概算費用(約140万円)。変換器本体や避雷器を保護する盤の詳細内訳を図解。

変換器用収納盤の役割:
流量計センサーからの信号を処理する変換器を収納
測定データの演算処理
流量値の表示
測定データの出力(アナログ/デジタル信号)
各種パラメータ設定用の操作部
変換器用収納盤:
変換器用収納盤は、センサーから取得したアナログ信号をデジタル信号に変換し、さらに処理や表示、外部システムへのデータ送信を行うための装置(変換器)を収めるための盤です。これにより、流量データの解釈が容易になり、監視や管理が効率的に行えます。変換器は、データの精度を保ちながら、制御システムやデータロガーなどの他のシステムにデータを配信したりします。

引き込み開閉器盤の仕様と積算価格|ULSONA導入時の電気設備構成

ULSONA流量計の安定稼働に不可欠な、電源供給用の「引込開閉器盤」に関する設置構成と概算費用の内訳です。

現場の測定ピット近傍のポールへ省スペースに設置可能であり、内部にはブレーカーおよび端子台などを安全に格納しています。概算費用は約30万円(2026年1月現在)となっており、筐体費からポール取付金具、検査・運搬費までを含んだ透明性の高い内訳をご提示することで、行政様における円滑な予算措置と導入計画の策定をサポートいたします。

引込開閉器盤の費用内訳具体的な構成要素
1.ハードウェア・部材費筐体費、端子台、雑材費、ポール取付金具を含みます。
2.電装・組み込み費ブレーカーの設置、および内部配線・組み込み作業費を含みます。
3.品質保証・運搬費出荷前の検査費、および現場までの運搬費(関西圏)を網羅しています。
ULSONA流量計用の引込開閉器盤の構成と概算費用(約30万円)。ポール設置時の写真と盤内の詳細内訳を図解。

引き込み開閉器盤の役割:
商用電源の引き込み
システム全体への電源供給の制御
過電流保護
漏電保護
電源のON/OFF制御
保守点検時の電源遮断
引き込み開閉器盤:
引き込み開閉器盤は、電力の供給を制御するための電気設備が収められています。流量計システムを含む関連機器への電気供給を管理し、過電流や短絡電流などからシステムを保護する役割を果たします。この盤にはブレーカー、スイッチ、その他の保護機器などが設置され、安全かつ安定した電力供給を維持します。

現行インフラを最大限に活用|現場環境に応じた「選べる設置スタイル」

「流量計を設置したいけれど、断水はできないし費用もかけられない…」そんなお悩みをULSONAが解決します。現場にある設備に合わせて、以下のスタイルから最適なものをお選びいただけます。

  • 消火栓に取り付ける:65A口金(ボール式消火栓用)
  • 分水栓に取り付ける:Φ50ねじ込み(サドル付分水栓用)
  • 補修弁に取り付ける:Φ75フランジ(補修弁用) 【利用者の3つのメリット】
  1. コスト削減:断水工事やバイパス管が不要で安価。
  2. 時間短縮:断水の手続きが不要で、すぐに設置完了。
  3. 利用者への配慮:水を止めないので、住民への影響ゼロ。
既存の消火栓や分水栓に後付けできるULSONA流量計の設置スタイルと3つのメリット(コスト削減、時間短縮、利用者への配慮)

土被り600mmの浅埋設インフラにも対応|高さを抑えたコンパクト設計

限られた設置スペースでも水道DX化・クラウド監視を実現する、高さ135mmのULSONA浅埋対応アタッチメント。

網羅的な漏水調査や有収率管理など、水道事業のDX化を推進する上で、「設置スペースが狭い浅埋設管」はクラウド監視網から漏れやすいポイントでした。
ULSONAの浅埋対応アタッチメントは、高さを135mmに抑えることでこの課題を解決します。補修弁(フランジタイプ)上部からの設置後高さも約260mmに収まり、既存の埋設ボックス内へスッキリと収納可能です。これまで流量計の設置を諦めていた現場でも、不断水でのスムーズな導入が可能となり、途切れのないクラウド遠隔監視ネットワークの構築を強力にサポートします。

ULSONA DT流量計の取付プロセスと設置具体例|迅速・確実な設備更新

ULSONA DT流量計は、事前の大掛かりな土木工事を必要とせず、以下の4ステップで迅速に計測を開始できます。

  1. 現場の状況確認
  2. アタッチメント設置
  3. センサー挿入・調整
  4. 即時計測開始
ULSONA DT流量計の取付プロセス(状況確認〜計測開始)と、サドル付分水栓、フランジ補修弁、ボール式消火栓への設置具体例を示す解説図。

設置スタイルは現場のインフラに依存しますが、代表的な具体例として以下の3パターンに柔軟に対応します。

  • サドル付分水栓:Φ50の分水栓に直接設置。
  • フランジ補修弁:既設空気弁等を撤去し、補修弁Φ75(キャップ式、レバー式等)を介して設置。
  • ボール式消火栓:Φ75や65A町野口金などを利用して設置。 既存の設備を活かすことで、予算を最小限に抑えた合理的な流量計の更新を実現します。
簡単な4ステップの取付プロセスと、サドル付分水栓、補修弁、ボール式消火栓を利用したULSONA流量計の設置例写真。

なぜ今、多くの現場で挿入式ULSONA流量計が選ばれているのか?

「毎日計測しなきゃいけないけれど、断水もできないし、予算もない…」 そんな現場の悩みを、ULSONAはたった一つの機器で解決します。今、ULSONAを選ぶべき理由は以下の3つです。

  1. 水はそのまま:大がかりな工事なしで、今の配管にすぐ付けられる。
  2. 今の設備が使える:配線や電源の引き直しが不要で、コストが劇的に下がる。
  3. スマホで管理:現場に行かなくても、クラウドで24時間いつでも状況がわかる。 現場の負担を減らし、賢く・安く・早く、最新の水道管理をスタートしましょう。
ULSONA流量計の具体的な設置方法一覧。Φ50サドル付分水栓(ねじ込み式)、JWWA B 126 Φ75補修弁(フランジ式)、65A口金(町野口金65A使用)の対応表。

*ULSONA流量計の設置方法①

確実かつ安全な不断水施工|Φ50サドル付分水栓へのULSONA設置プロセス

広域にわたる水道網のDX化(クラウド遠隔監視)を成功させる鍵は、「いかに素早く、多くの計測ポイントを構築できるか」にあります。
ULSONA流量計なら、既存の配水管へサドル付分水栓を用いた不断水施工を行うことで、任意の箇所をスピーディに最新のデジタル計測ポイントへと変貌させます。専用アタッチメントを取り付け、センサーを挿入するだけで即座にデータ収集網への連携が可能。大掛かりな土木工事や断水調整でDX化の足止めを食うことなく、次世代のスマートな水道管理インフラを計画通りに拡張できます。

水道DX化・クラウド監視網の迅速な構築を可能にする、Φ50サドル付分水栓へのULSONA流量計設置(不断水施工)プロセス。
  • ULSONA流量計 サドル付分水栓(Φ50)タイプ高さ:サドル分水栓含めて管天から約380mm(ULSONA流量計サドルタイプ:約240mm)
    サドル付分水栓(Φ50)寸法:各メーカーにより多少異なりますが、以下の図では
    160mm~170mmとしています。

既存の埋設ボックス(内径Φ600)に適合|浅埋設現場での確実な設置寸法

水道管網への流量計設置において、大規模な掘削や新たな弁室の築造は大きなコストと工期の増大を招きます。
サドル付分水栓タイプの「ULSONA流量計」は、管天(管の上端)からの突出高さをわずか約380mmに抑えた極めてコンパクトな設計です。これにより、浅層埋設管や既存の狭小な空間・筐体にもそのまま設置が可能となり、導入にかかるトータルコストと工期を大幅に縮減。予算を抑えつつ、効率的な管網監視網の構築を支援します。

導入による行政・管理メリット具体的なコスト削減・施工効果
1.大規模掘削の回避浅い掘削で済むため、土木工事費や残土処理費を大幅に抑制します。
2.既存インフラの活用新たな大型弁室を築造せず、既存の限られたスペースを有効活用できます。
3.周辺環境への配慮工事規模が縮小されるため、交通規制や近隣住民への影響を最小限に留めます。
サドル付分水栓タイプのULSONA流量計。管天から約380mmに収まる省スペース設計で土木工事費の削減に貢献。
限られたスペースでも水道DX化・クラウド監視を実現するULSONA流量計の設置寸法図。内径Φ600ボックスに管天から約380mmで収納可能。

設置方法:Φ50サドル付き分水栓

1.サドル付分水栓の上部キャップを外す
   キャップを反時計回りに回して外します。
2.ULSONA流量計のアタッチメントを取り付ける
   アタッチメントをキャップの代わりに時計回りに回して取り付けます。
3.サドル分水栓のボール弁をゆるやかに開く
   水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開きます。
4.アタッチメント内の水を確認
   アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.ボール弁を閉めて空気を抜く
   水漏れがないことを確認してから、ボール弁を閉めてアタッチメント内
   の空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
   センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.ボール弁を全開にしてセンサーを取り付ける
   ボール弁を全開にして、センサーをアタッチメントにしっかりと
   取り付けます。
注意事項
   ・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
   ・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
    ください。

*ULSONA流量計設置方法②
Φ75又はΦ100フランジ(補修弁)

既存の補修弁を有効活用|フランジ接合による確実な不断水施工プロセス

既設の空気弁などを撤去し、下部に残る既存の補修弁(Φ75またはΦ100)をそのまま流量計の設置基盤として活用するプロセスです。
JISフランジ規格(7.5K又は10K)に適合した専用アタッチメントをボルトで強固に固定するため、水圧に対する極めて高い安全性と止水性を確保します。補修弁の操作のみで設置が完了するため、大がかりなバイパス工事や本管の断水調整は一切不要。周辺住民への給水に影響を与えることなく、法令で求められる日々の安定したデータ管理体制を迅速に構築します。

水道DX化・クラウド監視網の拡張を可能にする、補修弁(フランジ式)へのULSONA流量計設置プロセスと専用アタッチメント。

*ULSONA流量計フランジタイプ:高さ約260mm

既存の補修弁を活用した浅埋設対応|内径Φ600ボックスへの確実な収納

水道事業のDX化(クラウド遠隔監視)を網羅的に進める際、機器の設置スペース確保が障壁となります。ULSONA流量計は、そのコンパクトな設計により一般的な内径Φ600の埋設ボックス内へスマートに収まります。
Φ75補修弁を利用した場合、バルブ上部からわずか約260mmの高さで設置可能。これまでスペースの制約でデータ連携を諦めていた浅埋設の現場でも、不断水でのスムーズな導入が可能となり、都市部の狭小な管路環境も即座にクラウド監視網へ組み込むことができます。

導入による行政・管理メリット具体的なコスト削減・施工効果
1.土木工事費の大幅削減新たな弁室の築造や大規模な掘削が不要となり、トータルコストを抑えます。
2.工期の大幅な短縮既存の補修弁インフラへ直接マウントできるため、スピーディーに施工が完了します。
3.周辺環境への配慮大規模な工事を伴わないため、交通規制などの社会的影響を最小限に留めます。
既存の補修弁から上へ約260mmに収まる「ULSONA流量計 フランジタイプ」。省スペースで土木工事費削減に貢献する図解。
限られたスペースでも水道DX化・クラウド監視を実現するULSONA流量計の設置寸法図。Φ75補修弁を利用し、内径Φ600ボックスに約260mmの高さで収納可能。

設置方法:フランジ(Φ75・Φ100)

1.ウルソナ流量計のアタッチメントに専用特殊フランジを取り付ける
   専用特殊フランジをアタッチメント下部にねじ込み、しっかりと
   固定します。
2.補修弁フランジにアタッチメントを固定する
   アタッチメントと補修弁フランジをボルトナット(M16m又はM20)で固定します。
3.補修弁のボール弁をゆっくり開く
   水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開きます。
4.アタッチメント内の水を確認
   アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.アタッチメント内の空気を抜く
   補修弁のボール弁を少し開いた状態で、アタッチメント上部の
   グランドボルト(4本)を緩めて空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
   センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.センサーを挿入
   補修弁のボール弁を全開にし、計測位置までセンサーを挿入。センサー挿入後
   アタッチメント封水グランドボルト(4本)をしっかり締めます。
注意事項
   ・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
   ・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
    ください。

*ULSONA流量計設置方法③
65A町野口金(オス/メス)、又は Φ75ボール式消火栓

既存のボール式消火栓を有効活用|65A町野口金へのワンタッチ不断水施工

広域な水道網のDX化(クラウド遠隔監視)を迅速に進めるため、ULSONAは驚くほどシンプルな設置プロセスを実現しました。
既存のΦ75ボール式消火栓(65A町野口金)に対し、センサーを上から「カチッ」と差し込むだけ。文字通り「ワンタッチ」で、現場の消火栓が最新のクラウド監視ポイントへと変貌します。特殊工具も事前の配管加工も不要なため、漏水調査や有収率管理のデジタルネットワークを圧倒的なスピードで拡張できます。

水道DX化・クラウド監視網の拡張を可能にする、ボール式消火栓(65A町野口金)へのULSONA流量計設置プロセス。ワンタッチで完了する施工手順。

*ULSONA流量計町野口金タイプ高さ:約300mm

ボール式消火栓を活用した設置寸法|内径Φ600ボックスへの確実な収納

網羅的な漏水調査や有収率管理など、水道事業のDX化(クラウド遠隔監視)を推進する上で、既存の消火栓インフラの活用は最短ルートです。
ULSONA流量計は、Φ75ボール式消火栓にワンタッチで接続できるだけでなく、設置後の高さも消火栓上部から約300mmに抑えられています。一般的な内径Φ600の埋設ボックスにそのまま収納できるため、新たな設置スペースを確保する土木工事は不要です。スペースの制約を跳ね除け、途切れのないスマートな水道監視ネットワークを迅速に構築します。

導入による行政・管理メリット具体的なコスト削減・施工効果
1.既存設備の有効活用既存の町野式口金や限られた空間の埋設ボックスをそのまま利用できます。
2.迅速な接続・設置町野式継手によるワンタッチ接続で、作業にかかる時間と工期を短縮します。
3.土木工事の回避コンパクト設計により、新たな掘削やピット築造費用を大幅に削減します。
既存の口金接続部から約300mmに収まる「ULSONA流量計 口金町野タイプ」。ワンタッチ接続と省スペース設計を図解。
内径Φ600の埋設ボックス内に設置されたULSONA流量計の断面寸法図。Φ75ボール式消火栓の上部から約300mmの高さでコンパクトに収納できることを解説。

設置方法:65A口金町野[Φ75ボール式消火栓]

1.ウルソナ流量計のアタッチメント下部に65A町野口金を取り付ける
   アタッチメント下部に65A町野口金を取り付け、しっかりと固定します。
2.ボール式消火栓の吐出口にアタッチメントを取り付ける
   アタッチメントをボール式消火栓の吐出口(65A口金)にしっかりと
   取り付けます。
3.ボール式消火栓の開閉キャップを少し開けて水を流す
   水がアタッチメント内にゆっくりと流れるように開けます。
4.アタッチメント内の水を確認
   アタッチメント内に水が十分に入っていることを確認します。
5.ボール弁を閉めて空気を抜く
   水漏れがないことを確認してから、ボール弁を閉めてアタッチメント内の
   空気を抜きます。
6.15分~30分待つ
   センサーと水温が調整されるまで待ちます(エイジング)。
7.ボール弁を全開にしてセンサーを挿入する
   ボール弁を全開にして、センサーをアタッチメントにしっかりと
   挿入します。
注意事項
   ・水漏れがないことを確認しながら作業を進めてください。
   ・エイジング中は、流量計を動かしたり、振動を与えたりしないで
    ください。

高精度なクラウド監視を支えるセンサー構造|消火栓タイプの適合条件

既存の消火栓を利用したULSONA流量計の設置は、クラウド監視網を迅速に構築する上で非常に有効ですが、事前の「バルブ構造の確認」が必須となります。
ULSONAのセンサーロッドは、高精度な計測と耐久性を維持するため、曲がらない直線的な構造となっています。そのため、内部で流路が曲がっている「ケレップ式消火栓(JWWA B 103準拠)」には物理的に挿入ができず、取付不可となります。導入計画を立てる際は、対象の計測ポイントが直管で挿入可能な「ボール式消火栓(JWWA B 135準拠)」であるかを必ずご確認ください。

ULSONA流量計の消火栓取付時の注意点。直管型センサーのため、ケレップ式(JWWA B 103)は取付不可、ボール式(JWWA B 135)は取付可能であることを示す比較図。

ULSONA流量計:センサーロッドの操作について

【重要:消火栓への設置に関するご注意】
ULSONA流量計のセンサーロッドは、高精度な計測を維持するため剛性の高い直管(ストレート)構造となっております。 そのため、上記左図の「ケレップ式消火栓」のように内部の流路が屈曲しているバルブにおいては、挿入時にセンサーが内部干渉を起こし、所定の深さまで到達しないため設置および計測ができません。必ず流路が直線となるボール式消火栓をご利用ください。

安全な設備更新のための必須確認事項|消火栓の適合規格リスト

ULSONA流量計は、設置時にセンサーロッドを上下に稼働させて挿入を行いますが、構造上「伸縮(伸び縮み)」はいたしません。前述の「曲がらない」特性と合わせ、この堅牢な直管構造が高精度な計測を担保しています。
したがって、内部流路が屈曲している消火栓には物理的な挿入が不可能です。現場での施工トラブルを未然に防ぎ、安全にご利用いただくため、導入計画段階で必ず以下の適合規格(JWWA B 135)を満たしているかをご確認ください。

センサーロッドが伸縮・屈曲しない特性による、消火栓の適合規格表。ボール式(JWWA B 135)は取付可、ケレップ式(JWWA B 103)は取付不可を案内する注意喚起画像。

ULSONA流量計は、現場のインフラに応じた3つの取付工法をご用意しております。そのうち「消火栓」を利用した設置において、安全かつ確実な計測を実現するため、適合する消火栓の規格が指定されています。

【適合(設置可能)】

・ボール式消火栓

・JWWA B 135タイプ

【非適合(設置不可)】

・ケレップタイプの消火栓

・JWWA B 103

・JWWA B 103準拠タイプ

流量計が壊れてしまったり、取り付けられなかったりするトラブルを防ぐための大切なお願いです。消火栓を使って設置する場合は、現場の消火栓が「取り付けOK」なタイプかどうか、工事を始める前に必ずチェックしてください。皆様に安全に、そして長くお使いいただくための大切なステップです。

ご相談・御見積依頼窓口(午前中のご依頼は当日スピード回答)

不断水で設置可能なULSONA流量計のお問合せ画像です。

潜在的な漏水を逃さない高精度計測|有収率向上を支える微小流速検知

水道管理のDX化(クラウド遠隔監視)の真価は、集めたデータから「異常の予兆」を読み取ることです。しかし、センサー自体の精度が低ければ、微小な異常はデータに現れません。 ULSONAは、0.003m/sの微小流速まで検知可能な高精度センサーを備えています。このセンサーが取得した精密なデータをクラウドで24時間蓄積・分析することで、「深夜の最小流量の微細な増加」といった、人間の目視点検では決して気づけない潜在的な漏水リスクを早期に炙り出します。異常が拡大する前に先手を打つ、次世代のスマートな維持管理体制を実現します。

水道DXによる漏水早期発見の仕組み。0.003m/sの微小流速を検知するULSONAセンサーと、深夜の最小流量を常時監視するクラウドシステムの連携イメージ。

水道事業の健全な経営において、管路の老朽化に伴う「見えない漏水」への対策は喫緊の課題です。従来の流量計では、深夜帯などに発生する微細な漏水は「流量ゼロ」として表示され、見逃されてきました。 ULSONA流量計は、0.003m/sという超高感度な微小流速検知技術を搭載しています。これまで感知できなかった微細な流量変化を正確に捉え、常時監視システムと連携させることで、潜在的な漏水をいち早く発見。水資源のロスを防ぎ、水道事業の要である「有収率の向上」と「無駄なコストの削減」を強力にサポートします。

流量と水圧の相関監視|ダブルチェックによる確実な漏水検知体制

流量と水圧のダブルチェックによる漏水検知のイメージ画像。グラフを背景に、ULSONA流量計と長野計器製水圧センサーを配置し、漏水対策への有効性をアピール。

管路の老朽化に伴う漏水リスクを最小化するためには、単一の指標にとらわれない多角的な状況把握が不可欠です。ULSONAは、その高精度な「流量測定」に加え、信頼性の高い水圧計(長野計器製センサー等)による「水圧測定」を連動させた監視システムをご提案します。
流量の異常な増加と、それに伴う水圧の低下。この2つの指標を同時に監視する「ダブルのチェック」により、単独のデータでは判断が難しい異常も確実に捉えます。以下の特徴を通じ、漏水の早期発見・規模の正確な把握・迅速な修繕計画の立案に貢献し、有収率の改善を強力に推進します。

業界最高レベルの計測精度|漏水特有の微細な兆候を逃さない3つの特長

漏水の早期発見と有収率の抜本的な改善には、機器の計測精度そのものが直結します。ULSONA流量計は、「±0.5%RD」という業界最高レベルの計測精度と、「0.003m/sec」の超低流速検知能力を誇ります。この圧倒的な基本性能により、漏水が示す微細な兆候(サイン)を見逃しません。
さらに、微小な水の流れを正確に捉える「高精度計測」、水圧低下も同時に捉える「水圧同時監視」、そして夜間の最小流量を継続的に把握する「リアルタイム監視」という3つの特長が連動。通常の水使用と漏水による流量を明確に区別し、より確実な漏水対策と維持管理の効率化を実現します。

0.003m/secの超低流速検知と±0.5%RDの高精度で、水道インフラのDXと予防保全を支えるULSONAの3つの特長

クラウド監視の基盤を支える「高品質データ」|ULSONAが実現する高度な予防保全

クラウド遠隔監視(DX)による高度な予防保全を成功させる鍵は、末端のセンサーが取得する「データの品質」にあります。ULSONA流量計は、超低流速検知能力(0.003m/sec)と業界最高レベルの精度(±0.5%RD)を備え、これまで見過ごされてきた漏水特有の微細な兆候を正確なデジタルデータとして可視化します。

クラウド監視(DX)による高度な予防保全を成功させる鍵は、末端センサーが取得する「データの品質」にあります。ULSONA流量計は、超低流速検知能力(0.003m/sec)と業界最高レベルの精度(±0.5%RD)を備え、これまで見過ごされてきた「漏水特有の微細な兆候」を正確なデジタルデータとして可視化します。 超微小流量から高速域まで捉える「高精度計測」、水圧変化とのダブルチェックを行う「水圧同時監視」、そして深夜の異常を即座に特定する「リアルタイム監視」。これら3つの特長が統合されることで、経験や勘に頼らない、スマート水道インフラの盤石な基盤を構築します。

微細なシグナルを可視化し、データドリブンな管路防衛を実現するULSONAの3つのコア機能

漏水対策におけるULSONA流量計の導入メリットと効果

  • 主な特長
    高精度測定: 微細な流量変化を捉え、漏水を正確に検知
    リアルタイム監視: 24時間365日のデータ監視で、異常を即座に把握
    データ分析: 蓄積されたデータに基づき、漏水リスクの高いエリアを特定
    コスト削減: 漏水量の減少により、水道料金や復旧費用を削減
    環境保全: 貴重な水資源の浪費を防ぎ、持続可能な社会に貢献

■ 圧倒的な「超低流速検知能力」 漏水による「ポタポタ」「ジワジワ」といった極めて遅い流速(0.003m/sec)も検知可能。従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も見逃さず捉えます。

1. 微細な流量変化の高精度検知:
ULSONA流量計は超低流速を高精度に測定する能力を持っています。これにより、漏水によって生じるごくわずかな流量の変化も捉えることが可能です。これは、初期段階の漏水や小規模な漏水であっても見逃さずに検知するために非常に重要です。

2. リアルタイム監視:
24時間365日のリアルタイムでのデータ監視が可能です。これにより、突発的な流量増加や継続的な微小流量を即座に把握できます。漏水は時間経過とともに被害が拡大するがあるため、リアルタイムでの監視は迅速な初動対応を可能にします。

3. データ分析による漏水箇所の特定支援:
蓄積された流量データを分析することで、通常と異なる流量パターンを示すエリアを特定し、漏水リスクの高い箇所を絞り込むことができます。複数の箇所にULSONA流量計を設置することで、エリアごとの使用水量と供給水量を比較し、差分から漏水の有無やおおよその漏水箇所を推測するなどが考えられます。

4. 不断水での設置:
挿入式であるULSONA流量計は、配管の断水を伴わずに設置可能です。これにより、漏水監視システムの導入や 漏水監視を行う範囲や地点を増やすことが比較的容易に行うことができ、水の供給を止めずに漏水対策を進めることが可能です。

5. コスト削減と環境保全:
漏水を早期に発見し対策を講じることで、無駄な水道料金の発生を抑制できます。また、貴重な水資源の有効な利用は環境保全にも繋がります。ULSONA流量計による漏水対策は、経済的なメリットと環境的なメリットの両面を持ち合わせます。

■ 漏水対策の包括的なアプローチ

これらの特徴を組み合わせることで、ULSONA流量計は水道事業体や工場、大規模施設などにおける効果的な漏水対策ツールとして活用が期待されます。微小な漏水サインの検知からリアルタイム監視、データに基づいたリスク分析まで、漏水による損害を最小限に抑えるための包括的なアプローチを支援します。

漏水を逃さない高精度漏水検知ソリューション|3つのコア特長

管路の老朽化による見えない漏水は、水道事業の有収率を低下させる最大の要因です。ULSONA流量計は、単なる流量計測にとどまらない「高精度漏水検知ソリューション」として、以下の3つの特長を備えています。 業界最高レベルの精度(±0.5%RD)と超低流速検知(0.003m/sec)により微細な漏水も正確に捉える**「高精度計測」。流量と水圧低下を同時に監視し、ダブルチェックで確実性を高める「水圧同時監視」。そして、水の使用が少ない夜間に自動計測を行い、通常の利用と漏水を明確に区別する「リアルタイム監視」**です。これらの機能が連動し、確実な漏水対策を強力にサポートします。

ULSONA流量計の高精度漏水検知ソリューション。±0.5%RD・0.003m/secの「高精度計測」、ダブルチェックを行う「水圧同時監視」、夜間に自動計測する「リアルタイム監視」の3つの特長を解説した図解。
       *従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も確実に検知します。

経営課題を解決する導入効果|「見えない漏水」の削減による有収率向上

従来のアナログな管理手法では、地下で発生している微細な漏水を把握することは困難でした。この「見えない損失」が、非効率なコスト構造の原因となっています。
ULSONAによるDX化(クラウド監視)は、この状況を一変させます。超高感度センサーが微細な漏水の兆候を捉え、デジタルデータとして「可視化」。データに基づく早期対策サイクルを確立することで、無駄なコストを削減し、持続可能でスマートな水道事業経営へと転換します。

ULSONA流量計導入前後の比較図。導入前は微小な漏水が見過ごされ損失が大きかったが、導入後は超低流速検知により早期発見・対策が可能となり、有収率向上とコスト削減が実現する様子を解説。

*流量と⽔圧のダブルチェックで、漏⽔の発⽣をより正確に捉えます。

確実な状況把握と業務効率化|ダブルチェックがもたらす3つのメリット

流量と水圧の2つの指標を監視する「ダブルチェック体制」は、単なる機能の追加ではなく、現場の維持管理業務を大幅に効率化するための重要な仕組みです。
片方のセンサーのみの監視では、一時的な使用水量の変動などを漏水と誤認するリスクが伴います。ULSONAでは、流量と水圧の両面から状況を判断することで、「単なるセンサーの誤作動と実際の漏水を明確に区別」します。これにより、「検知の信頼性を格段に向上」させるとともに、「誤警報を大幅に減少」させます。不要な現場確認(空振り)を防ぎ、限られた人員で確実なインフラ管理を行うための盤石な体制を構築します。

流量と水圧のダブルチェックによる3つのメリット。単なるセンサーの誤作動と実際の漏水を明確に区別、検知の信頼性を格段に向上、誤警報を大幅に減少することを解説。

   ※漏水がない場合

漏水判定の基準となる「夜間の正常パターン」|流量・水圧の安定状態

漏水を正確に検知するためには、まず管路の「正常時のデータ(ベースライン)」を正確に把握することが重要です。一般的に、水の使用量が極端に減る夜間において、管路に漏水がない場合は「流量はほぼゼロ」となり、「水圧は一定の圧力で安定」した状態を保ちます。
ULSONAのモニタリングシステムは、この正常なパターンを常時記録・学習します。この強固なベースラインがあるからこそ、実際の漏水時に生じる「わずかな変化」を確実かつ自動的に炙り出すことができるのです。

漏水がない夜間の正常な流量・水圧パターンを示す図解。流量がほぼゼロ、水圧が一定で安定しているグラフの推移。

異常を逃さない「漏水発生時の検知パターン」|流量増加と水圧低下の相関

夜間の正常なベースラインと比較し、実際に漏水が発生した際の変化を示したデータパターンです。管路から水が漏れ出すと、誰も水を使用していない夜間であっても「微小な流量が発生(ULSONAが検知)」します。さらに、配管から水が逃げることで「水圧が低下(水圧センサーが検知)」するという物理的な変化が同時に生じます。
ULSONAのシステムは、この「流量増」と「水圧減」という2つの相反する変化を同時に捉えることで、通常の水利用やノイズと明確に区別し、確実な漏水判定を下します。

   ※漏水が発生した場合

漏水発生時の流量・水圧パターンを示す図解。夜間に水を使っていないにもかかわらず微小な流量が発生し、同時に配管からの水漏れによって水圧が低下する変化を解説。

夜間水量変化でわかる、ULSONA流量計の高い漏水検知能力

  • 上記2つのグラフはで、「漏水がない場合」と「漏水が発生した場合」の深夜帯における水量変化を比較したものです。

    漏水がない場合: 水の使用量がほぼゼロに近く、水圧も高い安定した状態が保たれています。
    漏水が発生した場合: 水をほとんど使用していないにも関わらず、わずかに流量が増加し、
      それに伴い水圧が低下していることが分かります。

    この二つのグラフの流量と水圧における明確な違いは、ULSONA流量計の漏水検知能力の高さを証明するものです。

    ULSONA流量計は、その「超高感度な低流速検知」という特性に加え、「水圧同時計測」機能と連携することで、単なるセンサーの誤作動や一時的な変動と、実際の微細な漏水を高い精度で判別します。

    この組み合わせにより検知の信頼性が飛躍的に向上し、誤報を削減。
    これにより、漏水の早期発見・早期対応を強力にサポートします。

既存インフラを活用した広域クラウド監視網|漏水対策と有収率の向上

水道事業の有収率を抜本的に向上させるためには、管路網全体を「面」で捉える広域な監視ネットワークが不可欠です。ULSONA流量計は、街中に点在する「ボール式消火栓」「サドル付分水栓」「補修弁」といった既存のインフラ設備にそのまま設置可能。
地下で取得した高精度な計測データは、無線通信により「ULSONA CLOUD」へ直接送信され、24時間体制のリアルタイム監視を実現します。大規模な土木工事を伴わずに計測拠点をスピーディに増やせるため、費用対効果に優れた強靭な漏水対策と持続可能な事業運営をサポートします。

ULSONA流量計による広域クラウド監視網の構築イメージ。既存のボール式消火栓、サドル付分水栓、補修弁に設置した高精度センサーからデータを送信し、有収率の向上を実現。

既設の空気弁(消火栓)や補修弁、サドル付分水栓などを活用し、大規模な管路切断を伴わずに設置可能。超高精度な流量計測とクラウドでのリアルタイム監視を組み合わせることで、迅速な漏水発見と「有収率の向上」等の課題解決をサポートいたします。

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高い通信安定性と導入コストの削減|既存の携帯キャリア回線を活用

広域なクラウド監視システムを構築する際、新たな通信インフラの整備はコストと工期の大きな壁となります。ULSONAのシステムは、データの伝送に実績ある「ソフトバンク・KDDIの携帯キャリア通信網」を標準利用しています。
独自のアンテナ設置や専用回線を引く土木工事が一切不要なため、導入にかかる初期費用と期間を大幅に縮減可能。日本の広範なエリアをカバーする大手商用キャリアの強靭な通信インフラを活用することで、途切れることのない確実で安定したインフラ監視体制を構築します。

ULSONAクラウドの通信手段。専用アンテナ不要で、高い安定性を誇るソフトバンク・KDDIの携帯キャリア通信網を利用していることを示す図解。

現場の流量データを最短1分間隔の高頻度でクラウドへダイレクト送信。GPSによる正確な位置情報とリアルタイム監視システムが連動し、広域管網の動態を常時可視化する次世代型の漏水調査インフラを提供します。

安定したデータ連携と高度な管理機能|ULSONAクラウドの特長

地下のインフラ状況を正確に把握するためには、安定した通信と高度なデータ管理システムが不可欠です。ULSONAシステムは、実績ある携帯キャリア回線(ソフトバンク・KDDI)を利用してデータを確実・安全に伝送します。
集約されたデータは「ULSONAクラウド」にて一元管理され、実務を強力にサポートする5つの主要機能を備えています。異常を即座に把握する「リアルタイムデータ監視」や、傾向分析に不可欠な「長期間データ保存」はもちろん、「最短1分間隔のデータ収集」による高解像度な状況把握が可能です。また、「GPSによる地図上位置表示」で現場の特定を容易にし、「CSVファイルダウンロード」機能により日報や報告書作成の業務効率化に大きく貢献します。

ULSONAシステムの通信とクラウドの特長。携帯回線(ソフトバンク・KDDI)を利用した安定通信と、リアルタイム監視、長期保存、CSVダウンロード、GPS地図表示、最短1分間隔データ収集の5つのクラウド機能を解説した図。

安定した大手通信網を利用し、インフラ維持に不可欠なデータを安全にクラウド保管。最短1分間隔の高精度なデータはCSV出力でき、報告書作成や中長期の傾向分析にも直結します。

場所を選ばない監視体制の構築|マルチデバイス対応

管路の異常に対して迅速な初動対応をとるためには、監視データへのアクセシビリティが重要です。「ULSONAクラウド」はマルチデバイスに対応しており、庁舎内のパソコンはもちろん、現場に出向いている担当者のスマートフォンやタブレットからも、リアルタイムで同一の監視画面を確認できます。
これにより、「現場にいながら過去のデータ推移を確認する」「アラーム受信時に外出先から即座に状況を把握する」といった機動的な運用が可能に。特定の端末や場所に縛られない柔軟な監視体制が、業務効率の大幅な向上と、より確実なインフラ管理を支援します。

ULSONAクラウドのマルチデバイス対応イメージ。スマホ・タブレット・パソコンのいずれからでも監視可能であり、場所を選ばない柔軟な管理体制を構築できることを解説。

24時間365日、場所を問わず管網の監視が可能。迅速な漏水対応と危機管理体制の強化をサポートします。
クラウドIoTシステムと完全連携。現場のリアルタイムデータを、あらゆるデバイスへ即座に同期・可視化します。

確実なデータ連携を実現するシステム構成|取得から監視までのフロー

強靭なインフラ管理には、現場の計測機器から管理者の端末に至るまで、遅滞のない確実なデータ連携が求められます。本図は、ULSONAシステムの全体的な構成フローを示しています。
水源(管路)に設置された「ULSONAセンサー」が取得した高精度なデータは、まず「ULSONAクラウド」へと安全に集約・蓄積されます。その後、安定した「携帯回線」および「インターネット接続」を経由することで、遠隔地にいる管理者様の「デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)」へとリアルタイムに配信されます。この一貫したシステム構成により、情報伝達のタイムラグを防ぎ、迅速な初動対応を可能にします。

ULSONAのシステム概要図。水源のセンサーからULSONAクラウド、携帯回線、インターネット接続を経由し、PC・スマホ・タブレット等の各種デバイスへデータが連携される一連のフロー。

ローカルDXを推進する次世代IoT通信「LPWA」|圧倒的な省電力設計

低コスト無線
LoRa無線システムで、⻑距離通信を実現しながら通信コストをゼロ抑制。
月額通信料が不要で、ランニングコストを⼤幅に削減します。

広域な携帯キャリア回線に加え、特定の地域や施設周辺のスマート化に特化して力を発揮するのが「LPWA技術」です。
この通信技術は、極めて少ない電力(省電力)でのデータ送信を実現し、外部電源の確保が難しい過酷な地下環境での継続的なDX推進を可能にします。通信エリアは、見通しの良い直線距離で「約10km程度」という限られた範囲をカバー。これにより、特定の管轄エリア内に密着したローカルIoTネットワークを形成し、無駄のない効率的なデータ収集インフラを構築します。

IoTインフラを支えるLPWA技術の概要。省電力設計と、直線距離約10kmの限られた範囲での通信に特化していることを示す図解。

キャリアフリーな自律型ネットワークにより、ランニングコストと依存性を排除。驚異的な省電力性と10km圏をカバーする長距離伝送が、IoTの可能性を拡張します。

独自のローカルIoT網を構築する「LoRa」|高頻度データ収集と省電力の両立

特定の浄水場やポンプ場周辺など、限られたエリア(10km程度)の集中監視において、最も費用対効果を発揮する通信規格が「LoRa(ローラ)」です。
最大の特徴は、携帯キャリア回線のような「月額の通信費用」が一切発生しない(通信費ゼロ)点にあります。さらに、省電力設計によりバッテリーでの長期運用が可能であり、電源や通信ケーブルを引くインフラ工事も不要です。設置が容易でありながら、最短1分間隔での高密度なデータ収集を実現し、限られた予算内で持続可能かつ確実な監視ネットワークの構築を強力に支援します。

無線通信LoRaの5つの特長。月額費用なしの「通信費ゼロ」、見通し10km程度の「限定距離通信」、長寿命な「省電力」、インフラ工事不要で「設置が簡単」、「最短1分間隔でデータ収集」できるメリットを解説した図解。

無線通信LoRaのコスト
    特定⼩電⼒無線帯域を利⽤するため、無線局免許不要で独⾃ネットワーク
    を構築し、低消費電力と月額費用なしで、ランニングコスト低減に寄与します。

インフラ未整備エリアを網羅するLoRa通信|システム構成とデータの流れ

スマートインフラの構築は、都市部だけに留まりません。本図が示すように、豊かな自然環境や広大な敷地においても、LoRa無線を活用することで自立したローカルIoTネットワークを構築することが可能です。
末端の水源に設置された「ULSONAセンサー」から「LoRa無線」を介して「データ受信・監視システム」まで、商用キャリア網を介さないシームレスなデータ伝送を実現。電源や通信インフラが制約となるオフグリッド環境下での高度なDX化を推進し、日本全国あらゆる場所のインフラデータを可視化します。

自然環境下でのローカルIoT網構築を示すLoRaシステム概要図。ULSONAセンサーからLoRa無線を介し、監視システムへシームレスにデータ連携するオフグリッドDXの仕組み。

LoRa (ローラ) とは?
LPWA (Low Power Wide Area) 技術:
省電⼒で広範囲な通信を実現する無線技術の⼀つです。IoT機器向けに特化した⻑距離・低消費電⼒の通信規格です。
免許不要:特定⼩電⼒無線帯域を利⽤するため、無線局免許が不要で、独⾃のネットワークを構築できます。

持続可能な水道事業運営を支援|ULSONA導入で期待される6つの効果

管路の老朽化対策と財政の健全化は、現代のインフラ管理における最重要課題です。ULSONA流量計の漏水検知システムは、単なる異常発見にとどまらず、事業運営全体に多角的な効果をもたらします。
ダブルチェックによる「早期・確実な特定」を起点とし、通信費や作業コストを削減する「経済的メリット」、遠隔一元管理による「維持管理の効率化」を実現。さらに蓄積された「データ活用」による予測管理への移行や、24時間監視体制による「安心感の向上」を提供します。これらの取り組みは水資源の浪費防止やSDGsへの貢献といった「資源保全と環境貢献」にも繋がり、次世代へ向けた強靭なインフラ基盤の構築を強力に支援します。

効果の柱具体的なメリット
1. 早期・確実な特定微小流速検知により、潜在的な漏水を拡大前に発見。
2. 経済的メリット通信費・作業コストの削減により、管理予算を最適化。
3. 維持管理の効率化遠隔一元管理で、現場巡回の負担と人的ミスを軽減。
4. データ活用蓄積データに基づいた、精緻な維持管理計画の策定。
5. 安心感の向上24時間監視体制による、地域住民への信頼性向上。
6. 資源保全・環境貢献水資源の浪費防止を通じたSDGs(目標6・11)への貢献。
ULSONA流量計の漏水検知で期待される6つの効果。「漏水箇所の早期・確実な特定」「経済的メリット」「維持管理の効率化」「データ活用」「安心感の向上」「資源保全と環境貢献」の各項目を解説した図。

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水量と水質の統合監視を実現|拡張ユーティリティー「ULSONA UTY」

水道インフラの適切な維持管理において、管路の保全(流量・水圧の監視)と並び、安全な水を供給するための水質管理(水温・残留塩素濃度の把握)は極めて重要です。
ULSONAシステムは、専用の拡張ユーティリティー「ULSONA UTY」を接続することで、基本となる「流量・水圧」に加え、「水温・残塩濃度」を含めた4項目のリアルタイム統合監視を実現します。
最大の強みは、これらの水質センサーを新たに設置する大がかりな工事が不要な点です。既設の設備(消火栓など)をそのまま活用できるため、導入コストを大幅に削減しつつ、巡回による水質検査の省力化と、より高度で安全な水管理体制を構築できます。

ULSONA流量計と拡張ユーティリティー「ULSONA UTY」のシステム構成。流量、水圧、水温、残塩濃度の4項目をリアルタイムで監視し、既設設備を活用したコスト削減が可能であることを案内する女性社員の画像。

【技術的留意事項】経年劣化管における残留塩素濃度の測定について

「ULSONA UTY」等を用いて残留塩素濃度を測定する際、設置環境の管種・管齢によって測定値に影響が出る場合があります。
特に、布設から長期間が経過した「経年劣化した鋳鉄管」においては、管路内部に発生した錆(サビこぶ)や付着物との酸化還元反応により、水中の残留塩素が多量に消費される物理現象が発生します。そのため、浄水場からの送水濃度が適正であっても、現場での計測値が想定より低く検出される傾向があります。
異常検知の閾値を設定する際は、対象管路の材質や布設年度、劣化状況(内部の錆の発生状況)を十分に考慮した上で運用計画を策定いただきますようご留意ください。

経年劣化した鋳鉄管における残留塩素測定時の留意点。内部が錆びた古い水道管の断面モデルを示し、管内部で残留塩素が消費されやすいことを注意喚起する画像。

埋設された鋳鉄管は、経年劣化に伴い内面の状態が変化します。比較的新しい鋳鉄管では、残留塩素濃度の変化は比較的緩やかで、濃度の推移も予測しやすい傾向にあります。
一方で、埋設から40年以上経過した鋳鉄管では、水質や環境条件など様々な要因により、内面に剥離や錆こぶ、スケールの付着が多くなる場合があり、これらが残留塩素濃度の著しい低下を引き起こす要因と考えられています。
「残留塩素濃度計 ULSONA」は、この“残塩消費が激しい”という現象を逆に活用し、残留塩素濃度・流量・水圧・水温を同時に測定することで、残留塩素や水圧・流量が低下している箇所を特定し、漏水が疑われる範囲を効果的に絞り込むなど漏水対策にも貢献いたします。

【実測データ】既存設備(空気弁)を活用した多項目同時計測|ULSONA UTY

以下のグラフ①~③は、ULSONAの拡張ユーティリティー「ULSONA UTY(クラウド流量計付残留塩素計)」を実際の現場に導入し、計測を行った実証データです。

本計測は、既存の空気弁(Φ400 鋳鉄管GX 送水管)を一時的に撤去した限られたスペースに機器を設置し、1か所のセンサーで複数の重要指標を同時に計測したものです。データは視認性を高めるため、以下の3つのグラフ(①残留塩素濃度と水圧、②瞬時流量と流速、③積算流量と水温)に分割して表示しています。大がかりな工事を伴わずに、水量・水圧・水質の高度な一元管理が可能であることを実証しています。

グラフ①:残留塩素濃度と水圧
グラフ②:瞬時流量と流速
グラフ③:積算流量と水温

Φ400 鋳鉄管GX  送水管
グラフ①

不断水で設置可能なULSONA流量計のΦ400送水管(鋳鉄管 GX)の水圧、残留塩素濃度の計測データ画像です。

5月29日14時過ぎ~翌日の同時刻までの24時間計測例です。(Φ400配水管)

上記グラフについて、残留塩素濃度は、0.3mg/Lを下回ると追塩(次亜塩素酸ナトリウムの注入)が行われる運用設定となっており、グラフからもそのタイミングで濃度が上昇している様子が確認できます。
一部で1.0mg/Lを超えるピークが見られますが、これは注入ポンプによる一時的な過注入が原因と考えられます。
この計測結果をもとに、注入制御の最適化に向けた濃度調整が可能であると考えられます。
※なお、残留塩素濃度が一時的に1.0mg/L前後となることについては、必ずしも“高すぎる”と判断するのは適切ではありません。配水管の長さや地域特性に応じて、1.0mg/L程度の濃度が必要とされる場合もあります。また、季節や気温変化に対応するための管理調整も重要であり、残留塩素濃度の維持は非常に繊細かつ重要な業務です。
なお、グラフ後半に見られる水圧の急激な低下は、計測機器を取り外す際に生じた圧力変化によるものであり、異常を示すものではありません。

残留塩素の基準値(0.1 mg/L 以上)を下回った場合のリスク
・水質基準の不適合
・微生物の再増殖リスク
・消費者の健康被害リスク
ULSONAクラウド流量計付残塩計による継続的なモニタリングは、水道管内における残留塩素濃度の変動傾向を把握し、以下のような水道事業者様にとってのメリットを提供します。

グラフ②

Φ400送水管(鋳鉄管 GX)の瞬時流量、流速の計測データ画像です。

リスクマネジメントの強化: 残留塩素濃度の低下リスクを早期に特定し、迅速な対応を可能にします。
*効率的な予算確保の根拠: データに基づいた明確な根拠を提示することで、対策費用や設備投資に関する予算獲得を支援します。
*安定した安全な水供給への貢献: 適切な塩素管理を支援し、安全で安心な水供給体制の維持・向上に貢献します。
この測定結果は、将来的な水質管理の最適化と、安定した安全な水道水の供給体制維持に向けた重要な判断材料となると考えられます。

グラフ③

Φ400送水管(鋳鉄管 GX)の積算流量と水温の計測データ画像です。

異なる管路環境におけるULSONA計測結果

既設流量計の精度検証と更新判断|24時間連続計測

Φ400 鋳鉄管K形 配水管

Φ400配水管の流量、流速の計測データ画像です。

本グラフは、既設流量計(短管型)の更新(交換)の要否を判定するために、ULSONAを用いて比較検証を行った事例です。 当該現場では、「設置から一定の経年が経過していること」に加え、「これまでのデータと比較して深夜帯の流量が増加している」という異常が確認されており、メーターの故障や寿命が疑われていました。 そこで、既設流量計の直近にULSONAを設置し、24時間の比較計測を実施。その結果、ULSONAと既設流量計の計測値がほぼ完全に一致したため、既設メーターは正常に稼働している(故障ではない)ことが証明されました。その後の調査で、深夜の流量増加は「夜間工事での水利用」が原因であると特定。ULSONAによる高精度な検証により、不要なメーター更新工事を見送り、大幅なコスト削減に貢献した実証データです。

深刻化する漏水問題
水道管の漏水は、貴重な水資源の浪費だけでなく、地盤沈下や道路陥没など、深刻な二次被害を引き起こす可能性があります。また、漏水による水道料金の増加は、企業や自治体の財政を圧迫する要因となります。
ULSONA流量計による漏水対策
当社のULSONA流量計は、高精度な流量測定により、これまで発見が困難だった微細な漏水も検知することが可能です。また、リアルタイムでのデータ監視により、漏水の早期発見・早期対応をサポートいたします。

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不断水で設置可能なULSONA残留塩素濃度計付ULSONA流量計のお問い合わせ先住所、電話番号、メールアドレスの画像です。

MN型 空気弁付短管/空気弁付補修弁内蔵短管(空気弁Φ25・Φ75)

空気弁付挿入式ULSONA流量計

  • 流量計測に最適な条件である直線配管区間に設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。
  • 空気溜まりが「流量計の計測誤差」を引き起こす可能性について
    流量計の設置について:
    流量計(特に超音波流量計など)の設置に関する技術資料や解説では、「流体に気泡があると誤作動の原因となる」「管内は、空気溜まりがなく常に満水になるように配慮する」といった注意点が挙げられています。これは、空気の混入が計測精度に悪影響を与えることを示唆しています。
    空気弁による安定した流れの確保:
    空気弁を適切に設置し空気溜まりを排除することは、管路内の流れを安定させ、正常な状態(満水状態)を保つことに繋がります。これは、流量計が正確に作動するための前提条件を整えることになります。空気弁設置の規定は、間接的に計測精度を阻害する要因(空気溜まり)を取り除くことにも寄与します。
カタログ(PDFファイル)

管内エアーを排出し計測精度を維持|空気弁付 挿入式ULSONA流量計

超音波流量計を用いた高精度な計測において、配管内に滞留する「空気(気泡)」は超音波の伝播を阻害し、データ異常の主な原因となります。
本モデルは、管内の空気を自動的に排出する「空気弁(Φ75/Φ25対応)」と流量計の挿入部を一体化させた専用設計です。超音波の計測環境を常にクリーンに保つことで、ノイズのない極めて安定したデータ収集を実現します。また、空気弁と流量計の機能を一つのアクセスポイント(既設補修弁等)で兼用できるため、新たな穿孔工事を減らし、限られたピット内での省スペース化と施工コストの縮減に大きく寄与します。

挿入式ULSONA流量計(空気弁付 Φ75Φ25)の製品画像。管内エアーを排出することで、超音波計測の安定性を高める構造と設置イメージを解説。
空気弁の設置条件として「管路の凸部や高点に空気弁が必要なのは当然」――その認識は広く浸透しています。しかし、顕著な高点のない、長くて連続した直線配管における空気対策は見過ごされがちではないでしょうか?

こうした直線配管においても、水中に溶け込んでいた空気が時間と共に分離・蓄積し、目に見えない空気だまりを形成するリスクがあります。
日本ダクタイル鉄管協会のマニュアルなどでも、顕著な高点がない長距離の配管においては、概ね500〜1000メートル間隔での空気弁設置が推奨されているのは、このためです。
細かな気泡や空気だまりは、知らず知らずのうちに通水断面を減少させ、円滑な流れを妨げる通水障害を引き起こします。これは、安定した送水を阻害するだけでなく、流量計による正確な計測にも悪影響を及ぼす可能性があります。
流量計の設置にとって好条件とされる直線配管であっても、空気溜まりによる計測誤差のリスクは存在します。
そこでご提案するのが、空気弁を一体化した【MN空気弁付ULSONA流量計】です。
本製品は、流量計測に最適な条件である直線配管区間に設置することで、配管内で発生・蓄積する空気を効果的に排出し、通水断面の減少や流れの乱れを防ぎます。
これにより、流量計にとっての計測環境が常に最適に保たれ、空気溜まりによる計測誤差を低減。
より正確で安定した流量計測を実現します。
見過ごされがちなリスクに確実に対策し、配水管理の精度向上に貢献する【MN空気弁付ULSONA流量計】を、ぜひご検討ください
製品の詳細や導入に関するお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。

用途に合わせて選べる設置ベース|MN型 短管シリーズ

ULSONA流量計と各種インフラ機器(空気弁・消火栓等)の同居を実現するベース管として、「MN型 短管シリーズ」の3つのバリエーションをご用意しています。
都市部の配水管に求められる「急速空気弁」や「消火栓」、農業用水などで活躍する「農水用空気弁」など、現場の用途に応じた最適な組み合わせが可能です。また、「補修弁付短管」モデルを選択することで、将来的な流量計のメンテナンスや機器交換の際にも、広範囲の断水を伴わずに安全かつスムーズな作業が可能となります。

MN型 短管・補修弁付短管の製品ラインナップ。急速空気弁用、消火栓用、農水用空気弁用の3種類の設置イメージと価格(流量計等は別売)を記載した仕様表。
※ご注意
以上のMN型短管又は、MN型補修弁付短管価格は、「ULSONA流量計」と「急速空気弁又は消火栓」の価格は含んでいません。
  • MN型短管(補修弁付)は、空気弁または消火栓が別売りとなっています。ご必要に応じて、下記の空気弁価格または消火栓価格を加算してください。

施工条件に合わせて選べる空気弁・消火栓ラインナップ

「MN型 短管」等のベース機器やULSONA流量計と組み合わせて設置可能な、急速空気弁および消火栓の製品一覧です。
現場のインフラ要件(管径)や、マンホール・ピット内の高さ制限(H寸法)といった施工条件に柔軟に対応できるよう、複数のバリエーションをご用意しております。流量計の導入と併せて老朽化したバルブ類の更新を図ることで、より安全で確実な管路維持管理体制の構築に寄与します。各製品の寸法および価格(単体)は以下の通りです。

関連機器(別売オプション)のラインナップと価格。Φ75急速空気弁(190H・¥151,500)、Φ25急速空気弁(272H/90H・¥119,600)、Φ75消火栓(190H・¥106,200)の仕様一覧。

消火栓機能と流量計測の完全統合|MN弁(消火栓タイプ)設置バリエーション

防災インフラの要である消火栓と、日常の管路監視を担う流量計。これらを限られた地下ピット内で両立させるための最適解が、MN弁(消火栓タイプ)と挿入式ULSONA流量計の組み合わせです。
現場の多様な配管レイアウトや空間的制約に対応する、様々な設置バリエーション(アッセンブリ)を示しています。消火栓としての正規の機能を完全に維持したまま、中心軸に挿入式流量計を組み込むことで、新たな穿孔工事や専用ピットの構築を不要とします。現場の状況に合わせた柔軟な構成が可能であり、合理的かつ確実なインフラ更新を実現します。

MN弁(消火栓タイプ)に挿入式流量計を設置した多様なバリエーションのコラージュ画像。消火栓機能と流量計測がコンパクトに一体化された様々なアッセンブリ例を示す。

一般的に、管路内に空気が混入したり、空気溜まりが存在したりすると、流体の体積が変動するため、体積流量計(例:電磁流量計、超音波流量計など)の計測値に誤差が生じる可能性は技術的に広く認識されています。空気弁は、こうした空気による悪影響を排除し、管路全体の安定した運用(流量確保、水撃防止など)を目的として設置されるものです。

空気弁設置推奨箇所

最適な排気と高精度計測のための「空気弁設置推奨箇所」

管内におけるエアーの滞留は、通水能力を低下させるだけでなく、超音波流量計の計測エラー(ノイズ)を引き起こす最大の要因です。そのため、配管の構造上、空気が自然に溜まりやすい箇所への空気弁設置が強く推奨されます。
具体的には、空気が上部に集まる「管路の凸部(高点)」や、流れが変化する「勾配変化点」。さらにエアーが抜けにくい「長距離水平配管(500〜1000m間隔)」や、空気の混入が起きやすい「排水・充水操作を行う箇所」の4点です。
設計段階でこれらの推奨箇所に「空気弁付ULSONA流量計」を配置することで、効率的な排気と安定した流量監視を1つのアクセスポイントで同時に実現し、極めて合理的なインフラ構築が可能となります。

空気弁の設置推奨箇所を示す図解。空気が溜まりやすい「管路の凸部(高点)」「管路の勾配変化点」「長距離水平配管(500〜1000m間隔)」「排水・充水操作を行う箇所」の4パターンを解説。

水道配管において、空気弁は管内に溜まった空気を排出し、ウォーターハンマー現象の抑制や通水障害の解消に不可欠な役割を果たします。以下に、空気弁の設置が推奨される主な箇所をまとめます。

1. 水管橋の最高点
水管橋の最高点には空気が滞留しやすいため、閉じ込められた空気を効率的に放出するために空気弁の設置が不可欠です。長野県のガイドラインでも、水管橋には空気弁、またはそれと同等以上の機能を持つ製品を使用することが指定されています。
2. 河川横断部(伏越し)
逆サイフォン構造となる河川横断部の下流側など、空気が蓄積しやすい箇所には空気弁を設置する必要があります。
3. 配管の末端
特に閉塞された末端や空気がたまりやすい場所には、空気弁の設置が必要となる場合があります。神奈川県では、適切な排水設備がない配管末端において、排水口付きの空気弁の検討を推奨しています。
4. 長距離にわたる配管
顕著な高点がない長距離の配管においては、空気弁を一定の間隔で設置することが推奨されています。日本ダクタイル鉄管協会のマニュアルや、いわき市、長野県のガイドラインでは、500〜1000メートルの間隔が推奨されています。また、神栖市のガイドラインでは約200メートルごと、国土交通省の資料では1〜3 km間隔で設けられる仕切弁の間に空気弁を設置することに言及されており、これらの情報を参考に適切な間隔で設置を検討する必要があります。
5. その他局所的な高所
配管経路の局所的な凸部や起伏の頂点など、空気が滞留しやすい箇所にも空気弁の設置が有効です。
これらの箇所に適切に空気弁を設置することで、水道配管網の安定稼働と長寿命化に寄与します。

狭小空間への設置を可能にする省スペース設計|寸法参考図

既存の地下ピットやマンホール内に新たな機器を追加する際、最大の課題となるのが空間的な制約です。本図は、Φ25空気弁短管(対応管径:Φ75〜Φ350)の具体的なプロポーションを示す参考図面です。
空気弁機能と流量計の挿入スペースを確保しつつも、全体の横幅を「約390mm」という極めてコンパクトなサイズに収めています。この徹底した省スペース設計により、既存の狭小ピットを拡張するための大規模な土木工事を回避し、工期の短縮と導入コストの抜本的な縮減を実現します。

Φ25空気弁短管(対応管径:Φ75~Φ350) 横幅:約390mm
Φ25空気弁短管(対応管径:Φ75〜Φ350)の寸法参考図。横幅が約390mmと非常にコンパクトであり、狭小ピットへの設置が容易な省スペース設計であることを示す図面。

中・大口径対応と省スペース性の両立|Φ75空気弁短管 寸法参考図

Φ350〜Φ800といった中〜大口径の管路においても、限られた地下空間の有効活用は重要な課題です。本図は、より大きな排気能力を持つ「Φ75空気弁短管」の寸法参考図です。
対応管径を広げ、大型の空気弁を搭載しながらも、全体の横幅を「約470mm」というコンパクトなサイズに抑制しています。この設計最適化により、既存のマンホールやピットの拡張工事を最小限に留め、大口径インフラにおける流量計の導入ハードルと施工コストを大幅に低減します。

Φ75空気弁短管(対応管径:Φ350~Φ800) 横幅:約470mm
Φ75空気弁短管(対応管径:Φ350〜Φ800)の寸法参考図。中〜大口径対応でありながら横幅を約470mmに抑えた省スペース設計を示す図面。

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製品カタログ・技術資料ダウンロード

ULSONA流量計の詳細な製品仕様、システム構成、設置バリエーション等を網羅した総合カタログ(PDF形式)をご用意しております。
本ページに掲載しきれない技術データやラインナップの詳細をご確認いただけます。行政機関内でのご検討、会議での情報共有、および稟議書への添付資料として、ぜひご活用ください。用途に合わせてA3版・A4版の2種類からダウンロードいただけます。

ULSONA流量計カタログ① [A3]両面
ULSONA流量計 製品カタログの表紙イメージ。詳細な製品仕様や設置バリエーションが記載されたPDF資料。
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ULSONA流量計の製品カタログ(A3両面)ダウンロードエリア。詳細な製品仕様や多様な設置事例が記載されたPDF資料のサムネイル画像。

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ULSONA LT流量計 材質:オールステンレス製 センサーシャフト(接水部)SUS304製

ULSONA流量計のご紹介

微小な流速変化も捉えるセンシング技術|トランジットタイム方式の採用

ULSONA DT(Φ75〜Φ2000)の設置現場写真と、トランジットタイム方式(伝播時間差式)による超音波流量計の測定原理の解説文。

挿入式超音波流量計ULSONA DTΦ75~Φ2000
超音波流量計の原理について・・
超音波流量計は、超音波を利用して液体または気体が流れる速度を計測する機器です。超音波式流量計は、管内の液体中に超音波を伝搬させ、その伝搬時間の差から流量を計測します。
一般的に、超音波流量計といえば、クランプオン式(外装式)流量計を指すことが多いですが、弊社では、クランプオン式流量計(外装式流量計)と挿入式流量計を扱っており、クランプオン式(外装式)は、配管設備の外から取り付けが可能であり、挿入式は配管の補修弁等に設置します。
超音波流量計の測定方法は、トランジットタイム方式(伝播時間差式)とドップラー式がありますが、ULSONA流量計は、トランジットタイム方式を採用しています。
トランジットタイム方式は、配管に斜めに取り付けた二つのセンサが交互に超音波を送受信します。
流れがないときは、上流側から下流側への超音波と、下流側から上流側への超音波の伝播時間は同じであり、流れがあるときは、上流側から下流側への超音波は流れに乗って速く伝わり、下流側から上流側への超音波は流れに逆らって遅く伝わります。この伝播時間の差が流速に比例します。
トランジットタイム方式(伝播時間差式)の超音波流量計は、次のような特徴があります。
クランプオン式(外装式)のメリットとして
非接触で流体流量を測定できる利点があり、圧力損失がなく、クランプオン式(外装式)であれば配管を切断する等の必要がなく、設置やメンテナンスが容易である。
クランプオン式(外装式)のデメリットとして
一定の直管部が必要で、流体に固形物や気泡が多く含まれると計測誤差や計測不可能になる場合があり、脈動等あれば、不安定な計測値になるなど。
挿入式ULSONA流量計のメリットとして
配管にセンサーを挿入して直接計測できるため、電磁流量計(従来流量計)では困難とされていた低流速における計測を可能にし、正・負の両方向の計測が標準で可能です。流体と直接接触することで、外部の影響を受けにくく、高い精度(0.5%RD)と安定性を実現しました。
サドル分水栓(Φ50用)への設置が可能であり、既設の補修弁への設置も含め不断水で着脱可能、不断水で校正も可能で、設置コストを安価に抑えることが可能です。

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自然災害に強い堅牢設計|落雷時の機器保護メカニズム

屋外インフラ設備において、落雷(雷サージ)による機器の破損は、監視体制の喪失に直結する重大なリスクです。
挿入式であるULSONA流量計は、この落雷リスクを物理的な構造によって軽減します。センサー部が常に配管内の「水」に直接接しているため、万が一システム付近に落雷があり過電流が侵入した場合でも、電気を通しやすい水が巨大な「マイナスアース(接地)」の役割を果たします。電流が機器内部に滞留することなく水中へ放流されるため、本体の致命的な破損リスクが大幅に低減され、災害時におけるシステムの生存率(BCP)向上に貢献します。

落雷時のリスクを軽減するULSONA流量計のメカニズム。配管内の水に直接接する構造により、水がマイナスアースとなって過電流を逃がし、機器を保護する仕組みを解説。

【技術図解】落雷時のサージ電流経路とセンサー保護の仕組み

本図は、システム設置場所の近傍への落雷時における、サージ電流の経路と機器の保護メカニズムを示したイメージ図です。
地上に設置された「コントローラ部分」は、直撃雷や誘導雷による強大な過電圧を受けた場合、破損するリスクが残ります。しかし、配管内に挿入された最も重要な「センサー部」は、直接接している管内の水が「マイナスアース(接地)」として機能し、過電流を水中へ放流するため確実に保護されます。
システムの全損を防ぎ、被害を地上機器のみに局所化することで、災害後の迅速な復旧(コントローラ交換のみでの再稼働等)とコスト抑制を強力に支援します。

ULSONA流量計における落雷時のサージ電流経路とセンサー保護の技術図解。水がアースとなりセンサーを守り、被害を地上コントローラに局所化することで迅速に復旧する仕組みを解説。

ULSONA流量計に内蔵されているアレスタ(避雷器 SPD)は、外部から侵入する過電流や過電圧から内部回路を保護する役割を果たします。
具体的には、以下のように機能します。
サージプロテクターは、許容値を超える高電圧がかかった際に動作し、過剰な電流をクランプ(抑制)することで、機器を保護します。つまり、外部からの異常な電流や電圧の流入を検知すると、それらをバイパスさせたり、適切なレベルに抑えたりして、内部回路への影響を最小限に抑える働きをします。
このように内蔵のアレスタ(避雷器 SPD)はコントローラを一定程度保護しますが、落雷が非常に近くにある場合や直撃雷を受けた場合には、コントローラやセンサーが破損するリスクがあります。
ただし、ULSONA流量計のセンサーは下図イメージのようにULSONA流量計センサーに水が直接 接していることにより、水がマイナスアースとなり、電流がULSONA流量計にとどまることなくULSONA流量計センサーは保護されます。
※雷の落雷がULSONA流量計センサーに直撃した場合、センサーは破損する場合があります。

既存流量計の更新課題|バイパス管の有無と断水リスク

水道インフラにおいて、老朽化した短管型流量計の更新には大きなハードルが存在します。
本図のように、あらかじめ迂回路となる「バイパス管」が整備されている現場であれば、バルブ操作のみで断水することなく機器の交換(メンテナンス)が可能です。しかし現実には、設置スペースや建設当時のコストの都合上、バイパス管が設置されていない現場も少なくありません。
そのような「バイパス管がなく、かつ広範囲の断水が困難な現場」において、既存の配管を活かしたまま設置できる挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」が、課題解決の最適な選択肢となります。

挿入式超音波流量計ULSONA-DTシリーズは、その理想的な解決策です!

ULSONA流量計は、既存の配管に「サドル付分水栓」などを設置し、流量の測定が可能になります。
従来の電磁流量計と比べて、施工時間やコストを大幅に削減するだけでなく、水質や水圧にも影響を与えません。また、外的要因などの制約を受けずに高精度で安定した測定が可能です。ULSONA流量計は、配管の管理やメンテナンスにおいて、優れた性能と信頼性を提供します。

短管型流量計の更新におけるバイパス管の役割図解。バイパス管があれば断水せずにメンテナンスが可能だが、未設置の場合は断水が避けられない課題を提起する画像。

不断水工法によるインフラ更新の実現|ULSONAの設置手順

配管内の水流と気泡の挙動をシミュレーションしたテクニカルな図。気泡が集まる「赤色」のゾーンに空気弁が設置され、そこからクリーンなデータ波形が出ている様子。

バイパス管が未設置で広範囲の断水が困難な現場において、挿入式超音波流量計「ULSONA」は極めて有効な解決策を提供します。
本図は、サドル付分水栓を用いた不断水での設置プロセスを示しています。既存の水道本管を活かしたままサドル付分水栓を取り付け、専用の穿孔機で穴を開けてセンサーを挿入することで、通水状態を維持したまま流量計の更新・新設が完了します。これにより、地域住民や周辺施設への断水影響(ダウンタイム)をゼロに抑え、事前の断水広報等のコストも削減。住民サービスを低下させることなく、安全かつ合理的な管路網のスマート化を実現します。

バイパス管がない現場でのULSONA設置手順。サドル付分水栓を用いて既存の配管にアクセスし、断水することなく挿入式流量計への更新が完了するプロセスを図解。
  • 流量計更新の際、「バイパス管」がない場合でも、不断水で「流量計の更新」が可能です。
  • 既設流量計の付近に「地下式消火栓」又は「空気弁」が設置されていれば、その補修弁を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の設置が可能です。
  • また、対象配管に「サドル分水栓(Φ50のみ)」を設置できれば、サドル分水栓を利用し「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」の取付が可能です。
  • 下記の図は、流量計設置配管に「バイパス管」がない場合に、「サドル付分水栓」を取付て、「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」での流量計の更新を示しています。

    ULSONA流量計のセンサーは取り外しや移設が容易なので、メンテナンスや点検も簡単に行えます。「挿入式超音波流量計ULSONA-DT」は、流量計の更新にお悩みのお客様に最適なソリューションです。

既存設備を活かして有収率を向上|ULSONAクラウド遠隔監視システム

水道事業における有収率の向上(漏水対策)には、広範な管路網の常時監視が不可欠です。ULSONAのクラウド遠隔監視システムは、大がかりな専用設備の構築を必要としません。
本図のように「ボール式消火栓」「サドル付分水栓」「補修弁」といった、すでに現場に存在するインフラ資産に超高精度センサーをアドオン(追加設置)することが可能です。取得したデータは「ULSONA CLOUD」へ直接送信され、全国どこからでもリアルタイムな一元管理を実現します。導入コストと工期を最小限に抑えつつ、確実な漏水発見と管路保全を強力にサポートします。

不断水での高精度計測とリアルタイム遠隔監視の統合|ULSONAシステム

ULSONA流量計とクラウドシステムを併用することにより、瞬時流量・瞬時流速・正積算流量・負積算流量・水温をリアルタイムに遠隔監視できるシステムをご紹介します。このシステムは、データはクラウドに保存され、スマートフォンやパソコンからいつでも確認できます。

このシステムは、挿入式超音波流量計ULSONA-DTと、携帯キャリア回線を利用したクラウド遠隔監視システムの組み合わせです。ULSONA-DTは、既設の配管にサドル付分水栓や補修弁などを設置して、不断水で流量の測定が可能な高精度な流量計です。クラウド遠隔監視システムは、ULSONA-DTから収集したデータをリアルタイムに送信し、お手持ちのデバイスで確認できる便利なシステムです。GPS機能も搭載しており、地図上で位置情報も把握できます。

クラウド対応ULSONA流量計の両面カタログの裏面画像です。

マルチデバイス対応・クラウド型遠隔監視システムの主要機能

専用の受信機やモニターは不要です。お手持ちのスマートフォン、タブレット、パソコンから、セキュアな携帯回線を通じて「いつでも、どこでも」現場の状況をリアルタイムに把握可能です。
クラウド上に蓄積されたデータは、期間指定によるトレンド確認や、報告書作成に便利な「CSVファイル」での出力に対応。さらにGPS位置情報機能により、広域に点在する管路施設の正確な位置管理を実現します。

機能項目仕様・特長
マルチデバイス対応スマートフォン、タブレット、PCなど、ブラウザがあれば端末を問わず閲覧可能。
リアルタイム監視収集したデータをデバイス画面上で即座に確認。異常を遅延なく把握できます。
クラウド保存・履歴データはクラウドへ自動保存。カレンダーで期間を指定し、過去データを呼び出せます。
CSVデータ出力収集データを汎用的なCSV形式でダウンロード。帳票作成や詳細解析に活用できます。
GPS位置情報GPSモジュールを搭載。地図(GIS)上で正確な設置位置を確認・管理できます。
広域通信(携帯回線)携帯キャリア回線を使用。LTE-M(携帯回線) または LPWA(LoRa無線) から選択可能。

初期投資を抑制し、高度な管路管理と漏水対策を実現

ULSONAクラウドによる初期投資抑制と高度な水道事業管理(課題と解決策、データ管理、漏水対策の解説図)

ULSONAクラウドシステムは、以下の3つの利点により、持続可能な水道事業運営を強力にサポートします。

  1. 初期投資の適正化: 既設配管への後付け設置と携帯キャリア回線の採用により、専用サーバー構築や大規模な通信工事が不要。導入コストと工期を大幅に圧縮します。
  2. データ管理の効率化: 瞬時・積算流量から水温まで、多様なデータをリアルタイムに一元管理。過去データのCSV出力にも対応し、報告業務を効率化します。
  3. 漏水対策の強化: 微少流速(0.003m/sec~)からの計測が可能なため、夜間最小流量の継続監視に最適です。センサーの移設も容易で、管路のスクリーニング調査にも威力を発揮します。
メリット項目導入効果・詳細
初期投資を抑える工事費・サーバー不要
既設配管への設置と携帯回線の利用により、インフラ整備コストを最小限に抑えます。
リアルタイム確認5項目常時監視 + CSV
流量・流速・積算・水温を遠隔監視。データはCSVでダウンロード可能です。
漏水防止対策夜間最小流量監視
0.003m/secからの広範囲計測で、微少な漏水(夜間流量)も見逃しません。
メンテナンス性移設・点検が容易
センサーは簡単に取り外し可能。メンテナンスや別の場所への移設もスムーズです。
拡張性(OP)残留塩素濃度計測
オプションで「残留塩素濃度計ULSONA」と連携し、水質管理も一元化できます。

※ULSONA流量計の埋設設置に関する注意事項

クラウド通信の課題:
埋設ボックスが鉄製の蓋で覆われている場合、クラウド通信が円滑に行えない可能性があります。鉄製の蓋に約10mmの穴を2カ所程度開けることで改善される可能性がありますが、この方法では雨水などが侵入するリスクが高まり、通信障害の原因となる可能性があります。従いまして、埋設ボックスにセンサーを設置する際には、コントローラとクラウド受発信器を別途、地面より高い位置にある変換器用収納盤などの計装盤に収めることを推奨します。

ULSONA導入前 現場チェックリスト①

確認カテゴリ確認項目(チェックポイント)判定
① 設置対象バルブ設置予定箇所は「Φ50サドル付分水栓」「Φ75/Φ100フランジ補修弁」「ボール式消火栓(65A町野口金)」のいずれかである。[   ] はい / [   ] いいえ
② 消火栓の構造(※消火栓の場合のみ)内部構造が直管の「ボール式」であり、センサーが曲がらず挿入できる。(ケレップ式は不可)[   ] はい / [   ] いいえ
③ 埋設ボックス寸法既存の埋設ボックス内径は「Φ600以上」を確保できている。[   ] はい / [   ] いいえ
④ 設置高さ(クリアランス)バルブ上部から、機器収納に必要な高さ(400mm〜500mm程度)および配線スペースの余裕がある。[   ] はい / [   ] いいえ
⑤ 電源・信号環境コントローラ設置箇所付近に、商用電源(AC100/200V等)またはDC24V等の確保が可能である。[   ] はい / [   ] いいえ

ULSONA導入前 現場チェックリスト②

確認カテゴリヒアリング項目(Webフォームの選択肢)
① DX化の目的
【DX化:現地巡回・目視確認に頼っていた水道管理を、データに基づく24時間の遠隔管理へと根本的に変革し、人手不足と財政難を解決すること】
[   ] 漏水調査の効率化 [   ] 有収率の改善 [   ] 残留塩素等の水質一元管理
② 既存の信号網活用既設の計装盤・信号線(DC4-20mA / パルス等)の流用を希望しますか? [   ] はい(既設を流用する) [   ] いいえ(新規でクラウドシステムを構築する)
③ 設置予定のインフラクラウド監視の拠点となるバルブをお選びください。 [   ] 分水栓 [   ] 補修弁 [   ] ボール式消火栓 [   ] その他・不明
④ 電源環境[   ] 商用電源あり [   ] 専用バッテリー(ポータブル運用)を希望

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ULSONA流量計の設置(計測)条件

  • 上流側:配管外径の基本10倍(10D)以上の直管長が必要です(上流側、約3Dに設置の実績あり)。
  • 下流側:配管外径の基本5倍(5D)以上の直管長が必要です。
  • 上流側にポンプ(下流側も)、流量調整弁、減圧弁、バタフライ弁、仕切弁、レデューサ、曲り配管等がある場合、事前の調査が必要です。
  • 上流側又は下流側に必要な直管長を確保できない場合にも、整流板等で対応可能な場合もあり、詳しくは御相談下さい。
    ※設置条件を満たさない場合は、測定精度や安定性が低下する可能性があります。

左側が上流のイメージ

こちらは、不断水で設置可能なULSONA DTの計測条件を図解した画像です。

ULSONA DTを設置する際は、以下の直管長を確保してください。

流量計設置位置の上流側:配管口径の10倍以上
流量計設置位置の下流側:配管口径の5倍以上

右側が上流のイメージ

こちらは、不断水で設置可能なULSONA流量計の設置イメージ図です。

ULSONA流量計の設置サポート(挿入時)

  • 配管にULSONAを設置する際、圧力が高い場合に「専用電動ウィンチ」を御用意しています。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置作業をサポートする専用電動ウィンチの紹介画像です。

ULSONA-DTを配管に設置する際、水圧が高く人力での挿入が困難な場合があります。そのような場合に、ULSONA専用電動ウィンチを使用することで、容易に挿入作業を行うことができます。
ULSONA専用電動ウィンチも販売しております。
  • 専用電動ウィンチを使用したULSONA流量計の現場設置例
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置作業をサポートする専用電動ウィンチを使用した現場の写真です。

ULSONA-DTを配管に設置する際、水圧が高く人力での挿入が困難な場合があります。そのような場合に、ULSONA専用電動ウィンチを使用することで、容易に挿入作業を行うことができます。
ULSONA専用電動ウィンチは、実際の現場でも活躍しています。

ULSONA流量計 コントローラ寸法

流量計の千代田工業(株)
不断水で設置可能な挿入式超音波流量計ULSONA のコントローラ寸法と各部の名称です。

※コントローラの操作

  • ウルソナ流量計のコントローラ操作は指示部のLCD画面を通して直感的かつ対話式で簡単設定が可能です。

ULSONA DTの LCDタッチパネル画面

  • オープニング画面 スイッチを「ON」にすると上側の画面が最初に現れます。
  • 上側の画面が自動的に消えて、下側の画面「モニター1」に移ります。
  • 「モニター1」画面の右下「設定メニュー」ボタンをタッチします。
流量計の千代田工業(株)の不断水で設置可能な
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のオープニング画面。上側画面が最初に現れ自動的に消えて、下側の画面に移ります。

初期画面から「設定メニュー」を選択した状態です。

  • 「設定メニュー」画面から必要な情報を(動作設定・配管設定等)入力いたします。
流量計の千代田工業(株)の不断水で設置可能な
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のオープニング画面から、この「設定メニュー」の画面に移り、必要情報を動作設定、配管設定等に入力。

配管設定画面

  • センサーの種類(この画面では「DT」)配管材質、配管内径を入力いたします。
流量計の千代田工業(株)の不断水で設置可能な
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面の「配管設定」画面で、センサー種と配管内径を入力。

上図、配管設定画面内の一覧ボタンをタッチした状態の画面です。

  • この画面で配管材質番号を選択し入力します。
  • 対照配管の内径が不明な場合、この画面の「規格参照」ボタンをタッチし、内径が確認できる画面に移ります。
流量計の千代田工業(株)の不断水で設置可能な
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面、配管設定の配管材質選定画面。ここで配管材質を規格表に従い番号選択を行う。

SDカード

  • ULSONA DT コントローラには標準で2GB microSDカードが内蔵されています。
  • データサンプリングは最短6秒毎です。
流量計の千代田工業(株)の不断水で設置可能な
超音波流量計ULSONA コントローラのLCDタッチパネル画面のSDカード画面。最短サンプリングデータは6秒毎。

ULSONA流量計ポータブルタイプの設置例
(計測業務を行った際の設置の流れです)

  • 主な挿入式超音波流量計ULSONA ポータルブルタイプのセットです。
ポータブル挿入式超音波流量計の構成機材(アタッチメント、センサー、防水ケース入りコントローラ、バッテリー)。大掛かりな配線工事不要で仮設設置が可能。

センサー取付作業
既設設備を活かす水道DX。空気弁撤去からセンサー設置までの手順

  • ①:既設空気弁(撤去前)
  • ②:既設空気弁(撤去後)
  • ③:既設空気弁撤去あとにアタッチメント取付(挿入式超音波流量計)
水道管のDX化手順を示す画像。既設空気弁(Φ75)の撤去から、センサー取付アタッチメントの設置までの流れを3ステップで解説。補足として、サドル分水栓や消火栓にも対応可能であること。

既設 空気弁撤去後に、流量計の取付作業

  • ③:アタッチメント(挿入式超音波流量計)
  • ➃:センサー(挿入式超音波流量計ULSONA DT3)
  • ⑤:アタッチメントにセンサーを取付けた状態(未挿入)
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA」フランジタイプの設置手順を紹介する画像です。

アタッチメントへのセンサー取り付け: 既設空気弁撤去後に取り付けたアタッチメントに、センサーを取り付けます。
センサー取り付け前の状態: アタッチメントに取り付ける前のセンサーの写真です。
センサー取り付け完了: アタッチメントへのセンサー取り付けが完了した状態です。

アタッチメントにセンサーをセットし計測位置まで挿入

  • ⑥:センサーを計測位置まで挿入している状態
  • ⑦:センサー設置完了
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA」フランジタイプの設置手順を紹介する画像です。

センサー挿入: アタッチメントに取り付けたセンサーを、規定の計測位置まで挿入します。(写真⑥)
センサー挿入完了: センサーが規定の計測位置まで挿入された状態です。(写真⑦)

コントローラでエコーグラフで計測状況をチェックし、計測を開始

  • ⑧:センサー計測状況を「リアルタイムエコーグラフ」でチェック後、計測開始
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA」の設置完了後の計測準備状況を紹介する画像です。

ULSONAを計測位置に設置完了後、コントローラに接続し、計測前の状態をチェックしている様子です。

ULSONA流量計の設置完了

  • ⑨:挿入式超音波流量計(ポータルブル)の計測が行える状態
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA」の設置完了後の収納状況を紹介する画像です。

ULSONAのセンサーとコントローラの状態が安定し、計測できることを確認した後、コントローラ内蔵防水ケース、バッテリー、センサーを1号マンホール(Φ600)に収納し、マンホール鉄蓋が安全に閉じられる状態にした写真です。

ULSONA流量計 ポータブルタイプも御用意しています。
ポータブルタイプはULSONA LT(標準)、ULSONA DT(より高精度)の2タイプをお選びいただけます。

  • 以下は挿入式超音波流量計ULSONA LTのポータブルタイプです。
  • 省電力タイプの「ULSONA LT」は連続約25日計測(オプション)が可能で、バッテリーを連結すれば約45日連続計測が行えます。
    【ULSONA LT流量計のバッテリー容量:連続稼働24時間<標準仕様>です。】
  • ケースは防水仕様(IP65相当)ですが、水没には対応していません。
こちらは、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA DT」および「ULSONA LT」のポータブル(可搬式)タイプの画像です。

ULSONAのキャリングケースには、カナダのNANUK社製を採用しています。NANUK社製キャリングケースは、防水性、耐衝撃性などに優れ、汎用性も高く評価されています。

画像では、ULSONAセンサー、バッテリー、コントローラをそれぞれ独立したセパレートタイプにすることで、持ち運びや取り扱いを容易にしています。
  • 下図の「ULSONA LT」ポータブルタイプは「クラウド遠隔監視システム」付で、「ULSONA LT」を設置後、スマートフォン、タブレット等で遠隔監視が可能。
    【クラウド遠隔監視システムはオプション仕様です。】
こちらは、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA」ポータブルタイプのケースを開いた画像です。

ケース内には、ULSONAセンサー、バッテリー、コントローラがそれぞれ収納されています。

特筆すべき点は、バッテリーの選択肢が複数あり、画像に写っているバッテリーは連続稼働約25日(600時間)タイプであることです。また、同バッテリーを2つ連結することで、約45日間の連続稼働も可能です。
  • ULSONA LT コントローラ、バッテリー (ズーム)
こちらは、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA」ポータブルタイプのコントローラとバッテリーの拡大画像です。
ULSONAは、クラウド遠隔監視システムの送受信機を搭載しています。

ULSONA流量計(口金65A町野式)のワンタッチ設置

  • ULSONA流量計は「ボール式消火栓」(口金65A町野式)に取付け可能です。
    (ボール式消火栓にワンタッチで設置可能です)
  • ULSONA流量計の下部タイプにはネジ式(50Aストレートネジ)、フランジ(Φ75 7.5K 10K兼用)、町野口金タイプの3種類が選択可能。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能なULSONA流量計の設置方法を紹介する画像です。

ULSONA流量計は、「JWWA B 135ボール式消火栓」(口金65A町野式)にワンタッチで設置可能です。

ULSONA流量計の下部タイプは、以下の3種類から選択できます。

ネジ式(50Aストレートネジ)
フランジ(Φ75 7.5K/10K兼用)
町野口金タイプ
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能なULSONA流量計の設置方法を紹介する参考図(A3版)です。

JWWA B 135ボール式消火栓の口金(65A)への設置例として、口金着脱式空気弁とULSONA(口金65A着脱用)を掲載しています。

この図では、ボール式消火栓の口金にULSONAを直接設置できる簡便さというメリットを表現しています。

ULSONA流量計を双口空気弁等に設置可能

  • 「既設」、「新設」問わず双口空気弁(旧JIS B 2063)に挿入式超音波流量計ULSONAは設置可能です。(既設双口空気弁の場合、補修弁が必要)
  • 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置方法を紹介する画像です。

ULSONA-DTは、双口空気弁にボール式補修弁が設置されていれば、双口空気弁をそのままの状態で設置可能です。

双口空気弁にULSONA設置後、着脱可能「玉押し器」も取付可能

  • 双口空気弁にULSONAを設置後、必要に応じ(取水)着脱可能な「玉押し器」も取付可能です。
    「玉押し器」の取水口(町野口金)は65Aを確保していますので、通常の消火栓と同じです。
  • 下図はイメージです。ULSONA流量計は対応配管口径:Φ75~Φ2000 です。
こちらは、流量計の千代田工業株式会社による、不断水で設置可能な挿入式超音波流量計「ULSONA-DT」の設置方法を紹介する画像です。

ULSONA-DTは、双口空気弁にボール式補修弁が設置されていれば、双口空気弁をそのままの状態で設置可能です。

また、双口空気弁に「玉押し器」を設置することで、65A町野口金からの取水も可能です。

クラウド対応 残留塩素濃度計付流量計ULSONA

1拠点で管路を包括監視|多項目統合センシングの実現

限られた予算と人員で広範な管路網を適切に維持管理するためには、データの集約と設備投資の合理化が不可欠です。
本図は、ULSONAシステムによる多項目統合センシングの全体イメージを示しています。1つのアクセスポイント(サドル付分水栓等)にセンサーを設置するだけで、「流量」「流速」「水圧」といった管路の物理的な保全データに加え、「水温」「残留塩素濃度」といった水質管理データまでを同時に取得可能です。
目的の異なる複数の専用計器を個別に設置するコストと手間を削減し、効率的かつ高度なインフラ一元管理体制の構築を支援します。

ULSONA流量計による多項目計測イメージ図。1つの設置拠点から、残留塩素濃度、水圧、水温、流量、流速の5つの重要データを同時に取得できることを示すCG。

既存管網で水道DXを実現。オールインワン監視システム「ULSONA UTY」

ULSONA UTYのシステム構成図。配水管に設置した機器で残留塩素、流量など5項目を同時計測し、LTE-M回線でクラウド一元管理する仕組み。

コンパクト残塩計とクラウド連携による、リアルタイム水質監視システム

水道施設の維持管理において、水質の安全性確保と管理コストの削減は重要な課題です。

本システムは、省スペースな「コンパクト残塩計」を用いて、管路からの取水から排水までの水質を正確に連続計測します。取得したデータはコントローラで処理され、専用の発信器を通じてクラウドへリアルタイムに送信されます。遠隔地からでも24時間体制で水質変動を監視できるため、現場巡回の負担を大幅に軽減し、安定した法定基準の遵守を強力にサポートします。

構成ユニット維持管理における役割
1.コンパクト残塩計省スペースで設置でき、精度の高い残留塩素計測を連続して行います。
2.コントローラ現場でのリアルタイムな数値確認と、過去のデータ推移の把握を可能にします。
3.クラウド発信器安全な通信網を用いてデータを送信し、遠隔地からの常時監視を実現します。
コンパクト残塩計とクラウド連携によるリアルタイム遠隔監視システムの構成図。取水・排水、計測、データ送信の流れを図解。

安全と効率を両立する水質・水量統合監視|残留塩素濃度計付モデル

適切なインフラ管理において、管路網の保全(水量・水圧)と並び、安全な給水を担保する水質管理(残留塩素・水温)は不可欠な業務です。本製品は、これら4項目のリアルタイム統合監視を実現する「残留塩素濃度計付 ULSONA流量計」です。
H400×W200×D162というコンパクトな筐体でありながら、実績と信頼性の高い「ポーラログラフ法」を採用し、現場環境を選ばず安定した高精度測定を可能にします。取得したデータはGPS位置情報とともにクラウドへ自動送信されるため、定期的な現場巡回・採水業務の省力化と、包括的な維持管理コストの削減に大きく貢献します。

残留塩素濃度計付ULSONA流量計の製品紹介。残留塩素濃度・水温・流量・水圧の4項目をリアルタイム計測し、ポーラログラフ法による高精度測定とクラウド遠隔監視を実現することを案内する女性の画像。

残留塩素濃度計(H400xW200xD162)
コンパクト&高精度測定
(場所を選ばず現場で正確な残留塩素測定が可能)
信頼性の高い測定方式採用
 (実績あるポーラログラフ法で安定した測定を実現)
クラウド遠隔監視&効率運用
 (自動データ送信とGPS連携で監視効率化、コスト削減にも貢献)

管末の統合監視で維持管理を省力化|4項目リアルタイム計測モデル

管末設置に対応したULSONAシステムの特長。残留塩素濃度・水温・流量・水圧をリアルタイム計測し、ポーラログラフ法、クラウド接続による業務の省力化を実現することを案内する女性社員。

New 残留塩素濃度・水温・水圧・流量計(流量計はオプションとなります)

New 残留塩素濃度・水温・水圧(標準)

水源から管末まで|管路ネットワークの統合監視システム

水道事業における有収率の劇的な向上と安全な給水体制の維持には、「点」ではなく「面」での管路監視が求められます。本図は、ULSONAシステムによる広域監視ネットワークの構築イメージです。
上流の主要送水管における大口径計測から、中流域の配水拠点、さらには市街地のビルや住宅街へ至る複雑な管末ネットワークまで、あらゆるポイントにULSONAのセンシング・ノードを配置可能です。地下のサドル付分水栓等から地上の制御盤(クラウド発信器・残留塩素計)へとデータを連携させ、街全体の水量・水圧・水質を単一のクラウドシステムで一元管理。持続可能で強靭な水道インフラの運用を強力にサポートします。

水道インフラ全体をカバーするULSONAシステムの配置イメージ図。水源や配水池から市街地の管末に至るまで、多様な環境に流量計や残留塩素計を設置し、広域監視ネットワークを構築する様子。

既存インフラへの計器の追加設置において、スペースの確保は常に大きな課題となります。「ULSONAクラウド残塩計」は、高さ400mm・横200mm・奥行162mmという極めてコンパクトな筐体サイズを実現しました。
この省スペース設計でありながら、浄水場等の主要施設で採用されている据え置き型測定器と同等の高精度な水質測定技術を内部に凝縮しています。設置場所の物理的な制約を大幅に緩和し、管網内のあらゆる重要拠点において、信頼性の高いリアルタイム水質監視網の構築を可能にします。

水道事業の未来を支える次世代ソリューション。人員不足を補い、確実な残留塩素管理を実現する「ULSONA UTY自動排水装置」

「ULSONAUTY」PR画像。ソーラー駆動で残留塩素の測定・排水・クラウド管理を完全自動化。製品仕様やモニターも掲載。

安全な水質管理と業務効率化を両立。自動連動排水で基準値を徹底維持

水道事業においては、深刻な人員不足や技術・リソースの不足をどのように補い、さらに効率よく水道事業を運用していくかが大きな課題となっています。「ULSONA UTY」は、これらの課題を解決し、水道事業者様の作業等を強力にサポートできるツールです。

最大の特徴は、水道法に基づく残留塩素濃度と自動排水を完全に連動させたシステムである点です。法律で定められた基準値(0.1mg/L以上)を下回ることなく、安全に設定値によって残留塩素濃度を管理することができます。

  • 自動管理の具体例:
    • 残留塩素濃度が 0.15mg/L になったら、自動弁が開いて排水を開始。
    • 残留塩素濃度が 0.20mg/L に回復すれば、自動弁が閉じて排水を停止。

このように、人手を介さず24時間体制で確実な水質維持管理が可能となります。

「ULSONA UTY」図解。残留塩素(0.15〜0.20mg/L)に連動する自動排水の仕組みを視覚化。人手不足の解消と、3種のモデルやオプション構成が一目でわかるデザイン。

ULSONAUTY 自動排水システム

独自のセンサー技術『Caloriena』搭載。流体制御を最適化するスマート排水モジュール

安定したインフラ運用が求められる現場の課題を解決します。本図は「ULSONAUTY自動排水システム」の内部構造です。左側の「流入」から右側の「排水」に至る経路に、高精度の流量計センサーと20A電磁弁を統合。さらに、緊急時やメンテナンス時に備え、手動で操作できるオーバーライドゲートバルブ(赤色ハンドル)を標準装備しています。地表から100mm以上の深さを確保するクリアランス設計により、配管の凍結や外部からの衝撃リスクを低減。人員不足の現場でも、24時間安全かつ確実な排水管理を自動化します。

ULSONAUTY内部図。流量計と20A電磁弁による排水経路、見やすい手動バルブ、機器を守る深さ100mm以上の保護設計を分かりやすく図解。

現場巡回を劇的に削減。法令順守とコスト最適化を両立する自動排水・塩素管理システム

「ULSONAUTY」は、管末の水質最適化を自律的に行う先進の排水ソリューションです。クランプオン式(外装式)超音波Caloriena流量計と20A電磁弁を統合した堅牢な地下埋設ボックスを軸に、サドル付分水栓からの流入水を的確に側溝へ排出します。特筆すべきは給電方式のスケーラビリティです。AC電源(100V/200V・DC電源対応)による安定稼働はもちろん、内蔵蓄電池とソーラーパネルを組み合わせた「モデルA」により、インフラの未整備エリアでも完全自立駆動によるデータドリブンな水質制御が可能になります。

ULSONAUTY自動排水システムカタログ。2種の電源設置図、管末排水機構と法令順守等の利点を掲載。
項目詳細・メリット
【モデルA】
ソーラーバッテリーモデル
太陽光パネル&内蔵蓄電池を使用。商用電源不要の「完全オフグリッド運用」に対応。
【モデルB】
標準非ソーラーモデル
制御盤にAC100V/200V、DC電源を接続。安定した「常時運用」を実現する標準仕様。
地下埋設ボックス構成20A電磁弁、20A用Caloriena流量計、手動オーバーライドゲートバルブを内蔵。
メリット①【完全自動】現場巡回による日々の塩素管理・手動排水作業の手間が不要になる。
メリット②【法令順守】自律的な自動制御により、水質基準値を外れるリスクを確実に防ぐ。
メリット③【コスト削減】人件費の削減に加え、排水量と薬剤の使用量を最適化できる。

運用のカスタマイズで現場を最適化する

現場の状況や目的に合わせて、機能を拡張できる2つのオプションをご用意しています。

  • オプション1:流量計の追加
    • 自動排水(電磁弁20A)により排水した水量を正確に記録・管理できます。これにより無駄な排水を削減し、有収率の向上・改善に大きく寄与します。
  • オプション2:ソーラー蓄電池システム
    • 商用電源を一切使用することなく、オフグリッドでの完全自然エネルギー運用が可能になります。電源の確保が難しい場所への設置に最適です。
「ULSONA UTY」仕組み図。電源はソーラーと商用の2タイプ。残留塩素が基準を下回ると自動で排水し、水質を保ちます。

配水管の管末における水質管理の課題に対し、ULSONA UTYは残留塩素濃度を24時間自動で監視し、基準値を下回る前に自動排水を行います。
設置環境に合わせて選べる2つのラインナップをご用意。電源確保が困難な場所には、太陽光発電と内蔵蓄電池で稼働する「ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ」、既存の電気設備を活用できる場所には「商用電源利用タイプ」が最適です。
計測データ(残留塩素濃度・水温・水圧・瞬時流量・正逆積算流量)はクラウドを介して遠隔からリアルタイムで管理・監視できるため、見回りコストの削減と、安心・安全な水環境の維持を両立します。

項目ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ商用電源利用タイプ
主電源太陽光発電(クリーンエネルギー)商用電源(AC/DC)
バックアップ電源内蔵蓄電池なし
主な設置対象エリア電源確保が困難な場所、山間部、管末等既存の電気設備がある場所
基本機能残留塩素濃度の24時間自動監視、自動排水運転残留塩素濃度の24時間自動監視、自動排水運転
自動排水トリガー残留塩素濃度が基準値を下回った場合残留塩素濃度が基準値を下回った場合
配管接続構成配水管 > サドル付分水栓 > 管末等> 残留塩素濃度計 > 側溝(排水)配水管 > サドル付分水栓 > 管末 等> 残留塩素濃度計 > 側溝(排水)
データ管理方法コントローラ内蔵SDカード、クラウドによる遠隔リアルタイム監視・管理コントローラ内蔵SDカード、クラウドによる遠隔リアルタイム監視・管理
主な計測項目残留塩素濃度、水温、水圧、瞬時流量、正逆積算流量残留塩素濃度、水温、水圧、瞬時流量、正逆積算流量

電源確保の難題をクリア。完全「オフグリッド」が実現する、持続可能な水道管末管理。

【ソーラー搭載オフグリッドモデル】

千代田工業「ULSONA自動排水装置」のオフグリッド排水の仕組みと3つのメリット

水道事業における日々の残塩管理業務を自動化し、現場巡回の負担を劇的に軽減します。太陽光パネルと内蔵蓄電池によるオフグリッド運用に対応しているため、電源確保が困難な管末エリアでも確実な設置が可能です。電磁弁(Φ20〜)による的確な自動排水で基準値オーバーを未然に防ぎ、適切な塩素管理を維持。さらに、薬剤使用量を最適化することで、ランニングコストの大幅な削減にも貢献します。

項目詳細仕様・特徴導入効果・メリット
製品名ULSONA 自動排水装置(ソーラー&蓄電池搭載型)水質管理業務のDX化・自動化の推進
電源仕様太陽光パネル + 内蔵蓄電池(オフグリッド運用)電源のない場所でも設置可能、災害時のBCP対策
排水制御排水ユニット(電磁弁 Φ20〜)による自動制御配水管末端(管末)における残留塩素濃度の適正管理
法令順守残留塩素基準値オーバーの確実な防止水道法に準拠した安全な水質維持の徹底
業務効率化定期的な現場巡回・手動排水作業の自動化管理職員の現場巡回コストおよび労力を劇的に削減
コスト削減自動排水による薬剤使用量・排水量の最適化水道事業におけるランニングコストの大幅な圧縮

現場の声から生まれた水道DX。「有収率向上」に寄与する残留塩素濃度計連動型自動排水装置

【標準モデル】

千代田工業の残留塩素濃度計連動型自動排水装置「ULSONA」。配水管末端の自動排水による水道DXとコスト削減を図解。

水管末端における日々の残留塩素管理や現場巡回は、人員不足に悩む水道事業において大きな負担となっています。千代田工業が提案する「ULSONA 残留塩素濃度計連動型自動排水装置」は、この課題を水道DXによって根本から解決します。
サドル付分水栓を用いて既存の配水管へ容易に設置可能で、測定値が設定を下回った場合のみ自動で排水ユニット(電磁弁)が稼働し、側溝へ安全に排水します。「完全自動」による現場巡回の劇的な削減と、「法令順守(基準値の確実な維持)」を両立。さらに、管末の水質低下を防ぐことで浄水場での過剰な薬剤注入を抑え、「コスト削減」にも直結します。
現在、実際の自治体フィールドにおける長期実証試験も進行しており、実運用データに基づいた確実なインフラ管理を低コストで実現します。

導入メリット解決できる現場の課題・ソリューション内容
【完全自動】現場巡回の劇的改善手動での管末排水作業や日々の塩素確認が不要になり、人手不足を解消
【法令順守】安全な水質の担保リアルタイム監視と自動排水の連動により、残留塩素の基準値逸脱を確実に防ぐ
【コスト削減】薬剤使用量の最適化管末での確実な水質維持により、浄水場などでの過剰な塩素剤投入コストを削減
システム構成・設置の容易さサドル付分水栓と排水ユニット(電磁弁Φ20~)を用い、側溝等へ安全に排水

商用電源ゼロで、どこでもクリーン&スマートな水質管理を実現!

管末付近のサドル付分水栓や水栓柱(カラン)から計測可能なオールインワン据置モデル「ULSONA UTY」自動排水装置の製品説明。

電源不要、工事不要、設置場所を選ばず、即日稼働可能!

電源ゼロで水質を自動キープ!スマート自動排水装置「ULSONA UTY」

電気工事不要のソーラー蓄電システムにより、管末における残留塩素濃度の自動管理と排水を完全オフグリッドで実現します。浄水場同等の高精度センサーが設定閾値(例:0.20mg/L未満)に応じて電磁弁を自動制御。維持管理工数の削減と、安全かつ安定した給水体制の構築に貢献する次世代デバイスです。

項目詳細内容備考
製品名残留塩素濃度連動 自動排水装置 ULSONA UTY次世代型スマートウォーターグリッドデバイス
動作電源ソーラー蓄電システム(太陽光パネル+蓄電池)完全オフグリッド運用・電気工事不要
本体ユニット構成・コンパクトな自立型ユニット
・自動排水ユニット
・計器・バッテリー収納部
・制御部・残留塩素計
省スペース設計で各機能を1台に内蔵
自動排水の仕組み管末の残留塩素濃度を連続計測し、設置閾値(例:0.20mg/L未満)に基づき電磁弁を自動開閉浄水場レベルのセンサーによる完全自動化
導入のメリット1. クリーンエネルギー(環境にやさしいソーラー運用)
2. 省人化・効率化(自動制御で管理工数を削減)
3. 安心・安全(安定した水質管理で安心の水供給)
千代田工業の残留塩素濃度連動自動排水装置「ULSONA UTY」の製品解説ポスター。ソーラーパネルと蓄電池を用いた電源構成、管末での残留塩素管理と自動排水の仕組み、コンパクトなユニット構造を説明。

管末の残留塩素濃度管理に、新たな選択肢を。

配水管の末端における水質維持は、安全な給水において極めて重要です。「ULSONA UTY 残留塩素濃度連動型 自動排水装置」は、管末付近のサドル付分水栓、または一般的な水栓柱(カラン)から直接接続し、効率的な水質計測と自動排水を行うことができるシステムです。

■ 優れた設置性と柔軟な接続 専用の特殊な工事を必要とせず、既存のサドル付分水栓や水栓柱(蛇口)から直接、残留塩素濃度の計測・接続が可能です。設置の手間を大幅に削減し、必要な場所に速やかに導入できます。

■ ソーラー蓄電池による完全自立運用 電源の確保が困難な管末エリアでも、付属の太陽光発電パネルと蓄電池によって完全自立(オフグリッド)運用が可能です。商用電源は一切不要であり、災害時や停電時でも途切れることなく水質監視を継続します。

■ 遠隔監視による管理業務の効率化 計測されたデータ(残留塩素濃度、水温、水圧、流量等)は、クラウドを介してリアルタイムに監視可能です。現地への巡回負担を軽減し、データに基づく確実な水質管理をサポートします。

太陽光パネル搭載 自動排水装置 寸法およびシステム構成図

本図は、完全自立運用を可能にするソーラー発電ユニットおよび制御ボックスの寸法・配置構成を示しています。幅1200mm×奥行800mm×高さ1000mmの筐体内に、自立電源用バッテリーと集中管理を担う「ULSONA DT制御盤」を格納。取水からの残留塩素濃度計測、判定による電磁弁の開閉連動、そして自動排水に至るまでの一連のプロセスを確実に行い、安定した水質管理を実現します。

項目仕様・詳細備考
筐体全体サイズW: 1200mm × D: 800mm × H: 1000mm太陽光パネル・フレーム含む外寸
制御ボックス設置部高さ(H): 600mm / 奥行内寸: 800mmフレーム内部の有効スペース
主要搭載機器・太陽光パネル
・制御ボックス
・手動バルブ、電磁弁、残留濃度計
制御ボックス内構成・バッテリー(自立電源)
・ULSONA DT制御盤(集中管理)
パネル設置サイズ目安:800 × 428
自動排水フロー1. 塩素濃度計測
2. 判定・連動
3. 自動排水
取水から排水までを自動制御
自動排水装置の寸法図および構造解説。幅1200mm×奥行800mm×高さ1000mmの本体に太陽光パネル、制御ボックス、バッテリー、ULSONA DT制御盤を搭載。塩素濃度計測から自動排水までの流体経路フローを含む。

商用電源不要!ソーラー蓄電池で完全自立運用

計測項目計測・対応範囲備考
残留塩素濃度0.00 〜 2.00 mg/Lリアルタイム計測・排水連動
水温0 〜 50 ℃クラウドリアルタイム監視対象
水圧0 〜 1.0 MPaクラウドリアルタイム監視対象
流量(瞬時正負流量)±0.003 〜 ±20 m/secクラウドリアルタイム監視対象
流量(積算流量)正負独立積算対応クラウドリアルタイム監視対象
電源仕様ソーラーパネル + 蓄電池商用電源不要(完全クリーンエネルギー)
接続対応箇所サドル付分水栓、水栓柱(カラン/蛇口)、Φ75フランジ、町野口金等管末付近からの計測・接続が可能

現場のニーズに応える「ULSONA UTY」製品ラインナップ

設置環境や運用目的に合わせて選べる3つのシステムラインナップ

残留塩素濃度連動自動排水装置ULSONA UTYの3つのタイプ(ソーラーオフグリッド・商用電源・可搬式ポータブル)の仕組みと特徴の解説イラスト

地域の水質安全を24時間体制で維持するため、残留塩素濃度と連動して自動で排水を行う「ULSONA UTY」を活用した自動排水装置です。給電環境や設置期間のニーズに応じ、最適な3つの運用パターンを展開しています。

  1. ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ: 太陽光発電と内蔵蓄電池のみで駆動。電源のない山間部や管末でもクリーンに稼働します。
  2. 商用電源利用タイプ: 安定した100V等のコンセント電源を利用し、残留塩素濃度計と連動して確実な排水管理を行います。
  3. 可搬式タイプ(ポータブル): キャスター付きで容易に移動可能。仮設・臨時配管の水質管理や、災害・緊急時の水質モニタリングに最適です。

全タイプ共通して、残留塩素濃度・水温・水圧・流量(正負計測)のリアルタイム計測に対応し、クラウド遠隔監視による確実な水質維持を実現します。

製品名(ラインナップ)設置方式電源仕様計測項目特徴・用途
常設型 ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置常設タイプ常設型 ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置商用電源残留塩素濃度、水温、水圧
(※オプションで流量)
管末付近等の固定ポイントで、安定して継続的な水質監視・自動排水を行う標準モデル。
ソーラー蓄電池常設型
ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置
常設タイプ
ソーラー蓄電池ソーラー蓄電池常設型
ULSONA UTY残留塩素濃度連動自動排水装置
ソーラー蓄電池システム
(オフグリッド)
残留塩素濃度、水温、水圧
(※オプションで流量)
常設でありながら商用電源を必要とせず、完全自然エネルギーのみで自立駆動するモデル。
可搬型 ULSONA UTY
残留塩素濃度連動自動排水装置
 可搬式可搬型 ULSONA UTY
残留塩素濃度連動自動排水装置のロゴソーラー蓄電池システム
(オフグリッド)
残留塩素濃度、水温、水圧
(※オプションで流量)
常設型と同じ計測項目・同じ計器類を使用した移動式モデル。必要な場所へ持ち運んで運用可能。
コンパクト残留塩素濃度計
ULSONA UTY(自動排水装置なし)
常設タイプコンパクト残留塩素濃度計
ULSONA UTY(自動排水装置なし)のロゴ  常設タイプ       ソーラー蓄電池コンパクト残留塩素濃度計
ULSONA UTY(自動排水装置なし)ソーラー蓄電池運用のロゴ商用電源/ソーラー蓄電池システム
(オフグリッド)
残留塩素濃度、水温、水圧配水管途中への設置に適合するモデル。省スペースでの正確な水質監視に最適。

ULSONA UTY自動排水装置のラインナップは、大きく分けて「可搬式」「常設タイプ」があり、常設タイプにはソーラー蓄電池システム付きかそうでないタイプの2種類をご用意しています。お客様の設置環境に合わせて最適な仕様をお選びいただけます。

ULSONA UTY自動排水装置の主な設置場所としては「管末付近」が一般的に想定されますが、上記ラインナップの通り、配水管途中の設置に適合する「コンパクト残留塩素濃度計 ULSONA UTY(自動排水装置なし)」もご用意しております。

こちらは、弊社WEBサイト内の【左メニュー】に詳細を掲載しておりますので、ご興味がございましたら、ぜひ一度チェックしていただければ幸いです。水道事業の効率化と安全な水質管理に向けて、お気軽にお問い合わせください。

不断水で設置可能なULSONAクラウド流量計残留塩素濃度計付についてのお客様、お問い合わせ先の画像です。

水道DXで維持管理コストを大幅削減。完全自動の「残留塩素濃度計連動型自動排水装置」

滞留水対策や有収率向上、相関関係による漏水検知など、ULSONAシリーズが解決する水道インフラの課題と製品ラインナップ一覧。

過疎化が進む地域の配水管網において、管末で遊離残留塩素が0.1mg/Lを下回る「滞留水」の発生を防ぐため、水道職員の皆様が手作業でドレン弁を開閉されているという過酷な現場の声を耳にしました。この維持管理の負担を根本から解決するため、従来の「ULSONA UTY残留塩素濃度計」に電磁弁を追加し、開発されたのが本システムです。

標準で「残留塩素濃度・水温・水圧」の3項目を同時計測し、異常低下時にのみ必要最小限の自動排水を実行。無駄なロス水を防ぐことで、水道事業の重要課題である**「水道有収率の向上」**にも大きく寄与します。さらに2026年6月中旬より、某市にて「太陽光パネルと蓄電池」を用いた約1年間の実証試験を開始します。商用電源を必要としない完全自律型の自然エネルギー運用が実現すれば、設置シーンは飛躍的に拡大します。

【漏水検知における高いコストパフォーマンス】 本システムの標準仕様である「水圧計」の数値は、残留塩素濃度と強い相関関係にあります。水圧が低下すれば、タイムラグを伴って塩素濃度も低下するため、この2つのデータ変動を捉えることで効果的な漏水チェックが可能です。より高度な管理が必要な重要拠点にはオプションの「ULSONA流量計(超低速流速対応)」を追加し、水圧・流速・塩素のトリプルチェックによるフルスペック運用を。コストを抑えて広範囲の漏水監視を行いたい場合は、標準の「残留塩素濃度計(水圧計付)」を。現場の予算と用途に応じた最適な「ULSONAシリーズ」をご活用ください。

全国の水道事業体が直面している維持管理の問題

【課題】管末の「滞留水」による維持管理の負担。人手不足の水道事業が抱える現状

過疎化が進む地域の配水管網において、管末(配水管の末端)における水質維持は極めて深刻な課題となっています。水の流れが長期間滞ることで、遊離残留塩素濃度が基準である0.1mg/Lを下回る「滞留水」が発生するリスクが高まるためです。
現状では、安全な水質を保つために水道職員の皆様が定期的に現地へ赴き、手作業でドレン弁を開閉して水を抜くという、多大な労力を要する維持管理が行われています。わたしたちは、この属人的で負担の大きい現場の課題に直面し、持続可能なインフラ管理を実現するための根本的な解決策の必要性を強く認識しました。

過疎化地域の配水管網における管末の滞留水問題。残留塩素低下を防ぐ職員の手作業による多大な維持管理の負担を図解。
現状の課題現場で起きている具体的な問題・リスク
管末の滞留水・水質低下リスク水の流れが滞ることで、遊離残留塩素が0.1mg/Lを下回る恐れがある
維持管理の負担・人手不足職員が定期的に現場へ赴き、手作業でドレン弁を開閉する多大な労力を要する環境
過疎化地域の配水管網人口減少に伴い水の利用が減り、さらに水が滞留しやすい状況が加速している

【解決】ULSONAによる「自動監視×自動排水」。無駄なロス水を抑え、確実な水質管理を実現

残留塩素・水温・水圧を自動監視し、異常低下時のみ自動排水を実行して無駄なロス水を防ぐULSONA UTY。

管末の滞留水問題による過酷な維持管理に対し、「ULSONA UTY残留塩素濃度計」による根本的な解決策をご提案します。
本機は「残留塩素・水温・水圧」の3項目を24時間体制で同時計測。水質の異常低下を検知した際にのみ電磁弁を連動させ、必要最小限の自動排水を実行します。これにより、職員の皆様が手作業で行っていたドレン弁開閉業務を大幅に削減。同時に、排水のしすぎによる「無駄なロス水」を最小限に抑止します。現場の負担軽減と水道事業の有収率向上を同時に達成する、実用性の高い水道DXソリューションです。

搭載機能・アプローチ内容(センシング・制御)現場にもたらすメリット(課題解決)
自動監視(3項目同時計測)残留塩素・水温・水圧の3パラメータを24時間連続で高精度に計測します。職員による現場での定期的な水質確認・巡回業務を削減します。
自動排水(電磁弁連動)計測値の異常低下を検知した時のみ、連動する電磁弁を開き排水を実行します。手作業でのドレン弁開閉の負担をゼロにし、業務効率を改善します。
必要最小限の排水制御基準値まで回復した時点で排水を自動停止するループ制御です。無駄なロス水を最小限に抑え、水道事業の有収率向上に寄与します。

管末の水質を自動最適化。水道DXを推進する「残留塩素濃度計連動型自動排水装置」

管末制御とクラウド連携で残留塩素を自動最適化するULSONA UTYのシステム構成図。

■ 管末の残留塩素濃度管理に苦慮されている自治体・水道事業者様へ|水道法基準を24時間自動で守る、現場の手間いらずな自動排水対策

「管末の水質測定が大変で人手が足りない」「電源がない場所の塩素濃度をどうやって維持すればいいか分からない」といった水道管理・インフラ設備の現場の困りごとを、千代田工業のULSONA UTYが解決します。

「ULSONA UTY」仕組み図。断水なしで設置可能。塩素濃度が下がると自動排水し、LTE-M通信のクラウド連携で漏水の兆候もリアルタイムに検知します。

■ 配管を止めずに設置できる水質監視システム|LTE-M通信での遠隔監視と自動排水による漏水・水質異常の予兆検知

本システムは配線工事不要で低コストで簡単設置。0~2.0mg/Lの広範囲・高精度残留塩素計測に対応し、クラウド連携とSDカードの二重保全でデータを守ります。災害時や仮設・臨時配管の水質モニタリングにも最適です。

■ 現場環境に合わせて選べる3つの駆動タイプとオプション

  • ソーラー蓄電池オフグリッドタイプ: 太陽光&蓄電池で動く。電源のない管末に最適。
  • 商用電源利用タイプ: コンセントで動く。常設ポイントの安定運用に。
  • 可搬式(ポータブル)タイプ: キャスター付きで移動可能。災害時や仮設配管に。
  • 【オプション】流量計追加: 排水量を記録・管理し、無駄な排水を削減して有収率アップ。

配水管網末端における水質確保と維持管理工数の削減を両立

ULSONAUTY:配水管末の滞留水を太陽光と地下の流量計・バルブで解決する、オフグリッド自律型自動排水システムのコンセプト図。

配水池から遠く離れた管網末端(エッジ)における水質維持は、水道事業の維持管理コストを圧迫する大きな課題です。千代田工業の「ULSONA UTY」は、この課題を水道DXによって根本から解決する次世代型スマートデバイスです。
既存配管を活かせる「不断水設置」でスムーズに導入でき、エッジ側で残留塩素を高精度に測定。設定値に基づく自律的な自動排水(電磁弁制御)により、管末の水質を動的に最適化します。さらに取得したデータはLTE-M回線でクラウドへ同期され、リアルタイムな遠隔監視や異常時のアラート通知を実現。限られた予算と人員で、確実な水質担保と次世代の管網運用を低コストでサポートします。

システムのコア機能詳細・実現する水道DXソリューション
管末エッジ制御(自動排水)設定閾値(例: 0.20mg/L以下)で電磁弁が自律稼働し、水質を自動最適化
【クラウド連携】遠隔監視LTE-M回線を活用し、PC・スマホから24時間リアルタイムで状況把握
【クラウド連携】データ分析蓄積されたデータを活用したトレンド分析により、水質異常や漏水の予兆検知を支援
【クラウド連携】アラート通知基準値逸脱などの異常検知時に、担当者へ即時通知し迅速な初動対応をサポート
不断水設置による低コスト化既存インフラの稼働を止めず、大がかりな配線工事不要でスムーズに導入可能
不断水で設置可能なULSONAクラウド流量計残留塩素濃度計付についてのお客様、お問い合わせ先の画像です。

コストカットを強力サポート!
水道DXを実現する「ULSONAクラウド」の強み

ULSONAクラウドの3つの強み(通信コスト削減、安全・信頼性、多項目監視)とULSONA UTYの基本スペックを解説した図解。

持続可能な水道インフラの構築には、維持管理コストの最適化が不可欠です。「ULSONAクラウド」と「ULSONA UTY」は、自治体様が抱える課題を3つの強みで解決します。
第一に「圧倒的なコスト削減」です。高額なテレメータ盤や光ケーブルの敷設を必要とせず、安価なLTE-M回線と簡素な設置工事のみで運用を開始できます。第二に「高い安全・信頼性」。異常値の即座検知や本体へのデータバックアップにより、セキュアなインターネット経由でのアクセスを可能にします。そして第三に「多項目計測とリアルタイム監視」。残留塩素、水圧、水温をはじめ、オプションで流量・流速を含む複数のデータを一元管理し、安全な水質担保とデータドリブンな次世代管網運用を低コストで実現します。

ULSONAクラウドの強み具体的なメリット・機能詳細
① 通信コスト・工事費削減LTE-M回線の活用、高額なテレメータ盤不要、簡素な工事による導入ハードルの低減
② 安全・信頼性水質異常などの即座検知、通信障害に備えたデータバックアップ、セキュアなインターネットアクセス
③ 多項目計測・リアルタイム監視残留塩素、水圧、水温(オプション:流量、流速)を同時に測定し、24時間遠隔監視
ULSONA UTY 基本スペック通信:LTE-M / 電源:DC・AC対応 / 自動排水弁口径:20A〜 / 残留塩素排水閾値:任意設定

管末の水質低下を自動検知・最適化。水道DXを推進する次世代型スマートウォーターグリッド

管末制御とクラウド連携で水道DXを実現するULSONA UTYの構成図。残留塩素の自動排水とデータ一元管理を図解。

配水管網における管末の残留塩素維持は、水道事業の安全性とコストを左右する重要課題です。千代田工業が提供する「ULSONA UTY」は、管末制御とクラウド連携を融合させた次世代型スマートウォーターグリッドを構築し、この課題を根本から解決します。
0〜2.0mg/Lの広範囲を高精度に計測し、危険値(例:0.19mg/L以下)を検知すると自律的な電磁弁制御で自動排水を実行。水質を動的に最適化することで、現場巡回のコストを劇的に削減します。取得したデータはLTE-M回線でクラウドへリアルタイム同期されるとともに、本体SDカードへも二重保全。大がかりな配線工事不要で設置でき、水質異常や漏水の予兆検知といったデータドリブンな管網運用を低コストで実現します。

千代田工業の残留塩素濃度計連動型自動排水装置ULSONA UTYの仕組み。管末の自動排水とクラウド監視を図解。
コア機能(強み)詳細スペック・実現するソリューション
① 広範囲・高精度残留塩素計測0~2.0mg/Lの計測範囲で、管末の微細な水質変化を高精度に測定しデータ化
② 自律的電磁弁制御(自動排水)設定閾値(例: 0.20mg/L以下)に基づき自動排水を実行し、水質を動的に最適化
③ LTE-M連携&SD二重保全安価なLTE-Mでクラウドへリアルタイム同期しつつ、本体SDカードにもデータを安全にバックアップ
④ データドリブン管網運用配線工事不要の簡単設置で、集積したデータから水質異常や漏水の予兆検知を強力に支援

確実な水質維持とロス水の最少化。ULSONA UTY「自動排水フロー」

ULSONA UTYの自動排水フロー図。残留塩素濃度をリアルタイム監視し、0.2mg/L以下で自動排水を開始、0.5mg/L以上で停止後、再び監視に戻る一連の自律制御プロセス。

水質管理業務における最大の課題である「現場への駆けつけ」と「手動での排水作業」を、ULSONA UTYが完全に自動化します。
本システムは、配水管内の残留塩素濃度を24時間体制でリアルタイム監視します。濃度が任意の設定値(例:0.2mg/L)以下に低下したことを検知すると、即座に電磁弁を開放して自動排水を開始します。その後、水質が安全な基準値(例:0.5mg/L)まで回復したことを確認した上で自動的に排水を停止し、速やかに通常のリアルタイム監視状態へと復帰します。
この一連の自律的な制御ループにより、設定値に達するまで「回復待ち」を維持するため確実な水質改善が行える一方、基準値到達後は即座に止水するため無駄な排水を最小限に抑えます。限られた人員での持続可能な水道管網管理を強力にサポートする、極めて実用性の高いシステムです。

制御ステップ動作条件・閾値(※任意設定可能)システムの動作・効果
監視状態常時(24時間365日)高精度センサーによる残留塩素濃度のリアルタイム監視とクラウド同期
自動排水開始残留塩素濃度 ≦ 0.2mg/L(例)電磁弁を「開」にし、排水を開始。水質低下を自動で検知して即座に対応
回復待ち0.2mg/L ~ 0.49mg/L の間排水状態を維持したまま監視を継続。中途半端な状態での止水を防止
自動排水停止残留塩素濃度 ≧ 0.5mg/L(例)電磁弁を「閉」にし、排水を停止。無駄な排水(ロス水)を最小限に抑制
監視復帰排水停止後直ちにリアルタイム監視状態へ戻る。継続的かつクローズドな自動制御を実現

カタログ

ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型自動排水装置

ULSONA UTY残留塩素濃度計

ULSONA UTY残留塩素濃度計(流量計付)

ULSONA UTY 残留塩素濃度計

水道法に基づく厳格な水質管理を、より確実かつスマートに。

水道水における遊離残留塩素濃度0.1ppm以上の保持を自動化し、安全な給水をサポートするシステムです。
濃度の低下を常時監視し、あらかじめ設定した閾値に達した段階で自動弁が作動。必要最低限の排水のみを行い、基準値を満たした安全な水質へと回復させます。水資源を余計に破棄することなく、法令に則った確実な水質維持と、管理業務の効率化・省力化を同時に実現します。

グラスに入った透明な水を手にして笑顔を見せる女性と女の子の画像。上部には「計る、守る、くらしの明日」というゴールドのキャッチコピーと「ULSONA」のロゴ。緻密な水質管理が市民の安全で豊かな暮らしを支えていることを表現している。

電源不要のオフグリッド運用を実現する、次世代の残留塩素自動排水システム

水道事業体様において、人手不足に伴う現場の巡回・保守業務の効率化は急務となっています。本システムは、商用電源のない場所でも設置可能な「ソーラー駆動」に対応した自動排水・残留塩素測定システムです。

浄水場で最も実績と信頼性のある「ポーラログラフ法」を採用した計測器と、24時間通信可能な「クラウド発信器」をコンパクトな計装盤に一体化。現場に行かなくても、PCやスマートフォンからリアルタイムに水質データや稼働状況を確認できるため、巡回コストと管理工数を大幅に削減します。

また、既存の配水管に対して水を止めることなく施工できる「不断水設置」に対応。断水工事に伴う周辺住民への影響や、施工コスト・手間のハードルをクリアし、スムーズな導入を後押しします。

安定した水質管理を実現する、ULSONA UTYのソーラー・クラウド遠隔監視システム

ソーラーパネルで動き、スマートフォンでいつでも水質を確認できる監視システム「ULSONA UTY」のイラスト。地下の配管の水を止めずに、そのままセンサーを取り付けて計る仕組みが描かれています。
技術・コンポーネント具体的な仕様・先進機能
コアセンシング高精度ポーラログラフ法による残留塩素濃度・流量の連続測定
IoT・通信機能クラウド発信器内蔵/異常時のリアルタイムアラート通知機能
クリーンエネルギー仕様パネル出力:175W / バッテリー容量:100Ah / 無日照対応:約6日間(計測:残塩・水圧・水温)
省電力設計コントローラ消費電力:約15W(計測器・通信機含む極小負荷)
設置寸法・スペース全高:1.8m / 設置・基礎面積:W600mm × D600mm

24時間クラウド遠隔監視と確かな測定技術で、現場巡回業務を劇的に削減

評価項目システム仕様・導入メリット
導入の主目的現場巡回業務の削減、および確実な水質管理の継続
採用測定方式ポーラログラフ法(浄水場で最も実績があり、高い信頼性を確保)
稼働電源ソーラー駆動による完全独立電源(商用電源不要のオフグリッド運用)
施工方法不断水設置(配管内の水を止めずに設置可能、断水工事コストを大幅削減)
監視体制24時間クラウド遠隔監視(PCやスマホからリアルタイムにデータ確認可能)

水圧と残留塩素の相関で異常を「事前予測」。漏水検知の精度を高めるダブルチェック

深刻化する水道インフラの老朽化に対し、水質異常や漏水の早期発見は急務です。「ULSONA」は標準搭載の水圧計を活用し、管網リスクの「事前予測」を実現する水道DXソリューションです。
水圧の低下からタイムラグ(予測リードタイム)を経て残留塩素濃度が低下する相関関係を捉えることで、異常の兆候をいち早く察知。さらに、水圧と残留塩素の両面から異常を判定する「ダブルチェック」を行うことで、誤検知を防ぎ漏水判定の信頼性を飛躍的に向上させます。プロセスの見えない変化を可視化し、現場の無駄な緊急出動を削減。安全・安心な管網運用を低コストでサポートします。

水圧と残留塩素の相関グラフ。時間ラグを利用した低下の事前予測と、漏水検知のダブルチェックを図解。

水圧低下から残留塩素濃度の低下を事前に予測し、漏水検知のダブルチェックにも寄与します。

水道インフラの老朽化対策において、漏水の早期発見は極めて重要ですが、同時に「誤検知による無駄な緊急出動」をいかに減らすかが維持管理の大きな課題となっています。ULSONAはこの課題に対し、水圧と残留塩素濃度の両面から異常を捉える「ダブルチェック」システムで確実なソリューションを提供します。
水圧計が圧力の低下をリアルタイムに検知し、その時間ラグを活用して残留塩素濃度の低下を事前予測します。この2つの指標を掛け合わせて判断することで、単一センサーでは避けられない誤検知リスクを大幅に低減し、漏水判定の信頼性を飛躍的に向上させます。確かな根拠に基づくデータドリブンな管網管理が、自治体様の無駄なコストを削減し、安全で効率的な水道DXをサポートします。

水圧低下のリアルタイム検知と残留塩素低下の事前予測を組み合わせた、ULSONAによる漏水検知のダブルチェックシステム。
製品の強み・アプローチ実現するソリューションと現場のメリット
① 高精度な測定微小な水圧・残留塩素の変化も高精度に検出し、データ化します
② リアルタイム監視連続測定により、管網内の見えない変化を即時に把握可能です
③ 予測による先手対応時間ラグを利用した事前予測で、トラブルに対する適切な初動対応をサポートします
④ 漏水検知の信頼向上水圧と残留塩素の「ダブルチェック」により、誤検知を減らし判定精度を向上させます
⑤ 効率化とコスト削減トラブルの早期発見と先手対応により、過剰な業務負担や運用コストを削減します

浄水場クラスの精度を凝縮したコンパクト筐体

残留塩素濃度計ULSONA 寸法

ULSONAクラウド残塩計の製品写真。H400×W200×D162mmの寸法線が入り、コンパクトながら浄水場と同等の高精度測定が可能なことを示す図解。

カタログ

ULSONA UTY残留塩素濃度計

ULSONA UTY残留塩素濃度計(流量計付)

ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型自動排水装置

クラウド対応ULSONA UTY

クラウド対応/非対応モデルの選択が可能

ULSONA UTYモデルは、クラウド対応型に加えて、クラウド通信機能を外したスタンドアロン型(非クラウドモデル)もご用意しています。

モデル特長通信費
クラウド対応型LTE通信で自動送信・遠隔監視/アラート通知対応月額 約4,000円(2026年3月現在)
非クラウド型通信費不要/ローカル出力(CSV)対応(4-20mA・RS485)通信費なし

【重要】ULSONAクラウド流量計 通信環境に関する設置上のご留意事項

ULSONAクラウド流量計(残留塩素濃度計付)は、安定したデータ通信網として携帯電話回線(LTE-M:ソフトバンク・KDDI)を利用しております。そのため、山間部など電波の到達が困難なロケーションにおいては、遠隔監視システムが正常に稼働しない可能性がございます。
確実な運用を行っていただくため、設置予定地におけるスマートフォンの電波状況を一つの目安としてご確認いただき、通信環境に懸念がある場合は、事前の現地調査等を含め弊社までご相談ください。

メンテナンス

不断水で設置可能なULSONAクラウド残塩計のメンテナンスPR画像です。

安定稼働を支えるシンプルなメンテナンスと、明確な維持管理計画

ULSONAクラウド残塩計の継続的かつ安定した稼働には、定期的な消耗品の交換が不可欠です。本製品の主要なランニングコストは、水質を検知する「電極」と、電極表面を物理的に洗浄する「ビーズ」の交換費用に集約されます。
維持管理に必要な消耗品が明確なため、次年度の予算計画が立てやすく、長期的なインフラ管理においてもコストの透明性を確保できます。

消耗品名交換時期の目安役割と備考
洗浄用ビーズ約3ヶ月〜6ヶ月回転電極式ポーラログラフ法において、測定中に電極表面の汚れを物理的に落とし、測定精度を保ちます。
測定用電極約12ヶ月に1回残留塩素濃度を正確に検知するための心臓部です。経年による感度低下を防ぐため、年1回の定期更新を推奨します。
不断水で設置可能なULSONAクラウド残塩計のお問い合わせ先の画像です。
お問い合わせについて
御見積のご依頼、その他当WEBサイト上でご不明な点や、些細な疑問などございましたら、ご遠慮なく上記の電話番号またはメールアドレスまでお問合せください。当WEBサイトだけではお伝えきれない詳細についても、お気軽にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせ: 平日 月曜AM9時~金曜17時まで
メールでのお問い合わせ: 365日いつでも受付
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
【御見積について】
午前中にいただいた御見積のご依頼につきましては、原則として当日中に回答させていただきます。
午後以降のご依頼につきましては、翌営業日中に回答いたします。
ただし、繁忙期等につきましては、できる限り迅速な回答を心がけておりますが、通常よりお時間をいただく場合がございます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

クラウド対応は、お客様の用途に応じて、ご選択いただけます。

現場の運用体制や予算規模に応じて最適な選択が可能な「ULSONA残塩計」シリーズ。遠隔からのリアルタイム監視を可能にする標準の「クラウドモデル」、水質・水量の一体管理を実現する「流量計付モデル」、そして通信インフラが不要で初期・運用コストを抑えられる「クラウド連携なしモデル」の3種をご用意し、持続可能で確実な水道施設運営を支援します。

製品タイプクラウド連携測定項目データ記録・出力主な特徴・メリット
ULSONAクラウド残塩計あり残留塩素濃度
水圧
クラウドサーバー保存(CSVファイル出力遠隔からリアルタイムで監視できる基本モデル。
ULSONAクラウド流量計付残塩計あり残留塩素濃度
水圧
流量
水温
クラウドサーバー保存(CSVファイル出力水質と水量の一体管理を実現。500mm以上の空間で設置可能。
ULSONA残塩計(クラウド機能なし)なし残留塩素濃度
水圧
流量
水温
変換器内蔵SDカード
(CSVファイル出力)
通信不要な環境に適し、導入コストを抑えられるモデル。

管末の水質を自動最適化。水道DXを推進する「残留塩素濃度計連動型自動排水装置」

次世代自動排水システム「ULSONAUTY」のPR画像。ソーラー駆動・オフグリッド対応で、残留塩素測定と排水の完全自動化・クラウド管理を実現する製品の特徴やスペック、測定モニターが描かれています。

ULSONA UTY残留塩素濃度計連動型
自動排水装置

管末管理のデジタル化を推進。LTE-M通信とクラウド連携による次世代型自動水質最適化システム

管末制御とクラウド連携で残留塩素を自動最適化するULSONA UTYのシステム構成図。

配水管の末端における水質管理を、データ駆動型へと進化させます。「ULSONA UTY」は、管網末端(エッジ)にて残留塩素濃度を高精度に測定し、設定値を下回った際に電磁弁を自律制御して自動排水を行う次世代型デバイスです。通信には広域をカバーするLTE-M回線を採用し、遠隔からのリアルタイム監視、トレンド分析による予兆検知、異常時の即時アラート通知をクラウド上で一元化。不断水設置にも対応し、施工性を確保しながら確実な水道品質の維持と業務効率化を両立します。

千代田工業の残留塩素濃度計連動型自動排水装置「ULSONA」。配水管末端の自動排水による水道DXとコスト削減を図解。

水インフラの安全と効率を両立
地下埋設自動排水システム

地下埋設ボックス内に流量計センサー(Caloriena)、20A電磁弁、手動オーバーライドゲートバルブが配置され、100mm以上のクリアランスが確保されたULSONAUTY自動排水システムの構造図。

残留塩素濃度連動制御×オフグリッド。次世代スマート水質管理ソリューション

「ULSONA UTY」は、水質データをリアルタイムで監視し、設定した残留塩素濃度の閾値に基づき自律的に排水制御を行うスマートデバイスです。オプションのソーラー蓄電池を搭載すれば、商用電源不要の完全オフグリッド運用が可能。さらに流量計を追加することで無駄な排水を削減し、有収率の向上にも貢献します。常設型から可搬型まで、あらゆる現場の要件にフィットするスケーラビリティを備えています。

モデル名特徴電源運用形態
常設型 ULSONA UTY固定ポイントでの継続的な水質監視・自動排水を行う標準モデル。商用電源据え置き
ソーラー蓄電池常設型商用電源不要で自立駆動する、完全自然エネルギー対応モデル。太陽光発電+蓄電池据え置き
可搬型 ULSONA UTY必要な場所へ持ち運んで運用可能な移動式モデル(常設型と同計器)。(モデルによる)移動・ポータブル
千代田工業のULSONA UTY自動排水装置の解説図。残留塩素計の数値(例:0.15mg/Lで排水開始、0.20mg/Lで停止)に連動して自動弁が開閉し、人手不足を解消しながら水質を維持する仕組みが描かれている。
項目詳細・メリット
基本機能残留塩素濃度連動による自動弁の開閉制御(24時間水質維持)
制御例残留塩素濃度 0.15mg/Lで弁OPEN(排水開始) → 0.20mg/L回復で弁CLOSED(停止)
オプション1流量計追加:排水量を記録・管理し、無駄な排水を削減。有収率UP。
オプション2ソーラー蓄電池:商用電源なしでオフグリッド運用が可能。設置場所を選ばない。
解決する課題水質測定・排水作業にかかる人員不足・時間不足の解消。水道法(0.1mg/L以上)の遵守。

水質維持の強靭化と低コスト化を両立。LTE-M×SDカード二重保全を備えた次世代スマートウォーターグリッド

管網運用の最適化とリスク管理の徹底に。「ULSONA UTY」は、広範囲かつ高精度な残留塩素計測(0~2.0mg/L)に基づき、設定閾値を下回った際に自律的に電磁弁を制御して排水を行うシステムです。通信障害時を想定し、LTE-Mクラウド連携だけでなくSDカードによるローカルデータ保存の「二重保全」機能を搭載。配線工事不要で簡単に設置できるため、導入コストを抑えつつ迅速に水質異常や漏水の予兆検知体制を構築できます。確実なデータ駆動型インフラ管理を支える、行政・水道事業者様に最適なソリューションです。

管末制御とクラウド連携で水道DXを実現するULSONA UTYの構成図。残留塩素の自動排水とデータ一元管理を図解。

全国の水道事業体が直面している維持管理の問題

【課題】管末の「滞留水」による維持管理の負担。人手不足の水道事業が抱える現状

過疎化が進む地域の配水管網において、管末(配水管の末端)における水質維持は極めて深刻な課題となっています。水の流れが長期間滞ることで、遊離残留塩素濃度が基準である0.1mg/Lを下回る「滞留水」が発生するリスクが高まるためです。
現状では、安全な水質を保つために水道職員の皆様が定期的に現地へ赴き、手作業でドレン弁を開閉して水を抜くという、多大な労力を要する維持管理が行われています。わたしたちは、この属人的で負担の大きい現場の課題に直面し、持続可能なインフラ管理を実現するための根本的な解決策の必要性を強く認識しました。

過疎化地域の配水管網における管末の滞留水問題。残留塩素低下を防ぐ職員の手作業による多大な維持管理の負担を図解。
現状の課題現場で起きている具体的な問題・リスク
管末の滞留水・水質低下リスク水の流れが滞ることで、遊離残留塩素が0.1mg/Lを下回る恐れがある
維持管理の負担・人手不足職員が定期的に現場へ赴き、手作業でドレン弁を開閉する多大な労力を要する環境
過疎化地域の配水管網人口減少に伴い水の利用が減り、さらに水が滞留しやすい状況が加速している

【解決】ULSONAによる「自動監視×自動排水」。無駄なロス水を抑え、確実な水質管理を実現

管末の滞留水問題による過酷な維持管理に対し、「ULSONA UTY残留塩素濃度計」による根本的な解決策をご提案します。
本機は「残留塩素・水温・水圧」の3項目を24時間体制で同時計測。水質の異常低下を検知した際にのみ電磁弁を連動させ、必要最小限の自動排水を実行します。これにより、職員の皆様が手作業で行っていたドレン弁開閉業務を大幅に削減。同時に、排水のしすぎによる「無駄なロス水」を最小限に抑止します。現場の負担軽減と水道事業の有収率向上を同時に達成する、実用性の高い水道DXソリューションです。

残留塩素・水温・水圧を自動監視し、異常低下時のみ自動排水を実行して無駄なロス水を防ぐULSONA UTY。
搭載機能・アプローチ内容(センシング・制御)現場にもたらすメリット(課題解決)
自動監視(3項目同時計測)残留塩素・水温・水圧の3パラメータを24時間連続で高精度に計測します。職員による現場での定期的な水質確認・巡回業務を削減します。
自動排水(電磁弁連動)計測値の異常低下を検知した時のみ、連動する電磁弁を開き排水を実行します。手作業でのドレン弁開閉の負担をゼロにし、業務効率を改善します。
必要最小限の排水制御基準値まで回復した時点で排水を自動停止するループ制御です。無駄なロス水を最小限に抑え、水道事業の有収率向上に寄与します。

見出し: 24時間自動監視と遠隔管理で水質基準を厳守する、3つの残留塩素濃度連動自動排水システム

「ULSONA UTY」は、残留塩素濃度、水温、水圧、そして正負計測に対応した流量の計4項目を網羅するマルチセンシング排水装置です。計測されたデータはクラウドを介してリアルタイムで管理され、異常時には即座に自律的な最適排水が行われます。さらに、使用時CO2排出ゼロを実現する太陽光発電駆動の「オフグリッドタイプ」や、災害時・臨時配管へ迅速に展開できる「可搬式ポータブルタイプ」など、クリーンかつ高いスケーラビリティを誇る次世代の水質制御ソリューションです。

タイプ給電方式・特徴主な用途・設置最適な場所環境負荷 / メリット
① ソーラー蓄電池
オフグリッドタイプ
太陽光パネル + 内蔵蓄電池
(完全自立駆動)
商用電源の確保が難しい管末・固定ポイントクリーンエネルギー運用
電源工事不要
② 商用電源利用タイプコンセント(電気)給電
残留塩素濃度計と連動
安定した電源供給が可能な常設設備・施設内安定した連続稼働
標準的な常設管理に最適
③ 可搬式タイプ
(ポータブル)
蓄電池駆動(太陽光パネル搭載)
キャスター付き移動型モデル
災害時・緊急時、仮設・臨時配管の水質管理電源不要でどこでも設置可能
使用時CO2排出ゼロ

MC 異径相フランジ Φ100~Φ200 7.5K~20K フランジ厚み:全口径35mm

  • ULSONA LTは、補修弁に設置する場合でも、異径接続が可能です。例えば、φ200の補修弁に対してΦ75のフランジ接続が可能です。詳細な接続可能サイズは下図をご確認ください。また、詳細図面はPDFファイルでダウンロードいただけます。
千代田工業株式会社が提供するMC異径相フランジの製品PR画像です。水道配管における異径接続を可能にする高品質な製品です。多様な口径と圧力に対応し、現場のニーズに柔軟に応えることができます。

製品概要

MC異径相フランジは、異なる口径の配管を接続するために設計されたフランジです。
多様な口径(Φ100~Φ200)と圧力(7.5K~20K)に対応しています。
フランジ厚みは全口径で35mmとなっており、堅牢な構造です。
75mm側にはGFガスケット、M16ボルトナットワッシャーが付属しています。
主な特徴

多様な口径・圧力に対応:
Φ100~Φ200の幅広い口径に対応し、様々な配管サイズに対応できます。
7.5K~20Kの圧力に対応し、様々な使用環境に適応できます。
高品質な材料と構造:
高品質な材料を使用し、耐久性と信頼性に優れています。
全口径で35mmのフランジ厚みを確保し、高い強度を実現しています。
容易な施工:
GFガスケット、M16ボルトナットワッシャーが付属しており、現場での施工が容易です。
幅広い用途:
水道配管のほか、様々な産業分野での配管接続に使用できます。
主な機能

異径配管の接続
配管の口径変換
配管システムの構築・補修
MC異径相フランジ【Φ100~Φ200をΦ75に接続可能な異径相フランジ】
本体:FCD製・内外面粉体塗装(Φ75側植込みボルトナットワッシャー4組付)
仕様:7.5K~20K
※Φ100~Φ200すべてのフランジ厚み:35mm
<75mm側にGFガスケット、M16ボルトナットワッシャーは付属しています。>

図 面

価 格

  • Φ100xΦ75 7.5K ¥110,000- 10K ¥130,000-
  • Φ150xΦ75 7.5K ¥120,000- 10K¥140,000-
  • Φ200xΦ75 7.5K ¥130,000- 10K¥150,000-
  • 納期:受注後約30日、 16K、20Kも御対応致します。御問合せ下さい。

異径フランジ (Φ75×Φ100)

  • FCD製内外面粉体塗装又は内面粉体塗装(外面黒色)
例としまして、Φ75フランジの予定が、現場が「Φ100」だった場合など、基本在庫ありますので、お役立ていただければ幸いです。お問い合わせ先→千代田工業㈱大阪営業所 お電話 06-6358-3541
異形両フランジ短管(両フランジ片落管) Φ75xΦ100x120H Φ75xΦ100x120H
FCD・内外面粉体塗装(標準)
全高=120mm
FCD製鋳物の一体成型で強靭です。
  • FCD・内外面粉体塗装(標準)
  • 全高=120mm
  • FCD製鋳物の一体成型で強靭です。
  • 価格:お問い合わせ下さい。⇒大阪 06-6358-3541
カタログPDF(A4)
図 面 PDF

 

出張計測いたします。

  • 24時間計測で朝/昼/夜のピーク時流量、深夜等の低流量把握に!
  • 既設流量計のチェックに!
  • 計測データはコントローラに内蔵SDカードにてCSVファイル出力!
  • 管種問わず計測可能(塩ビ管/ハイポリ管/鋼管/SUS管/鋳鉄管)!
  • 安定的な計測には「1次側10D」(約2.5D計測実績有)、「2次側5D」が必要です。

御見積・その他の
お問い合わせは TEL 06-6358-3541 まで! 

ULSONA流量計 設置要領

設置前
  • 輸送時の木枠梱包を解体、外観等、目視チェック。
  • コントローラとセンサーのラベル型番をチェック
  • センサー設置の20分~30分前に、コントローラをバッテリーに繋いでおく(可能な場合)。
  • センサーシャフトに挿入位置をマーキング。
設置⼿順
  1. センサー検出端をアタッチメントに収納したまま所定設置場所(フランジ又はサドル)に移動。
    設置位置にセンサーを運ぶ
  2. センサーを設置場所に移動したら、次亜液でセンサー挿入部を消毒。
    ※次亜塩素酸ナトリウム溶液(150ppm濃度)
    センサー消毒
  3. センサー取付前に、「補修弁又はサドル分水栓」=以下、「元弁」という。「元弁」の全閉確認とパッキンがセットされているかを確認後にセンサーを取付。
    ※フランジの場合、M16ボルト=トルクレンチ60Nmで締める。(カチッと音が鳴るまで)
    ※サドル分水栓の場合、ネジを手で固くなるまで回し、最後に専用レンチでしっかり締め込む。
    センサー取付
  4. センサー取付後、(設置作業中の)センサー飛出し防止用バンドを巻く(アタッチメント又はフランジのアイボルトとセンサー上部コネクションボックスハンドルに巻く)。
    センサーにバンドを巻く
  5. 「元弁」を開き、漏水の有無の確認と、封水フランジ(又はコック操作)のボルト(4本)を緩めてエアー抜きを行い、エアー抜きが終われば、封水フランジボルト(4本)を締めて「元弁」を全閉する。
    エアー抜き
  6. センサーアタッチメントに水を充填した状態で、エイジングを約30分行う。
    エイジング
  7. エイジング中にセンサーをコントローラに接続し、センサー異常がないか確認。
    AB緑(エコーチェック)
  8. コントローラに必要情報を入力し、エイジング終了後、静的チューニングを行う。
    チューニング
  9. 「元弁」を全閉状態から全開にし、封水フランジボルト(4本)をシャフトを上下できる程度に緩め、センサーシャフトを徐々に挿入し、予めマーキングしたシャフト位置が封水グランドまで到達したら、水の流れ方向と配管(配管が目視できない場合はフランジボルト位置とハンドルが平行か)とコネクションボックスバンドルが平行になっているか確認し、封水フランジボルト(4本)を締める。
    計測位置にセンサーセット
  10. 計測位置にセンサーが設置できたら、センサー固定金具(シャフト抜出し防止処置)を取り付けて、センサーの設置完了。
    固定金具取付

※試運転の際、専用ケーブルを通線する電線管の口径を出来るだけ余裕のある物に選定頂くことを要指示。(通線管が90度曲がり等あれば、管口径がタイトの場合、通線できない恐れがあります)

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ULSONA流量計 よくある質問(FAQ)

ULSONA流量計 DTのよくある質問(FAQ)の千代田工業(株)のマスコットアニメを使用した画像です。

ULSONA流量計 総合FAQ

1. 基本仕様・製品概要

Q1-1: ULSONA流量計とは何ですか?

A: ULSONA(ウルソナ)流量計は、配管にセンサーを挿入して流体の流速と流量を直接測定する挿入式超音波流量計です。トランジットタイム方式を採用し、管路内の2点間での超音波伝搬時間差を測定して流量を算出します。

Q1-2: 対応可能な配管口径は?

A: Φ75mm~Φ2000mmの配管に対応しています。センサータイプ別では以下の通りです:
DT1:Φ75~Φ300mm
DT2:Φ350~Φ450mm
DT3:Φ500~Φ2000mm

Q1-3: 測定精度はどの程度ですか?

A: 流量精度±0.5%RD(流速0.5m/sec以上)という業界最高レベルの精度を実現しています。流速分解能は0.003m/sec**まで対応可能です。

Q1-4: どのような流体を測定できますか?

A: 水、超純水、工業用水が測定可能です。主に水道事業や工業用水の管理に使用されています。

Q1-5: 測定可能な流速範囲は?

A: 0.000~±20.000 m/secの範囲で測定可能です。超微小流量から高速域まで幅広く対応しています。


2. 設置・取付方法

Q2-1: どのような設置方法がありますか?

A: 以下の3つの設置方法から選択できます:

Φ50サドル付分水栓(ねじ込みタイプ)
Φ75/Φ100フランジ(補修弁・ボルト締め)
65A町野口金(ボール式消火栓)

Q2-2: 断水工事は必要ですか?

A: 不要です。ULSONA流量計は不断水での設置が可能なため、水の供給を継続しながら設置作業を行えます。これにより、工事費用の大幅削減と工期短縮を実現できます。

Q2-3: 既存の設備に設置できますか?

A: はい。既存のボール弁、補修弁、消火栓などに設置可能です。バイパス管の設置も必要ありません。

Q2-4: 設置後の調整・校正は必要ですか?

A: 設置後の調整・校正は全て自動化されており、ユーザーはボタンひとつで操作可能です。エコーグラフでリアルタイムの計測状況を確認し、最適な設置位置を決定できます。

Q2-5: 埋設ボックスのサイズ要件は?

A: 丸型では内径Φ600mm、角型では350mm×450mmのボックスに対応した実績があります。浅埋設対応により、土被り600mmでの設置も可能です。

Q2-6: 消火栓に設置する際の注意点は?

A: 以下の消火栓にのみ設置可能です:

設置可能: ボール式消火栓(JWWA B 135タイプ)
設置不可: ケレップタイプの消火栓(JWWA B 103、JWWA B 103準拠タイプ)
センサーロッドは曲がらない構造のため、ケレップ式消火栓では計測できません。


3. 技術仕様・性能

Q3-1: 防水性能はどの程度ですか?

A: センサー部はIP68、コントローラはIP65の防水性能を備えています。

Q3-2: 動作温度範囲は?

A: センサー:0~55℃、**コントローラ:-5~50℃**で動作可能です。

Q3-3: 耐水圧性能は?

A: 標準仕様で1MPa(約10K)まで対応しています。

Q3-4: 電源仕様は?

A: DC24V(DC9-26V)で動作し、消費電力は約10W以下です。電池稼働も可能です。

Q3-5: 温度測定は可能ですか?

A: はい。±1℃の精度で水温を常時監視できます。

Q3-6: バックアップ機能はありますか?

A: DT2またはDT3の場合、センサーに異常が発生しても、残りのセンサーで計測を継続できるバックアップ機能を備えています。


4. データ管理・通信機能

Q4-1: どのような出力機能がありますか?

A: 以下の出力機能を備えています:

アナログ出力: 流量(4-20mA)、温度(DC 1-5V)
パルス出力: 正方向・負方向流量パルス、エラー出力
データ保存: microSDカード(CSV形式)
通信: RS485(Modbus RTU)

Q4-2: データのサンプリング間隔は?

A: 最短6秒毎でのデータ収集が可能です。

Q4-3: 表示装置の仕様は?

A: 7インチカラー液晶タッチパネルを搭載しており、直感的な操作が可能です。瞬間流量、瞬間流速、積算流量などを表示できます。

Q4-4: 遠隔監視は可能ですか?

A: はい。クラウド遠隔監視システムにより、スマートフォン、タブレット、PCからリアルタイムでデータを確認できます。


5. クラウド遠隔監視システム

Q5-1: クラウドシステムの主な機能は?

A: 以下の機能を提供します:

リアルタイム監視(瞬時流量、流速、積算流量、水温)
データの長期保存とCSVダウンロード
GPS機能による地図上での位置確認
アラート機能(設定値超過時の通知)
複数台同時接続
最短1分間隔でのデータ収集

Q5-2: 通信方式は?

A: 携帯キャリア回線(ソフトバンクまたはKDDI)を利用します。場所や配線の制約がありません。

Q5-3: 埋設ボックスでの通信に問題はありますか?

A: 鉄製の蓋で覆われた埋設ボックスでは通信が困難な場合があります。この場合、コントローラとクラウド受発信器を地面より高い位置に設置することを推奨します。

Q5-4: 発信機のアンテナ表示について教えてください。

A: アンテナ表示は3段階あり、安定した通信にはアンテナ2本以上の場所での設置を推奨します。


6. LoRa無線通信システム

Q6-1: LoRa無線システムとは?

A: LPWA技術を採用した低コスト無線通信システムです。特定小電力無線帯域を利用するため、無線局免許不要で独自ネットワークを構築できます。

Q6-2: LoRaのメリットは?

A: 以下のメリットがあります:
通信費ほぼゼロ(月額費用なし)
長距離通信(数km~数十km、1500mで安定通信実証済み
省電力(バッテリー寿命が長い)
設置が簡単(インフラ工事不要)


7. 漏水対策・検知機能

Q7-1: 漏水検知はどのように行いますか?

A: 流量と水圧のダブルチェックにより、確実な漏水検知を行います。超低流速(0.003m/sec)まで検知可能で、従来の流量計では捉えられなかった微小漏水も見逃しません

Q7-2: 夜間監視の重要性は?

A: 水使用量が少ない夜間に計測することで、通常の水使用と漏水による流量を明確に区別できます。24時間365日のリアルタイム監視により、異常を即座に把握できます。

Q7-3: ダブルチェックのメリットは?

A: 以下のメリットがあります:
単なるセンサー誤作動と実際の漏水を明確に区別
検知の信頼性を格段に向上
誤警報を大幅に減少

Q7-4: 漏水対策で期待される効果は?

A: 以下の効果が期待されます:
漏水箇所の早期・確実な特定
水道料金の大幅削減
維持管理の効率化
データ活用による予測管理
24時間監視による安心感向上
水資源保全と環境貢献


8. 残留塩素濃度計測機能

Q8-1: 残留塩素濃度の計測は可能ですか?

A: はい。オプションで残塩濃度計測(東亜DKK製)との連携により、1か所で流量・水圧・水温・残留塩素濃度の多角的計測が可能です。

Q8-2: 残留塩素計測のメリットは?

A: 以下のメリットがあります:

水質基準(0.1mg/L以上)の継続監視
追塩タイミングの最適化
微生物再増殖リスクの予防
注入制御の効率化
データに基づく予算確保の根拠提供

Q8-3: 計測データはどのように活用できますか?

A: グラフ化されたデータにより、残留塩素濃度の変動傾向を把握し、リスクマネジメントの強化、効率的な予算確保、安定した安全な水供給体制の維持に活用できます。


9. 設置工事・費用

Q9-1: 設置に必要な付帯設備は?

A: 電源がない場合、以下が必要です:
変換器用収納盤
引き込み開閉器盤
積算価格目安:約1,600,000円(令和6年12月現在、電気工事別)

Q9-2: 商用電源について教えてください。

A: 一般的に100Vまたは200Vから引き込みます。ULSONA流量計はDC24V(DC9-26V)の直流電源が必要です。

Q9-3: 避雷器は必要ですか?
A: コントローラには内蔵アレスタが組み込まれており、通常の雷からは保護されます。ただし、さらにリスクを軽減したい場合は外付け避雷器の設置をお勧めします。


10. 空気弁付流量計

Q10-1: 空気弁付流量計とは?

A: ULSONA流量計に空気弁機能を付加したものです。配管内の気泡を効率的に除去し、計測精度を向上させます。

Q10-2: なぜ空気弁が必要ですか?

A: 管内の空気溜まりは以下の問題を引き起こす可能性があります:
流量計の計測誤差
通水断面の減少
流れの乱れ
ポンプ負荷の増大
空気弁により満水状態を保つことで正確な計測が可能になります。


11. 国産品質・サポート

Q11-1: 国産であることのメリットは?

A: 以下のメリットがあります:

品質の安定性
迅速な修理対応と技術サポート
地理的近さによる迅速な対応
時間節約とビジネス継続性のサポート

Q11-2: 国際実績はありますか?

A: JICA・JETROを通じて世界展開を進めており、トルコ・イスタンブール市浄水場、シンガポール公共施設などで採用実績があります。

Q11-3: アフターサービス体制は?

A: 国産の強みを活かし、以下のサポートを提供:

迅速な故障対応
質の高い技術サポート
継続的な技術革新
お客様のニーズに応える製品づくり


12. お問い合わせ・見積もり

Q12-1: 問い合わせ方法は?

A: 以下の方法でお問い合わせいただけます:
電話: 06-6358-3541(平日9:00-17:00)
メール: 365日24時間受付

Q12-2: 見積もり回答時間は?

A: 以下を目安としています:

午前中の依頼: 当日中に回答
午後以降の依頼: 翌営業日中に回答
繁忙期は通常より時間をいただく場合があります。

Q12-3: カタログのダウンロードは可能ですか?

A: はい。ULSONA流量計カタログ、ULSONAクラウドカタログ、補修弁図面などをPDFファイルでダウンロードできます。


13. その他

Q13-1: ポータブルタイプはありますか?

A: はい。ポータブルタイプのULSONA流量計もご用意しています。一時的な計測や移動計測に適しています。

Q13-2: 双口空気弁への設置は可能ですか?

A: はい。双口空気弁等にも設置可能です。詳細はお問い合わせください。

Q13-3: UTYタイプとは何ですか?

A: ULSONA UTY残塩計付流量計で、流量計測と残留塩素濃度計測を同時に行える製品です。
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お問い合わせ先 千代田工業株式会社
電話:06-6358-3541(平日 月曜9時~金曜17時) メール:365日受付対応
※午前中のお見積り依頼は当日中、午後以降は翌営業日中に回答いたします。